勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

後発白内障

2009-03-28 23:35:35 | Weblog
 ほころびかけた桜の花も戸惑うほどの真冬のような冷たい風の中、眠い眼を見開きながら、旅行気分で出かけた退院後2度目の佐伯眼科の外来診察は、後発白内障という診断。
右眼に比べて、左眼の微かなかすみ具合があったものの、快復の過程と思っていた。
 後発白内障は、水晶体の袋に術後に濁りが生ずることが原因で発生するという。
この症状は、顕微鏡的には白内障手術を受けた人全員に見られ、何割かの人は術後数週間から数年で、視力に影響が出るほどに進行するらしい。
名医でもこれは防げないようだ。

 「レーザーで濁りを飛ばせば、またよく見えるようになります」という院長の言葉で、待つこと数分、機器の前に座って両眼の濁りを取り除いた。
治療時間も僅かで痛みもなく、帰途につく時は、濁りが消えた眼と、瞳孔を開く目薬のため、花の向こうの小田原の街が眩しかった。

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