サッポロで走ってる

札幌と近郊のマラソン大会に参加してます。マラソン完走記以外にも旅行記など気の向くままに書き続けています。

2023 100㎞歩こうよ大会 摩周・屈斜路 備忘録

2023-07-05 | 旅行記
7月5日(水)

備忘録
7/1(土) 5:00 スタート
7/2(日) 4:50 ゴール
23時間50分で完歩
149,000歩

何人かの参加者はつらい時にロキソニンを飲んでいることを教えてくれました。飲むと一時的に痛みや疲労を感じなくなるとのこと。
インドメタシン配合のシップは効果あり。
リュックの荷物は最小限にして腰の負担を減らす。
コースの情報をしっかり把握しておく。(誘導の看板があるから大体でいいと思っていましたが、後半は体力がなくなり、いつ次のチェックポイントに着くのか知りたいので、事前に勉強しておくべし)
濡れた靴下で下りだと肉刺ができる。なので、ソールと靴下の替えは持っていたほうがいい。
とにかく装備が大事。雨、寒さ、風など天候の対策は重要。できることなら事前に装備を試す。
靴と靴下の相性も大事。
モバイルバッテリーはスマホとヘッドライトの充電に必要。
Fitbitのスマートバンドを使ったが、内臓GPSだと6時間で充電が切れるので(33kmウォークと千歳JALマラソンで検証済み)、スマホのGPSを使用した。

2023 100㎞歩こうよ大会 摩周・屈斜路 完歩記4

2023-07-02 | 完走記
7月1日(土)
22:00 第五チェックポイント
レラ摩周 77.7km地点(区間距離9.9km)
夜間歩行に協力していただいた夫婦にお礼し、この後の摩周湖の道のりはついていけないことを正直に伝える。
温かいコーンスープを頂いて椅子に座って一息つく。離されないようについていった結果、脚が筋肉疲労でバキバキだ。やべー。
横風に心折られながら考えていたのは、残りのシップをどこに貼るということ。もっとも痛みがある両膝にはすでに貼っている。あとは両ふくらはぎ、両前腿、両裏腿の6か所の候補に対してシップは4枚。このチェックポイントの後は摩周湖の急な上りと下り。坂道で使う筋肉はふくらはぎと前腿。特に下りは苦手なので前腿重視。裏腿はマラソンで鍛えられているのと、上りが得意であることを信じるしかない。カッパとジャージを脱ぎシップをふくらはぎと前腿に貼る。こんなことをしていたら後続の人たちもチェックポイントに到着してきた。滅茶滅茶横風寒かったですよねー、次から上りですねなど話す。前半とは違い、80km近く歩いてきた大変さをお互いに知っているので距離感も縮まっている。
この後はゆっくり確実に進む作戦に変更したので、ゆっくり歩きたい方々に声をかけて5名の夜間歩行のグループを結成。
ここでは45分ぐらい休んでいたようで、チェックポイントの中で一番長居した。

5名いればペースに差があっても単独になることはないですねなど話をしていたら、最初の500mも行かないうちに2名と3名に分かれた。私と一緒になったSさんは、屈斜路湖畔沿いで私を見かけていて、私のことを同じぐらいのペースだなと思っていたそう。3名とは徐々に離れていく。
摩周の上りが始まった。強風に加えて、霧で視界も悪くなる。時々霧雨が強く吹きつけてくる。これは3名を待っている余裕はないということで、私とSさんは自分たちのペースで進む。
お互いこの大会の参加は初めてであることや、マラソンをしていること、サロマ湖100kmマラソンを完走していることなど共通点が多い。年齢も近く、加齢による体のガタの話題でも話が続く。Sさんのほうが7歳年上だが、本州のウルトラ(マラソン/ウォーキング)の大会に参加していたりと精力的。一方私は、いい加減マラソンの練習がつらくなってきたので走るのやめようかなと思っていたところで、切り替えてウォーキングの大会に参加したことなど話す。
急なカーブは勾配がきつく進むペースも遅くなる。カーブを抜けるたびに第一展望台が見えるのかなと期待しては、到着しないことに心削られながら、ひたすら進んでいく。それでもSさんとの会話は続く。お互い疲労困憊なのに話すことをやめない。話すことで強風と霧雨と寒さから気を紛らわしている。
次のチェックポイントまでは5.7km。もうそろそろ到着するんじゃないのか?いくつかカーブを上ったところで、霧の中、遠くに満月のような明かりが見える。こんなに天気が悪いのに満月と思ったら、チェックポイントの目印のバルーンライトだった。やっと着いたか。すでに0時を過ぎていた。


7月2日(日)
0:15 第六チェックポイント
摩周第一展望台 83.4km地点(区間距離5.7km)
テントの中に入り、スタッフが用意してくれたカニ汁で温まる。一息付ける。私はここで少し休む気になっていたが、Sさんがあっさりしている。15分ぐらい休んだところで出発。
どうやらSさんも休みたかったのは同じだが、長居すると外の寒さに耐えられなくなりそうで、一気に摩周湖の区間を通過したい考えでした。それは同感で、Sさんにリードしてもらい助かりました。
とにかくこの区間は装備がものをいう。雨対策、風対策、寒さ対策すべてが必要。私はヒートテックにパーカーにポンチョにウインドブレーカーを着て、冬用の手袋と、カッパのズボンなので万全。Sさんは100均のカッパとポンチョなので寒さがつらそう。
一気にこの区間を終わらせたいが、霧でヘッドライトが遠くまで届かないので先が見通せない。足元を見ながら黙々と歩く。
さすがに霧雨でもシューズが濡れて足先の靴下まで濡れてきた。
途中小さな二つの光を見つける。キツネだろう。Sさんも気づいたようだ。出会った動物はこれだけ。次は第三展望台で5.1kmだがなかなかつかない。展望台がありそうな道路に着いたと思ったけど違った。そろそろ着いてもおかしくないですかねなど話しながら、ようやくバルーンライトの明かりが見えた。

1:40 第七チェックポイント
摩周第三展望台 88.5km地点(区間距離5.1km)
コーンスープを頂いて温まる。ここでの休憩は10分だった。お互いに気持ちは一致している、一気に摩周の霧と強風を抜けよう!

