’ちゃんg’ の ’ぶろg’

子供も成長したので、これからは趣味のバイクブログとして再出発します。

6月の読書メーター

2019-07-02 | Weblog
読んだ本の数:9
読んだページ数:2897
ナイス数:229

久しぶりに「おおっ!」ってなった(素直な性格なのでw)今回は佐竹シリーズ「罪をまっとうに裁かせる」の真骨頂ですな。被害者の絶望が動機に発展するまでの過程では感情移入しまくりだったし、最後に出てきた「最後の証人」の証言では読んでる方が救われるという極上のミステリーだった。この際、51歳の建設会社社長で県の公安委員長で陶芸教室を主宰をしていて女好き、というミラクルなプロフィールは些末なことだったとしておこう。(誰か編集会議で指摘しなかったのか?)
読了日:06月29日 著者:柚月 裕子

乾いた感じがする。「1967年」春、コロンビア大学生の20歳のアダムはパトロンとの邂逅による思いがけない幸運、そしてある事件に遭遇する。夏、背徳と甘美の34日間。秋、マルゴの影を追い求めてパリへ。ボルンとの再会と青臭い復讐心の発露。物語の終わりにはセシルの日記により70歳を超えたボルンの終末が描写される。最初はスノッブな文章の引用に鼻白んで(10代のころはこれがブンガクだと思っていたフシがある)たが、フィクションとも全て夢の中のできごととも思えそうな独特の世界観に引き込まれていった。翻訳の妙なることよ。
読了日:06月29日 著者:ポール オースター

読み終えて「文豪」という言葉が頭に浮かんだ。三浦しをんというスタイルを確立し、しかもそれが変幻自在。「走れ、便利屋」の緊迫した展開にはゾクゾクした。多田と行天のキャラクターも深い。行天は「暴力天使」でいいかもしれないが、一見常識人で頼りになりそうな多田は、平凡と思われた人格の裏に矮小で脆弱なもう一つの人格が存在する。行天に触発され、もう一人の多田が更生する物語でもある。まるで最初の一行から最後の一行までで一つのメッセージのようだった。ちょっとホメすぎた。それにしても瑛太と松田龍平はベストキャストですよね。
読了日:06月22日 著者:三浦 しをん

バードドッグとは、行方不明者の捜索人のこと。組長の跡目争いに絡んで行方不明となった暴力団幹部の捜索を依頼された八能。容疑者が絞られてくる中、それぞれの思惑が交差し事件は複雑な様相を呈してくる、なんちゃって。良く練られたストーリーで、最後に明かされる犯人の動機にも行方不明となった幹部の選択にも深い共感を覚える。ハードボイルドな展開ながら、合間に挟まれるコミカルな場面や八能の栞ちゃんへのこぼれそうな愛情が暗澹たる気持ちを軽くしてくれる。次回作も楽しみです。
読了日:06月22日 著者:木内 一裕

三島由紀夫は日記に、「尾籠な話で恐縮だが」と書いた・・という書き出しで始まるや否や「好きだー!」とのたまい、BL、オヤジにウン○ネタと腐女子全開であった。嫌いではない。「確たるオチがない。それこそが、やるせなくも愛おしき日常における真実の一面を突いているのであるなと、深く得心したのであった。」いいわー、こんだけ言葉を自由に操れたら楽しいだろうな。羨ましい限りでござるよ。娘にも読ませよう。「こんな夢を見た」はほとんど飛ばし読みだったけど、猫の話はよかったな。
読了日:06月12日 著者:三浦 しをん

一個450円のお弁当を朝9時から10時半まで注文を受け付けて12時までに6万食を5000ヵ所の契約先に届ける、しかも廃棄率は驚異の0.1%、と神業とも思えるビジネスモデルも種明かしをすれば地道な努力の積み重ねでした。三方よし、原価率とお米へのこだわり、人材の登用方法、過去の食中毒事件と、会社の理念と歴史を余すことなく披露しています。ときたま「ん?」と思う数字とか自慢話が顔をのぞかせますが、中小企業の社長さんが板についてて親しみが持てますね。2007年以降、食数の伸びが鈍化しているようなのが気になりました。
読了日:06月09日 著者:菅原 勇一郎

レストランや旅館の格付けを生業として、投資家からの依頼により覆面調査員が食品偽装や企業の内紛を白日の下に晒す。思ってたのとちょっと違った。星をつけるならちゃんと星で評価してほしいし、勧善懲悪ものならちゃんと悪者を懲らしめてほしい。流れ星ってのはなぁ・・・
読了日:06月08日 著者:原 宏一

ノリのいい一人ツッコミは健在でした。だけど、全体的に状況説明が冗長でテンポがいいとは言えなかった。火車先輩とはあのままお別れしておいた方がよかったのではなかろうか?なんてね。今後の展開に期待します。
読了日:06月07日 著者:竹林 七草

東京大学の大学院を舞台とした、愛なき植物の世界を愛しすぎる生物科学専攻の人々の物語。学究の徒が魅せられた学問の世界、実験の醍醐味、発見した時の無常の喜びから地へと堕ちる感覚、、フィクションとは思えないほどの臨場感で科学者の生態を描き出す。DNAを増幅させるPCRと電気泳動の実験は読んでて超楽しかった。これだけ真摯に実験に向き合っている人たちからすると実験ノートが5冊しかなかったSTAP細胞なんかホント腹たつんだろうな。この本を読んで科学を志す人が出てくるといいですね。2019年、日本植物学会賞特別賞受賞。
読了日:06月03日 著者:三浦 しをん

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5月の読書メーター

2019-06-01 | Weblog

5月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2423
ナイス数:172

日本進化論 (SB新書)日本進化論 (SB新書)感想
PoliTech(政治とテクノロジーの融合)とテクノロジー・セントリックな世界。生まれた時からインターネットがある世代がとうとう痺れを切らして自分たちで世界を変えようと立ち上がりつつある。古い世代、シルバー民主主義に自分たちの未来は任せておけない、と怒りにも似たものを感じる。 技術はすでにある。あとは国民の意識改革と規制の緩和が進めば、そうそう自分らに悲惨な未来は訪れない。怖いのは停滞すること。どうか若者を止めないで欲しい。いろんな人がいるから大変だろうけど止めませんよ。天才には頑張って欲しいと切に願う。


読了日:05月29日 著者:落合 陽一
ちどり亭にようこそ4 ~彗星の夜と幸福な日~ (メディアワークス文庫)ちどり亭にようこそ4 ~彗星の夜と幸福な日~ (メディアワークス文庫)感想
終わってしまうのも残念ですが、潔くて好感が持てます。沢山の縁起物と季節の言葉を教わりました。料理のテクニックも。お弁当もそうですけれど、この作者には料理に対する基本的なスタンスがしっかりと根付いていて、相手を思い遣る気持ち、その人が食べて喜ぶ顔が見たい、その喜ぶ顔を見て自分も幸せになる、といった愛についての哲学が根底に流れています。そして最後に彗くんが自分の手でそれを作り出せた時の喜び。本当にここで時間を止めてしまいたいくらいの、そして永遠にこの幸が続いて欲しいと思わせる美しい起承転結の結でした。


読了日:05月26日 著者:十三 湊
ちどり亭にようこそ3 ~今朝もどこかでサンドイッチを~ (メディアワークス文庫)ちどり亭にようこそ3 ~今朝もどこかでサンドイッチを~ (メディアワークス文庫)感想
ホメ言葉として適切かは分かりませんが、円熟してきたなぁという印象。今回は花柚さんと永谷氏の結納があったり、お店の将来について、失踪した兄の登場と物語全体が大きく展開していく。だがしかし、個人的には野乃香と康介の会話がツボ。あと、番外編の美津彦さん(脳内変換:青木崇高)視点のインサイドストーリーが良かった。いいやつじゃ〜!
読了日:05月26日 著者:十三 湊


雪沼とその周辺 (新潮文庫)雪沼とその周辺 (新潮文庫)感想
7つの短編とも実に味わい深い。どれも決定的な結末がないものの、すぐにもう一度読み返したくなる(読み返しました)。特に気に入ったのは「イラクサの庭」と「ピラニア」。解説にもありましたが、まるで天使の視点でその場にいるような、映画を観ているような読書体験でした。手元に長く置いておきたい本がまた一冊増えました。
読了日:05月22日 著者:堀江 敏幸


ちどり亭にようこそ2 ~夏の終わりのおくりもの~ (メディアワークス文庫)ちどり亭にようこそ2 ~夏の終わりのおくりもの~ (メディアワークス文庫)感想
各々キャラが育ってきて、ますます充実してきた。美津彦さんの株が上がってきたねぇ。美形じゃなくてもよかったんだけどな(笑)ちなみに永谷氏はリーヴ・シュレイバーに脳内変換して読んでます(求む同意)。季節ごとの言葉も味わい深くていいですね。「雨濯(うたく)」は6月の雨のこと。雨はうっとおしいと思うこともあるけれど、降った瞬間に匂い立つぺトリコールとゲオスミン、雨音に耳を傾けながらアスファルトの横を流れる小さな川を見ていると、こちらの心まで洗濯されるような気持ちになりますよね。
読了日:05月22日 著者:十三 湊


