今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

前週に開き切っていなかったをエビネを訪ねる      2018.05.13.(3)

2018-05-31 22:18:28 | 山、花、山野草





 カザグルマの自生地を離れ、レンリソウを観察してから一時間、県境を越えて走った。先週も訪れた森に傘を射して、
入り込んだ。まず、最初は半分しか開いていなかったキエビネの様子を見る。場所はGPSに記録しているから迷うことはない。

それにしても、キエビネな目立つなぁ・・・




キエビネ
やっぱり、満開になった。








 その近くにジエビネが咲いている。


















ジエビネの向こうに見えているのは・・・・




タカネエビネ
咲いている。前週はつぼみだった。








 これで、今日の目的は半分は達したかなと思うのだが、更に傘をさして深い森の中を彷徨う。




        

先週も写したキエビネ。ちょっと盛りは過ぎたかな・・・・、でもまだまだ大丈夫。





キエビネ
隣の株がナツエビネなのが笑える。夏にはナツエビネの花とキエビネの葉でも写そうか。迷って辿り着けない可能性は大。



 これでこの場所を離れて、先週はつぼみだったキエビネの大株の様子を観に行く。途中・・・・











ジエビネ



 それから、明るい獣道を歩いて・・・・





キエビネ



 やっぱり、咲いていた。大満足だが、ここで一度、車に戻って少し大きく移動することにした。今日がエビネの観察の、
今年最後の日になるだろう。


 あ、ナツエビネは別だけどね。



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絶滅危惧Ⅰ類 レンリソウ      2018.05.13.(2)

2018-05-31 08:12:24 | 山、花、山野草

レンリソウ



 カザグルマ自生地から西に走る。その途中の田園地帯の真ん中で友達が突然、停まってくれと言う。
慌てて路肩に停まろうとして脱輪しかけた。どう見たって田んぼと畔と土手に草が生えているだけ。

 その草叢の中に絶滅危惧Ⅰ類、レンリソウが咲いていた。




    
レンリソウ



 実はレンリソウを観た時に、あれ、紫色?!と思った。伊吹で見たレンリソウは黄色かったと思ったのだが・・・・、
それはキバナレンリソウだった。記憶から「キバナ」が抜け落ちていた。帰宅から調べてみると、ヨーロッパの牧草が日本に
帰化したのがキバナレンリソウで伊吹山にしか咲いていないらしい。

 さて、レンリソウだが、まるで小振りなスイートピーといったところ。









        










 周囲の草叢にはカラスノエンドウも咲いているから、探すのは厄介だ。でも、一度見つけると次々に花を見つけることができた。
最初に眺めたセタカアワダチソウの中のレンリソウに眼がとまるようになる。

 花の時期だけしか分からない、貴重な花だ。

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