7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1551
ナイス数:583
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上の感想
超絶おもしろい!太陽のエネルギーを糧とし星間移動を行いつつ増殖する謎の生命体アストロファージ。太陽の出力が減少し、氷河期まっしぐらの危機に立ち向かう人類の英知!そして未知との遭遇、迫りくる興奮!いや~、設定がすばらしい。グレース博士とストラットのキャラもいい。「三体」より好き。
読了日:07月30日 著者:アンディ・ウィアー
良心をもたない人たち (草思社文庫)の感想
この本を読んで「ガスライティング」の出典がイングリッド・バーグマンの「ガス燈」だったことを知る。サイコパスについての特徴、見抜き方と対処の方法にまで言及し、久々に付箋を貼りながら読んでしまった。「他人との勝ち負けに異常にこだわる」「人の同情心に訴える」とか「外面はいい人」と書いてあって思い浮かぶ顔がチラホラ。遺伝子の問題というよりはグループダイナミクスの関係で必ず一定数は存在するので関わり合いにならないのが一番ですね。「自分が幸福になることがサイコパスに対して最高の報復となる」って、いいこと言うなぁ。
「良心とは、愛にもとづく義務感であり、その感情を欠いているのがサイコパスなのだ。」(文庫版のためのあとがきより)
読了日:07月21日 著者:マーサ スタウト
余命一年、男をかうの感想
面白かった!最初のイメージは「ソロ活女子のススメ」の江口のりこだったけど、読み進めるうちにどんどん愛おしくなってきた。何事にも器用で堅実で達観しているようだけど、実は脆くて弱い。その弱さを隠すために頑なに殻に籠って40歳独身。それが余命一年を宣告され死を受け入れたところに人間の内面性を評価するイケメン登場。心血注いで節約して築いた全財産を晒してプロポーズって、どんだけ好きになっちゃったんだよ。ところどころ80年代のフランス映画を思い出しながら読んでました。ミシン目2目盛までは短い。せめて4目盛。
読了日:07月08日 著者:吉川 トリコ
面白いほどよくわかる! 犯罪心理学の感想
(Audible版に書いちゃったので再登録)「面白いほどよくわかる!」シリーズ。参考書みたいで想像してたのとちょっと違った。50年以上生きているとこの本に書かれている犯罪はだいたい知っている内容が多いけれど、これ全部覚えて大学のテストで出されたら大変だな。(著者は目白大学の教授)「いじめ」とか「ひきこもり」の項はわかりやすく、義務教育を受けている子供たちにも有用だと思いました。
読了日:07月08日 著者:
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)の感想
出版当時本屋さんに並んでましたねー。表紙があざとくて敬遠した記憶があります。抱腹絶倒とあるけれど声をあげて笑ったのは一か所しかなかった。リアル・アフリカはツライことばっかりで大変だったと思う。けど、そこを楽しめてしまう鈍感力、世界のどこでも生きていけそうな人並外れたバイタリティとポジティブ・シンキングが超一流な人でした。ググッたらJIRCASの主任研究員になってましたね。人口に膾炙したアカデミックな実績はまだないけれど将来はアフリカの星となるべく蝗害対策に邁進していただきたい。尊敬しています。表紙以外は。
最近の研究課題だそうです。→群生相化したサバクトビバッタの過酷な砂漠に対する適応戦略の解明(研究期間 (年度)2021 – 2023)https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000070600112/
読了日:07月04日 著者:前野ウルド浩太郎
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