検事の死命 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)検事の死命 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
事件は迷惑防止条例、満員電車内での痴漢だった。地元の名家である容疑者は否認、被害者は補導歴のある女子高生。「金を払ったら示談にしてやる」・・誰が嘘をついているのか、これは冤罪か否か?それに絡んで圧力をかけてくる有力国会議員と上昇志向の強い地検のトップ。対抗するは佐方の上司と義理堅い警察署長。検事の職を賭した起訴の理由は「犯罪は真っ当に裁かれなければならない」。検事の矜持が真っ向対決し、そして炸裂するクロスカウンター!この設定はエンタメの真髄、マスターピースと呼んでも過言ではない。満員電車では両手を上に。
読了日:05月12日 著者:柚月 裕子


ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ (メディアワークス文庫)ちどり亭にようこそ ~京都の小さなお弁当屋さん~ (メディアワークス文庫)感想
いや~、ノーマークでした。これは面白い、というか大好物です。京都にある旧家のお嬢様が営むお弁当屋さんが舞台の人情噺(おもに恋バナ)。妙齢のお嬢様のライフワークがお見合いって斬新な設定だと思う。そのうち「サマーウォーズ」に出てくるおばあちゃん(大物フィクサー役)みたくなっちゃうんじゃないだろうか。それも楽しい。庶民が思い描く上流階級の人々の生活がよく表れている(本物っぽい)し、和食のテクニックも参考になる。もう完結してるみたいだけれど、これは続きが楽しみになってきた。キュンキュンですわ。
読了日:05月08日 著者:十三湊


臨床真理 (このミス大賞受賞作)臨床真理 (このミス大賞受賞作)感想
2009年「このミス」大賞受賞作。2009年当時、臨床心理士、共感覚、統合失調症を扱うのはデビュー作としてチャレンジングだったのだろうか?それにしても犯人の動機には全く共感を覚えないし、最後のバイオレンス・シーンも新しい試みだとは思うが賞狙いの魂胆が透けて見える。盗んだUSBメモリーに唯一の手掛かりがあったり、ミスリードフラグの回収が「失語症特有の語性錯誤」って、反則じゃろー。付録の選評にあった「長台詞による説明の連続が興を殺ぐ」に全く同感でした。ま、こんな日もあるさ。
読了日:05月01日 著者:柚月 裕子

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4月の読書メーター

2019-05-01 | Weblog

4月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2724
ナイス数:181

夜汐夜汐感想
読了後、しばし呆然。幕末の動乱の中、惚れた女に一目会うことを生きた証とするため、新選組前夜の浪士組を抜けて江戸へと疾走する。土方・沖田の追手、殺し屋夜汐(ヨシオ)との対峙と圧倒的な死の予感。生と死が鬩ぎあい、そのはざまで発せられる名セリフの数々にどっぷりと浸る。男も女も。なんだこれ、カッコいいぞ。
読了日:04月27日 著者:東山 彰良


検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
超〜面白いんですけど。ゴールデンウィークが始まるまで持たせようと思ってたのに1日で読んでしもうた。悲しい。読んでる最中、佐方のイメージはまるっきり「冤罪弁護士(ドラマ)」の坂口健太郎でした。抑えた表現の中に熱いものが感じられ、ズバッと解決!みたいなところがあるかと思えば挫折を感じて忸怩たる思いをしたり、切なさが溢れ出る場面があったり。「借りなら返すことができるが、受けた恩は返せない」(返しきれるもんじゃない)みたいなところが日本人の琴線に触れますなぁ。最新刊が出たようなので早速予約だ!
読了日:04月22日 著者:柚月 裕子


震える牛 (小学館文庫)震える牛 (小学館文庫)感想
面白かった。地道な捜査から一つずつ手掛かりを得て、一見関係のなさそうな事柄が繋がっていき、徐々に事件の全容が明らかになってくる・・王道ですな。冴えない中年の刑事を職人風に仕立てたキャラ作りがとても上手で味わい深い。最後のどんでん返し、そのまたどんでん返しも痛快。やっちゃえ!
読了日:04月20日 著者:相場 英雄


嘘ですけど、なにか?嘘ですけど、なにか?感想
フジコちゃんみたいな美女が嘘つきまくって男どもを翻弄する~みないな話かと思ったら全然違った。嘘というより想像力豊かとか機転が利くといった類の文芸編集者が殺人事件に巻き込まれ、マヌケな警察官僚やら架空のテロリストが登場して最後に解決するという内容でした。ツカミはオッケー、端々にでてくる小ネタもツボだし(哲学に精通したラブラドール・レトリーバーの眼!笑)志ん生ネタには笑った。ダイナマイトに妙に詳しかったり、細部にもこだわっている。装丁のイラストにしても映画の監督にしても才能の塊のような人とお見受けしました。
読了日:04月16日 著者:木内 一裕


僕はお父さんを訴えます (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)僕はお父さんを訴えます (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
第10回このミス大賞優秀賞にして、この作家さんのデビュー作。中学生が目的を持って裁判を起こすという設定のため、日本の司法制度についてのレクチャー的な部分が(必要なんだけれど)まどろっこしい。後半の裁判シーンには読ませるものがあるが「父が嘘をつくか?」という一点にのみ物語の転換点を任せるには、犯罪とのバランスから違和感を覚えた。うーん、着想はいいんだけれどテーマに対する力量不足って感じ。おしい。
読了日:04月14日 著者:友井 羊


アウト & アウト (講談社文庫)アウト & アウト (講談社文庫)感想
おもしろい!前作は典型的なハードボイルド小説だったが、本作は冒険小説的要素が強く、最後までワクワクしながら読むことができた。特に人物描写についてイメージしやすく、実は悪そうな人がいい人だったり、良さそうな人が悪役だったり、怖そうな人が面白キャラだったりと、登場人物の立たせ方が上手い。前作「水の中の犬」との連携もよく、先に読んでおいた方がより楽しめると思います。(修正:ハードドッグ、ドッグレースとシリーズ化されてました。楽しみ!)
読了日:04月12日 著者:木内 一裕


スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
直前にちょっと辛辣なレビューを読んでしまったため、期待と不安の入り混じった状況で読み始めましたが、なんだ、全然オッケーじゃん。安心して読める恋バナものから、狩猟ガールという新しいジャンルに挑戦したもの、クレプトマニアを題材にしたり前作からの伏線を回収したりと楽しめる内容でした。ま、ちょっと捏ねくり回し感も多少は否めず。あと、露ちゃんはダークサイドに染まらずクールガール路線を貫いてほしい。。。
読了日:04月07日 著者:友井 羊


スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
これはイイ!平日の朝、オフィスビルの谷間にひっそりと佇み、芳醇な薫りに誘われた人々だけが味わうことのできる極上のスープ。登場するレギュラーメンバーが善人ばかりで安心して読めるし、最後の書き下ろしなんかは、どこぞの過激な惹句がおどる帯のついた文庫本よりよっぽど気分良く騙してくれる。
読了日:04月01日 著者:友井 羊

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3月の読書メーター

2019-04-01 | Weblog

3月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1544
ナイス数:161

悪いものが、来ませんように (角川文庫)悪いものが、来ませんように (角川文庫)感想
読みづらいなー、というのが第一印象。「こういう叙述トリックが書きたい!」という意図が見えすぎて、ん?と思うところが多々あった。顔がよく見えない(想像できない)し、説明不足(イキナリ展開)な割に「あそこに書いてあったでしょ?」みたいに、こっちの頭の悪さを指摘されているような。本の構成上、関係者のインタビューがあるんだけれど出てくる人が多すぎて混乱しかない。トリックも、まぁ知ってるやつだったしラストシーンも湯川教授の焼き直しみたいでイマイチでしたなぁ。
読了日:03月30日 著者:芦沢 央


深紅 (講談社文庫)深紅 (講談社文庫)感想
物語は一家4人惨殺事件の被害者の娘が加害者の娘に意図的に出会い、しかも自分の正体を隠して復讐を果たそうとする内容なのだが、とにかく第一章の小学校の修学旅行先から事件の導入部までの4時間と、第二章の犯人側の告白が圧巻だった。野沢さんの作品は初読みで、脚本家とばかり思っていたらすごい作家さんでした。合掌。
読了日:03月21日 著者:野沢 尚


青くて痛くて脆い青くて痛くて脆い感想
最近の大学には就活サークルってのがあるんですかね?活動内容がよくわからなかったので、途中まで政治的なイデオロギーを持った某団体の話かと思ったよ。コミュ障で自己愛の強い若者が、自己肯定のためにかつて自分自身が設立したサークルに復讐を働いて成就するという、何とも感動もカタルシスもないタイトル通り青くて痛くて脆い内容でした。この本を執筆しているときに作者は主人公に同化してたと考えると、ちょっとホラーですらあります。・・と、若いころの自分を棚に上げて言ってみる。
読了日:03月11日 著者:住野 よる


ぬけまいる (講談社文庫)ぬけまいる (講談社文庫)感想
文章巧者ですな。江戸言葉の使い遣りは名人レベル。読み手の半歩先を行く人情の機微や風景描写は、痒い所に手が届くようで。途中、NHKのドラマになってることを知り、そこからは田中麗奈、ともさかりえ、佐藤江梨子が脳内再生されての大立ち回り。これはナイス・キャスティングではないでしょうか?基本はドタバタ喜劇。人も死なないし、常識的なところに落ち着くあたり少し物足りない気もしますが、通勤時間の読書には丁度よい高揚感でした。
読了日:03月05日 著者:朝井 まかて

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2月の読書メーター

2019-03-01 | Weblog

2月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2195
ナイス数:139

水の中の犬 (講談社文庫)水の中の犬 (講談社文庫)感想
久々のハードボイルド。冒頭で颯爽と登場するものの、えー、そこでやられちゃうの?みたいな場面が多かった。敵役全員強すぎ。でも、やせ我慢じゃない、破滅願望じゃない、信じるもののために生き急ぐ姿は、正にハードボイルド。エピローグもよかった。続編もあるようなので読んでみます。

 


読了日:02月27日 著者:木内 一裕
マリー・アントワネットの生涯マリー・アントワネットの生涯感想
再読です。たぶん16〜17年くらい前に買った本。今月、吉川トリコ氏の「マリー・アントワネットの日記」を読んだばかりだったので、いろいろと比較しながら読むことができた。こちらの方がデータを重視するという意味で史実としては正確のようだが、端緒の人物像から軽薄で享楽的、「義務を果たさず権利のみを主張する万年少女」と手厳しい。時折憐憫の情も見えるが、最後までこの論調。ちなみに「マリー・アントワネットの日記」の参考文献にこの本は入っていない。写真や肖像画が豊富で資料としても楽しめ、意外な発見も多々あった。

 


読了日:02月25日 著者:藤本 ひとみ
私の頭が正常であったなら (幽BOOKS)私の頭が正常であったなら (幽BOOKS)感想
タイトルから多重人格とかサイコパスの人が破滅の道へと堕ちていく物語かと思ってたら全然違った。星新一のショートショートのような、、でもホラーとオカルトの入り混じったような短編集のようで、、、最後はほんのり優しい。ツボですわ。しかもリケジョ(理系女子)の香り!・・・と思ってたら、作者は男かい!超ショック!!俺の青春を返せ!!!

 


読了日:02月22日 著者:山白 朝子
お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
地縛霊を成仏させることを主業務とする国土交通省国土政策局幽冥推進課の第2弾。ちょっとやさぐれ口調だけど涙もろくて一途な女の子の成長譚です。今回は生霊やお稲荷さままで登場してきた。別れの予感を孕みつつ第3弾へと続く。そして、解説を読んでひとこと。「やるな、集英社!」(笑)

 


読了日:02月20日 著者:竹林 七草
失われた時を求めて 1 抄訳版 (集英社文庫)失われた時を求めて 1 抄訳版 (集英社文庫)感想
積読本消化月間として手に取ったのだが、読むのにエライ時間がかかってしまった。インクの色褪せたレシートには2004年とあり、この本を面白いと思えるには15年必要だったのだなぁ・・などと感慨に耽る(抄訳版だけどね)。20世紀を代表する文学と呼ばれるだけに、詩的であり絵画的であり実に味わい深く、読み解き講座が開かれるのも分かる気がする。ほんの刹那のひらめきを、よくもまぁ30ページも書けるなーと可笑しいやら感心するやら。でも、ちょっと油断すると2ページほど記憶が飛んでいる時がある(笑)

 


読了日:02月20日 著者:マルセル・プルースト
マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)マリー・アントワネットの日記 Bleu (新潮文庫nex)感想
図書館の順番が待ちきれず、Roseと共に購入。読了後、しばらく引きずられた感覚がしている。久々ですな。本作で特筆すべきは物語のデティール。検証するつもりはないが、大胆な文体だけに、そしりを受けぬよう史実を正確に再現したものと思われる。また、持って回った暗喩より「毎日がまぢやばちょむりしぬむりやめ・・・ってかんじ」の方が伝わるニュアンスもあるだろう。マリー・アントワネットの人物像としては大胆な解釈が施されているが「死の際まで王と共にいた」という事実は皇女、王女としての資質を雄弁に物語っている。大傑作に一票。

 


読了日:02月11日 著者:吉川 トリコ
マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)マリー・アントワネットの日記 Rose (新潮文庫nex)感想
一度目は冒頭からの軽佻浮薄な語りかけ口調に耐えられず、少し読んだところで挫折感と共に本を閉じてしまった。しかし、2日ほど積んでからお気に入りレビューアーさんの「大傑作である」とのコメントを信じて再度挑戦したところ、14歳の女の子が自分に降りてきたょ。そこからは一気読み~、自分のVチューバーの才能に目覚めたょ。ヾ(*´∀`*)ノ♪
読了日:02月09日 著者:吉川 トリコ

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学校お休み

2019-02-27 | Weblog

備忘録です。

発熱で、今日は学校お休み。
朝はそれほどでもなかったけれど、こういう日(玲寧が休みたいと言った日)は必ず午後に熱が上がる。
今日も38°近くまで上がりました。(昨年も同じ時期に発熱)

パパも今日は朝6時に37.4°、お昼過ぎに37.8°まで上がって会社をお休みしました。

親子だねぇ(喜)

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1月の読書メーター

2019-02-02 | Weblog

2019年1月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2607ページ
ナイス数:181ナイス

https://bookmeter.com/users/495764/summary/monthly
■お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)
国の公共工事に支障となる地縛霊を成仏させることを業務とする国家公務員、その国土交通省国土政策局幽冥推進課というありそうでなさそうな(ないって)名前を持つ職場のお仕事小説。語り口も考え方もイマドキの若い子風(←昭和的なレトリックだ)で同僚は全て妖怪という正統派のファンタジーだが、妙に現実社会と折り合いがついているところのギャップが面白い。かと言えば、女の子が地縛霊となってしまった理由に涙し、先輩に啖呵を切って地縛霊を助けに行く場面は鳥肌ものだった。山田さんの家族の描写も良かった。続編も読むよ。
読了日:01月24日 著者:竹林 七草
https://bookmeter.com/books/12180240

■ウズタマ
いやー、もっとドロドロしてて悲惨で凄惨な真実が隠されていると思って(期待して?)いたら、仏様のような青年でした。イカンイカン、もっと素直に読まなくては。傷害致死っていうより、正当防衛じゃないの?という疑念が頭を過ったものの、正当防衛だったら物語がそこで終わっちゃうよね、などと粗さがしをしているのは自分の心が荒んでいる証左です。最後のデートだと思っていた紫織さんの神対応にホロッとしました。
読了日:01月19日 著者:額賀 澪
https://bookmeter.com/books/12454909

■AX アックス
人を簡単に殺すし簡単に死ぬので「リアリティが無いなー」というのが第一印象。恐妻家の殺し屋、しかも引退したがっている。そんな盛り上がりに欠ける殺し屋家業が延々と続く中、主人公の殺し屋もたった1行で死んでしまった。しかし、そこからの展開が伊坂ワールド。最後の5ページで奥さんがどれほど幸せだったか、最後3ページで殺し屋が奥さんをどれほど愛していたのか、そして本を閉じた後、殺し屋が死ぬ瞬間にどれほど満ち足りた気持ちでいたのかがわかります。やられた~(涙)
読了日:01月17日 著者:伊坂 幸太郎
https://bookmeter.com/books/12050216

■ウォッチメイカー〈下〉 (文春文庫)
アップダウンの激しいジェットコースターのように物語は二転三転する。驚愕!というほどではないけれど意表を突く何でもアリな展開が面白い。完璧な犯罪計画に美学を求めるウォッチメイカーとキネシクスの達人で100%嘘発見器のキャサリン・ダンスがバイプレイヤーとして物語を一層魅力的なものにしている。この二人にはそれぞれ続編があるようだ。ラストシーンのアメリア・サックスと老刑事の対話は落涙もので、亡き父を忍ぶ娘の姿に慈しみと安寧が滲み出ている。いくつかの不満はこのラストシーンで全て払拭された。
読了日:01月13日 著者:ジェフリー ディーヴァー
https://bookmeter.com/books/772997

■ウォッチメイカー〈上〉 (文春文庫)
購入から8年、積読中3回挫折して4度目の正直でやっと読了。「ボーン・コレクター」の続編(デンゼル・ワシントンのはまり役)で、2007年「このミス第1位」、「週刊文春ミステリーベスト10第一位」、「日本冒険小説協会大賞、海外部門第一位」を受賞。前半は登場人物がみんなイライラしていてイマイチ感情移入できなかったけれど、後半に進むにつれ、いい感じのカオスになって来た。今後の展開に期待です。
読了日:01月11日 著者:ジェフリー ディーヴァー
https://bookmeter.com/books/772995