後は下って国道に出るだけ。下りは苦手で脚はボロボロなのでどうなることかと思ったが、シップが効いている。きっと痛いし攣りそうなのに下れる。ただ、脚の裏だけは痛い。目を閉じたら一瞬で寝そうなのに、この一歩ごとの痛みがあるおかげで眠くならなかった。気が付いたらウォーカーズハイになっていた。どんどん下っていく。Sさんから少しペースを落としていただけると助かると声をかけられて気づいた。痛みを感じないうちに行けるところまで行こうとしていた。よくない。Sさんは辛そうだ。鼻をすすったり、喘いだり、幻覚が見えるなど言っている。一方私は結婚してから徹夜したことないしその前も含めると20年以上は徹夜した記憶が無いし、普段は22時ぐらいに寝るのに、バッキバキに冴えている。前ははっきり見えるので幻覚はでてこない。なんだこの超人的な感覚。今までに経験したことのない感覚だ。しいて言うなら道マラでサブスリーを達成したときのランナーズハイに近い。今回はそれに徹夜が加わっている。
下りでもカーブがいくつかあり、このカーブを抜ければと思いながら進む。風がやむ区間が増え、霧も少なくなってきた。ただ、また強風と霧雨に戻ったりして一筋縄ではいかない。
途中路側帯が5cm削れて窪んでいるところに右脚をとられて下りで前につんのめった。やばい!あっという間に体が前に持っていかれる。が、下り坂を3歩で踏みとどまった。信じられない。ハイになって集中力が欠けていたのはある。段差に気づいた時にはつんのめっていたので、よく転ばなかったと思う。90km以上歩いてきてここで転んだら、どうなっていたことか。とにかく、助かったし、踏ん張っても脚は攣らなかった。シップのおかげかな。
ウォーカーズハイが途切れると脚の痛みを感じるようになる。苦しいし、喘いでしまう。このままこの痛みが続くのかと思いながら進むとまたハイになれた。ラッキー。
下りの急カーブはどうやら終わったようで、気が付いたら風も穏やかになっていた。Sさんから気づきました?と声をかけられた。どうやら、摩周湖の強風霧雨アップダウン区間を抜けたようだ。あとはこのまま進んで国道に出るだけ。国道に出れば川湯の温泉街は近い。が、一向に国道につかない。あとで気づいたが、観光で車で通過したときは、摩周の下りの後に国道に出るまではすぐに感じたが歩くと長い。Sさんはまた幻覚が見えるなど言っている。
空が明るくなってきた。暗いうちにゴールしちゃうんですかねなど話をしていたが、そんなに早くに到達できるわけがない。何の鳥かわからないが、鳴き声が聞こえて朝の挨拶に感じた。もうヘッドライトと懐中電灯は必要ないくらい明けてきた。ここまでくるとゴールできそうな期待が高まる。摩周湖前のチェックポイントで絶望と覚悟した天候と比べたら、なんてすがすがしい朝だろう。
国道391号線が見えた。道路を横断し、右に曲がり川湯温泉駅に向かう。

3:45 第八チェックポイント
川湯駅前交流センター 97.3km地点(区間距離8.8km)
スタッフの方にゼッケンを確認してもらい、中に入る。ストーブが温かい。山わさび入りのおにぎりを食べるが、徹夜した体には刺激が強すぎた。鼻にツーンときて、涙が出た。ここでは摩周湖の区間を一気に乗り切った余韻に浸っていたのかもしれない。ここで初めて足裏にまめができていることに気づく。濡れた靴下での摩周の下りだろう。体力的にきついと感じないというか感じれていない。25分ほど休憩していた。

残りは3kmちょっと。硫黄山から川湯に戻るルート。ここでまた、左脚がアスファルトに躓き前に転びそうになる。が、再び踏みとどまる。そんな体力はないのに、すごい。Sさんからは左右でバランス取れましたねなど冗談も聞かれる。彼もだいぶ回復したようだ。ここまでくれば急いで歩く必要はない。つらくない程度にゆっくり歩く。ただ、Sさんがここまできて24時間切りそうだったら、最後は頑張りましょうと言われたので、ちょっとだけペースアップ。時間を見たら余裕はありそうだ。
昨日の朝、雨の中、硫黄山の横を通過したときは100kmも歩けるのか不安でしたが、一夜明けて同じ道を歩くと、すがすがしい気持ちで歩けました。ヴィクトリーロードですねなどいいながら進む。大鵬記念館とセイコーマートマートが見えた。左に曲がり川湯ふるさと館に向かう。

4:50 ゴール
川湯ふるさと館 100.9km(区間距離3.6km)
23時間50分でゴール!スタッフに迎えられて中で記念撮影。記録賞を受けとり、蛍光タスキを返却する。
荷物を受けとり、まずは汗を流したいので、チケットを購入し道路向かいの欣喜湯へ。
一日中帽子をかぶっていたので、髪がなかなか泡立たない。体も洗って、下の温泉に行くために階段を降りる。手すりに摑まれば階段は大丈夫そう。温泉に浸かると気持ちいい!疲れが取れる気がする。

汗だくの服はリュックにしまい、帰りの服装に着替えて、再度ふるさと館へ。SさんもJRで釧路まで行くので、バスの時間(8:02)まで過ごす。Sさんはマットに横になったらすぐに寝たようだ。私はカップラーメンを頂き、椅子で少し仮眠。

