今年も年に1度の健康診断の日が来た。事務部門は昨日だったのだが、出張だったので現場部門の今日にずらしてもらった。<o:p></o:p>
絶食指定なので朝からコーヒーも飲めず、うがいして口の中をすっきりしただけで出勤。天気が良すぎて暑いほどだったので、駅から会社まではバスにした。汗かいて水が欲しくなったら困ると思ったのだ。<o:p></o:p>
出勤すると待ちかねたようにグループ長がにこにこしてやってきた。また何かあるな、と思ったら講習会を3件ほど請け負ってくれないか、という。相手は電力会社・JR・電力関連会社の3社で社内教育の一環として当社の製品技術と電力系統技術の研修指導だ。電力会社の研修指導はお得意様なのでサービスでやっていたがJRは初めてだ。団塊の世代の退職で指導者がいなくなったのかもしれない。私の業務が若手への技術指導と技術継承なので、仕方ないなぁと引き受けることに。来週2件と月末1件だ。<o:p></o:p>
10時になったので健診会場に赴いたら、ずらりと並んで待っている。これは長くなりそうだ、と思って後で来ることにした。<o:p></o:p>
11時少し前、これ以上遅くなれば昼食時間に入り込むので受付へ。最初がX線、続いて胃透視の順だった。胃透視は昨年まではガウンに着換えての撮影だったが、今年はズボンだ。なるほど、撮影台がくるくると回転して体が逆立ち状態になることもあるので、ガウンではもろみえ状態になるだろう。もちろん撮影官は不謹慎ではないとは思うが。 それにしてもバリウムを飲んで命じられたとおりに右に左に、上や下に体を傾けるのは疲れる。さかさまの時はずり落ちないように耐えるのが精いっぱいで、終わった時はもうぐったりしてしまった。<o:p></o:p>
今年からは眼底検査も追加された。暗視幕に覆われたカメラの中で赤いマークを見つめてくださいと言われ、見ているといきなり目もくらむような超新星の爆発だ。実際に目がくらんでしまった。落ち着いてから左目の写真を撮るので他の検査を先にしてからまた来てくださいといわれて気付いたが、今のは右目だったのだ。<o:p></o:p>
k○r○さんには申し訳ないが、私は血管が太い。静脈など浮き出ている。それでも採血の注射は痛い。神経は繊細なのだ。今日の吸血女婦はふっくらした女性でマザコンの私向けであり、そのためか痛くもなくすぐに終わってしまった。何となく残念な気もした。(帰宅後、妻から聞いた話だが、奏汰君もBCGの接種で大泣きしたらしい。注射は嫌なものです)<o:p></o:p>
全部終わったのが11時40分。1時間弱かかったことになる。これもまた初めてのことであるが、おにぎりとお茶が出た。朝ごはんを食べていないので、どうぞ、ということらしい。だが、昼食まであとわずか、おにぎりはおやつに回すことにした。<o:p></o:p>
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