■改訂新訳ライフヒーリング(旧ライフ・ヒーリンク゛) You Can Heal Your Life
当たるも八卦、当たらぬも八卦ってところでしょうか。本は出会いなので、この本に出会って救われる人がいる・いた、ってことは理解できます。タイミングもあるんでしょうね。
読了日:01月06日 著者:ルイーズ・L・ヘイ
https://bookmeter.com/books/4632004

■青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない (電撃文庫)
2018秋アニメで5巻(と6巻の一部)までオンエアーしてクローズしたものの、続きが気になって6・7巻まで買ってしまった。結果、ハマりました。テレビシリーズは、今夏に公開する劇場版までの壮大な伏線でしかなかった。この最後の7巻でやっと完結する。うまいわー、こりゃ映画館行かなきゃだわ。タイムリープにパラレルワールド、シュレディンガーの猫やらラプラスの魔女やら量子もつれに解離性同一障害と厨二病ネタを余すとこなく盛り込んで、語るは「純愛」。これだからラノベはやめられませーん。
読了日:01月06日 著者:鴨志田 一
https://bookmeter.com/books/11197333

■いい子に育てると犯罪者になります (新潮新書)
いろいろと極端な表現はあるものの、おしなべて良書であると言える。一般的な考えに対する反対意見ばかりを述べているようで、強固な固定概念を持った人にはこのくらいの言い方をしないと刺さらないのだ、という表現者・教育者としての真剣度が窺えます。親としての自分と子供の関係を振り返った時、自分は親に何を望んでいたのか、子供は今、自分に何を望んでいるのかを考えました。ありのままを受け入れ、赦し、寄り添う。気づかぬうちにトラウマになっていることもあるだろう。それでもただ一つ望むことは、生きてほしい。(元気ですけどね)
読了日:01月04日 著者:岡本 茂樹
https://bookmeter.com/books/10613370


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2018年の読書メーター

2019-01-04 | Weblog

2018年の読書メーター
読んだ本の数:71冊
読んだページ数:25377ページ
ナイス数:1747ナイス

https://bookmeter.com/users/495764/summary/yearly
■CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見
ヒトゲノムを構成する32億文字の中から、たった1文字の誤りを探し出し修正する。今までの600分の1以下のコストで早くて簡単で正確にできる遺伝子組み換え技術。いったい、どうやんの?って興味は尽きないが、自分の脳ミソが先に尽きた。たぶん、すっごくわかりやすく書いてあるんだろうけれど、わかりませんて。ノーベル賞級の発見をした時の興奮と狂騒は伝わってきましたけどね。というか、この人ノーベル賞獲る気まんまんですな。後半はこの人口に膾炙した技術に対する啓蒙と警鐘について。須田桃子さんの解説も良かった。
読了日:12月29日 著者:ジェニファー・ダウドナ,サミュエル・スターンバーグ
https://bookmeter.com/books/12303703

■彼女の恐喝
女子大生目線で書かれているのに、文体に違和感を覚えて著者略歴を見たら1950年生まれの68歳!おじいちゃんじゃん!作家先生が六本木のキャバクラに行ってお目当ての若い子に「今度、君をモデルに小説を書いてみたよ、むっふっふ。」とか言って口説いている姿が目に浮かぶ。カラオケで「れりご~(アナ雪)」とか歌ったんだろうな~、というか確信した。そう考えながら読むとけっこう楽しい。彼女の恐喝は安直・安易だが、ご都合主義よろしく登場人物が繋がっていくのは物語として面白い。ある特定の人に向けて書かれた枕物語。あ、妄想です。
読了日:12月18日 著者:藤田 宜永
https://bookmeter.com/books/12921250

■ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)
う~ん、あとからジワジワくる。他人をとことん理解しようとすると、見えなかった真実が見えてくるということなんだろうなぁ。作者が書きたかったのは「地方格差」「学歴格差」「女子コミュニティー」「母娘関係」だったのだろうけど、最後に「熱い友情」で締めるところが辻村ワールドっぽい。それにしても第一章の女子の本音は、怖い怖い。二十歳のころの自分に読ませてやりたいよ(笑)
読了日:12月16日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/4709098

■ノーマンズランド
久々の姫川玲子はやっぱり面白かった!また竹内結子で映像化しないかな〜?惜しむらくは元監察医役の津川雅彦がもう見られないのがとても残念だ。今回は北朝鮮による邦人拉致問題と憲法9条、自衛隊というかなり社会的な題材を扱っていたにもかかわらず、ハードボイルド小説として充分に成立していた。史実に基づく事件を風化させないためにも、このような手段は意義のあることだと思う。それにしても姫川玲子よ、そんな男に惚れてしまうのではあるまいなっ!
読了日:12月12日 著者:誉田哲也
https://bookmeter.com/books/12453219

■迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
本格ミステリーマニアによる本格ミステリーマニアのための本格ミステリーという印象。30年前の小説かー、天知茂の明智小五郎を思い出すなー。いろいろな意味で味わい深い。新装改訂版あとがきにあった「人工的な推理小説」というのが言い得て妙でした。
読了日:12月10日 著者:綾辻 行人
https://bookmeter.com/books/580852

■名前探しの放課後(下) (講談社文庫)
何を書いてもネタバレになりそう!最後は勢いで読んでしまったので、読了してからゆっくり読み直しました。この騙され方が快感!
読了日:12月03日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/641605

■名前探しの放課後(上) (講談社文庫)
辻村ワールドすごろく8作目。残りが少なくなってきて寂しい。3か月後からタイムスリップしてきた主人公が仲間を集めてクラスメートの自殺を阻止する。ただしそのクラスメートが誰かは分からない、という設定。「ぼくのメジャースプーン」の続編で「樹氷の街(光待つ場所へ)」の高校生編。読む順番間違えたかも~~!
読了日:12月03日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/641604

■太陽の塔 (新潮文庫)
森見登美彦2作目。この読んでるだけでアタマの良くなりそうな文体(ホメオスタシスってなんだっけ?みたいな)は、デビュー作にして日本ファンタジーノベル大賞受賞作ですでに完成されていたようだ。ん?ファンタジー?リアルストーカーの描写から狂気へと突き進むこの小説は、どっちかっていうと芥川賞のような気もするが、、、まあ漱石もファンタジー作家だしいいか。愛しすぎて狂ってしまった男(ギリギリ戻ってこれそうですが)の純愛小説。ラストシーンが切ない。オススメです。(避雷針はウィキで調べた)
読了日:11月28日 著者:森見 登美彦
https://bookmeter.com/books/581004

■光待つ場所へ (講談社文庫)
「スロウハイツ」と「ぼくのメジャースプーン」と「凍りのくじら」と辻村深月のデビュー作。読んでてヨカッター。チハラトーコは汚れ役だったのが、この短編で浄化されたし、「樹氷の街」はサイドストーリーと呼ぶより、二つの続編といった趣だった。書き下ろしも繋がっていて良かった。この連鎖に感動する。あと20年もしたら、辻村深月全集になってたりして。
読了日:11月25日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/7223872

■ハケンアニメ!
面白かった!久々に電車を乗り過ごしそうになった。辻村ワールドすごろくからは外れるけれど(出版社が違うので)これは読まないと損する。ミステリーは無かったけれど怒涛の伏線回収は健在。そして作者の熱血で胸熱なアニメ愛が伝わってくる。最後は「こうなればいいな〜」という展開が、まるでこちらの心を読んでいるがごとく続き、登場人物が総出演で大団円。まさに辻村無双!やはりエンターテインメントはこうでなくては。「・・これが好きです、というのを見せられてしまうと、簡単にたらされ、ほだされてしまう。」・・・愛だねぇ。
読了日:11月20日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/8232250

■すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く (中公新書)
「よくもまぁテントウムシだけでこんなに書くことがあるもんだ」と感心すると同時に、この発想と着眼点、アプローチの仕方が子供のころから備わっている人が学者になるんだなー、と思った。そういえばウン十年前にも同じこと考えた気がする。「そもそもなぜ性は存在するのか?」という進化生物学の未解決問題のところで「求愛のエラー」と「不完全な擬態」が関連してきて「おもしろいなー」と思って読んでいたら「(ここが)面白いところです」って書いてあって笑った。ちょっとはセンスが育ってきたのかな?
読了日:11月14日 著者:鈴木 紀之
https://bookmeter.com/books/11777941

■昆虫はすごい (光文社新書)
「ヒトが文化的な行動として行っていることや、文明によって生じた主要なことは、たいてい昆虫が先にやっている」と序文にあるように、ミツバチやスズメバチの「階級制(カースト)」や、菌園という畑を作ってキノコを栽培するキノコシロアリの例を挙げ、人間社会との類似性を示している。なるほど、そのような観点で昆虫を見たことはなかったな。その他、昆虫の特異な生態を論えているが「ふーん」とか「へー」とは思うが、たぶん一生使う機会がない。でも、ミイデラゴミムシ(屁っぴり虫)は覚えておこう。
読了日:11月07日 著者:丸山 宗利
https://bookmeter.com/books/8225229