その後も参加者がゴールしてくる。摩周湖の前でグループになった後分かれた3名は7:00にゴールした。道中の苦労話などして、バスの時間になったので、ふるさと館を出る。
郵便局前からバスに乗り川湯温泉駅へ。つい数時間前にはここのチェックポイントにいたななど思う。

8:18 釧路行きの1両車両に乗る。相席だが幸いにも座ることができた。途中ウトウトしながら1時間半で釧路に到着(10:55ごろ)。
ゴールに向かっている途中Sさんに何度も伝えているが、「一緒に夜間歩いていなければゴールできませんでした。ありがとうございました。」と感謝を伝え、最後に握手。みどりの窓口で特急の切符を購入したところでお別れ。札幌の大会にも参加しているようなので、どこかで会うかもしれないな。

11:23 特急おおぞらで札幌に向かう。
途中爆睡していた。

15:40 札幌駅到着
地下鉄に乗り、妻に地下鉄の駅まで迎えに来てもらう。

濃い土日が終わった。やっと休める。

18時に就寝。次の日の朝まで爆睡だった。

途中リタイアを覚悟しましたが、信じられないような力が出て完歩することができました。
北海道を歩こう33kmと千歳JALマラソン(フル)が雨でしたが、雨でよかった。おかげで、雨の日の対策ができた。
道中色々な方に声をかけていただき助かりました。一人では乗り越えられなかった区間がありました。
大会を徹夜で運営していたスタッフの皆さん、ありがとうございました。とてもいい経験ができました。

2023 100㎞歩こうよ大会 摩周・屈斜路 完歩記3

2023-07-01 | 完走記
7月1日(土)
17:20 後半スタート
次のチェックポイントまでは10.7km。2時間ちょっとかな。たどり着けるかどうか不安があるが後半をスタート。夕方だがまだ明るい。
休憩したことで、脚(膝や足裏)の痛みは治まっていた。ちょっと驚き。これなら次のチェックポイントにたどり着けるかもと期待する。マラソンシューズに履き替えて正解。脚が軽いし、違和感もない。後半は1時間5kmのペースにはこだわらないようにする。
国道391号線に出てひたすら摩周方面に進む。前方に1名いるがペースが速くてどんどん引き離される。まだ明るいし無理して追わない。しばらく一人旅になる。3kmぐらい進んだところで脚の痛みが戻ってきた。これが現実かと思いながら進む。5km過ぎると薄暗くなってきた。目視で前は見えるが、夜間歩行用に用意したヘッドライトをつける。
8kmぐらい進んだところで、男性が追いついてきたので、この先のチェックポイントやペース、装備などを会話しながら進む。
薄暗くはなっているが、まだ足元は見える。歩道に誘導灯の明かりが見える。次のチェックポイントのようだ。

19:45 第四チェックポイント
美留和会館 67.8km地点(区間距離10.7km)
何とかたどり着いた。会館の中でゼッケンの確認をしてもらい、饅頭を頂く。中にはマットと毛布が用意されている。休みたい誘惑にかられる。
残り体力を考えると次の第五チェックポイントが最後かもと考えてしまう。
頂いたまんじゅうを食べながら、どうするか思案する。持ってきたシップを膝に貼ることを思いつく。昨年末に四十肩になって整形外科で処方してもらったシップが余っていたので、開封した1袋を使う可能性は低いけどとりあえず持ってきていた。ダメもとで膝に貼る。じわーっとインドメタシンが効いているのがわかる。ただいつもは最初だけで効果が長続きしないという印象だったが、一時的にでも痛みがなくなればいいという思いだ。

会館に後続の方も到着してきた。休んでいる間に外は日が暮れて完全に暗闇。ここからは単独歩行は禁止で、2人以上になって進まなければならない。とりあえず出発しそうな夫婦に声をかけて後についていくことにした。

この夫婦の歩くペースが速い!68㎞歩いてきて、そのペースで歩けるの?と驚き。ただ、もっと驚いたのがそのペースについていける自分。膝のシップが効いていて、歩けてしまう。(ゴールしてから気づいたが、ここの1kmのラップタイムが10分17秒で、今回の100kmの中で最も早かった)
振り切られてしまうのではないかという思いと、ついていける自分に驚いたが、特急に引っ張られてあっという間に次のチェックポイントについてしまうのではないかと期待してしまう。
そのあともペースは緩まない。でも5kmぐらい進み尿意を感じたところで、私が気持ちペースダウン。その夫婦のペースも少し落ちたがついていくのに必死。
道の駅摩周まであと2kmという看板を見て、あと2kmと勘違いしてしまう。次のチェックポイントはレラ摩周であって道の駅ではない。あと2kmと思いながら夫婦に食らいついていく。セイコーマートのある交差点を左に曲がると摩周湖に続く道道52号線。いよいよここまで来たか。ただ、この道に入った途端横風が強い。ポンチョが飛ばされないように体の前で腕組みしながら進むが、一向にチェックポイントらしきものが見えてこない。すでに道の駅の看板から2km以上は歩いている。つらい。暗闇の中、何とか前の2人に離されないようについていくだけ。次のチェックポイントについたら、この夫婦にお礼を言った後は、次からはついていけないことを正直に伝えようと思って歩く。が、強い横風の中歩いているのに一向にたどり着かない。道を間違えたのかなど考えてぞっとしてしまう。
遠くに明かりが見えた。道の駅っぽくない。そりゃそうだ。第五チェックポイントは道の駅ではなくレラ摩周。時刻は22時になろうとしていた。



2023 100㎞歩こうよ大会 摩周・屈斜路 完歩記2

2023-07-01 | 完走記
7月1日(土)
3:20 起床。夜中に雨が強く降る音がしていた。外を確認すると、やっぱり雨。
とりあえず寝汗かいたので、軽くお風呂に入る。

4:00 チェックアウト
ホテル出てすぐに雌鹿4頭の群れに出会う。

4:05 川湯ふるさと館で受付し荷物を預ける。一旦来ていたポンチョを脱ぐ。続々と参加者が集まってくる。経験者たちが過去の大会のことや、別の大会でお会いしましたねなど思い思いの会話をしているのが聞こえてくる。ホテルでおにぎり1個と饅頭1個食べてきたが、受付でおにぎり2個頂いて、1個食べる。もう1個は途中で食べることにする。

4:30過ぎ 開会式

5:00 スタート
天気予報どおり雨なので、ポンチョ、カッパのズボン、ゴアテックスのシューズの防水対策ばっちりの格好でスタート。
気温は13度ぐらいかな。涼しいがカッパを着ているので、寒さは感じない。
先頭のグループは歩くスピードが速い。このグループに合わせたら持たないと判断して、すぐに自分のペースで歩く。自分のイメージでは1㎞11分半から12分で、1時間5㎞、10㎞は2時間を想定。
歩き始めてすぐに両足の小指がシューズの中であたっている感覚がして嫌な感じ。その後もずっと小指の違和感は続く。
国道391号線に出てからしばらく歩き、右に曲がって道道52号線に入り硫黄山のほうへ向かう。硫黄山を通過し再び川湯温泉街に戻る。大鵬記念館、セイコーマートが見えて、左に曲がり、再度川湯ふるさと館に到着。寒くて尿意があるので、一旦トイレに立ち寄る。

すっきりしたところで、集団に戻る。これからは屈斜路湖畔沿い(道道52号線)を進む。
雨は開始2時間ぐらいで上がったが、気温が低いのとたまに霧雨があるので、カッパは着続ける。カッパをしまって身軽になっている他の参加者もちらほら。寒くないのだろうか。寒くて発熱することで体力を消耗しないように、できるだけ温かい恰好でいる作戦。風が強い予報でもあるので、体力の消耗は極力避ける。なにせ100㎞を徹夜で歩くのだから。

このころになると周りの歩く人も同じペースの人たちになる。
まだ、お互いに実力を探っているのか、ライバル意識があるのか会話がない。
このころには天候は曇り。雨の気配はなさそうなのでポンチョをリュックにしまい、薄手のパーカーとウィンドブレーカーを着る。この大会のためにリュックを購入したのは正解だったが、必要な物しか入れてないけどリュックが重く感じて腰に疲れが出てきたところ。ポンチョとパーカーとウィンドブレーカーの交換は正解。リュックが少し軽くなって歩きやすくなった。
まだお腹は減っているわけではないが、スタート前にもらったおにぎりを食べる。


7:40 屈斜路湖畔の最初のトイレスポットの砂湯。
せっかくなので記念写真撮りましょうかと声をかけても遠慮がちで断られる。でも、自分の写真は遠慮なく撮ってもらうと、せっかくだしということでお互いに記念写真。
歩きを再開。相変わらず小指に違和感があるし、木のない湖畔沿いは強風。ウィンドブレーカーとカッパのズボンがないとと体が冷えてしまう。

次のトイレスポットまでは思ったより長い。
2つ目のトイレスポットのコタン温泉。
数十メートル先に無料の露天風呂があるが、そこまで行かずトイレ休憩のみ。砂湯のトイレに行ったばかりだが、この後和琴半島まで行く間にトイレがないので、少しの尿も残さないように用を足す。湖畔からの横風が強い。帽子が飛ばされないように抑えながら歩く。
長い屈斜路湖畔沿いから離れると風は弱くなり、晴れ間も出てきた。ここでやっとカッパのズボンを脱ぐ。ジャージになると歩くペースが少し上がった。カッパのズボンを裏返して汗で湿った内側を乾かす。ズボンはリュックに入れずビニール袋に入れて持って歩く。腰への負担を減らす作戦。

屈斜路湖の道が終わり、右に曲がって国道243号線を進み和琴半島を目指す。過去に旅行で訪れたことはあるが、車と歩きの距離感が全然違う。なかなか和琴半島の看板が出てこない。ウィンドブレーカーも脱ぎ、パーカーとジャージの格好になる。ウィンドブレーカーもビニール袋に入れて持って歩く。スタートしてから一番身軽になった。

しばらく進むと風を遮るものがなくなり風が出てきた。ウィンドブレーカーは着ることにした。スタート前におにぎり2個と饅頭1個食べて途中でもおにぎり1個食べたが、腹が減ってきた。

和琴半島の看板が見えてきた。右に曲がり第一チェックポイントに向かう。
半島に向かう道は折り返しになっているので、先を歩いている人たちとすれ違う。挨拶する人しない人色々だが、みんな元気そうだ。この後すれ違うコースがないので、先を行く人たちを見るのはここが最後。

10:15頃 第一チェックポイント
和琴半島 27.6km地点(区間距離26.7km)
第一チェックポイントまで長いなーという感想。まだ序盤だし、2つのトイレスポットに大会スタッフがいてくれて案内や声掛けしてくれているが、やはり27.6㎞は長い。すでに5時間以上が経過している。スタッフにゼッケンを確認していただき、バナナを頂く。ちょっと休んで出発。次は屈斜路プリンスホテルで豚汁だ。

風は相変わらず強め。ジャージでは寒くなってきたのでカッパのズボンを履く。

11:10 第二チェックポイント
屈斜路プリンスホテル 31.8km地点(区間距離4.2km)
先にホテルロビーのトイレに行ってから駐車場横のチェックポイントに向かう。おにぎり2個と豚汁頂く。
ここで思い切って靴下を変える。今まで履いていたのは冬用の厚手の靴下だが、冬のランニング用に買った靴下に履き替える。
食べ終わったら出発。次は前半の山場と考えている第三チェックポイントまでの25.3㎞の道のり。

