7月1日(土)
17:20 後半スタート
次のチェックポイントまでは10.7km。2時間ちょっとかな。たどり着けるかどうか不安があるが後半をスタート。夕方だがまだ明るい。
休憩したことで、脚(膝や足裏)の痛みは治まっていた。ちょっと驚き。これなら次のチェックポイントにたどり着けるかもと期待する。マラソンシューズに履き替えて正解。脚が軽いし、違和感もない。後半は1時間5kmのペースにはこだわらないようにする。
国道391号線に出てひたすら摩周方面に進む。前方に1名いるがペースが速くてどんどん引き離される。まだ明るいし無理して追わない。しばらく一人旅になる。3kmぐらい進んだところで脚の痛みが戻ってきた。これが現実かと思いながら進む。5km過ぎると薄暗くなってきた。目視で前は見えるが、夜間歩行用に用意したヘッドライトをつける。
8kmぐらい進んだところで、男性が追いついてきたので、この先のチェックポイントやペース、装備などを会話しながら進む。
薄暗くはなっているが、まだ足元は見える。歩道に誘導灯の明かりが見える。次のチェックポイントのようだ。
19:45 第四チェックポイント
美留和会館 67.8km地点(区間距離10.7km)
何とかたどり着いた。会館の中でゼッケンの確認をしてもらい、饅頭を頂く。中にはマットと毛布が用意されている。休みたい誘惑にかられる。
残り体力を考えると次の第五チェックポイントが最後かもと考えてしまう。
頂いたまんじゅうを食べながら、どうするか思案する。持ってきたシップを膝に貼ることを思いつく。昨年末に四十肩になって整形外科で処方してもらったシップが余っていたので、開封した1袋を使う可能性は低いけどとりあえず持ってきていた。ダメもとで膝に貼る。じわーっとインドメタシンが効いているのがわかる。ただいつもは最初だけで効果が長続きしないという印象だったが、一時的にでも痛みがなくなればいいという思いだ。
会館に後続の方も到着してきた。休んでいる間に外は日が暮れて完全に暗闇。ここからは単独歩行は禁止で、2人以上になって進まなければならない。とりあえず出発しそうな夫婦に声をかけて後についていくことにした。
この夫婦の歩くペースが速い!68㎞歩いてきて、そのペースで歩けるの?と驚き。ただ、もっと驚いたのがそのペースについていける自分。膝のシップが効いていて、歩けてしまう。(ゴールしてから気づいたが、ここの1kmのラップタイムが10分17秒で、今回の100kmの中で最も早かった)
振り切られてしまうのではないかという思いと、ついていける自分に驚いたが、特急に引っ張られてあっという間に次のチェックポイントについてしまうのではないかと期待してしまう。
そのあともペースは緩まない。でも5kmぐらい進み尿意を感じたところで、私が気持ちペースダウン。その夫婦のペースも少し落ちたがついていくのに必死。
道の駅摩周まであと2kmという看板を見て、あと2kmと勘違いしてしまう。次のチェックポイントはレラ摩周であって道の駅ではない。あと2kmと思いながら夫婦に食らいついていく。セイコーマートのある交差点を左に曲がると摩周湖に続く道道52号線。いよいよここまで来たか。ただ、この道に入った途端横風が強い。ポンチョが飛ばされないように体の前で腕組みしながら進むが、一向にチェックポイントらしきものが見えてこない。すでに道の駅の看板から2km以上は歩いている。つらい。暗闇の中、何とか前の2人に離されないようについていくだけ。次のチェックポイントについたら、この夫婦にお礼を言った後は、次からはついていけないことを正直に伝えようと思って歩く。が、強い横風の中歩いているのに一向にたどり着かない。道を間違えたのかなど考えてぞっとしてしまう。
遠くに明かりが見えた。道の駅っぽくない。そりゃそうだ。第五チェックポイントは道の駅ではなくレラ摩周。時刻は22時になろうとしていた。