■フォークロアの鍵
民俗学を専攻する小太りの女子院生、厄介払いされた人が集う老人ホーム、ひきこもり高校生と、あまり救いのなさそうな面々がアルツハイマーのルリ子さんの呟きと徘徊行動に意味を見出し、互いに協力してある事件を解決に導くというミステリー。半分くらいしてからやっと物語が動いた。高校生の母親の自己愛性人格障害っぷりと勘違いカウンセラーの横暴さが妙にリアルだった。ただ、登場人物全員の根底にも似たような感情が漂っているような感じがして何となく読んでて落ち着かない。終盤、事件の解決に向けたスピード感は良かったと思います。
読了日:11月05日 著者:川瀬 七緒
https://bookmeter.com/books/11703555

■ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
囁くことで相手を操ることができる能力者の「ぼく」。そして、同じ相手には二度と効力を発揮しないという設定。「コードギアス・反逆のルルーシュ」に対しインスパイアを与えた作品(未確認)。「ギアスの説明が長いなー」と思って読んでいたら、実はその説明こそがこの作品の骨子でした。秋山先生との対話で語られる正義・悪意・罪と罰・復讐・命の価値・死刑制度・自己犠牲・大衆心理。そして最後に「愛」。子供達に対して大人があやふやにしがちなテーマに真正面から取り組んだ、辻村さんなりの回答がここにあります。まるで哲学書のようでした。
読了日:10月29日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/576528

■彼女はもどらない (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
「このミス」大賞シリーズだし、裏表紙に「驚天動地のどんでん返しが炸裂する」と書いてあったんで、どんだけ楽しみに読んだことか・・・。なんてったって、天が驚いて地面が動いて、それが「炸裂」するんですよっ?読んでるうちに期待感が膨らんじゃって、そりゃもう・・・。SNSの炎上とストーカーの恐怖はけっこうリアルだったような気がしますが、叙述トリックは想定の範囲内でした。うーん、もっとこう、ペヤングの湯切りに失敗した時のような驚天動地を体験してみたいものです。最後に救いがあったのは、良かったと思いますよ。
読了日:10月26日 著者:降田 天
https://bookmeter.com/books/12015993

■冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
辻村さんのデビュー作にて原点ともいえる作品。正直ちょっと分かりづらいところもあったけれど、やはり辻村ワールドすごろくからは外せない。登場人物8人は多すぎたんじゃない?ってのと、最後に蓋になった人の立ち位置が今一つ腑に落ちなかった。でも菅原の中学生時代、子供たちのいきいきとした表情と揺れ動く心情には辻村式超絶技巧の片鱗をみたような気がしました。
読了日:10月25日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/577552

■冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
辻村さんのデビュー作にてメフィスト賞受賞作。怪奇とホラーが入り混じる中、はたして自殺したのは誰なのか?8人の中の誰がどのような背景をもって、このような事態を引き起こしているのか?ミステリーだ。デビュー作だけあって場面の切り返しとか読み手に負担を強いる箇所が散見されますが、辻村ワールドすごろく5作目にしてみれば絶対後悔はしないとの確信めいたものがある。え~?ちょっと面白くなってきたんで下巻はホント頼みますよ~~。
読了日:10月19日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/577550

■家族シアター
妹や姉、母親や父親の視点から描く家族の物語。辻村ワールドすごろく4作目。「私のディアマンテ」この人、ちょっと足りないんじゃないだろうか?という母親が、何が一番大事なものであるかを知っていて、不器用なりにも家族を守りきる。母親と娘、そして父親と親戚のキャラクター作りが絶妙で、ドラマとしては使い古された題材にも関わらず、新鮮な感動を覚えてしまう。辻村式超絶技巧と呼ばせていただきます。ダークな面と煌めくような子供の純真さを併せ持っているのが辻村さんの小説の魅力ですね。だんだんわかって来たような気がします。
読了日:10月15日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/8276343

■鍵のない夢を見る
どれもハッピーな話ではないなぁ。「芹葉大学の夢と殺人」にでてくる雄大が「凍りのくじら」の若尾と同じキャラだというコメントが多かったので、その謎が解けてスッキリ。ラストではピエール・ルメートルの「その女アレックス」をちょっと思い出した。直木賞受賞作。
読了日:10月13日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/4917236

■文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
文明と文化は人口が増加しなければ生まれなかった。人がたくさん集まって生活して、食料調達以外の活動を許容できる集団から、畑に籾を蒔く人が生まれ、青銅器を作る人が生まれ、牛に鍬を引かせる人が生まれた。みんなノーベル賞級の発明だよなあ。必要は発明の母ではあるけれど、偉大な発明に母集団が大きいことと何事にも囚われない人(天才?)がいることは、昔も今も変わらないね。今回たまたま(下)から(上)を読んだけれど、下の方がダイナミックで面白かった気がする。上でめげた人は、がんばって下も読んでみて!
読了日:10月11日 著者:ジャレド・ダイアモンド
https://bookmeter.com/books/4607229

■凍りのくじら (講談社文庫)
私小説なのだと思う。地域設定は作者の出身地を想起させるし、両親・クラスメイトとの関係も実体験なのでは?と勘ぐってしまう。堕ちていく人間とイネーブラーの関係を続ける理帆子。周囲の人間はみんなヤメロというが、当人たちにしか分からない繋がりを断ち切ることができず、悲劇は起きる。最後は「そうきたか~」というのが正直な感想だが、ドラえもんの世界観を表現しているとも言える。再読したら、なるほどよくできてる(笑)しっかりミステリーしていた。辻村ワールドすごろく、楽しみになってきた。
読了日:10月07日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/577557

■島はぼくらと (講談社文庫)
1ページめから島の風景と登場人物の描写にやられた~。面白そうな予感しかしない、そしてその予感は大当たり!キャラ作り上手いなー。いっぺんでみんな好きになってしまう。そしてさらに、あのサプライズ!あの人が登場した時には喝采してしまったよ。あと、衣花のツンデレ。ツンデレ最高!ミステリーはなかったけれど、遥か未来への布石は健在でしたね。朱里と源樹は絶対くっつくよねっ?ねっ?・・・・などと、思いにふける秋の夜長です。
読了日:10月05日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/11059401

■お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
タイトルは「Web 2.0」のパクリ。ウェブ進化論(梅田望夫)のような本をイメージしてたら全然ちがった。最初はビットコインやブロックチェーンなど、最近のIT環境を取り巻くニュース解説のようだったけれど、最後の方は自己啓発本になってしまった。幻冬舎~!この人自身が会社を経営していて、「30歳未満のアジアを代表する30人」にも選出されているにしては、どうも軽い感じが否めないんだよねぇ。全能感バリバリ、「儲けたい、モテたい、認められたい」人向けの本ですな。鈴木健で口直しじゃ。
読了日:10月02日 著者:佐藤 航陽
https://bookmeter.com/books/12472768

■父と子の旅路 (双葉文庫)
ちょっと設定が強引すぎる気がしたのと、登場人物に感情移入するのが難しかった。「こりゃ最後、どうやって決着つけるんだ?」と思いながら読んだけど、わりかしキレイにまとまってましたね。よく練られた構成だと思います。冤罪が晴れた後まで話が続くのがいいですね。
読了日:09月30日 著者:小杉 健治
https://bookmeter.com/books/443290

■彼方の友へ
友へ、最上のものを。著者渾身の魂というものに久々に出会った気がしました。当時(今でも)最先端の雑誌編集者という憧れキャリアのインサイドストーリー(参考文献の数!)を絡めつつ、高等小学校しか出ていない少女のサクセスストーリーと前時代的な淡い恋愛模様を活き活きと描いています。すごくいい小説だとは思うのですが、先人へのリスペクト(川端康成とか)が色濃く出ているような気がして、登場人物に若干の違和感が生じました。終盤、東京大空襲へ続く心理的描写は見事だったと思います。
読了日:09月28日 著者:伊吹 有喜
https://bookmeter.com/books/12377935

■スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)
「かがみの孤城」のときもそうだったけれど、最後の最後で怒涛の伏線回収が始まりハッピーエンドで終わる。そして、遥か未来への布石がこころを温かくさせてくれます。このパターン、はまりそうだ(笑)どっちかが今際の際で打ち明けるのかな?読み手で生まれるもう一つのハッピーな物語。上手いなー。もう一回最初から読み直したくなる本です。
読了日:09月23日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/570029

■スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
創作に取り憑かれた若きクリエイターたちが共同生活を送るスロウハイツ。まるで現代のトキワ荘。成功者と非成功者が抱える内面の葛藤とその面々が織りなす青春群像劇。登場人物たちが魅力的で、すぐに物語に引き込まれた。なんだ、上巻だけで完結できるじゃないか、と思ってたら最後の最後でミステリーがっ!下巻に続くー!!
読了日:09月22日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/570026

■幸せなひとりぼっち (ハヤカワ文庫NV)
自殺願望のある超偏屈オヤジが死にたいのになかなか死ねない・・というか逆に死にそうな人を助けちゃったりして。最初はタダの嫌味なオヤジなんだけど、そのオヤジ(オーヴェ)の過去と現在が交互に語られるうちに、オーヴェの人格形成やソーニャとの馴れ初め、現在の状況がだんだんと詳らかになってくる。そして、本人が全く望まないにもかかわらず様々な厄介ごとに巻き込まれ、最後には大勢の人から慕われていた、というベタなんだけど泣ける。ええ、泣きましたとも。特にパルヴァネの子供たちとの交流は反則じゃろー!
読了日:09月21日 著者:フレドリック バックマン
https://bookmeter.com/books/11212922

