’ちゃんg’ の ’ぶろg’

読書メーターの記事は娘へのメッセージです。将来、同じ本を読んでくれたら嬉しいです。

3月の読書メーター

2020-04-03 | Weblog

3月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2708
ナイス数:211

東京すみっこごはん (光文社文庫)東京すみっこごはん (光文社文庫)感想
最初の2編は女性恐怖症になりそうで怖かった~。東京のすみっこでNPOとして活動している「すみっこごはん」で繰り広げられる、ちょっと変わったコミュニティーのお話。この不思議なコミュニティの成り立ちがある一種のミステリーとなっていて、最終話ですべての謎が解き明かされる。ひさしぶりに目から心の汗が出ましたよ。一話めに戻って、なるほどねーとなりました。シリーズ化されているようですので、とりあえず次作も読んでみようかな。割り箸で魚の内臓を取る方法はクックパッドにありました!
読了日:03月29日 著者:成田 名璃子


チェーン・ポイズン (講談社文庫)チェーン・ポイズン (講談社文庫)感想
え?どゆこと?ってのが読み終わっての感想。いや、だってホスピスでニアミスしてたりとか、章子の方が1年間草育ててただけってのとか、偶然だったり説明不足だったりと、いろいろモヤっとしますよね、しませんか?そうですか。もう一回最初から読み直してみて、納得はしたけどまだ気持ちは晴れない。ま、なんにしても悦子が生きててよかったばい。
読了日:03月28日 著者:本多 孝好


本所おけら長屋(四) (PHP文芸文庫)本所おけら長屋(四) (PHP文芸文庫)感想
鉄斎さんの鼻を掻くしぐさやお満さんのテヘペロがなんとも様になってきた。みなさん、だんだん円熟味が増してきましたなぁ~。今後の展開も楽しみです!
読了日:03月20日 著者:畠山 健二


ひとひと感想
読み終わってニヤニヤしてしまった。部屋着にスッピンで駆けつける、ベタでいいじゃないですかっ!短い期間で両親との死別に会い、否応なく社会に放り出された柏木君と彼を取り巻く人々の日常。人生経験が長い人にとってはどれもどこかで読んだり経験したエピソードなんだけれど、本屋大賞2位ってことは、今の若い人たちのマジョリティーにとって柏木君の性格や境遇は共感を得やすいってことなのかな。また、それは現代社会の鏡というものなのでしょう。
読了日:03月18日 著者:小野寺 史宜


本所おけら長屋(三) (PHP文芸文庫)本所おけら長屋(三) (PHP文芸文庫)感想
コロナ、コロナ一辺倒の世の中で、閉塞感漂う今こそ必要とされる大衆文芸なのではなかろうか?束の間、現実から逃避できる浮世離れした人情噺、有りそうで無い結末。そして全話がめでたしめでたしで終わる。この安心感がいいですなぁ。厳しさの中に人を育てる人情のある「ふろしき」、一見関係のないプロットが一つに収束する「てておや」。ホント、救われた気持ちになります。ありがたや~。
読了日:03月16日 著者:畠山 健二


犯人に告ぐ(3) 紅の影犯人に告ぐ(3) 紅の影感想
リップ(R.I.P)マンとの決着をつける(2)の続編。前作読んだのが4年前だったので、遠い記憶を手繰り寄せながら読み進めるものの、新キャラの登場やIR(カジノ構想)、ネット配信、政治や警察内部の説明でページが捗らない。前半で面白かったのはリップマンが捕まりそうになるところかな。ブレゲのトゥールビヨンいいね。後半はネット配信ニュースによるリップマンとのインタラクティブな攻防と、展開が読めずにドキドキしていると、最後はこの決めゼリフ「震えて眠れ」。いや~、やっぱトヨエツかっこいいわ。
読了日:03月08日 著者:雫井 脩介


沈黙のパレード沈黙のパレード感想
図書館に予約して1年2か月。やっときたガリレオ先生最新作。長~く待ったわりには、すぐに読んでしまったのが少し残念。「容疑者Xの献身」のエピソードにも少し触れていましたね。湯川教授はそのまんま福山雅治でした。ギターも弾いてたし。それにしても、真相がわかった現時点でもハラが立つあの23年前の犯人!もう、あんなヤツはギッチョン・ギッチョンにしてやったらいいのに!面白かったかって?今はムカついてます。あいつに!
読了日:03月03日 著者:東野 圭吾

読書メーター

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする