今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

山を降りて車を手に入れ、カタクリに埋まる    2018.04.30.(3)

2018-05-15 22:48:43 | 山、花、山野草

シナノキジムシロ



 朝の散歩から山荘に戻り、荷物をまとめて清算をした。それから山荘のデッキの脇の階段を下り、ドンデンライナーの停留所に向って歩いた。
下る斜面に大きなシナノキジムシロの群生があった。




アマナ


 ほんの数分でバスの停留所に到着した。







 まだ、バスの発車の時間まで20分ほどある。ここからまた、オオミスミソウの場所まで行く時間はないだろう。近くで時間を潰す。





ドンデン山の看板





バス停横のシャクナゲ つぼみが大きくなってきていて近いうちに開花するのだろう。



 下の方を眺めていると、やがてバスが登ってきた。しかも、2台。








 バスが到着して、時刻通りの10時に山を下り始めた。ドンデン山荘から乗った人は10人もいなかったのではないかな。。。。
バスはドンデン山登山口を経由して両津港に到着。そこから、歩いて5分ほどのレンタカー屋さんに行き、予約していたレンタカーを借りた。
そして、一昨日にホテルに預けていた荷物を車で受け取りに行き、次の観察地に向かった。

 その次の観察地を何処にするのかというところで、佐度在住のN氏のアドバイスを参考にした。選択肢は①圧倒的なカタクリの群生地、
②一面のニリンソウの群生する谷・・・・、③忘れてしまった。

 谷一杯のニリンソウの群生を見たいとは思わなかった。次の宿との位置関係で①を選んで目的地に向かって急いだ。両津の町から反対側の
入り江を目指して走る。その途中で右折して自衛隊の駐屯地へ向かう道を登った。道はどんどんと高度を上げていき、標高800m位まで
登って行く。峠近くにある白雲台交流センター手前の道の脇ではカタクリの花が丁度見頃で、車を停めて歩いてみた。





道の脇のカタクリの花   12:20











噂に聞いた通り、佐渡のカタクリの葉には斑点がない・・・・





カタクリの花
群生地ではこんなに大人しく写真に納まってくれるカタクリの花は少ない。







 そして、道からブッシュの中に少し入り込んでみた風景・・・・・






あっ?!これはヤバイ。取り敢えずは目的のカタクリの大群生を見てから、この場所に戻って来ることにする。


 車に戻り、目的の斜面を登った。




交流館を眼下に、遥か海を望む。



 登って行きブナの林の中を進んだ。




ブナ林と樹下のカタクリの大群生





フタバアオイ

















カタクリの群生



 これだけの広範なカタクリの群生を見ると、一つくらい白花のカタクリに出会えるんじゃないかと期待するのは無理のないところ。



つづく。


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ドンデン山荘    朝飯後の散歩     2018.04.30.(2)

2018-05-15 07:14:08 | 山、花、山野草





 朝飯を食べた後はバスで下山してから両津の町でレンタカーを借りることにしていた。そのバスの時刻は10時だ。
食事を済ませた後、部屋に戻り荷物を整理したがまだ2時間ほど時間がある。どうする?

 友人はドンデン山頂へ登っては?という。僕はもう登りは沢山、昨日の十字路から山荘までの道をゆっくりと歩きたいと思っていた。
登りの疲労と体調不良とであの辺りを歩いているときは周囲をあまり観察できていなかったと感じていたから。

 山荘から昨日の軌跡を辿る。









アラゲヒョウタンボク
そこら中に咲いていて、何か、知らないウツギの仲間と思っていたのだが・・・・







          

 何か、不自然さを感じて撮った写真。イタドリの芽だろうと思うけれど、柄が短いまま葉が開き始めようとしている。これでは、
スカンポとかスイバの柄を齧ることはできないだろう。

 道の脇の山側の斜面を注意深く見てみると、場所によって満開のカタクリとかと一緒にオオミスミソウがポツポツと咲いていることに
気が付いた。前日、疲れて山荘への道を歩いていた時には気が付かなかった。



        


        








 雪の完全に消えた道ののり面の枯れ草をみると何やら花の跡が沢山見えた。これは・・・・




イブキジャコウソウ?




金北山に続く尾根筋下の残雪と新緑



 青ネバ十字路手前の残雪の多い辺りまで歩いて来る積りだったが、思ったよりも時間を使ってしまった。バスの出発の一時間前になった
ところで山荘に戻ることにした。帰路もまた、道の脇を見ながらの気持ちの良い散歩を楽しんだ。




キクザキイチゲ





カタクリに隠れたオオミスミソウ








つづく。


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