10月の読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数：5
読んだページ数：2201
ナイス数：155

鬼煙管 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想
火喰鳥4冊目。今回は京都西町奉行に出世した長谷川平蔵に要請され、京都で「人体発火」というガリレオ先生も蒼白の事件解決に挑む。源吾のお供をするのは天才星十郎と新参者（東野2連発）の武蔵。新キャラ蟒蛇と銕三郎（てつの字が変換できない）も魅力的。それより何より最後の「終章」が心に染みる。肩車、夕日を背に見る影法師。。。表紙を見ると泣けてくる。
読了日：10月31日 著者：今村翔吾

九紋龍 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想
火付をして火事場となった付近で極悪非道の強盗を働く千羽一家。幼き日に家族を惨殺され復讐に燃える男、辰一。またまた男どもの荒くれたドラマが始まった！火消が入り乱れての喧嘩や崩れ落ちる屋根を支えるシーンなど前２作よりエンタメ性が増し、さらに掛け合う啖呵がテンポよく心に突き刺さる。まるで一本の映画を観ているよう。と思えば緊張感みなぎる場面で「揃っているか！」「わん！」で爆笑。スネークマンショーを思い出した。今回は深雪成分が少なめか？と思っていたら、最後の最後に・・（笑）大満足です。スネークマンショーは、ポールが電話かけるやつね。
読了日：10月23日 著者：今村翔吾

夜哭烏 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想
各所火消の身内を拐かして脅迫し、出陣させずに江戸の町を延焼せしめ田沼意次の失脚を謀る一橋！その理不尽な計画に真っ向勝負するぼろ鳶組！いやぁ～、クライマックスの火事場に向かうところで、全員が襤褸を纏う演出は「カッケーー」のひとこと！それにしても田沼意次の扱いが佐伯泰英（居眠り磐音）と真反対なのが笑える。今回も新之助が大活躍。それと幕間の深雪奥様の登場シーンが楽しみでたまりません！

読了日：10月21日 著者：今村翔吾
火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想
いやぁ～粋だねぇ、鯔背だねぇ。強さだけじゃない、自分の弱さと向き合い悩みながらも「人命を守る」ことに迷いはない松永源吾、御頭！漢（オトコ）だねぇ。そうか、だから「じんかん」の松永弾正はいい人風に書いてたのか。周りを固めるのが、心優しい元関取、優男の軽業師、学究肌の天才に剣の達人っと。紅一点は吝嗇家で頭脳キレッキレの御頭の奥方、、、が美人じゃないわけがない！炎が迫りくる恐怖、その恐怖に立ち向かう男どもの生き様と火事場の疾走感！こりゃ人気あるのも納得だわ。シリーズ化されているようなのでまだまだ追っかけるよ。
読了日：10月11日 著者：今村 翔吾

ストーンサークルの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。いや～、イッキ・・には読めませんでしたけど（600ページくらいある）次から次へと湧いてくる手掛かりに読む手が止まりません。まぁ、読んでる最中は「えー？」みたいなところもありますが、最後の謎解きで納得してしまいます。それより何よりIQ200のティリー（マチルダ・ブラッドショー）とポー部長刑事の掛け合いが最高にキュート！もう結婚しちゃえ！ティリーはNASAの天才プログラマー、マーガレット・ハミルトンに脳内変換して読んでました。
読了日：10月04日 著者：M W クレイヴン

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