今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

番外 盗撮シリーズ 20100801-02 北信編

2010-08-17 20:03:46 | Weblog

野尻湖の老舗ホテルの前の植え込み  見事なカライトソウ





カライトソウ





イモリ池の花壇の花


がっしりしているけれど、ニッコウキスゲ??



             
             駐車場から蕎麦屋へ向かう民家の脇に・・・??





駐車場から蕎麦屋へ向かう民家の植え込み  


何と、いままで蕾にしか会えなかったクサボタン






駐車場から蕎麦屋へ向かう途中の旅館の庭


これ、去年の八千穂高原の車中泊した近くに咲いていた知らない花と同じだ・・・・




最終日、蕎麦屋の近くの民家の庭に咲くヤナギラン



 次で、第一回は終わり・・・・




ヤマユリ


このユリが好きなんだ。子供の頃を過ごした千葉の野山ではヤマユリが沢山咲いていたっけ。もう、凄く減っているようだから・・・・


 庭に植えようと思っているけれど、なかなか実現しない。





このシリーズ、あまり続かない・・・と、思います・・・・
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北信最終日 笹ヶ峰 2010.08.02.(2)

2010-08-16 21:32:24 | Weblog
 帰りの電車の時間まで2時間ほどある。どうしよう・・・・


 時間があったら行ってみようと思っていた笹ヶ峰に行くことにした。電車に間に合うかどうか、微妙・・・



 向かう途中、いろいろと花が咲いているのは目に映るが・・・・、カライトソウ、コウゾリナ・・・・、忘れた・・・







コウリンカなのか?



 で、笹ヶ峰着。




笹ヶ峰の白樺







 ここから、火打岳、妙高山の登山道が始まる。




登山口


 くぐって行ってしまいたい衝動に駆られる。が、もう時間もそんなには余っていない。



?焼岳方面?



 少し明るくなり、山が見え出した。中学生の頃、ここから川沿いに上り、ダムの上の川原でキャンプしてイワナ釣りをしたな・・・・。その時、台風が来て大変だった。よく中学生でそんなことしたな・・・と思ったが、それを良く親が許したな・・・、とも思った。その親を連れてまた、ここに来たのだ。


 さて、再度大急ぎで坂を下る。80km近いスピードで駆け下り、無事駅に到着。やがて、電車が来て・・・・






駅の隣の空き地で列車を見ている僕に気がついたようだ・・・写真を見てからそれに気がついた。でも、それも束の間・・・・



遠のく列車



 その後、戸隠へ向かう途中にあるトウモロコシ畑の前の店でトウモロコシを買う。ついでに蕎麦を喰い、一気に帰宅。大した渋滞もなく、休憩をいれて6時間ほどで自宅に着いた。


 ああ、疲れた・・・が、いい旅だった。これにて、北信への旅のおわり。


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北信最終日 野尻湖1周 2010.08.02.(1)

2010-08-15 22:25:28 | Weblog




 最終日もすっきりしない天気。弁天島の周りにはルアーフィッシングのボートが幾つか、既に出ている。


 湖面をみると・・・



アメンボウ


 昔と変らない光景だ。ただし、ラージマウスやスモールマウス等は昔は居なかった。誰かが放流したのだろうが、この町は積極的に利用している。この湖の魚害はそれだけではなく、草魚の放流で湖から水草がほぼ無くなったこともあった。ボートで出て巨大な魚に浅瀬で出会ったこともある。虹鱒もいるようだが、水深の深いところに居るはずだ。この湖は、夏場泳げるのが魅力なのだ。


 さて、朝食を済ませてから荷物をまとめ、車で湖を1周することにした。子供の頃は、家族、友達などで歩いて1周したものだ。一日がかりの行事だったが、車なら30分もあれば1周出来る。




デッキとコオニユリ



 薄暗い林の中の道。きのこが沢山出ている。そのほとんどがクサハツやその近縁。



コオニタケ・・・・コオニユリと書きそうになった・・・




ツルタケ?


