最終日もすっきりしない天気。弁天島の周りにはルアーフィッシングのボートが幾つか、既に出ている。
湖面をみると・・・
アメンボウ
昔と変らない光景だ。ただし、ラージマウスやスモールマウス等は昔は居なかった。誰かが放流したのだろうが、この町は積極的に利用している。この湖の魚害はそれだけではなく、草魚の放流で湖から水草がほぼ無くなったこともあった。ボートで出て巨大な魚に浅瀬で出会ったこともある。虹鱒もいるようだが、水深の深いところに居るはずだ。この湖は、夏場泳げるのが魅力なのだ。
さて、朝食を済ませてから荷物をまとめ、車で湖を1周することにした。子供の頃は、家族、友達などで歩いて1周したものだ。一日がかりの行事だったが、車なら30分もあれば1周出来る。
デッキとコオニユリ
薄暗い林の中の道。きのこが沢山出ている。そのほとんどがクサハツやその近縁。
コオニタケ・・・・コオニユリと書きそうになった・・・
ツルタケ?
随分とごついのだが、ヒダも確認したがオオツルタケではなさそうだ。
子供の頃、1周すると決まって休憩をして、唯一の酒屋さんでジュースを買って飲んだ、菅川村。随分、変ってしまった。車を停めて歩く。
スモールマウスバスの稚魚
昔はクチボソやヒガイ、ダボハゼが泳いでいるのが見えたのだが、今はスモールの稚魚だけだ。複雑な思いだ。
車を進め、幾つかある展望台の一つに停める。湖面まで歩いて降りれる場所があるのだ。途中・・・・
ミヤマベニイグチ
これまで、コウジタケに沢山出会っているので、またか・・・と思ったが、青変性なく、ミヤマベニイグチのようである。
ホツツジ
ホツツジが沢山咲いている場所を過ぎ、木に掴まりながら崖を降り湖面へ。
これで晴れていたら、湖の上に山が見えて綺麗なんだけどなぁ・・・
展望台に戻るとベンチに・・・
イロガワリベニタケ
紙の上に赤いきのこが並べてあった。これは・・・、図鑑では見たことがあるのだが、実際に見るのは初めて。イロガワリベニタケのようだ。分かっていて、こんな風に展示していったのだろうか?あらためてヒダを傷つけてみる。赤変から黒変。これは、やっぱり相当やばいのだろうか?
再度、車に乗り暫く進み、また、湖に下る。
マツオウジ?
キオン
道を下ってゆくと、ハナイカダの木・・・
ハナイカダ
下りきったところに古い桟橋があった。そっと近づくとスモールマウスバスが何匹かウロツイテいた。これでも30cm以上は間違いなくあるだろう・・・
スモールマウスバス
前方には長野市の上水道の取水口が見えている。ここで、良くつりをしたものだ。
三度、車に乗り走る。次に降りたのは砂間館桟橋。
砂間館
外人別荘地の外れにある。夏だと言うのに営業していないようだ。確かにこの湖は寂れている。不景気で、円高で、外人はどんどんと別荘を手放しているとか・・・・
遠くに見えている町は先ほど、車を降りた菅川村だ。
水の中を見る・・・!
藻海老
沢山群れている・・・・。分かるかな?
一昨日の花火の不発弾
浮いていた・・・・
少々、時間が余ったが野尻湖を1周。さて・・・どうする?
つづく。