’ちゃんg’ の ’ぶろg’

読書メーターの記事は娘へのメッセージです。将来、同じ本を読んでくれたら嬉しいです。

5月の読書メーター

2021-06-01 | Weblog

上橋菜穂子と重松清は鬼門。いつも途中で挫折する。「鹿の王」「流星ワゴン」。あと高井 研の「生命の起源はどこまでわかったか 深海と宇宙から迫る」も全然おもしろくなかった。

シドニアの騎士 ー 愛つむぐ星 延期に次ぐ延期でやっと鑑賞。すごくいい出来でした。

5月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1804
ナイス数:203

小麦の法廷小麦の法廷感想
やっぱり一気読みでしたー。殺人事件を隠すための傷害事件の偽装なんて、リアルにありそうでなさそうな~。詰みしか見えないこの無理ゲーに、途中で小麦ちゃん(新米弁護士)と一緒になって「どうするんじゃー!?」と悩んでたのも楽しい読書でした。あと、悪役も脇役もみんなキャラが立っててカッコいい。いや~、面白かった!
読了日:05月31日 著者:木内 一裕


祝祭と予感祝祭と予感感想
アマゾンのプライムビデオで「蜂蜜と遠雷」を視聴したので記憶が新しいうちに読んでみた。本編のような感動はなかったけれど、物語のその後、過去や裏設定があって楽しめる。塵とホフマン先生の出会い、「春と修羅」の逸話など初回限定盤購入者特典の書下ろし小説のような。やるな、幻冬舎!
読了日:05月20日 著者:恩田 陸


犬がいた季節犬がいた季節感想
昭和63年(1988年)から三重県の進学校で飼われることになった犬「コーシロー」と世話をした生徒たちコーシロー会面々の青春の情景、あるいは追憶。一話読み終わるごとにしみじみする。各話、必ずしも思い通りに行かない結末にも希望だけは失わず、それぞれに卒業していく。挿入される重大ニュースや流行歌(古!)がリアルに蘇ってきて、ブルーハーツやプリプリ、青春だったなぁ。30年経った最終話でやっとハッピーエンドっぽくなって、全ての登場人物が繋がってたのも良かった。
読了日:05月15日 著者:伊吹 有喜


凍える牙 (新潮文庫)凍える牙 (新潮文庫)感想
真木よう子の当て書きか?と思うくらいアタマの中は真木よう子だった。前半3分の1は現在だと即アウトなパワハラ、セクハラのオンパレード。「女性刑事の孤独な闘いが読者の圧倒的な共感を集めた」とあるが、後半の昭島から海浜幕張までの追跡劇はちょっとリアリティがなかったな。あと無駄なエピソードが多かった気がする。韓国で映画化、天海祐希と木村佳乃で2回ドラマ化されていた。直木賞受賞作。
読了日:05月13日 著者:乃南 アサ


ヒトの目、驚異の進化 (ハヤカワ文庫NF)ヒトの目、驚異の進化 (ハヤカワ文庫NF)感想
ヒトには4つの超能力が備わっている。「感情を読むテレパシー」「透視する力」「未来を予見する力」「霊読(スピリット・リーディング)する力」。おお、すげー、ツカミはオッケー!!と思って読んでたら、面白かったのは最初だけでだんだん難しくなってきた。ほぼ科学者の研究成果を書籍化したもので、途中でアタマがついていかなくなったというか、そこまで興味はありませんでした。。。
読了日:05月08日 著者:マーク・チャンギージー


コレットの地中海レシピ (コレットノレシピ)コレットの地中海レシピ (コレットノレシピ)感想
1932年刊「地獄と天国」と題したエッセイ集を中心に「ヴォーグ」や「マリ・クレール」に掲載された記事をまとめている。「青い麦」や「ジジ(恋の手ほどき)」の原作者で100年前の流行作家、今でいうセレブ。コレット自身も奔放な生活で、その半生はキーラ・ナイトレイで映画化されていた。「南仏プロヴァンスの12か月」のようなのを期待してたけど、ちょっと違った。
読了日:05月08日 著者:シドニー=ガブリエル コレット

読書メーター

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする