12月26日年末感謝礼拝

聖書：ルカ２：２２－３８
メッセージ：“万民を照らす光”

Ⅰ：主の恵みへの感謝
（詩編１００：４－５）「感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、はいれ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。主はいつくしみ深くその恵みはとこしえまで、その真実は代々に至る。」（Ⅱコリント１２：９）「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」
　この一年を振り返り、主がともにいてくださり、主の恵み・いつくしみに守られ支えられましたことを感謝いたします。

Ⅱ：主を待ち望みます
（２５）「そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルの慰められることを待ち望んでいた。聖霊が彼の上にとどまっておられた。」
　老人シメオンはみことばの約束に立ち、救い主の生まれるのを待ち望み、ついに幼子に会うことができました。新たな年、２０１１年も主に信頼し待ち望みつつ、主の恵みのみ業を見ることができますように。

Ⅲ：主を証しします
（３８）「ちょうどこのとき、彼女もそこにいて、神に感謝をささげ、そして、エルサレムの贖いを待ち望んでいるすべての人々に、この幼子のことを語った。」
　神殿にいたもう一人の老婦人アンナも、救い主にお会いできた喜びと感謝を人々に話しました。
（３１－３３）「御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、異邦人を照らす掲示の光、御民イスラエルの光栄です。」
　万民を照らす光としてお生まれくださったイエス様をお証ししていく者としてください。
　

12月19日 クリスマス礼拝

聖書：ルカ２：１－２０
メッセージ：“喜びの知らせ”

Ⅰ：幼子イエスの誕生
（６－７）「ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」
　幼子イエスは受け入れられる場所がなく、馬小屋に生まれ飼葉おけに寝かされました。汚れた飼葉おけは人の心を表していますが、そのような中にイエス様はお生まれになりました。

Ⅱ：羊飼いへの御告げ
（１０－１１）「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。今日ダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」
　すばらしい知らせとは、福音（グッドニュース）です。イエス様が私たち一人ひとりの救い主としてお生まれくださいました。
（１４）「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
　神様に栄光が帰され、神との和解、人との平和、心の平安がありますように。

Ⅲ：幼子を知らせる羊飼い
（１６－１７）「そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。」
　羊飼いたちが幼子を見つけ告げられたように、このクリスマス、イエス様を心に宿し、この喜びの知らせを多くの人たちに告げ知らせる者としてください。

12月12日 メサイア音楽礼拝

聖書：マタイ１：１８－２５
メッセージ：“神はともにおられます”

Ⅰ：罪から救ってくださる方
（２１）「マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださるお方です。」
「イエス」とは「主は救いである」という意味です。人には罪があり罪の行き着く所は死です。イエス様は人々を罪から救うためにお生まれになりました。
（ヨハネ３：１６）「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
　御子が遣わされたのは、信じる者が永遠のいのちを持つためです。誰でも罪を悔い改め、イエス・キリストを信じるなら罪赦され救われます。信じる信仰をお与えください。

Ⅱ：インマヌエルなる方
（２３）「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。（訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。」
　神が人として生まれ、私たちと共にいてくださいます。神は遠く離れたところにいるのではなく、悲しみや苦しみの時、ともにおられ、守り助けて下さいます。
　作曲家ヘンデルはメサイアを手がけた時、いろいろなトラブルや失敗続きで窮地に追い込まれ、失意の中、三週間余りでメサイアを書いたとされます。しかしこの作品は大成功を収め、後の作曲家ヘンデルの地位を不動のものとしました。
　ヘンデルと共におられた神は、私たちとともにおられます。クリスマスの主が共にいてくださり、守り支えてくださいますように。クリスマスの喜び・平安のうちにお守りください。

12月5日アドベント第２聖日礼拝

聖書：ルカ１：２６－３８
メッセージ：“神に不可能はありません”

Ⅰ：信じなかったザカリヤ
（１８）「私は何によってそれを知ることができましょうか。私ももう年寄りですし、妻も年をとっております。」
　ルカの福音書の記事は、男の子が生まれるという天使の御告げによって始まります。ザカリヤ夫妻は年を取りすげていたため、そのことばを信じることができませんでした。聖書には人知では測り知れない不思議な記事があります。イエス様が救い主としてお生まれくださったことを信じることができますように。

Ⅱ：信じ委ねるマリヤ
（３５）「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。」
（３７）「神にとって不可能なことは一つもありません。」
（３８）「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」
　人には不可能ですが、神には可能です。マリヤは、みことばに固く立ち、信じてお従いします。多くの困難にぶつかろうとも、神の可能を信じて信仰によって生きる私たちとしてください。

Ⅲ：マリヤの賛歌
（４８）「わがたましいは主をあがめ、わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。」
　マリヤは、自分に目を留めくださり、大きな業をなされた主をほめたたえ、告白しています。このクリスマス、主をほめたたえ、イエス様のご降誕の喜びをお伝えしていく者としてください。