■花だより みをつくし料理帖 特別巻
本屋さんで見つけて即買いしたった。やっぱりいいわ~、オールスター総出演で嬉しいやら懐かしいやら。みんな元気でよかったばい。そして、在りし日の又次とあさひ太夫の出会い話、又次~!最高~!これにてホントの完結編、良いお話を読まさせていただきました。感謝。手術が成功しますようお祈り申し上げております。
読了日:09月18日 著者:髙田郁
https://bookmeter.com/books/13121500

■文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
ピクセルで描いた世界地図の上を棒人間が右往左往。それをYouTubeの早送りで見ていて、たまにフキダシで解説が出る、みたいな感覚で読むと楽しいかも。これから(上)を読みます。
読了日:09月06日 著者:ジャレド・ダイアモンド
https://bookmeter.com/books/4607226

■棲月: 隠蔽捜査7
今度はサイバー犯罪とな?ハードル上げて来た割には、結末が安直すぎる印象。ここ最近、パターン化して小さくまとまって来てしまったので、新天地での活躍に期待します。現場で働いている人が勤勉で優秀なところは共感できました。
読了日:09月02日 著者:今野 敏
https://bookmeter.com/books/12557450

■星空の谷川俊太郎質問箱
谷川さんの回答もいいですが、質問の選び方もいいですね。パンチパーマにするべきか(笑)やさしい気持ちになれる本です。
読了日:09月02日 著者:谷川 俊太郎
https://bookmeter.com/books/12625429

■ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう (講談社現代新書)
良書。ソーシャルブレインズを理解するということは、コミュニケーションのメカニズムを理解し、他者との関係性を最適化するメカニズムを明らかにすること(本文より)。昔コミュ障だった著者が「コミュニケーションとは何か?」を脳科学の分野から明らかにしようとする学問の入門書。豊富な示唆とちょっと変わった視点が想像力を掻き立てる。満員電車の中を脳ミソだけがプカプカと・・。リスペクト(無条件な存在肯定)が作る好意的な社会的文脈が認知コストを下げるとか。コミュニケーションの謎が解明されれば戦争は無くなるんじゃないだろか。
読了日:08月21日 著者:藤井 直敬
https://bookmeter.com/books/509119

■ふたつの星とタイムマシン
「タイムマシンでは、行けない明日」の村上さんの過去が知りたくて借りてきましたが、、、ほのぼの系ですな。タイムマシン、超能力、ロボットと独立したエピソードがそれぞれのテーマとは別にゆるく関連付けられており、特に最後の「惚れグスリ」は続編「タイムマシンでは、行けない明日」のプロローグとなっている。(続編が連載中の書き下ろしですね)先に読んでしまった続編とはシリアスさが全く違うのでちょっと肩透かしを食いましたが、これはこれで面白い。「熱いイシ」なんか読んでるこっちが赤面してしまうわ!
読了日:08月19日 著者:畑野 智美
https://bookmeter.com/books/8316899

■タイムマシンでは、行けない明日
タイムマシンで過去改変が行われるパラレルワールドものですが「もしも」の世界が陳腐化せずに成立していて「今いない誰か」を想う時の心情に心打たれます。がっ!最後のオチがハードル高杉!みなさんのレビューを見ると「泣けた!」とか「最高!」とかあるけど、長谷川さんの亡くなったα世界線、この物語のβ世界線、彼女(ネタバレ防止)の元いたγ世界線。14年前のγ世界線では何があったんだ?12歳年上の丹羽先生にフォーリンラブだったのか?とかβ世界線にいるはずの彼女は何してる?とかとか。素直に感動できないのがとても悔しいです。
読了日:08月12日 著者:畑野 智美
https://bookmeter.com/books/11226335

■鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
いや、鳥のこと大好きでしょ?この人(笑)いちおうアカデミックな内容を主軸にしているが、鳥類学者の生態をネタにして全力で笑いをとりに来る新しいジャンルを開拓したとも言える。絶海の孤島で死にそうになる話や外来種の根絶活動、新種の発見で先を越された失敗談など生物学者ならではの豊富なエピソードから、ふだん学者と呼ばれている人々がどんなことしているのかが窺える。中盤以降はやや失速するものの、国際会議での自虐ネタでまた盛り返した。通勤電車で読むときは注意してください(笑)
読了日:08月08日 著者:川上 和人
https://bookmeter.com/books/11672858

■三日間の幸福 (メディアワークス文庫)
子供の頃は天才少年で、成長するにつれ平凡になってしまった20歳の大学生が、今の受け入れがたい人生(寿命)を謎の組織にお金で売ってしまう話。美人の監視員さんに24時間監視されるというM状態に興奮して・・じゃなくて、切ないピュアなラブストーリーでした。語られない3日間に想いを寄せる時、幸せについてのひとつのカタチが見えてきます。
読了日:08月06日 著者:三秋縋
https://bookmeter.com/books/7784023

■風車祭(カジマヤー) (文春エンターテインメント)
やっと読み終えたというのが正直な感想。面白かったですよ。現実と幻想の間を行き来しつつ強烈なキャラクター達が織りなすどこか懐かしい物語・・・と鷹揚に構えて読んでいたら、ハッキリ言ってギャグマンガだった。沖縄の言葉や風俗に関する知識は称賛に値するが、作者が思いっきり楽しんで書いているのが分かる。三線の調べを抱きつつこの物語の中に永遠に浸っていたいと思う半面、一日にちょっとずつしか読めないというジレンマ。ヒストリアの方がまだ読みやすかった。それにしても島言葉はいいですね。どういう発音かは分かりませんが。。。
読了日:07月28日 著者:池上 永一
https://bookmeter.com/books/471503

■ノラや (中公文庫)
飼っていたノラ猫がいなくなって探し回る話と、次に飼った猫が病気で死んでしまう話。猫の描写が文豪っぽかった。それにしても百閒先生、泣きすぎ。当時の身近な人にとっては、そのギャップに親愛の情を抱いたのかもしれませんね。猫は進化の過程で人間の愛玩動物になるために生まれてきた、とどっかで読んだことがあるのを思い出した。
読了日:07月24日 著者:内田 百けん
https://bookmeter.com/books/509581

■漂泊者(ながれもの) (角川文庫)
時代背景は横浜博まであと3年と書いてあったので1986年、ということは30年以上前か。もちろん、携帯やスマホなんて出てこない。ハードボイルド小説としては物足りなさを感じましたが十分楽しめました。最後に本当の黒幕は・・なんてこともなく(笑)現代の作家だったら間違いなくあと二ひねりくらいしてくるはず。そういう意味では、現代の日本の小説もハリウッド化しているのだな、などと思ってみたりして。あとカタギの人じゃないと剣道五段は無理っす。
読了日:07月08日 著者:風間 一輝
https://bookmeter.com/books/551410

■最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
原題はINVITING DISASTER:Lessons from the Edge of Technology。うん、こっちの方がシックリくる。飛行機やら潜水艦の事故を「これでもかっ!」というほど論え、その原因について追及を行っているのだが、事故の状況説明が難しくてアタマがついて行かない。とにかく読むのに時間がかかりました。「前兆のない事故はない」ってのと「違和感を感じ取るには経験が必要」というのがLesson&Learnですかね。この本読むだけでも経験値が上がります。ハッブル望遠鏡の件は知らなかった。
読了日:07月07日 著者:ジェームズ R・チャイルズ
https://bookmeter.com/books/29520

■進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義 (ハヤカワ文庫NF)
長いこと読みたい本に登録していたけれど、父の日プレゼント・マイセルフでAmazonで購入。由緒正しい英国王立研究所が子供向けに行っているセミナー(クリスマスだったり、サマーだったり)を書き起こしたもの。1991年の内容なんですね。プレゼンターは「利己的な遺伝子」で「生物はDNAの乗り物にすぎない」と述べたR・ドーキンス。他の本は難しいらしいんですが、この本は子供向けだけあって写真や図版が豊富でとても読み易かったです。目の進化のところが特に面白かった。父が裸電球で幻灯機を作ってくれたことを思い出しました。
読了日:06月27日 著者:リチャード・ドーキンス
https://bookmeter.com/books/11249790

■トオリヌケ キンシ (文春文庫)
場面緘黙(カンモク)症、共感覚、脳腫瘍による性格改変、相貌失認、半側空間無視、急性白血病とテレビで一度は観たことのある症状を題材とした短編集。表題作と座敷童の話がよかったかな。あと、フー・アー・ユー?も。「ささらさや」のときは物足りなく感じた話の掘り下げ方も、今回は素直に受け止められました。これが加納節というやつですね。解説読んで知りましたが作者自身も大病の経験があり、その経験が登場人物の救いになり、作品全体に優しさを纏わせているような気がしました。
読了日:06月20日 著者:加納 朋子
https://bookmeter.com/books/11768391

