白黒ばかりで恐縮です。続いては303sq。当時ちょうどF-15Jへの機種更新を進めている段階で、F-4EJとF-15J/DJ両方見ることができた貴重な時期だ。
でF-4Eだが、まずはノーマルの#313から。手前の半円は隊員のヘルメット。撮影ポイントは今は無いかもしれない。タキシングが間近に見える場所だった。
次は、タービンラインの後ろに、子ドラゴンをマーキングした珍しい#351
最後は、シャークマウスの#401
使用したフィルムはEKのテクニカルパンという、複写用の超硬調ネガで、ISO25をISO100で撮影し、無理やりテクニドールで増感現像したものだ。たしか現像時間は30分くらいか?粒状性は群を抜いており、その微粒子にあこがれて使用した。ただ階調が硬く、プリントしづらかった記憶がある。
繰り返すが、ファントムⅡは、ガルグレーとホワイトのスキームに、大きな日の丸が一番しっくりくる。今の制空迷彩も良いが、ファントムはガルグレーだ。と思う。
小松飛行場。いまだ小松空港に降り立ったことはないが、一度だけ小松基地の外周には行ったことがある。まだ学生の頃、神奈川から山を越え遥か小松まで遠征したのだ。中古だが初めて購入した車を乗り回していた勢いで小松遠征してしまった。お金が無かったので当然全て下道、車中泊。それでも小松のドラゴンとイーグルを見たい一身でひたすら走った。
で、出会えたのが下記の写真たち。白黒写真ばっかりだったのが惜しいが、あの頃の興奮が甦る。
時は1987年。303sqがF-15に機種更新している最中で、F-4とF-15混在していた時期である。また306sqにはEJ改が導入される直前で、ノーマルEJで旧塗装の時代だ。
まずは306sqゴールデンイーグルから。部隊長機かどうかは知らぬが、部隊番号と同じ#306号機。前年の戦競塗装を残しているのか。返す返すカラーでないのが惜しい。
続いて、F-4EJ最終号機の#440
そして、これも戦競塗装を残す#338
ノータンクで、控えめにインテイクベーンにワンポイントの#395
全て改ではないオリジナルのF-4EJだ。今はすでにイーグルに機種更新しており、なつかしのファントムだ。
熊本電鉄の青ガエルが引退との噂を聞き、またTVで、道路を走る電車を見て、熊本電鉄を再び訪れることとした。
まずは、道路を走る電車から。
熊本電鉄は路面電車もあるが、普通の電車(元都営地下鉄の車両?)が道路を走る。歩行者は普通に線路上を歩いていく。走ろうと思えば自動車も走れる。というか車庫入れに線路を横断している。恐るべし熊本電鉄。
街の商店前を通過していく。ここでは当たり前の風景なのだろうが、驚きだ。
続いて青ガエル。こいつは2両いるようで、もともとは2両編成だったものを1両づつにバラして反対側にも運転台をつけているそうだ。おおっと、ホームに自転車が!これも熊本電鉄のサービスで、自転車ごと乗ってOK!!すごすぎ。
気がついたであろうか、ここ北熊本駅、全ての電柱が木製である。
下は電柱の林をくぐり走る青ガエル。
聞くところによると、熊本電鉄は相当期間赤字だそうで、設備投資もままならないのであろう。しかしそこを逆手にとって、古さを売りにしたら良い。全国の鉄道ファンが押し寄せて、盛り上がるようなイベントを行えばと思う。そして少しでも青ガエルが長生きすることを願う。
この写真を撮っていたら、後ろで「あ~写真撮ってるう」って子供の声が・・・
子供にも人気の青ガエルくん。
私は「鉄」ではないが、「撮り鉄」の気持ちが少し分かったような気がする。
ちまたでは映画で「東京五輪でのブルーの雄姿」が登場したという。そして正月帰った自宅の押入れの奥で、昔のネガを発見。見たことが無いと思っていたANAのトライスターが写っていたり、タイムスリップしてしまう。うーん猛烈にスキャナーがほしくなってきた。
HDD増強し、スキャナを導入し、ネガ電子化計画を発動させるかな。
と、過去振り返りというか、昔を懐かしんだついでに、手持ちのデジタルデータから、JASDFのF-4EJKをご紹介。ご丁寧に「改参上」と、どこぞの壁の悪戯書きのようなスペシャルマークが。1989より306sqに配備が始まった改だが、左側のゴールデンイーグル含め1990戦競塗装ではなかっただろうか。やっぱりJASDFのF-4はこのガルグレー塗装が一番似合うと思う。
ちなみに撮影は、1991年のNAF ATSUGI。この年は、こんな大物も飛来していたんだ。すっかり忘れているなあ。今こんなのが降りてきたら、大騒ぎだろうな。あの三沢だってフライパスだけだし。デカ!
B52を見て分かるとおり、この頃はヨーロピアンワンスキームの全盛期。
A-10やAV-8もご覧の通り、真っ黒。曇天だと更につらい。
初めての飛行機以外のネタをひとつ。
熊本には、熊本電鉄という私鉄が走っており、全ての車両が中古で構成されています。
その中に、ものすごすぎる過去を持った車両が1両。
時は1945年広島。8月6日に投下された原爆は広島上空で炸裂。多数の死者と甚大な被害をもたらし、終戦を決定付けた。というのは皆さん歴史で習ったかと思いますが、当日定期点検だか修理のため、下関に行っており、難を逃れた車両があったそうです。その車両が今熊本電鉄におります。
現役は引退したものの、構内の入れ替え等で、たまに動くそうです。
モハ71と言うらしいです(他のサイト情報)
いやあ、このレトロ感、鉄道マニアではなくとも、ぐっと来ますな。
そして、今渋谷駅前に保存?されている 青ガエルこと東急5100形(というらしい)が現役で走っております。写真は昨年の春撮ったものですが、どうもH24春に引退するらしいので、