活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

救い 2

2016年06月18日 | 法理

「こつこつ」 と行えば必ず効果はあります。

道元禅師は 「他土の往生を願わしむ」 という様な事を仰っていますが、

全般には 「本当に自分が救われたい」 というより、どこかの 「浄土」 へ引っ張って行ってもらいたい

と言う人もいるのです。

 

そういうような人には、「そういう様なもの(浄土)」 があるからいいのです。

それを全部否定してはいけません。

決して否定出来るものではないのです。

 

いろいろな人がいる 「差別(しゃべつ)」 ですから、「それぞれの範囲内」 で救われればよいのです。

「法」 とは 「差別(しゃべつ)」 の義です。