コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

相手の得を探す

2016-10-18 06:14:51 | Weblog
人は誰でも勝ちたいと考えています。
負けたい人はいません。

自分が勝つなら、
他の誰かが負けることになります。

他の誰かとは、
たいてい身近な人です。

しかし、
勝者を決めるためには、
必ず敗者が必要とは限りません。

自分が勝利を手に入れると同時に、
相手も勝者にすることはできます。
これがWin-Winという考え方です。

Win-Winを意識している人は、
「相手の得になることは何だろう?」と考え、
冷静に状況を見極めようとします。
相手の望みと実現可能性を探ることができます。

相手の望みを探るコツは、
一歩身を引いて、
状況を客観的に眺めることです。

こうすると
「自分Vs相手」の構図は消えてしまいます。
自分が勝つために、
相手が何かをあきらめなけれぱならないという思考を
捨てることができます。

Win-Winが効果を発揮するのは、
ビジネスだけではありません。

家族でも有効です。
たとえば、
休みの日のすごし力を話し合うとします。
あなたの望みは釣りだとします。
さらに、
家族の他のメンバーにとっても得になることを考えます。
たとえば、
あなたが釣りをしている間に、
家族はハイキングやセーリングを楽しむという案もあります。
「家族にとって得になることは何だろう?」
という観点から考えれば、
最高のアイデアが浮かぶはずです。

誰にでも優しくする

2016-10-17 05:49:10 | Weblog
誰に対しても丁寧な態度で接し、
いつも助けの手を差しのべることです。

これは習慣化してしまうことです。

すると、
自然とできるようになる。

この態度を
パソコンの初期設定のように考えましょう。

いつ誰に何かを頼まれても、
これからのあなたは
「忙しいんだ。他に頼んでよ」とは答えないで、
「いいですよ。教えてあげよう」
とにこやかに答える人になりましょう。

この態度を仕事を行いましょう。
そして、
自分の評判とキャリアがどう変化するかを観察してください。

誰かが困っていたら、
いつでも自分から
「何かお手手伝いしましょうか?」
と声をかけることを基本にすることです。

買い物帰りに、
紙袋が破れてしまったといった
小さなことでかまいません。

声をかけた相手は、
助けが必要なら、
あなたの申し出を喜んで受け入れるだろう。
もし断られても、
少なくとも声はかけたという事実が残ります。
それがいちばん大切なことです。

これは、
日々の心かけの問題です。

いつも周りの人のためを思い、
笑顔をつくり、
助けを求めている人を見逃さない。

相手の立場で考え、
問題を抱えている人に同情します。

これは、
言いなりになる人と思われることではありません。
むしろ正反対です。
周りの人の問題をすべて解決する必要はありません。
ただ手間と時間を惜しまずに、
周りの人を気遣います。

周りの人にはまったくの赤の他人も含まれます。
すべての人が、
ときどき知らない人にも笑顔を向けるように努力すれば、
世の中の争いも毎日少しずつ減るでしょう。


優れた人をモデリングする

2016-10-14 06:29:39 | Weblog
他人との比較はするな!
とよく言われます。

他人と比べて、
自分が優れていると思うのは優越感を感じ、
自分が劣っていると思うと意気消沈してしまいます。

しかし、
人は誰でも個性的な存在で、
比べても仕方かないという考え方もあります。

「日々もっとよくなりたい」
「もっと成長したい」と思うなら、
その「もっと」とはなんでしょう?

目標を定めるためにも
「お手本」を見つけ、
モデリングすることは必要なことです。

前向きな比較もあります。
この比較によって、
自分があとどれくらいがんばればいいのか?
具体的に知ることができるからです。

お手本が見つかるということは、
その目標が達成可能なことの生きた証拠です。

お手本にしていることを本人に知らせる必要はありません。
もちろん、
本人に助言を求めることもできます。

優秀な人と自分を比べるのは気がひけます。
相手は優秀で自分はダメだということではありません。
自分も優秀で、
相手はもっと優秀だと考えることもできます。

自分より恵まれた人を恨まない

2016-10-13 06:29:24 | Weblog
これは私にとって実に苦手な分野です。

私は幼い時に
極貧で暮らしていたから
周りが羨ましくて、
腐っていました。

私は食べるものがなくても
隣の子は海外旅行・・・
やってられんかった。

人は誰でも、
現在や過去に問題の一つや二つに縛られています。
家庭環境が最悪たった、
お金かない、
配偶者にうんざりしている、
望む仕事に就けなかった、
病気で・・・・・
いろいろな問題があります。

肝心なのは、
その問題は誰かの責任ではないということです。
すべて順風満帆に見える人だって、
おそらく何かと戦ってきたはずです。
あるいは、
これから戦いが待っているかもしれません。

人は自分より恵まれていることが気に入らないなら、
いったいどうすれば気に入るのだろうか。

友だちも私と同様に極貧の生活をしてくればよいのだろうか。
しかし、
自分の苦労を
他人への恨みに変えていては、
人生はますますつらくなってしまいます。

実際に、
世の中は無駄な恨みや妬みであふれています。

だから、
これ以上恨みを増やさないようにしたい。

自分の知恵を惜しみなく提供する

2016-10-12 06:16:44 | Weblog
年齢を重ねるたびに、
多くのことを学びます。

ですから、
学んだことのいくつかは、
若い人たちにとって貴重な教えになるはずです。

特別なスキルや知恵があるなら、
それを後輩たちに伝えたい。

情報や時間の出し惜しみはよくありません。
知恵とスキルも抱え込むより、
分かち合ったほうが大きな価値を生みます。

そのチャンスが到来したら、
そのときは惜しみなく時間と情報を提供するべきです。

例えばこの原稿だって同じです。
私のもっているすべてを書き綴ります。
すると、
次の知恵が湧いてくるのです。
セミナーだって、
研修会だって同じです。
毎回すべてを出し切ります。

自分の経験や知識がどんな人の役に立つかは、
誰にもわかりません。

思いがけないところで誰かを刺激したり、
誰かの心に火をつけたり、
誰かを励ましたりできるかもしれないのです。
ですから、
自分なんか誰の役にも立たないと思い込んではいけません。

