経堂めぐみ教会

日曜礼拝のメッセージ動画です。

1月12日新年聖餐礼拝

2020-01-13 23:40:17 | 礼拝
ダニエル書3:12~27 「救い出す神」

 ネブカドネツァル王は自分を誇るために巨大な金の像を造り、すべての者にこれを拝むよう命令を出しました。すべての国民が拝む中、ダニエルの三人の友人たち、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴは金の像を拝むことをしませんでした。王は怒り、三人の青年にもし拝まなければ火の燃える炉の中に投げ入れると迫りますが、三人は王にこのように答えて拒みます。
(17~18)「もし、そうなれば、私たちが仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ、あなたの手からでも救い出します。しかし、たとえそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々には仕えず、あなたが建てた金の像を拝むこともしません。」 
それを聞いた王は怒り、彼らへの顔つきが変わりました。炉を普通より7倍熱くするように命じ、力強い者たちが彼らが逃げないように服の上から体を縛り、燃える炉の中に投げ込みました。シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴは縛られたまま、火の燃える炉の中に落とされました。

 王は様子を見ようと炉の中をのぞいた時、彼は驚いて急に立ち上がり、顧問たちに尋ねて言います。(24)「われわれは三人の者を縛って火の中に投げ込んだのではなかったか。」(25)「だが、私には、火の中を縄を解かれて歩いている四人の者が見える。しかもかれらは何の害も受けていない。第四の者の姿は神々の子のようだ。」
 他の聖書の訳ですと、「だが、わたしには4人の者が火の中を自由に歩いているのが見える。」とあります。3人は逃げられないように、服の上からしっかりと縄で縛られました。しかし、炉の中では縄がほどけ、第四の者と一緒に自由に歩いていたのです。第四の者の姿とは、受肉前のキリストを指すと考えられています。それは、試練のただ中でイエス様が私たちと共にいて守っていてくださることを表しています。私たちはしばしば物事に思い悩み、そのことに心が縛られて不自由さを感じることがあります。目の前の問題だけを見ているなら、心はますます窮屈になってしまいます。しかしイエス様を見ていくなら心は解放されていきます。イエス様を見るとは具体的にどうすることでしょうか。それは聖書のみことばを心に留めていくことです。
 詩篇1篇2~3節「主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結び、その葉は枯れず、そのなすことはすべて栄える。」
「口ずさむ」とは、脚注に「思い巡らす」とも記されています。いつもみことばを思い巡らす人です。現実だけを見るなら、人だけを見るなら、恐れや不安が起こります。しかし、聖書のみことばを心に思い巡らすときに、不思議にも不安は取り除かれ平安が与えられます。

 (26)ネブカドネツァル王は燃える炉の口に近づき、三人に炉の中から出て来るように命じました。出て来た三人を見ると、全然焼けていませんでした。髪の毛も上着も焼けず、火の臭いも全くしませんでした。三人は助かりました。三人の青年たちは信仰を守るために大きな試練の中に投げ込まれましたが、彼らと共に立っておられるもう一人の方がおられることを経験しました。私たちが色々な問題を抱えながら生きている時、その真っ只中にイエス様も共にいてくださいます。イエス様は私たちを罪から救うために十字架にかかり、私たちを守るためにいつも共にいてくださるのです。問題に心奪われないようにイエス様に目を留めていきます。聖書のことばを信じ心に思い巡らします。
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