随分とごついのだが、ヒダも確認したがオオツルタケではなさそうだ。


 子供の頃、1周すると決まって休憩をして、唯一の酒屋さんでジュースを買って飲んだ、菅川村。随分、変ってしまった。車を停めて歩く。




スモールマウスバスの稚魚



昔はクチボソやヒガイ、ダボハゼが泳いでいるのが見えたのだが、今はスモールの稚魚だけだ。複雑な思いだ。


 車を進め、幾つかある展望台の一つに停める。湖面まで歩いて降りれる場所があるのだ。途中・・・・




ミヤマベニイグチ


これまで、コウジタケに沢山出会っているので、またか・・・と思ったが、青変性なく、ミヤマベニイグチのようである。



ホツツジ



 ホツツジが沢山咲いている場所を過ぎ、木に掴まりながら崖を降り湖面へ。






これで晴れていたら、湖の上に山が見えて綺麗なんだけどなぁ・・・


 展望台に戻るとベンチに・・・



     
イロガワリベニタケ


紙の上に赤いきのこが並べてあった。これは・・・、図鑑では見たことがあるのだが、実際に見るのは初めて。イロガワリベニタケのようだ。分かっていて、こんな風に展示していったのだろうか?あらためてヒダを傷つけてみる。赤変から黒変。これは、やっぱり相当やばいのだろうか?



 再度、車に乗り暫く進み、また、湖に下る。




マツオウジ?




キオン



 道を下ってゆくと、ハナイカダの木・・・




ハナイカダ



 下りきったところに古い桟橋があった。そっと近づくとスモールマウスバスが何匹かウロツイテいた。これでも30cm以上は間違いなくあるだろう・・・




スモールマウスバス



 前方には長野市の上水道の取水口が見えている。ここで、良くつりをしたものだ。







 三度、車に乗り走る。次に降りたのは砂間館桟橋。




砂間館


 外人別荘地の外れにある。夏だと言うのに営業していないようだ。確かにこの湖は寂れている。不景気で、円高で、外人はどんどんと別荘を手放しているとか・・・・


 遠くに見えている町は先ほど、車を降りた菅川村だ。


 水の中を見る・・・!




藻海老


沢山群れている・・・・。分かるかな?




一昨日の花火の不発弾


浮いていた・・・・


 少々、時間が余ったが野尻湖を1周。さて・・・どうする?

つづく。

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戸隠高原 カラマツ林の不明イグチ 2010.08.01.(5)

2010-08-15 10:55:54 | Weblog




 戸隠の薄暗いカラマツ林の根元の落ち葉に見慣れぬイグチが出ていた。イグチらしからぬ外観で、初めはイグチだとは思わなかった・・・・。薄い茶色。柔らかで水を含んだような感触・・・・、これまで、これに似たイグチさえ、観た事がない。周囲を見廻すと同じカラマツの根元に3つ出ていた。大きめのものを取りあえず、採取。






幼菌と比べると印象がかなり違い??と思ったが、傘径は10cmほど。



      


ちょっと痛んでいる。傘の縁が内側に入り込むのが特徴。


 もう少し辺りを見て廻りたかったが、両親を車に待たせていた・・・・。急いで斜面を下り車に戻り、高原を降りた。途中、綺麗な花の植え込みのある喫茶店・・・という感じではないな・・・により、一休み。ケーキと飲み物が出てくる間、庭を見て廻る。




高原植物かと思ったが・・・ オレガノ




どっかでみた・・・




ハンショウズル







ヤナギラン



 ブルーベリーのパイはちょうど前の人で売り切れだそうだ・・・・


 宿に戻り、晩飯の後、薄暗い部屋で例のイグチを取り出す。天井の蛍光灯のみではどうしても影が出来てしまう。傘は幼菌は薄い茶色、成菌は黄土色。孔口は薄黄色、孔口、柄とも傷つけると青変する。その後、退色して薄茶色から薄い赤色になるようだ。





 傘の肉も青変。管孔が随分と短い。










*帰宅後、きのこに詳しい先達に伺いをたてると、観た事がないとのことだった。そして、採集場所が戸隠ということで、亜高山帯のきのこに詳しいT氏に聞いてみた。すぐに返事を頂き、知り合いが今回とあまり離れていない場所で採集した不明のイグチと同じとのこと。日本新産種は確実で新種かもしれないとのこと。あぁ・・・、きのこも花も面白い。これじゃ、体が幾つあっても足りない・・・・。


 あ、仕事のことを忘れていた・・・。
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戸隠自然植物園(2) 2010.08.01.(4)

2010-08-14 22:16:02 | Weblog

ツルアジサイ 植物園のカラマツに絡み付いていた・・・




 植物園を探して歩く。




キツリフネ





ツリフネソウ




シラタマノキ




??と思ったけれど・・・イブキジャコウソウをバラバラにすると・・・




ヤマハハコ



 森の中の道を山側に曲がり、登ってみることにした。




イワガラミ



 薄暗い山の中の道を進むとやがて分岐があり植物園の看板が現れた。どうも、肝心なところに案内が無いので分かり辛いところだ・・・。 カラマツ林の中の小さな公園だ・・・。





ハクサンフウロ


丁度、公園の管理をしている人がいたので聞いてみると、ハクサンフウロという。でも、このフウロ、純血ではない?