津別展望台方面の道道588号線に入り、進んで少し上った後左へ。これまで歩いてきた243号線と並行する山側の道を進む。靴下を変えて正解だった。小指にあたる感覚がなくなった。靴下が原因だったのか。。。きっと中の縫い目が当たっていたのかな。ランニング用の靴下はいい。これで悩みが一つ解消された。
前には200m先に2人、後ろには一人いたと思うが、しばらくして姿が見えなくなった。前の2人との距離間が変わらないまま1時間以上歩く。曇ったり晴れたりを繰り返し、ウインドブレーカーとカッパのズボンの中は汗で濡れている。追い風だが強めなので汗をかいている背中が冷える。自分のペースが上がったのか前の2人のペースが落ちたのかわからないが、少しずつ追い付いて、追い越した。その先を歩いている方も道端で休憩しているところで追い越す。ここでやっと243号線との並行線が終わって、左に曲がり屈斜路湖方面に向かう。
スタッフの案内で243号線の交差点を渡り、道道52号線に入り、来た道を戻る。
一度歩いてきた道中は把握できている。常に500ml2本のペットボトルの水を持っているのを1本に減らす。リュックが軽くなった。
ここまで40kmぐらい歩てきただろうか。脚の小指とリュックの重さの問題を何とか解消した。ただ、疲れも出てきた。

トイレスポットのコタン温泉。
この手前で霧雨になった。濡れるのが嫌なので、トイレ休憩の際にポンチョを着る。ただ、トイレから外に出ると先ほどの霧雨はやんでいた。時間のロスだった。
黙々と歩いていると、72歳の男性の方に追いつかれ、声をかけられる。健脚だ。
その方は100kmウォークは初めてで、最長で歩いたのは登山で56kmとのこと。そっちのほうが大変だろうと思いながら、しばらく一緒に歩く。木々に挟まれた道道52号線は屈斜路湖からの横風が強い箇所がある。私は何も考えずに歩けていたが、その方曰く建物が少なく景色が単調とのこと。確かに言われてみればと思うが、感じ方は人次第。

15:00頃
トイレスポットの砂湯。
どうやらここがちょうど半分の50km地点のようだ。とりあえず休憩など含めても50km10時間、1時間5kmのペースで進めている。
各チェックポイントでは水とスポーツドリンクを配布してくれているので飲み物を買う必要はなかったが、リュックを軽くするために飲み物を減らしていた。なので、スタートしてから初めて自販機で飲み物を買う。何かお金を出すのが特別な行為みたいに感じた。それぐらいチェックポイントではサポートがあり助かってました。

先ほどの男性は私よりもちょっとだけ多く休憩をとるようなので、一旦ここでお別れ。先ほどのペースならいずれ追い付かれると思いながら先に歩き始める。第三チェックポイントの川湯ふるさと館に戻ればお弁当が食べられるということだけを考えて歩いてました。集中力がなくなり、歩道の凹凸で左右にふらついたり、屈伸したり、アキレスけんを伸ばしたりと歩くリズムが最も乱れた区間。この状態で後半歩けるのかなとリタイアを真剣に考える。
結論としては
・とりあえず川湯ふるさと館に戻って弁当を食べる
・リュックの中身を減らす
・靴をマラソンシューズに履き替える
・夜の寒さに備えて着替える
ことはしよう。第四、第五チェックポイントまでの区間はそれぞれ約10kmで2時間以上歩くから、ギブアップするならそのあたりかななども考える。
何人かに抜かれた後、先ほどの男性が追い付いて、また歩きながら話す。どうやら股関節が痛くなってきたようで、弱気の発言が増えてきたかな。ただ、私はペースアップできないのでお先どうぞと言って先に行ってもらう。
追い抜いて行った人たちも脚が痛そうに歩いていたりと順調ではないようだ。
脚の痛みは回復しないが、やっと川湯温泉街戻ってきた。

16:40 第三チェックポイント
川湯ふるさと館 57.1km地点(区間距離25.3km)
やっと前半が終わった。夜間歩く時のための反射タスキと預けていた荷物を受け取る。トイレに行った後、お弁当も受け取る。
先についている人たちが、お弁当を食べていたり、仮眠してたり、ペアでマッサージしていたと様々に過ごしている。
とりあえずポンチョ、カッパのズボン、パーカーを脱いで身軽になる。
靴下を脱ぐと左右の足の小指の外側にまめができていた。これが違和感の原因か。でも、途中で靴下を変えて悪化させなくてよかった。足の裏にはまめはできていない。脚全体の筋肉が疲労して攣りそうなときもあったが、足の指でグー、パーを繰り返すことができる。意外と大丈夫なのかなと思う。グー、パーしても攣らないので、とりあえず次のチェックポイントまで行くことにする。
お弁当を食べる元気はまだ残っている。
マラソンシューズに履き替える。(むくんだ脚のためにも靴ひもは緩める)
リュックの中から虫よけスプレー、予備のタオルなど減らせるアイテムを減らす。
ヒートテックの長袖に着替えて、冬用の手袋に交換して、後半の準備をする。
夜は夕方の気温より2,3度下がるぐらいだが、真夜中だし、風が強い予報なので、もう一度夜の寒さに耐えられるか再確認。
休憩していた時間は40分ぐらい。