17:20 後半スタート
次のチェックポイントまでは10.7km。2時間ちょっとかな。たどり着けるかどうか不安があるが後半をスタート。夕方だがまだ明るい。
休憩したことで、脚(膝や足裏)の痛みは治まっていた。ちょっと驚き。これなら次のチェックポイントにたどり着けるかもと期待する。マラソンシューズに履き替えて正解。脚が軽いし、違和感もない。後半は1時間5kmのペースにはこだわらないようにする。
国道391号線に出てひたすら摩周方面に進む。前方に1名いるがペースが速くてどんどん引き離される。まだ明るいし無理して追わない。しばらく一人旅になる。3kmぐらい進んだところで脚の痛みが戻ってきた。これが現実かと思いながら進む。5km過ぎると薄暗くなってきた。目視で前は見えるが、夜間歩行用に用意したヘッドライトをつける。
8kmぐらい進んだところで、男性が追いついてきたので、この先のチェックポイントやペース、装備などを会話しながら進む。
薄暗くはなっているが、まだ足元は見える。歩道に誘導灯の明かりが見える。次のチェックポイントのようだ。
19:45 第四チェックポイント
美留和会館 67.8km地点(区間距離10.7km)
何とかたどり着いた。会館の中でゼッケンの確認をしてもらい、饅頭を頂く。中にはマットと毛布が用意されている。休みたい誘惑にかられる。
残り体力を考えると次の第五チェックポイントが最後かもと考えてしまう。
頂いたまんじゅうを食べながら、どうするか思案する。持ってきたシップを膝に貼ることを思いつく。昨年末に四十肩になって整形外科で処方してもらったシップが余っていたので、開封した1袋を使う可能性は低いけどとりあえず持ってきていた。ダメもとで膝に貼る。じわーっとインドメタシンが効いているのがわかる。ただいつもは最初だけで効果が長続きしないという印象だったが、一時的にでも痛みがなくなればいいという思いだ。
会館に後続の方も到着してきた。休んでいる間に外は日が暮れて完全に暗闇。ここからは単独歩行は禁止で、2人以上になって進まなければならない。とりあえず出発しそうな夫婦に声をかけて後についていくことにした。
この夫婦の歩くペースが速い!68㎞歩いてきて、そのペースで歩けるの?と驚き。ただ、もっと驚いたのがそのペースについていける自分。膝のシップが効いていて、歩けてしまう。(ゴールしてから気づいたが、ここの1kmのラップタイムが10分17秒で、今回の100kmの中で最も早かった)
振り切られてしまうのではないかという思いと、ついていける自分に驚いたが、特急に引っ張られてあっという間に次のチェックポイントについてしまうのではないかと期待してしまう。
そのあともペースは緩まない。でも5kmぐらい進み尿意を感じたところで、私が気持ちペースダウン。その夫婦のペースも少し落ちたがついていくのに必死。
道の駅摩周まであと2kmという看板を見て、あと2kmと勘違いしてしまう。次のチェックポイントはレラ摩周であって道の駅ではない。あと2kmと思いながら夫婦に食らいついていく。セイコーマートのある交差点を左に曲がると摩周湖に続く道道52号線。いよいよここまで来たか。ただ、この道に入った途端横風が強い。ポンチョが飛ばされないように体の前で腕組みしながら進むが、一向にチェックポイントらしきものが見えてこない。すでに道の駅の看板から2km以上は歩いている。つらい。暗闇の中、何とか前の2人に離されないようについていくだけ。次のチェックポイントについたら、この夫婦にお礼を言った後は、次からはついていけないことを正直に伝えようと思って歩く。が、強い横風の中歩いているのに一向にたどり着かない。道を間違えたのかなど考えてぞっとしてしまう。
遠くに明かりが見えた。道の駅っぽくない。そりゃそうだ。第五チェックポイントは道の駅ではなくレラ摩周。時刻は22時になろうとしていた。