ヤマハハコ





タマガワホトトギス






     



タマガワホトトギス




オニシモツケ  初めて見た・・・




ドクダミ



 公園といっても、道が分かりにくいこともあるのか、人がほとんどこない小さな花園だ。その後、辺りを歩いてきのこを探して・・・







 帰宅した。夕暮れの湖・・・・




夕景 野尻湖と黒姫山


きのこ探しは次回、つづく。








 
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北信2日目 戸隠自然植物園 2010.08.01.(3)

2010-08-12 17:27:24 | Weblog

ハクサンフウロ




 蕎麦を食べた後、高原を歩いた。自然植物園があり、その中を歩く。公園の真ん中に緑が池があり、そのどこかに植物園があるようなのだが・・・。







オトギリソウ


この公園にもオトギリソウが咲いていたが、やはり、幾つか種類があるようだ・・・




キバナヤマオダマキ


これは、中社の神社裏で見つけたオダマキとは違う。




カライトソウ


実は、このカライトソウには野尻湖畔で沢山、会っているのだが・・・、後で盗撮シリーズで・・・




ヨツバヒヨドリとアサギマダラ




 森に入って行き・・・・




ズダヤクシュ


沢山の花の跡・・・・、僅かに数個の花・・・・


 また、池の畔に出た。




せり科(ちょっと調べる余裕なし・・・)




 あれ?






同じところに戻ってきてしまった・・・・、それにしても、アサギマダラはヨツバヒヨドリが相当好きらしい・・・。再度、植物園を探して歩いた。


これから出かける予定。
つづく。
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北信2日目 戸隠中社 2010.08.01.(2)

2010-08-11 07:57:05 | Weblog

戸隠中社 うずら屋



 池の平のいもり池を歩いた後で、急ぎ、戸隠に向かった。到着は10時半。取りあえず、40年は通っている蕎麦屋のうずら屋の様子を見てみた。



 中社前の広場は、いつもは駐車場になっていたのだが、来なくなってから止めたようだった。駐車スペースの当てが外れ困ったが、少し進んだところの旅館が空いたスペースを駐車場として提供してくれていた。一回、300円。旅館は小遣い稼ぎかもしれないが、こっちとしても大助かりだ。



 で、昼時までかなり時間があるというのに、1時間待ちだそうだ・・・・、野尻湖が寂れているのに、戸隠は大盛況?うずら屋は昔、戸隠に来たばかりの頃、そんなに目立つ蕎麦屋じゃなかった・・・・。最初から、蕎麦打ちのデモを店頭でやっていたけれど、蕎麦はつなぎなしなのか、バキバキいうほどのそばで、かけ蕎麦を頼むと、つゆから針金が突き出したようなものが出てきたものだった。




順番を待つ人



 さて、一時間、店頭でのんびり待っては居られない・・・・。親父はいもり池で体力をかなり消費しているので、店の前で座っている人にお願いして、隣に座らせてもらう。



 僕はというと、中社に参拝して・・・、参拝自体に興味はないが、辺りをうろつく。




登り口 手を清める・・・



 その後、石段を登り・・・・、その途中・・・



     
これもオトギリ?



コナスビかと思った・・・、けど、違うな・・・、これもオトギリソウの仲間のようだ。







??



目立たない花だが、中社へ登る石段の両脇にかなり咲いていた。








中社


工事中のようで、無粋だが・・・・、一応、お参りして無理なお願いをする。お賽銭は控えめ・・・・、だから、御利益がないのかもね・・・


 脇を通り、裏に出ると、相変わらず、湧き水が山肌から流れ落ちていた。









 石段をまた、降りて、うずら屋に戻るが、まだ順番にはなっていないようだ。しょうがないので、石段の脇の細道に入り、山の裾野を散策・・・、!!




ヤマオダマキの仲間



ヤマオダマキが咲いていた。八ヶ岳で沢山見たヤマオダマキとは違う。図鑑などではこのタイプのヤマオダマキの方が一般的。


 そして、今年始めての出会いか・・・・






ゲンノショウコ





オトギリの仲間




チダケサシ




 チダケサシの写真を撮ろうと、叢を掻き分けて歩いているときに、五名でお待ちの・・・というアナウンスが聞こえた。???と思っていると携帯が鳴り、早く戻って来い・・・



 写真を撮ってから戻り、2階の席についた。








深山・・・蕎麦(名前忘れた・・・)








うずら屋の蕎麦は少しずつ進歩している。10年前はこんな、きのこは入ってなかった。ハナイグチ、この辺りではジコボウ・・・、それと、良く分からないきのこが入っている。印象からいうと、Hygrocybe sp.なのだが、こいつらを自信を持って料理に使うだろうか・・・?



 昔なら、蕎麦と一緒に山菜の天麩羅やら、そばがきやら、頼んでビールを飲むのだが・・・・、運転手としては大人しく、蕎麦を食べ次のスケジュールをこなすのみ!





赤い蕎麦





白い蕎麦



 駐車場の旅館に戻る道すがら、よその庭の花を盗撮。その内、盗撮シリーズとして紹介しようかな・・・・



今年、まだ岡山森林公園に行ってないな・・・


つづく。 
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北信2日目 池の平いもり池 2010.08.01.(1)

2010-08-09 22:52:28 | Weblog

早朝の湖



 朝、目を覚まして、窓から湖を眺めた。曇っていて、湖面にも霧がかかっている・・・。ここの天気は大抵、こんなものだ。




バスボート



 最近はこの湖にはラージマウスバスとスモールマウスバスが住み着いていて、高原の湖であるせいか、スモールが優勢だ。スモールはラージと較べると圧倒的に引きが強く、ルアーフィッシングの格好の標的だ。日本でもスモールが釣れる湖は限られている・・・



 6時過ぎ、バスボートが出航して行く・・・



 朝の散歩に出る。




フライングソーサー



 宿の前の桟橋の近くに咲いていた。これが、一番好きな西洋朝顔。フライングソーサーだ。


 さて、朝食を済ませてから出発。今日は、早くも姉が午後4時の電車で東京に戻るので、早め早めに活動を開始する。予定はまずは妙高高原池の平のいもり池、それから戸隠中社で蕎麦を食べ、空いた時間で高原の散策・・・・



 で、いもり池。到着は・・・9時だ。





池への入り口のヤナギラン





知らないシソ科の花





イモリ池の睡蓮



 子供の頃、何度か訪れている。池の近くにある温泉に来たついでに池の周りで遊んだ。そのころ、池の周りは湿地のようで、気をつけて歩かなければならなかったが、今はすっかり整備されていて、靴を濡らす心配なく歩ける。周りには売店やら、花壇があったりで、昔の面影はあまり感じられない。懐かしかったのは、昔と同じ、練り餌と竹の釣竿をセットでレンタルしていて、釣りをしている人がいたこと・・・。子供のころ、やったな~











     







実はいもり池に睡蓮が沢山咲いていたという記憶はないのだ・・・・


 周回の道を歩く。親父は頑張って歩いている・・・・








クサレダマ


花の跡が珠になっているからタマは良いとして、クサレの由来は何?



 池の周りに小さな黄色い花をつけた植物が沢山あるのだが・・・・、良く見ると、幾つか種類があるようだ。クサレダマもその一つだが、ややこしいのはオトギリソウの仲間達。








一つ目


花の大きさは2cmくらいだろうか・・・・







二つ目


これは、前出のものより花が小さい。そして、葉や花に黒点が目立つ。








三つ目


これも、花は小さく1cmほどだが、黒点は見られないし、蕾・・・多分、が赤い。


 3種類のオトギリソウが池の周りにに咲いていたように思うのだが・・・・







ガガイモ科? アオカモメズル?かな・・・







キンミズヒキ


考えてみたら、池の周りは黄色い花ばっかりだった。親父は頑張って池を一周した。




ヤマホタルブクロ



 さて、次を急がなければ・・・次は戸隠!!
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湖畔の宿 2010.07.31.(2)

2010-08-08 11:23:20 | Weblog
駅から車に乗り、野尻湖への道を走る。





    


 この辺りの住宅やペンションの庭には、無造作にいろいろな花が植えられているが、どれも綺麗だ。生き生きとしている。










いつか、なかなか写す機会がないと書いたヤブカンゾウの花、高原の叢で漸く・・・



 その後、湖畔の宿に到着。荷物を降ろしてから、昔なつかしい場所訪ね、戻った。夕暮れが近づいている。




弁天島



 宿のまん前に野尻湖唯一の島、弁天島が見えている。生憎の曇天で薄く靄もかかっているようだ・・・・。ボートがゆっくりと前を進んで行き、その跡にポツポツと火が灯って行く。


 実は今晩は、野尻湖の花火大会。灯篭流しが始まったのだった。






 湖岸の町営駐車場では、警備本部のテントが張られ準備に忙しい・・・くもなさそうだな。




警備本部







 東京から姉も到着。晩飯を早々に済ませ、宿の自室から花火を見物する。



































 こじんまりとした花火大会だったが、これもまた、風情があって良かった。花火大会の中程から、パラパラと雨が降り出し、夜中には結構降ったようだった。
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北信を歩く 妙高高原 ススケヤマドリ 2010.07.31.(1)

2010-08-07 21:25:57 | Weblog

黒姫山



 両親と一緒に子供の頃、毎夏通っていた高原に行ってきた。もう、親は年なので一番、疲れないように移動する。黒姫の駅までは電車、駅には車で迎えに行き、その後は車で昔懐かしき場所を歩く・・・・予定。



 自宅を朝の5時に出て、ひたすら高速を東進する。小牧JCで北上して中央道に進み、さらに長野道に抜ける。その後、上信越自動車道を走った。



 黒姫の駅に着いたのは12時30分過ぎ。早すぎた・・・・・、電車の到着は14時だ・・・。もう、10年以上、この辺りには来ていないので、道も随分変ってしまいさっぱり分からない。昔はなかった道の駅に寄って情報収集。





ヘブンリーブルー



 一番か、二番目に好きな西洋朝顔だ。やっぱり、高原のアサガオは青が綺麗だ。さて、微妙な空いた時間、どうしようか。


 近くの黒姫高原の方に車を走らせた。途中・・・・




アジサイ



 道の脇にアジサイが沢山、植えてあるのだが、とにかく、青が綺麗だ。黒姫のスキー場に向かって走り、なつかしいゲレンデの辺りまできた。この辺りの目印だった、シャレー黒姫は・・・・もう、無かった。



 近くに車を停め、散策。






ギボウシ


このギボウシは、子供の頃から毎年、見てきたもの。でも本当の名前を知らない。





ウツボグサ



高原のウツボグサは華奢で、花の色も淡く、優しい・・・



 きのこだ。







イグチのようだが・・・・



     
ススケヤマドリタケ??     Boletus hiratsukae Nagasawa?



自宅周辺でヤマドリタケモドキは山ほど見てきているが、これは違う。傘表面の様子も違うし、柄の色の濃さが違う。採ろうとして折れてしまった柄の匂いは、まさにヤマドリタケモドキと同じ。柄の網目は根元まで入っている。これまで、見たことはないのだがススケヤマドリタケでは・・・・







柄の地の色と網目の色が見分けるポイント・・・、この個体は地の色は濃く、網目の先が白いススケヤマドリの特徴を持っているように思う。 




カバイロツルタケ     Amanita fulva (Schaeff.) Fr.


普通、これはカバイロツルタケとするのだろう。八ヶ岳周辺では、妙に色の薄いカバイロツルタケがあったし、これも自宅周辺でいるカバイロツルタケとはちょっと、違う雰囲気だ。ヨソオイツルタケのこともあるし、このあたりは今後、精査されるべきところのような気がしている。




コウジタケ     Boletus fraternus Peck



鮮やかな赤。なかなか、自宅周辺では、これだけ鮮やかな赤には出会えない・・・。




コウジタケ    青変性を確認・・・




 黒姫高原を後にして、もう少し走り、杉の沢方面に向かった。白樺の木が増えてきた辺りで車を停め、歩いてみる・・・・




白樺林への道





アセタケの仲間    八ヶ岳でも良く見る大型のアセタケ







これは、多分クロハツだろうな、と思ったが確認せず。




タマゴタケ     Amanita hemibapha (Berk. & Broome) Sacc.



一瞬、ベニテングタケかと思った。というより、ベニテングタケを目当てに歩いていたもので・・・。でも、綺麗な姿だった。









ツルタケ     Amanita vaginata var. vaginata (Bull.) Lam.






タマゴタケ     Amanita hemibapha (Berk. & Broome) Sacc.





ドクツルタケ     Amanita virosa (Fr.) Bertill.


死ぬよ・・・食べると・・・





クロチチダマシ     Lactarius gerardii Peck






オカトラノオ




 白樺の林の中にオカトラノオが沢山咲いていた。時計を見ると、両親の乗った電車が駅に着く時間が迫っていた・・・・。



 あわてて、車に戻り高原をひた走る・・・・


 何とか、間に合った。




長野発、上越行き?


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伊吹からの帰宅後・・・ 2010.07.25.(3)

2010-08-06 20:27:47 | Weblog

シベリア




 2日目の伊吹は出だしが早かったのと、車で山頂まで行ったのとで、帰宅は早かった。


 最近、平日は暗くなってからの帰宅、休日は遠出の連続で、自宅の庭をあまり見る時間もなかったな。ユリは、幾種類かが、咲き終わり、今はシベリアが花をつけている。





コオニユリ




バラウツギA





バラウツギB



 伊吹の花畑とあんまり変らない?


 やっぱり、この時期に青系の花を咲かせるものを植えておかないとアカンな・・・
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伊吹山山頂から 2010.07.25.(2)

2010-08-06 07:50:37 | Weblog

伊吹山頂



 朝8時を過ぎた。今日も良い天気になった・・・・・


 また、しばらく山頂の花や景色など・・・




キリンソウ





カワラナデシコ、イブキトラノオ、シュロソウ、キバナノカワラマツバなど






イブキフウロに近い・・・








相の子?




ハクサンフウロに近い?




ヒメフウロ




 八ヶ岳周辺でもフウロの花は沢山見てきたが、伊吹ではハクサンフウロとイブキフウロがあり、かなり交配しているようだ。


 

 どうも、最初から車で山頂に来てしまうと物足りない・・・。昨日は5合目まで登ったので、山頂から5合目まで下り、また、登ってこようかと・・・。山頂で出会ったボランティアのガイドさんに訪ねると、8合目から下は何もないという。と、いうわけで8合目まで下ることにした。




 下る途中・・・・




クルマバナ





コウゾリナ





キリンソウ





クサボタン


またしても、蕾。いつになったら、花に会える?





ホタルブクロ





カワラナデシコ



 急な坂道を下り、八合目に着いた。






 下から登ってきた人に何人か出会ったが、かなり疲れている様子だ。この山は標高差の割りに距離もあり、日を遮るものもない。




 山頂に戻り、ゆっくりと駐車場までの斜面を歩いた。














シモツケソウ










ミヤマトウキ





タテハ



 沢山の花に出会えたなぁ・・・、でも、沢山の蕾にも出会った。ルリトラノオ、サラシナショウマ、そしてクサボタンはこれからの開花だし、リュウノウギクなどの菊科は葉ばかり。



 でも、今回はこの位にしておこう。



 少々、早いが山を車で下り、家路についた。

 
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伊吹山山頂から 2010.07.25.(1)

2010-08-05 07:58:04 | Weblog

夜明け前・・・・




 昨夜は、翌朝、早いこともあって、10時半には寝たが、携帯にメールが幾つか入り、12時過ぎには起こされてしまった。その上、相棒は2時過ぎに起き出し、何やらゴソゴソしている。これは早く起きろという意思表示か・・・、などと考えながらウツラウツラしているうちに4時になった。



 何故、4時に起きて出ることになったのかは覚えていないが、支度をして宿を出た。




伊吹3合目付近を見る



相棒は夜中の内に、外の木の枝に吊るしておいた僕のシャツなどを取り込み、支払いも済ませてくれていた。



 さて、出発。今日は、初めから車で伊吹山頂に向かった。




伊吹山頂からの眺め



 6時には山頂に。伊吹ドライブウェイを登る途中、下ってゆく車に何台か、出会った。日の出を見て帰る車だろう・・・。さて、車を駐車場に停め・・・・、早朝というのに既にかなりの車が停まっていたが・・・、山頂の花畑へ向けて歩いてゆく。




クガイソウ


大山では、小さな蕾だったクガイソウ。やっと、咲いている光景に出会えた。シモツケソウはやはり、まだ、蕾?