2023 100㎞歩こうよ大会 摩周・屈斜路 完歩記1

2023-06-30 | 完走記
6月30日(金)
8:52 札幌駅から釧路行きの特急おおぞらにのる。4時間半なので、とりあえずキオスクでおにぎり2個、パン1個、お茶を購入。
後で気づいたが、車内販売がなく、途中の駅でも飲み物や駅弁を買う時間がないので、札幌駅で買っておいてよかった。
13:20 釧路駅到着
乗り継ぎまで時間があるので、駅員に言って改札を出る。近くの和商市場で勝手丼を食べる。
14:14 駅に戻るころに網走行の普通列車の改札が始まる。トイレに行ってから、列車に乗るとすでに満席。車両が1両で、100㎞ウォークの参加者と思わしき人もいるのでいつもより混んでいるのかな。とりあえず立ったまま列車に揺られる。蒸し暑いー。
15:46 川湯温泉駅到着
駅前のバスに乗り川湯温泉街に向かう。

16:00頃ホテルにチェックイン。

17:00過ぎ 大会受付で、ゼッケン、地図、荷物の引換券や温泉街の飲食に使用できるクーポンもいただく。
セイコーマートで夜ご飯と朝ご飯と飲み物を購入しホテルに戻る。
18時ごろに温泉に入って移動の疲れをとる。
部屋に戻り、ご飯を食べながら明日の天気を確認しつつ、スタート時の服装と、第3チェックポイントで受け取る荷物の整理をする。
まだ雨は降っていないが、今晩から明け方にかけて雨。
一番悩んだシューズはとりあえず靴下を濡らしたくないので、重いけどゴアテックスの靴にして、マラソンシューズは第3チェックポイントで受け取ることにする。

20時 早いけど明日は3時20分に起きるので、就寝。



2023 かんの温泉3

2023-06-26 | 旅行記
6月26日(月)
8時起床 今日は帰るだけ。朝風呂に入りのんびりする。
9時半 チェックアウト 清算はチェックイン時に済ませているが、貸切露天風呂の使用分1000円を支払う。

道の駅うりまくの近くで景色がいいところがあったので、車を止めて写真を撮る。


10時過ぎ カントリーパパ
朝食だがお肉が食べたいし、10時からやっているので妻チョイスでここに決定。
しかおい牛ステーキセットを二人して食べる。うまい^^


後は高速道路で札幌に帰るだけ。

妻の実家に預けていたオカメインコ2羽を受け取って帰宅。

2023 かんの温泉2

2023-06-25 | 旅行記
6月25日(日)
7時起床 朝風呂に入った後、朝ご飯。
8時半 出発。
すぐに雌鹿親子に遭遇。そのあと狸にも遭遇。初めて野生のタヌキを見た。


10時 道の駅十勝川温泉
旅行の計画では当初十勝川温泉に宿泊しようと思っていたが、なかなかの金額なのでほかを探したらかんの温泉を見つけた。
かんの温泉に温泉がたくさんあるので、ここでは温泉に入らず。
ソフトクリームを食べる。
ソフトクリームについている甘納豆がおいしかったので、お土産で購入。
カレーパンが気になったので食べてみる。うまい^^

11時過ぎ はげ天
帯広に来たらいつもここで豚丼を食べている。今回も豚丼を食べる。うまい^^


11:50 真鍋庭園
広いくてきれいに手入れされている庭園。見るところはたくさんあるが、快晴で日差しがきつかった。


13:45 道の駅おとふけ
場所を変えて新しく出来ていたので行ってみる。ここでもカレーパンがある。新しい道の駅ではパンが流行っているようだ。
夜ご飯用にパンを購入。
施設隣の柳月スイートピア・ガーデンに移動し、お土産を購入。

温泉に戻るには時間があるので、寄り道。

15時 家畜改良センターの白樺並木と十勝牧場展望台
白樺並木から砂利道なので行くかどうか迷ったが、とりあえず行った。




17時前 かんの温泉着
18時に貸切露天風呂の幾稲鳴滝を18時に予約する。
昨日とは男湯女湯が入れ替わっているので、またそれぞれの温泉に浸かる。
18時に妻と幾稲鳴滝へ。ぬるめでちょうどいい^^

部屋に戻り、夜ご飯にパンを食べて、BSを観て、もう一度温泉に入ってから就寝。

2023 かんの温泉1

2023-06-24 | 旅行記
6月24日(土)
6時半 出発
高速を使ってトマムまで行き、そこから南富良野落合を通過して狩勝峠へ。

9時過ぎ サホロリゾート ベアーマウンテンに到着
事前にチケットに購入していたので受付で確認してもらい、そのままベアウォッチングバスの乗り場へ。
本日出勤しているヒグマは6頭とのこと。
施設内の案内、ヒグマの名前と性格、行動の説明、登別の熊牧場から選ばれたエリートのヒグマがベアーマウンテンに移ってきていることなど説明してもらいながらルート上のヒグマを見学。午前中のほうが活動的という説明なので、朝一で来てよかった。

みな丸々として大きい。


バスの中から背こすりするヒグマを2頭も見ることができた。

バスでの見学を終えベアポイントでヒグマ2頭のレスリングを30分ぐらい見学。これで遊んでいるんだろうが、でかいし迫力がある。
遊歩道からは2頭のヒグマを確認することができた。
チケットとセットのレストランが11時半からなので、のんびり2時間近く見学した。

11時半 花森熊カフェレストランでランチ

途中で寄り道。
サホロ酒造 妻が試飲して焼酎を購入。
農家Cafe峠のテラス アイスとケーキ食べる。
朝ドラ なつぞらのロケ地見学。

屈足ダムに行こうとしたが、たどり着けず断念。
とりあえず道の駅しかおいに行く。

これから行くかんの温泉では夕食なしで予約したので、夜ご飯と明日の朝ご飯用に鹿追町のパン屋でパンを購入。
コンビニもこの先内容なので、セブンイレブンで水とお菓子を購入。