このルールは、
職場でも積極的に活用してください。

自分だけの知識やスキルは、
職場での出世競争の武器です。
どうして、
競争相手に武器を渡さなければいけないのか?
そう考えるかもしれません。

しかし実際は、
成功する人ほど、
自分の知識やスキルを周りに惜しみなく
伝えているものも事実です。

知識は伝えなければ、
自分の代わりになる人が育たないからです。

知恵を守り通すということは
見方を変えれば、
一生今の状況に
自分を縛ることでもあるのです。


思い通りにならないことを楽しむ

2016-10-11 06:30:38 | Weblog
人生はなかなか思い通りにはなりません。

人生とは、
みんなで一緒に運転手のいない暴走列車に
乗っているようなものです。

運転手がいたとしても、
酔っぱらっているか居眠りをしている・・・・
一見恐ろしく思うかもしれません。

もし人生が簡単に思い通りになるなら、
誰でも自分に都合の悪いことは排除しようとするはずです。

しかし、
本当であったら人類は停滞し、
すぐに絶滅してしまうに違いありません。
都合の悪いことがない人生には、
挑戦もワクワクもないからです。

人は悪いことをきっかけに発奮し、
悪いことから何かを学びます。

悪いことがあるからこそ、
生きる意味を見出すことができます。

いいことしか起こらなかったら、
退屈で仕方がないでしょう。

いつも書きますが
人生は楽しむためにあります。
つまり、
すべてをコントロールするために生きているわけではありません。

この考え方をもつと、
のんびりと太陽の光を楽しむ時間も、
長蛇の列にワクワク並ぶことも、
普通電車にゆっくり乗っていることも
楽しめます。

自分が動かしているわけではないと自覚すると、
人生をまるで映画を見るに眺めます。

ピンチに大興奮し、
悲しい場面で涙を流し、
恐怖に向かってそろりそろりと歩み寄り、
正体を見極めること。

自分は人生という映画の監督ではなく、
映写技師でもありません。
単なる一人の観客です。

だから映画を存分に楽しみましょう。

嵐は必ず過ぎ去る

2016-10-07 06:10:55 | Weblog
今目の前に
どんなに辛いことがあっても
それは一時的なものです。

例えば
「5年前の辛かったことを挙げてください?」
と言っても
ほとんどの人は答えられません。

辛いことがあると
それが永遠に続くように思えてきて、
ストレスが2倍、3倍にも膨れあがります。

ネガティブ思考に陥りやすい人に
ありがちな傾向ですが、
しかし後から見れば、
そんな苦しみも、
いつか過ぎ去っていたはずです。

地獄のような苦しみさえ、
過去のものになるのです。

辛いことは
あくまで一時的なものなのだとわかるだけでも
ストレスは軽くなるものです。

人生に起きることは自然界に似ています。

晴れる日もあれば嵐の日もある。
寒い冬の後には、
暖かい春が来る。
移ろいゆく自然の中で、
人の心も絶え間なく変化していきます。

どんなつらいことも、
いつか過ぎ去る一時的なものです。

「静かに耐えて待つ」のも
場合によっては賢明な方策です。

乗り越えられない試練はない

2016-10-06 06:07:21 | Weblog
試練を恐れない信念を持つことが大切です。
そうすれば
絶望的状況も乗り越えることができます。

世の中に
順風満帆な人生などありえません。
必ず試練が訪れます。

聖書の中には、
「神は乗り越えられる試練しか与えない」。
とあります。
つまり、その試練にどう対処するかが大切なのです。

大けがをして、
一生歩けなくなると宣告されて
絶望の淵に落とされながら、

オリンピックのアスリートたちのほとんどは
過剰な練習のために
大きなけがや故障をもっています。

しかしながら、
けがや故障、敗北などつらい試練に出会うたび、
「この試練を乗り越えたら一回り成長できる」
と自分を鼓舞しています。

経験や自信がなくても、
「どんな試練も乗り越えられる」という信念を
自分のなかに築くことが重要ですね。

失敗への恐怖が成長のサイン

2016-10-05 06:07:10 | Weblog
失敗を恐れず挑戦し、
改善点を見つけて、
行動を繰り返すことで
成長することができます。

失敗を過剰に恐れる人がいます。
この人は完璧にリスクが解消されていないと行動ができません。

一方、失敗をしてもすぐに立ち直れる人の特徴は、
行動して問題が起こりますが
逐次改善して、
その都度最適を作り上げていきます。

やってみなければわからないことは、
往々にしてあるものです。

怖がって止まっていては、
答えも結果も出てこないのです。

しかし、
失敗への恐怖が起こるのは
「リスク領域」に踏み出したからです。

それは成長へと向かっている証拠です。

行動してうまくいかなければ、
すぐに改善点を見つけ、
また行動する。

その繰り返しが成長・成功への唯一つの道です。

能力が拡大するときには恐れが伴うものです。
それと上手に付き合いながら、
成長・成功への道を歩んでいくことです。

儀式を設定する

2016-10-04 06:29:18 | Weblog
モチベーションは上がったり下がったりします。
その時に大切なことが
「切り替える瞬間」です。

「A」という作業をして、
その後は「B」にスパッと切り替える。
切り替えがうまくいけば、
サッと新しい作業に取りかかることができます。
結果的に、
いつでも集中状態をつくり出せるようになるのです。

切り替えには、
自分なりの儀式を設定することが効果的です。

たとえば私は、
色々なペンを使い分けています。
「このペンを持ったら、すぐにこれをやるぞ」
と自分に言い聞かせてペンをもちます。

ほかにも、
休憩から戻ってきた瞬間やコーヒーを飲み終わった瞬間、
メールを書き終えた瞬間など、
さまざまな機会に、
集中するきっかけにしていくことが重要です。

仕事ができる人は遊びにも熱中する、
という言い方がされることもあります。

仕事が終わったらサッサと気持ちを切り替えて、
思いっきり遊ぶ。

そうしないと、
仕事も遊びも中途半端に終わってしまうことを知っているからです。

しっかり遊んだ後には、
今度はしっかり仕事ができるのです。

忙しい人に限って、
本をたくさん読んでいるのも、
こうした切り替えができているからでしょう。