シモツケソウ



 後は次から次へと花に出会う・・・・





クガイソウ





クルマユリ





メタカラコウ





シュロソウ





ウツボグサ





コバノギボウシ






キンバイソウ





ルリトラノオ





キンバイソウ





シモツケソウとイブキトラノオ








 山頂に雲がやってきた・・・・





雲・・・? 霧・・・?





イブキジャコウソウ









白花のイブキジャコウソウ








 また、雲がやってきた・・・・





シシウド









 雲が去った後には、また、明るい草原が現れた・・・・





キバナノレンリソウ





イブキジャコウソウとキバナノカワラマツバなど



 お花畑とは良く言ったものだ・・・・。この高度で、これだけの沢山の花が咲くのは、琵琶湖からの湿った風がこの山に当たり、雪を沢山降らせるからなんだろう。

もう、少し、つづく。
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伊吹初日 醒ヶ井のバイカモ 2010.07.24.(3)

2010-08-03 21:50:42 | Weblog

バイカモ



 伊吹を5合目で切り上げて下山。汗はたっぷりかいたし、ちょっと早いが宿で汗でも流そうかと思ったが、いくらなんでも早い・・・



 近くの醒ヶ井でそろそろ、バイカモが咲いていそうだと思いつき、寄ってみることにした。場所も定かではないので、近くのコンビニで道を聞き、とりあえずマスの養魚場へ向かう。思ったよりも近い・・・けど、道を間違い、到着。


 近くの店に車を停めると、店のオバサンが素早く出てくる。で、バイカモの状況を聞くと、養魚場内でバイカモは咲いているが駐車料金と入場料がいるとのこと。来る途中で「バイカモ見物のための駐車場があったけど?」と聞くと、今は丁度花が開いている時期だから、お金をとるという。ここから少し下ったところにも咲いているから、それを見てから駐車場に入るか決めたら?と教えてくれる。


 最初の印象とは違って、随分、親切に教えてくれた。で、その場所。住宅の脇の川だ・・・
















バイカモ



 きっと、もっと下流の駐車場に車を停めて見に行くところでは、沢山咲いていたのだろうと思ったが・・・・・、これで十分。



 今晩の宿に向かう。夜のビールを仕入れながら・・・・。


 その晩の dinner・・・・



冷製コーンポタージュ 焼きなすの風味




 焼きなすのあの焦げ臭い風味の冷たいコーンスープから始まる、ちょっとしたコース料理。デザートは・・・・




・・・・・






ワインをハーフボトルで頼み・・・・



 A:「何か、雰囲気が変だな・・・」

 B:「うーん、恋が芽生えそうな・・・」

 A:「アホな・・・」


 などと呟きながら、夜は更けてゆく・・・・、つづく。
*誤解なきように・・・、相棒は男である。
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伊吹山一日目 五合目からの下り 2010.07.24.(2)

2010-08-02 20:28:46 | Weblog

アカトンボ



 五合目から3合目に下る途中、マユミの林の脇で出会ったアカトンボ。暑いんだろうか・・・ちっとも逃げない。ちょっと、飛び立ってもすぐ戻ってくる・・・。





誰かが手折っていったのか・・・ウマノアシガタ?





ネジバナ





クララ




 3合目まで戻り、昼飯を食べることにした。
















 相棒(大山でも一緒だったマラソンマン)が作ってきてくれた。ゆで卵は何とか言うウーロン茶の葉でスモークしてあるのだそうだ。変った香りがして旨かった。鳥の何とかは揚げたてだと、皮がぱりっとして旨いのだが・・・と、不満そう。でもそれでも旨い。他にもいろいろ、ビールもまた旨い。料理の説明はいい加減に書くと怒られるので・・・やめとく。全部、旨かった。




 ほろ酔い加減、腹もいい加減・・・、景色を眺めながら風にしばらく吹かれていた・・・







 また、下り、一合目の黄色い花を眺めながら、登山口に下りてゆく。





ヒメヤブラン 開いていたら、可愛い花なのだけど・・・



 そして、これを探していたんだ。春に来たときに登山口から沢山咲いていたミスミソウ。花が咲いていないと、ここまで見つけにくいものか・・・・




ミスミソウ


つづく。
コメント (6)
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