小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

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今、通っているテニススクールの経営。の考察2

2013-03-18 21:24:45 | 武道・スポーツ
今、通っているテニススクールの正社員のコーチに、スクール生が何人いるか聞いてみた。大人は約500人で、ジュニアは約100人である。らしい。その多さに驚いた。私は、大人は150人で、ジュニアは20人だと思っていた。なので、その数で計算しなおしてみよう。ちなみに、アウトドアの貸コートは二面だった。平成10年に、インドアの建物をたてて、土地を買ってテニススクールを始めたのは、もっと昔だが、昭和ではなく平成になってから、ということである。まず、土地と建物の支払いは、とっくに済んでいるだろろう。


今、通っているテニススクールは、インドアでコートは二つ。その隣にアウトドアのテニスコートが二つある。アウトドアの二つのコートは、二時間で、四千円くらいで、もっぱらレンタルコートとして使っている。だいたい、いつも、どこかのテニス好きな仲間が使っている。スクール生のレッスンのコートは、インドアで二面しかない。朝9時20分から、夜10時30分までレッスンしている。レッスンは一日、14回あり、ワンレッスンは80分である。それを、月~日まで休みなくやっているから、単純計算すると、週14×7=98となる。が、実際には、97レッスンである。コーチは、社長を含め、8人である。7人が正社員ということになる。あと、アルバイトのコーチが4人いるが、それぞれ週4回のレッスンである。
ここのテニススクールを作ったのは、社長のT氏である。よっぽどテニスが好きなのだろう。よくまあ厭きないものだ。正社員のコーチ8人は、週平均、10レッスンしている。ので週13時間労働ということになる。正社員であるコーチは、結婚している人もいるし、車も持っている。スクールの隣に、コーチ用のアパートがある。女のコーチが二人いるが、一人は、結婚してて、テニスが好きで、パート感覚でしている。もう一人の女のコーチは、独身だが、車も持ってて、他にアルバイトや仕事は、していない。よう見受けられる。スクールの隣に、コーチ用のアパートがある。
さて。スクールの支出であるが。土地とインドアの建物は、もうずっと以前に購入して、おそらくローンでの支払いは、終わっているよう見受けられる。スクールの支出は。コーチに支払う給料。受け付け二人のパート料。光熱費。アルバイトのコーチの給与。などだが、コーチに支払う給料が一番、大きいだろう。
次にスクールの収入を考える。
スクール生は、週4回のレッスンで、月1万4千円くらいである。なので、ワンレッスン、三千円少しなので、他のスクールと比べると、少し高いだろう。それを一年、12ヶ月支払う。スクール生は、約500人である。
すると14000×12×500=8400万円となる。これが収入のベースと見ていいと思う。しかし、それ以外にも、月4回のレッスンでは、飽き足りない人の方が多い。なので、回数券というものがあり、1万4千円で、10回、レッスンを受けれる。あるいは、定期券といって1万4千円で、月、何回でも受講できる。たいていの人は回数券か定期券を購入している。
回数券を使う人は50人と仮定して、その人たちは年間4回くらい、回数券を買う、と仮定すると、50×4×14000=280万円の収入となる。
定期券の人は、30人いると仮定すると、30×14000×12=500万円となる。
これでスクール生の収入は、8400万円+280万円+500万円=9180万円が、スクール生からの収入となる。
それ以外では、レンタルコートでは、二時間、4000円で、一日、三回、使う人達がいて、それで年間、100回使われていると仮定する。すると、4000×3×100=120万円の収入となる。
それ以外では、ラケット、シューズ、ウェアの販売と、ガットの張り替え、があり、これは、年間、どのくらいの収入なのかは、わからないが、それほど儲けているとは思えず、年間100万円と仮定する。
さらに、ジュニアクラスが毎日、1回あり、これは、月一万円で、受講生は約100人いるから、100×10000×12=1200万円の収入となる。
すると、9180万円+120万円+100万円+1200万円=1億600万円が、スクールの収入となる。
受け付けのアルバイトの給与は、月10万と見て、二人いるから、2×10×12=240万円の支出となる。
さらに、アルバイトのコーチ四人が、週4回レッスンしているから、月では16回やっているから、アルバイトのコーチの給与は2000円と考えて、4×16×2000×12=153万6千円の支出となる。
なので、1億600万円-240万円-150万円=1億210万円が、テニススクールの収入と考えられる。
これから事業税が引かれて、1億円がテニススクールの収入になると考えられる。
これを、社長を含む8人のコーチが山分けしていると考えると、1億円/8=1250万円が、コーチの年収ということになる。

週13時間の労働で年収1250万円とは。医者より儲けている。ということになる。ここのテニスコーチは高額所得者である。実際、ネットで調べてみても、テニスコーチの収入は300万円~1000万円以上、と書いてあり、サラリーマンや、中小企業の社長や社員より、はるかにいい収入である。しかし、コーチは、儲け主義しか頭にない傲慢でバカばかりで、人間的魅力のあるヤツなど一人もいない。

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