15時過ぎ 道の駅うりまくに寄った後、カントリーホーム風景に行く。
ソフトクリームを食べて、飲むヨーグルトを購入し、かんの温泉に向かう。

途中然別湖方面に向かう右の道ではなくそのまま直進。対向車もいないし、後ろからも車が来ない。
山道に入ったようだ。
ほくでんの水力発電所を越えさらに奥に進む。
道路は舗装されているので走りやすい。
動物と対向車に気を付けながら進む。
出会ったのはキツネ1匹。
さらに奥に進み大きなカーブをいくつか曲がったところで、かんの温泉が見えた。
日帰り温泉もやっているので、駐車場には20台ぐらいは止まっているだろうか。

16時過ぎ チェックイン

建物や部屋はきれい。室内で虫を見かけることはない。
念のため窓は開けないようにする。
部屋で落ち着いた後は、お風呂三昧。
温泉は複数あるようなので、それぞれ入っていくが、熱くて入れないのもある。湯もみ用の棒もあるがとりあえず断念。
2,3の温泉に入って部屋に戻る。
テレビはBSのみ。
フリーWiFiはあるようだが、接続しないで過ごす。
持ってきた新聞を読んでいると、温泉から妻が戻ってきた。満足しているようだ。
山道に入る前に買っておいたパンとヨーグルトで夜ご飯。
BSの映画を1本見た後、もう一度温泉に入って、就寝。







2023千歳JALマラソン(フル)完走記

2023-06-04 | 完走記
6/4(日)
今年は走る練習があまりできていない。
最長で15kmを1度走っただけ。それなのに、フルマラソンのプランは30kmまでゆっくり走って、そのあと歩く去年のどうマラと同じプラン。
天候は雨予報。森林コースなので、泥だらけになると予想し、冬ラン用に購入したゴアテックスの靴で走ってみる。

スタート前に少し雨が降ったので、寒さ対策も兼ねてゴミ袋をかぶる。スタート直前に脱いでポケットにしまう。

スタートした後、5kmぐらいまでは1km6分半ぐらいで進む。
そのあと少しペースが上がり1km6分前後。まだ無理していない感覚。
ゴアテックスの靴は重いが、防水なので雨やぬかるみは気にならない。
12km地点で5分51秒までペースが上がった。ちょっと早いかなと思ったら左ひざに痛みが出た。もう?いつもなら25kmぐらいに出るひざの痛みが13km地点で出てしまった。この痛みは走ると痛くなるだけなので、歩くしかない。残り29kmを膝の痛みがありながら歩けるのか?
とりあえず歩くだけだと寒くなるのでゴミ袋をかぶり、手袋もして寒さ対策する。
これはどこかでリタイアするかもしれないが、行けるとこまでこうということで早歩き。普通に歩いていたら間に合わないので、1km9分台の早歩きで進む。
21kmを通過。まだ関門には少し余裕があるらしい。
そのあとも1km9分半ぐらいの早歩きを続ける。走っている人たちにどんどん抜かされるが、立ち止まっていたり歩いている人は追いつける。雨が強く降ってきた。ゴミ袋をかぶっているので胴体は濡れないし、多少の保温効果もある。他の人たちは寒そうだ。
ゴアテックスの靴のおかげで靴下は濡れない。
30km通過。そろそろ関門に引っかかるかもしれないと思っていたが、早歩きのおかげで通過できた。
35km通過。脚全体の筋肉が張っている。早歩きをやめたいが、やめたらゴールできない。
40km通過。あと2km。時間的にギリギリ。余裕は数分しかないようだ。
ゴール 5時間56分。
制限時間残り4分でゴールできました。フルマラソンは練習しないで出るのはだめですね。
ただ、ゴアテックスの靴を試すことができた。最後は足裏にまめができていたので、ソールか靴下を変えることで最初できると思う。
FitbitのGPSを使って計測していたが、やはり6時間までしか充電が持たないようだ。ギリギリゴールできてよかった。
100kmウォークに向けていい練習にはなったし、自信になった。これだけ早歩きしたのだから、普通に歩けば50km地点ぐらいまでは行けるだろう。

体育館に戻ると参加者はほとんどいない。リュックも点々と置いてあるだけ。着替えていたら、最後の走者がゴールとアナウンスが聞こえてきた。本当に最後のほうだったようだ。
いつもはランナーでごった返している大会だが、閑散としているのを見るのは初めての経験。参加するならちゃんと練習しよう。

2023博多旅行記4

2023-05-28 | 旅行記
5月28日(日)
8時にチェックアウトして、8時半には一蘭本店へ。

外国人観光客で行列ができている。
皆、チェックアウトして飛行機乗る前にラーメンを食べに来ているようだ。
考えることは同じか。
今回の博多の旅行で初めてとんこつラーメンを食べる。

歩いて櫛田神社に移動。

そこから福岡駅に向かう途中で、辛子明太子のふくや本店があったので、寄ってお土産に購入。

福岡駅はこの旅で何度も立ち寄っていて、その都度お土産を買っている。
最後にごま鯖を食べてから、福岡空港へ。


この旅も大まかなスケジュールを考えていたが、実際はその場で予定を決めることが多かった。

2023博多旅行記3

2023-05-27 | 旅行記
5月27日(土)
久留米市鳥類センターに行く。
鳥好きなので、しっかり見て回る。
オカメインコが鳥かごではなく、大きなゲージで飼われているのをはじめてみた。

