’ちゃんg’ の ’ぶろg’

読書メーターの記事は娘へのメッセージです。将来、同じ本を読んでくれたら嬉しいです。

10月の読書メーター

2022-11-02 | Weblog

10月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2400
ナイス数:188

直木賞獲った「塞王の盾」は途中で挫折。だって城壁の石積みって、心動かすにはちょっと無理あるよねぇ。


あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(七) 碧流篇 (時代小説文庫)感想
江戸での開店も首尾よく進み、また、新たな流行を生み出そうと画策する幸。紆余曲折するものの、小紋染めを世に売り出す場面で智蔵再登場!「もがき続けた若い日の、短くて熱い数年の交わりでした。」泣ける~、智蔵~!双方共に皆まで語らず、いや~粋ですな!この「ワクワクホロリ」パターンはしばらく続くのでしょうかね?
読了日:10月30日 著者:高田 郁


あきない世傳 金と銀(六) 本流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(六) 本流篇 (時代小説文庫)感想
まさかまさかの智ぼん退場。生殺与奪は作者の特権とはいえ切ないわー。ともあれ、幸は江戸進出へと舵を切る。オリジナル・ノベルティの寄進や画期的なディスプレイ方法を生み出す長い長い準備期間を経て、忠臣蔵討ち入りの日に江戸に開店するドラマチックな展開。開店当日「貧しくて今は呉服は変えないが、子供の晴れ着をいつの日か必ずここに買いに来ます」のくだりにはホロリとさせられた。五鈴屋の社訓「買うての幸い、売っての幸せ」が重みを増してくる。
読了日:10月27日 著者:髙田郁


あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)感想
五鈴屋の商いも広がり順風満帆の巻。それにしても、当時の風俗や商習慣、季節ごとの催事、法要、二十四節気に鳥のさえずり一筆啓上仕候(ホオジロ)。神が細部に宿ってますなぁ。などと堪能していたら、最後に「えー!!」マジか。
読了日:10月19日 著者:髙田郁


あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)感想
五代目の出奔からまさかまさかの展開へ。ちょ、そん、兄弟全員とだなんて。まいった。確かに伏線はあったな。でも、これでやっと幸の商才が発揮できる舞台が整ったということか。今後の展開も楽しみです。
読了日:10月18日 著者:高田郁


あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)感想
どことなくギクシャクしてるけど、なんかいい感じなってきたじゃない?と安心して読んでたら、何やら不穏な雰囲気が。えー、惣ちゃん変節しすぎじゃないの?
読了日:10月17日 著者:髙田 郁


あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)感想
14歳でそんな性豪鬼畜の四代目に嫁ぐなんて、どんな展開じゃ!と憤りつつ「早く死ね死ね」頭に来ながら読んでたら、わりかしあっけなくご退場いただいた。よき。これはこれでうまいパターンだな、と思ってたら更なる衝撃展開が!おもしろくなってきた。
読了日:10月16日 著者:高田 郁


あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀 源流篇 (時代小説文庫)感想
とうとう手を出してしまった「あきない世傳」。みをつくし料理帖で大いに感動させて(泣かせて)もらったので、評判がいいのは知っていたが読むのを躊躇っていた。今度は豪農の庇護のもと寺子屋を主宰する元学者の娘、幸(さち)が突然の度重なる不幸に見舞われ、齢9歳で女衆として奉公に出されるところから物語が始まる。商才の片鱗は垣間見られるものの、これはなかなかのスローペース。五鈴屋(いすずや)での奉公の日々、四代目(鬼畜)徳兵衛と菊栄との顛末。今度の主人公は美形らしい。(まだ13歳だけど)
読了日:10月15日 著者:髙田郁


奈緒と磐音 居眠り磐音 (文春文庫)奈緒と磐音 居眠り磐音 (文春文庫)感想
二葉文庫から文春文庫に移籍後、初のスピンオフ小説。磐音が9歳のころから本編開始直前24歳までのエピソードが綴られる。奈緒との出会い、慎之輔、琴平との幼き日の交流。磐音、その歳で老成しすぎだろ、とツッコミどころも多々。二葉文庫版は読破したけれど、最初の方は記憶も曖昧で文春文庫で再読したくなる。うまいな文芸春秋。亡き父との思い出とともに。
読了日:10月13日 著者:佐伯 泰英

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