■情熱のナポリタン―BAR追分 (ハルキ文庫)
3作目にしてやっぱり登場した采女宗馬!さすがハルキ文庫、編集会議が目に浮かぶようだよ(笑)魅力的な好敵手の存在は物語の必須条件ですよね、盛り上がってきた!食べ物が登場するシーンはあいかわらず秀逸。今回はハードボイルド成分はちょっと少なめだったかな。かんずりの入った情熱のナポリタンもいいけれど、モモちゃんの作ったナポリタンも食べて(読んで)みたかったー。
読了日:06月17日 著者:伊吹 有喜
https://bookmeter.com/books/11561612

■ポンチョに夜明けの風はらませて (祥伝社文庫)
面白かった!愛すべき4人のお馬鹿な男子高生による冒険ロードノベル。いやー、最初は「木更津キャッツアイ」みたいなノリだったんで「どうなることやら?」と思ったが箱根の峠越えあたりから読む手が止まらなくなってしまった。伏線を回収するというよりも、ピースがピタッ、ピタッと嵌っていくような快感がカタルシスを生む。まだまだこんな小説を楽しめるんだなあ、と自分を振り返りもしたり。元気をもらったような読後感でした。
読了日:06月16日 著者:早見 和真
https://bookmeter.com/books/11168794

■知の逆転 (NHK出版新書)
「人類の未来」を読んだときに、著者は利根川進の奥様で、次男を亡くされていたことを知りました。ジャレド・ダイアモンド、「銃・病原菌・鉄」は長いこと本棚に飾ってあるが、いまだに読了していない。ノーム・チョムスキーは「人類の未来」より全然好印象。こっちを先に読むべきであった。トム・レイトン、恥ずかしながらアカマイ社を存じ上げなかった。今年の2月に400人リストラしてましたね。ジェームス・ワトソン、フランシス・クリックが謙虚な気分でいるところを見たことがない。「二重らせん」の書き出し。いつか誰かに使ってみたい。
読了日:06月13日 著者:ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン
https://bookmeter.com/books/5673272

■オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫)
淡い恋路あり、モノカキ君の成長譚あり、ミステリアスなイケメンありで各キャラクターに深みが増して面白くなってきた。それに前作よりも料理と食事風景の描写が良くなってきた気がする。というか、オムライス食べたい。シリーズ物では久々のマイブームなのではないでしょうか!早く次読みたい!!
読了日:06月12日 著者:伊吹有喜
https://bookmeter.com/books/10434819

■世界のサンドイッチ図鑑: 意外な組み合わせが楽しいご当地レシピ355
撮影したほとんどのサンドイッチは、自分でパンを焼くところから始めたらしい。本職は編集者らしいが、間違いなくパン屋の才能もある。世界のサンドイッチは、何でもありで、みんな美味しそう。
読了日:06月09日 著者:佐藤 政人
https://bookmeter.com/books/11088258

■BAR追分 (ハルキ文庫)
ヤバイ、電車の中で泣きそうになった!不器用な父親が慎ましく堅実に、人知れず悲しみを背負って、一人娘を送り出す。いやー、紛うことなきハードボイルドだ。娘を嫁に出す父親の物語なんて定番中の定番だとは思うけれど、Bar追分の面々とのやりとりを想像すると自分が常連の一人になったような気がしてしまう。こんなBarに通ってみたいよ。ゴージャスもよかった。カッコいいセリフというものに久しぶりに出会った気がする。続編も読みます。
読了日:06月05日 著者:伊吹 有喜
https://bookmeter.com/books/9804292

■([も]3-1) 恋文の技術 (ポプラ文庫)
面白かった!主人公守田から友人・家族(妹)への往信のみの書簡体小説(というらしい)。最初は知識ひけらかし感の強いモラトリアム小説かと思っていたら、ミステリーあり笑いありのとてもよく練られた上質のエンターテインメントだった。失敗書簡集がサイコーに笑える、おっぱい断罪!やっぱり売れっ子作家は違うねぇ。「夜は短し歩けよ乙女」の映画、今度観てみよう。
読了日:05月28日 著者:森見 登美彦
https://bookmeter.com/books/3030088

■ヒトの変異―人体の遺伝的多様性について
名著確定。前半は手塚治虫の「ブラック・ジャック」を思い出しながら読んだ。古今東西の医学に通じ、300年とか1000年前の出来事を、さも「今見てきた」みたいに語ることのできる文才といい、最新の医学にも通じる(原書は2003年に出版。著者39歳の時)見識といい、どれだけのインプットがあったらこれほどの本を執筆できるのだろうか。凡人には想像することすらできない。価格的には専門書なのだが、ターゲットは広く遍く知的好奇心を満たすことを欲す読者を想定していると思われ、大変読みやすい内容となっている。お勧めです。
読了日:05月24日 著者:アルマン・マリー ルロワ
https://bookmeter.com/books/75847

■鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (生物ミステリー)
面白い!特に恐竜好きというわけではなかったが、著者の恐竜愛がヒシヒシと伝わり、いつの間にか太古の昔に恐竜が闊歩していた世界へと誘われてしまう。あいだにちょこちょこと挟んでくる小ネタ(ちょこちょこではなくて4分の1くらい)が、専門的な話を飽きさせずに最後まで読まさせてくれる。個人的には「のび太の恐竜」にでてきたフタバスズキリュウが恐竜ではなくて水棲爬虫類、卵生ではなく胎生(の可能性)というトリビアで一気に引き込まれた。すでに予約してある「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」も楽しみだ~。
読了日:05月19日 著者:川上 和人
https://bookmeter.com/books/6513218

■かがみの孤城
予備知識がほぼゼロだったのでタイトルから想像していた内容(なんか深淵なる文学的なもの?)が、最初から予想外の展開で大いに戸惑った。本屋大賞でファンタジー?自意識過剰全開ガールがイジメられて引き籠りとか、アラフィフのおっさんには読んでて辛いわー、辛いというか痛い。でも本を読まなくなった人はこういった青臭い経験を忘却の彼方に置き去りにして無かったことにして大人になって行くんだねぇ、などと柄にもなくセンチメンタル。さすが本屋大賞。最後は子供たちがみんなかわいい。感動します、泣かなかったけどね。
読了日:05月15日 著者:辻村 深月
https://bookmeter.com/books/11453932

■ジェームズ・ボンドは来ない (角川文庫)
島全体が美術館として有名な瀬戸内海の直島を舞台とした007映画のロケ地誘致の実話。小説の原作者や詐欺師の登場、行政の責任の擦り付け合い、ハワード・ストリンガーの関与からAKB48のオーディションまで、まとまりがないんだけど実話なんだからしょうがない。著者前書きで「出来事それ自体を創作した箇所はない」と書いてあったけど、さすがに最後のボンドガール・コンテストのスピーチと記念館存続のエピソードはできすぎと思われ。でも、これも実話だとしたら感動的ですな。
読了日:05月06日 著者:松岡 圭祐
https://bookmeter.com/books/9967165

■いちばん初めにあった海 (角川文庫)
詩的っぽい導入部分から小説の全体像をつかみ損ねていると、次から次へと謎(ミステリー)が押し寄せてきて、これはどんなトリックだ?これは?と勘ぐりながら読んでしまう。冒頭部分の描写や話中話の意味は、最後まで読んでから読み返してみないと分からんかった。ラストは感動的なんだけど、、、独特な雰囲気がありますね。ふむう。もう一つの「化石の樹」の方は表題作で親しみのある登場人物だった分、楽しめました。結構深いですけどね。ヨカッタ、ヨカッタ。
読了日:04月26日 著者:加納 朋子
https://bookmeter.com/books/576484

■大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
経済学とは先人が考えついて上手くいった方法に後付けで名前をつけること、マーケティングとは「なんで売れたん?」と聞かれた時に、それっぽく聞こえる回答のこと、なーんてシニカルに眺めていたら、あとがきに「自虐的雰囲気がただよう」と書いてあって、まんまと著者の思惑通りに。ところどころに漂う自慢話と(若干)上から目線の語り口調が気にならなければ、読みやすくて経済学の流れをつかむのには良書なのではないでしょうか。ただし問題の解決にはなんら寄与しません。カイゼンあるのみ。ユダヤ人のテーラーの話は面白かった。
読了日:04月24日 著者:井堀 利宏
https://bookmeter.com/books/9668478

■人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)
2回読んだ。1回目は「知の巨人」とマスコミが持ち上げた人に対峙するインタビューアーのミーハー感が拭えず素直に読めなかった。最後のダイソンさんを読んだところで「アタマいい人が宇宙人を探そうとするとこんなこと考えるんだ」と愉快になってきて、もう1回最初から読んだ。シンギュラリティを説くカーツワイルさんの「太陽系をエンジニアリングする」という発言も壮大でワクワクしますね。2回目は素直に読めました。(利根川さんの奥様でした)
読了日:04月21日 著者:ノーム・チョムスキー,レイ・カーツワイル,マーティン・ウルフ,ビャルケ・インゲルス,フリーマン・ダイソン
https://bookmeter.com/books/11750579

■けい子ちゃんのゆかた (新潮文庫)
読むスピードが難しいというのが第一印象。80歳のおじいちゃんの書いた随筆、今風に言うとブログ。たくさんの人との関わり合いに感謝、家族に感謝、美味しいものに感謝、自然に感謝、生き物に感謝。正直言って、こころにかなりの余裕と平常心がないと読むのが辛い。仕事でカリカリしてる時なんか絶対ムリ。70歳すぎたら「こんな晩年じゃったら、最高じゃのう~」とか言いながら再読したい。たまに同じこと繰り返し書いてあるのが若干ホラー。借りた本には娘さんのあとがきとやらがなくて、ちょっと残念だった。
読了日:04月09日 著者:庄野 潤三
https://bookmeter.com/books/508388

■ささらさや (幻冬舎文庫)
泣ける小説かと思って読んだら、それほどでもなかったです。優しい小説ですね。事故で亡くなったご主人が幽霊として存在し憑依して謎を解いたり、未亡人となった奥さんを助けたりする物語です。個人的には主人公が弱々しい女性よりは逞しく生きる女性の方が好きなのですが、こういった女性に共感する同性も多いのでしょうね。
読了日:03月30日 著者:加納 朋子
https://bookmeter.com/books/578944

■吉祥寺の朝日奈くん
恋愛もの短編集5編。初読みの作家さんですが、プラトニックですねー。恋愛ものでエロのない本も珍しい・・・というかエロい本ばっかり読んでいたことに今気づいた。朝日奈くんはぜひ小栗旬にやってもらいたいですね。小栗旬しか頭に浮かんでこんかった。「三角形はこわさないでおく」もありがちな三角関係だとは思いますが、若い男の欲望を満たす妄想小説という内容。小山内さんは女子に嫌われるだろうなー。
読了日:03月22日 著者:中田 永一
https://bookmeter.com/books/291076

■ヒトは、こんなことで死んでしまうのか
「中居正広の金スマ」で「法医学者上野正彦の事件簿」として有名な人のようだ。この本自体は2004年の上梓。特に系統立てて述べられている訳でもなく、著者の経験された事象を素人に分かりやすく解説している本。「人は舌を噛み切っても死なない」「死人の髭や爪が伸びるのは乾燥のせい」など解けた疑問も多い。青酸カリによる窒息も、ヘモグロビンと酸素の結合の問題だと思っていたら(出典:ゴルゴ13)、呼吸酵素というのがあってそれが破壊されて酸素の吸収も二酸化炭素の排出もできなくなるとあった。今日からこっちの説を信用しよう。
読了日:03月19日 著者:上野正彦
https://bookmeter.com/books/12532251

■知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書)
50年も60年も前に結ばれた密約が、情報手段の発達した現代の日本に対し「今なお影響を与えられる」という点についてリアリティが感じられなかった。「いやだーっ!」って言えばいいんじゃないの?著者の主張する横田空域や日米地位協定の撤廃には、米軍が日本から完全撤退しなければ実現不可能と思われ、完全撤退するといろいろと他に影響がでそうだなー、などと普段考えないことを考えてみた。
読了日:03月14日 著者:矢部 宏治
https://bookmeter.com/books/12137363

■知られざる特殊特許の世界
2000年に出版された本だった。個々の特許(出願中を含む)については、雑学の一種として捉えておこう。途中に挟まれたコラムは特許の世界を垣間見るのにいいと思う。この本読むまでドクター中松がフロッピーディスクを発明したと思ってたよ。
読了日:03月10日 著者:稲森 謙太郎
https://bookmeter.com/books/443468

■かなわない
ラッパーECDさんと商業写真家である奥さんの震災以降の日常ブログの書籍化。原発デモ、子育て、情緒不安定、毒親、自己愛性パーソナリティ障害、キラキラした日常と貧乏、西原恵理子といろいろなフレーズが浮かんでは消える。夫の石田さんが癌で今年の1月に亡くなっていたのを知りました。衷心よりご冥福をお祈りいたします。
読了日:03月08日 著者:植本一子
https://bookmeter.com/books/10273572

■約束の森 (角川文庫)
若くて野心的な現職公安刑事と心に傷を負った元公安刑事。謎めいた依頼に訝しさを感じつつも虚しさからの脱却を求め転地をを決意する。ハードボイルドな推理小説かと思っていたら、最後は思わぬ展開に。途中、敵対関係の構図が分かりにくかったのと、悪党団が現場に来るまでの理由が弱いんじゃないかな?と思ったりしたけれど、映画化したら盛り上がるよね!いいんじゃないでしょうか。疑似家族全員のキャラクターが良かったし、フラグも全部回収したので読後感はスッキリ。楽しめました。
読了日:03月04日 著者:沢木 冬吾
https://bookmeter.com/books/8173018

■ヒストリア
読書メーターが無かったら、まず手に取ることはなかったであろう本。荒唐無稽、空想万歳!!女ルパンか、誰だろ?ある種サクセスストーリー。マブイ落ち(二重人格)もチート無双のカルメンもイメージしにくかったけれど気にしない。だけど最後の凱旋で明かされる真実には深い悲しみが隠されていたのだった。これぞエンターテインメント。この筆力、圧倒的な情報量は古典の風格すら漂う。すごい作家さんがいたもんだ。人生ひとつ得した気分。
読了日:02月28日 著者:池上 永一
https://bookmeter.com/books/12198452

■GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
桜庭一樹の人気シリーズ。けっこう長く続いているみたいなので、どんなもんかと借りてみた。ヴィクトリカと久城少年の掛け合いが魅力のひとつのようだが、オジサンにはチト読むのが辛い。ミステリーではあるが、最大のナゾはヴィクトリカ本人。今後ベンジャミン・バトンのような展開になるのかな?などと思料しつつ、たぶん次巻を手に取ることはないと思われ。ラノベと違って挿絵がないので、電車の中で読むにはよかった。
読了日:01月31日 著者:桜庭 一樹
https://bookmeter.com/books/580603

■オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)
バトン受け取りました(ひとりごと)。反語法とは「ホメ殺し」のようなもの。ソ連の暗黒時代、粛清とはどんなものであったのかを一人の女性の過去を辿ることにより詳細に浮かび上がらせるミステリー。真実はオリガ・モリソヴナの一生。それよりなにより、物語の完成度が素晴らしく高い。序盤の重厚で緻密なロシア古典文学風といい(翻訳本かと思ってしまった)豊富で適切な語彙の使用法といい、悲劇の描写、会話のテンポとまるごと小説の教科書にしてしまいたいような名著でした。この作品との出会いに感謝。末永く読み継がれてほしい一冊です。
読了日:01月27日 著者:米原 万里
https://bookmeter.com/books/577086

■イノセント・デイズ (新潮文庫)
最後の最後まで結末が読めず、結末が分かっても納得できる自分と納得できない自分がいる。幸乃はしあわせだったのだろうか?典型的な依存体質のイネーブラーで、ストーカーにまでなってしまった彼女に感情移入することは難しいが、たった1つの救いがあれば名前の通りしあわせな人生を歩むことができたのだろうと思う。それにさえも絶望した果ての選択だったのだろうけど。記憶に残る小説となりました。モヤモヤ。
読了日:01月21日 著者:早見 和真
https://bookmeter.com/books/11546655

■神さまたちの遊ぶ庭 (光文社文庫)
語り口が好きだ。波長が合いそうな気がする。しあわせとか美しいものに対する閾値がとても低い人なのではないだろうか。それは生きにくかったりするのだろうか。いや、彼女は強い。そして、あらゆるところにしあわせと美しいものを見つけて暮らしていくのだろう。もう一回「羊と鋼の森」を読み直したくなった。
読了日:01月17日 著者:宮下 奈都
https://bookmeter.com/books/12100192

■アラン島 (大人の本棚)
100年前に書かれた本だとは思わなかった。学者風の著者がアイルランドの離島に滞在し、ケルト人の風俗と共に伝わる寓話を蒐集する話。おじいさんの語る話は面白かった。しかし、ケルト民族というとエンヤしか思い浮かばず、脳内でエンヤの曲を流しながら読んでいたが道半ばで挫折。アイルランド上級者向けの本だった。まずアイルランドに興味を持つ努力をしよう。
読了日:01月17日 著者:J.M. シング
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散歩@稲毛海岸

2018-06-30 | Weblog

梅雨が明けました。関東地方の6月中の梅雨明けは観測史上初だそうです。










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牛久大仏見てきた

2018-06-22 | バイク

牛久大仏(うしくだいぶつ、正式名称:牛久阿弥陀大佛)は、日本の茨城県牛久市にあるブロンズ(青銅)製大仏立像で、全高120m(像高100m、台座20m)あり、立像の高さは世界で3番目だが、ブロンズ立像としては世界最大。浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られた。(ウィキペディアより)



異様なデカさ。ありがたや。



胸のところにある展望窓までエレベーターで上ることができる。



小動物公園やお猿のショー(金曜日はお休み)があった。

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