’ちゃんg’ の ’ぶろg’

読書メーターの記事は娘へのメッセージです。将来、同じ本を読んでくれたら嬉しいです。

10月の読書メーター

2020-11-04 | Weblog

10月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1495
ナイス数:125

活版印刷三日月堂 海からの手紙: 海からの手紙 (ポプラ文庫)活版印刷三日月堂 海からの手紙: 海からの手紙 (ポプラ文庫)感想
前巻の結婚式の招待状つながりで「ちょうちょうの朗読会」。朗読していた小学校の先生の教え子がそのプログラムを見て、生後3日で死んでしまった姉の名刺を活版印刷で作ろうとする「あわゆき」。その名刺を受け取った親戚の叔母が銅版画で貝殻の豆本を作る「海からの手紙」。その豆本を手に取り、運命に導かれるように亡き父の遺稿を発見する「我らの西部劇」。すべての物語が細くつながり川越の印象が少しづつ鮮明になってくる。人を見る目がとても優しいですね。
読了日:10月25日 著者:ほしお さなえ


東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて (光文社文庫)東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて (光文社文庫)感想
「念のための酢豚」全然好きじゃないのに、なぜか胸が痛くなるの・・・(遠い目)「マイ・ファースト鱚」ちょっとトリッキーでよく分らんかった。BLっすか?「明日のためのおにぎり」柿本さんと由佳さんとの出会い。柿本さんのやさぐれ感と義理堅さにシミジミします。「親子丼に愛をこめて」ちょっと泣ける。年とると涙腺が緩くなっちゃってねぇ。。。
読了日:10月17日 著者:成田 名璃子


シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 (講談社文庫)感想
平日だってのに夜中の2時までかかって読んでしまった。いやぁ~、止められなかった。1作目も面白かったけど、別物?と思えるほど良くなってた。犯行現場まで辿り着くミラクルは法医昆虫学マターなので許容範囲。赤堀准教授がちょっとウザキャラに変わったのも好印象。脇を固めるサブキャラもいいし、何よりストーリーの展開がスムースで最後まで明かされなかった被害者の殺害理由と犯行動機が納得で感情移入しまくり。これは3作目も楽しみになってきた。
読了日:10月13日 著者:川瀬 七緒


豊田章男豊田章男感想
社長就任当時、奥田、張、渡辺ときて「大丈夫かな?」と思った記憶がある。その後、リコール問題でアメリカ議会の公聴会に呼ばれ、孤立無援の状態でトヨタ存亡の危機を乗り切りカリスマとなった。創業家三代目としての苦悩、日本経済の要としての重責や著名人との交流など凡人には与り知らぬ世界の内幕が垣間見える。反面「軽やか・柔軟」というか一種の「軽さ」も内在しており、この人の評価は今からあと10年経ないと定まらないであろうな、とも思う。モリゾウの1ファンとして、今後の活躍に期待するし事故だけは起こさないで欲しいと切に願う。
読了日:10月09日 著者:片山 修

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