12月29日 年末感謝礼拝

聖書：マタイ２：１３～２３
メッセージ：“神の守りと導き”
特別讃美：バッハ“前奏曲とフーガニ短調よりフーガ” 越川伊豆美姉

Ⅰ：エジプトへの非難
（１３）「彼らが帰って行ったとき、見よ、主の使いが夢でヨセフに現れて言った。『立って、幼子とその母を連れ、エジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。』」
　ヨセフたちはエジプトに逃れヘロデの手から守られました。この一年も、主の恵みとあわれみのうちに守り導かれたことを感謝します。

Ⅱ：理不尽な出来事
（１６）「その後、ヘロデは、博士たちにだまされたことがわかると、非常におこって、人をやって、ベツレヘムとその近辺の二歳以下の男の子をひとり残らず殺させた。その年齢は博士たちから突き止めておいた時間から割り出したのである。」
　「なぜ」という事が起こりますが、主が共に歩み、悲しみ、苦しみを荷ってくださったことを感謝します。

Ⅲ：ナザレへの帰国
（２３）「そして、ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちを通して『この方はナザレ人と呼ばれる』と言われた事が成就するためであった。」
　ヘロデが死んだのを聞いて、ヨセフたちは幼子を連れて故郷のナザレに帰りました。ナザレから新たな働きが始まりました。来る年も主の新たな御業を待ち望み、豊かな愛の実が結ばれていきますように。

12月24日 キャンドル・ライト・サービス

メッセージ：“やみを照らす光”
特別賛美：“O Holy Night”クワイア
　　　　　 バッハ“高き天よりわれは来たり”越川伊豆美姉

（ルカ２：１１－１２）「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
　救い主のご降誕を心から感謝しお祝い申し上げます。

（ヨハネ１：５）「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」
（ヨハネ１：９）「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。」
　救い主イエスは、この世のやみを照らす光としてお生まれになりました。悲しみ・争いのやみを打ち消し、喜び・平和の光で照らしてください。私たちをして世に輝く光としてください。

　〝愛の祈り〟
神さま、私を平和の使者としてください。
憎しみのあるところには愛の種を、
傷つける者には、赦しの種を、
疑いには信仰の種を、
絶望には希望の種を、
暗黒には希望の種を、
悲しみには喜びの種をまく者として下さい。
（アッシジのフランシスコの祈り　増田誉雄訳）

12月22日 クリスマス礼拝

聖書：マタイ２：１－１２
メッセージ：“博士たちの来訪”
特別賛美：“O Holy Night” クワイア

Ⅰ：メシヤを求めて
（１－２）「イエスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。『ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。』」
　異邦人の博士たちはメシヤを捜して何千キロも遠いところからやって来ました。博士たちのようにメシヤを求め、さがし続けていきます。

Ⅱ：星に導かれて
（９－１０）「彼らは王の言ったことを聞いて出かけた。すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上にとどまった。その星を見て、彼らはこの上なく喜んだ。」
　博士たちは、星に導かれたどり着き、幼子にお会いすることができました。私たちの歩みも導きください。

Ⅲ：愛の贈り物
（１１）「そしてその家に入って、母マリヤとともにおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。」
（ヨハネ３：１６）「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
　イエスさまは神さまから私たちへの愛の贈り物です。神様を愛し、隣人を愛し、互いにクリスマスの喜び、祝福が豊かにありますように。
　

12月15日 アドベント第三聖日礼拝

聖書：ルカ２：１－２０
メッセージ：“喜びのおとずれ”
特別賛美：シューベルト「即興曲４番」 黒柳朱美姉

Ⅰ：拒絶する人々
（６－７）「ところが、彼らがそこにいる間に、マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」
　忙しさのなか、イエスさまを追いやるのではなく、心の中にお迎えいたします。

Ⅱ：喜びの知らせ
（１０－１１）「今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」
（１４）「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」
　神に栄光、人々に平和がありますように。相手を赦し、人との平和をつくります。

Ⅲ：主を告げ知らせる
（１６－１７）「そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。」
　アドベントのとき、クリスマスの主イエスさまを告げ知らせます。喜びのおとずれをお伝えしていきます。

12月8日 メサイア音楽礼拝

聖書：マタイ１：１８－２５
メッセージ：“神はともにおられる”
特別音楽：ヘンデル「メサイア」　三塚直美（ソプラノ）、戸畑リオ（アルト）、粟飯原俊文（テノール）、三塚至（バリトン）、渡辺治子（ピアノ）、越川伊豆美（オルガン）

Ⅰ：主の御告げ
（２０）「彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。『ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。』」
　目で見えること、考えてわかることだけが真実ではなく、むしろ目に見えないものの中に大切なものが隠されています。信仰の目を与えてください。

Ⅱ：その名をイエスとつけなさい
（２１）「マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
　幼子イエスはこの世の民を罪から救う方としてお生まれになりました。永遠のいのちの希望を与えてください。

Ⅲ：その名はインマヌエルと呼ばれる
（２３）「『見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』（訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。）」
　主イエスは人として生まれ、私たちの間に住まわれました。この世の悲しみ・苦しみを理解し、支えてくださいます。このクリスマス、私たちといつも共にいてください。


（ハレルヤ・コーラス）

12月1日 アドベント第一聖日礼拝

聖書：イザヤ９：１－７
メッセージ：“やみに輝く光”
特別音楽：パッヘルベル「来たれ異教徒の救い主よ」 越川伊豆美姉

Ⅰ：やみを照らす光
（２）「やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。」
　幼子イエスは、やみを照らす光としてこの世にお生まれになりました。やみから光へ、争いから平和へとしてください。

Ⅱ：光はどのようなお方か
（６）「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。」
　①不思議な助言者：主の不思議なご計画のうちに歩みを導かれます。
　②力ある神：人には不可能でも神には可能です。創造主なる神の力に信頼しお委ねします。
　③永遠の父：いつもともにいて父親のように私たちを愛し守ってくださいます。
　④平和の君：逆境のときも揺るがない主ご自身の平安で満たしてくださいます。
クリスマスのイエスさま、このとき心のうちにお住みください。