リラックスしているときは、地面を歩いているが人が寄ると警戒して飛んで行ってしまう。


クジャクやフラミンゴの餌やりを楽しんで終了。

次は福岡市動植物園へ。
植物園メインで訪れたが、動物園も駆け足で一通り見て回る。暑い。歩き疲れた。

そこからさらに、宮地嶽神社まで移動。

最寄りの駅から歩いて20分ぐらい。
17時なので夕日までまだ時間はあるが、雰囲気は味わえた。

博多駅に戻りもつ鍋を食べ、天神の屋台で1杯。

2023博多旅行記2

2023-05-26 | 旅行記
5月26日(金)
レンタカーを借りて1日糸島観光。
9時に駅前のレンタカー屋さんで車を借りて、山側の白糸の滝に行く。

道は狭いが、すれ違う車が少ないので、それなりに運転しやすい。

芥屋エリアに移動し、遊覧船に乗ろうとするもちょうど前の2人で満席になったので次の便を待つことに。
芥屋の大門公園に移動し、トトロの森と言われている遊歩道を散策。

遊覧船乗り場に戻り、芥屋の大門へ。


遊覧船の後、どこ行くか考えていなかったが、またいちの塩 製塩所 工房とったんは割と近くで行けそうなので、小腹を満たすためにしおをかけてたべるプリン目当てで行く。

おいしい^^ので、ついでに塩を購入。


二見エリアに移動する途中で見つけたお店てら崎に入る。個室に通されて、刺身、天ぷら、煮つけ、土鍋のセットのご飯を食べる。おいしい^^
つまんでご卵ケーキ工房、桜井二見ヶ浦、ヤシの木ブランコを回り、レンタカーを返却。


博多に戻り、天神の屋台で軽く晩酌。



2023博多旅行記1

2023-05-25 | 旅行記
5/25(木)
去年はマイレージで福岡行きのチケットをとれなかったので大阪旅行に行った。
今年はチケットが取れたので、福岡旅行。
個人的には初九州でもある。

福岡空港から福岡市内は地下鉄ですぐ。
スーツケースがあるので、とりあえずホテルに行くと14時30分。チェックインの15時までホテル周辺をぶらついて過ごす。
マンションタイプのホテルで、キッチンもありしばらく生活できそう。

荷物をホテルにおいて、さっそく太宰府天満宮へ列車で移動。
梅が枝餅を1個食べて、中を見学。

北海道にいると歴史ある建物にお目にかかれないので、国内旅行の楽しみの一つでもある。

バスで博多まで戻り、水炊きのコース料理を食べて満腹。
帰りに中州の屋台を見学して終了。


2023北海道を歩こう33㎞ウォーク

2023-05-21 | 完走記
5/21(日)
去年も参加したこの大会。今年は7月の100kmウォークにエントリーしているので、今の調子を知るにはいい大会。
今まで快晴だったが、今回は初めて曇雨。気温も10~12度。寒そう。
雨対策は、ポンチョとウインドブレーカーのズボン。靴はマラソンシューズに100均で買った靴カバーをつける。
靴カバーは最初の数キロも行かないうちに穴が開いて中に水が溜まるようになった。防水の効果はすでに亡くなった。
歩き始めて、真駒内や芸術の森を通過していくと、少しずつ気温が下がっていくし、雨も強くなってきた。
とりあえず、10km地点手前の駐車場のトイレで靴下の中にビニール袋を入れてみるが効果なし。
足は濡れるのをあきらめて、再び歩き始める。
10km地点では、10kmの参加者がゴールしているが33kmの参加者もリタイアしているようだ。
スポーツドリンクの給水を頂くがキンキンに冷えていて震える。
とりあえず、ご飯休憩の17km地点まで行くことにする。
雨対策をしていない参加者はずぶ濡れで震えている。

17km地点
まずは寒いのでトイレに行きたいが、例年以上に並んでいる。10分ぐらい待って、用を足す。
そのあと、おにぎりを食べる。
大会側もこの中間地点に急遽バスを回しているようで、リタイアする参加者が多いのだろう。
妻と参加しているので、ここでリタイアしてもいいかなと思ったが、妻は思った以上にやる気だ。
無理はしないが行けるところまではいってみよう。

後半スタートした後は、雨が止んだ。濡れないだけでもうれしい。
雨とポンチョを着ているなど慣れない条件なので、いつもより歩くペースは遅くなっている。
黙々と歩き続ける。
支笏湖に向かう下りに入った。過去この下りは膝に負担がかかるので苦手だったが、今年はそこまで気にならない。
多分、ペースが遅いので、体は冷えているが筋力は余力があるのかもしれない。
支笏湖畔まであと2kmというところで、強烈な尿意。早くトイレに行きたいが急ぐことができない。
一歩一歩前に進む。
支笏湖が見えた。道路を横断し、少し歩いてゴール。そしてすぐにトイレに行く。
8時間ぐらいからな。初めてFitbitで計測したが、ゴールまで数キロ残して6時間ぐらいで充電が切れていたようだ。残念。
すっきりしたところで、真駒内駅行のバスに乗る。
靴が濡れているので足元から冷える。
地下鉄内も風があって寒い。
とにかく寒い思いをしながら帰宅。
12度ぐらいで雨のコンディションの中、妻も完歩した。
根性あると思う。

2023氷瀑祭り、流氷ツアー3

2023-02-25 | 旅行記
2月25日(土)
最終日。網走まで移動し、網走観光砕氷船おーろらに乗船。

砕氷船はガリンコ号のほうがよく名前を聞くが、こちらは紋別から出航。

かなり沖まで進んで流氷に着いた。
流氷は毎日一が変わるそうで、この時期でも見れないこともあるらしい。

デッキにいると冷たい風を受けることになるが、ずっとデッキで流氷を見ている。

昼食にカニ飯を食べて、紋別のオホーツク流氷館を観光した後は、一気に札幌へ戻る。
夕方に札幌駅で解散。

天候に恵まれ、道路状況は良かったが、自分で運転して道東まで行くのは大変なので、冬場はツアーがいいかも。