馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

梅雨入りと田植え

2014年06月04日 | Weblog
6月に入り、いよいよ京都も本格的な梅雨入りだ。
どうしてもイメージが、悪くとられるが雨も降らなかったら困る事も多い。

まず、夏場の水不足。毎年そこそこ降ってるはずなのに、必ず何処かで水不足がおこる。
もちろん京都も例外ではなく、びわ湖の貯水率が極端に下がると給水制限とまではいかないけど、テレビでは連日水不足を伝えている。
(そう言えば、ずいぶん昔にびわ湖の水が極端に悪臭をはっしてそれもニュースになってたなぁ…)


そして、もう1つ大事な問題は
お米や野菜の成長や収穫に大きな影響を与える。
これは、飲食店的にもなかなか致命的。
お米や野菜の不足は、価格にも多大な影響及ぼす…。
もちろん酒米の不作も、造りにかなり悪影響を与える。

そんな梅雨入りは、わたくし達にとっても大切なもんだと思えば
「あ~!今日もいい雨降ってるなぁ。頑張ってや」ぐらいの雨雨…
いや、晴れ晴れした気持ちになれると言うもんや。



そんな本日梅雨入りのタイミングで
なんと、大型バスをチャーターして綾部の河北農園さんで酒造好適米の丹州山田錦の田植えに。
(丹州とは、京都から福知山に向かう亀岡北部や綾部の辺りだと思うけど、間違ってたらすんません…)

他にも2台の車に便乗した総勢50人程で、田んぼを荒らしに…
いや、純粋な田植えのお手伝いと
そう、BBQ(バーベキュー)
昔、BBQとはチーズの1種だと真剣に思ってたわ。
後日QBBとの間違えに気づいた…。

英語やアルファベットは、苦手やっちゅうねん!

田植えメンバーは、伏見の北川本家も参戦してわいわい賑やか。

その間、料理人チームは準備にかかる。
ビルトロ・セプトで揃えた素材の数々に、河北農園のニンニクや鴨なす・ズッキーニそして
忘れちゃならない、河北さんの塩むすび!
これは、ある意味反則やわ。
コロンビアの屋台のおっさんじゃなく、ビストロ・セプトの緒方シェフ。
海外でもすぐに活躍できそうや。
一皿目の盛付け例?
これは、後半の塩むすびカレーにトッピング。

中盤は、ほとんど飲んで食べて喋って記録写真はない。
今年、全国新酒鑑評会で見事に金賞受賞された富翁。
純米吟醸酒と大吟醸をたんと頂いた。
(北川本家さんの丹州山田錦は、全て河北農園さんのお米)
写真手前の黒っぽいのが、河北さんだ。
そら、日焼けするわなぁ。
写真奥の青いTシャツは、北川本家の杜氏田嶋さん。
チーム富翁を引っ張る熱血漢。

先ほども言った通り、日本酒の写真も打ち上げ風景も撮り忘れたので
河北農園、野菜畑ツアー!
6月22日の姉妹店魚戸いなせやで「濃い酒と濃い野菜の会」に取り扱う野菜の下調べ。

ぞろぞろと飲食店チームは、気になって着いてくる。
河北さんが、1つ1つ丁寧に説明して
それに質問やら提案やら、皆熱心やわ。

滞在時間4時間程でしたが、河北さんは朝の6時前には炭をおこし待っててくれました(誠にありがとうございました!)

生産者さんのもとに行く。
生産者さんと話す。
気持ちを伝えて、思いを汲み取る。
当たり前な事を当たり前にしたい訳です。

酒蔵さんも農家さんも、馳走いなせや含めてチームいなせや全店舗が一番大切にしてる生産者さんです。

これからも、いいお米・いいお野菜をお願いいたします。
河北さん、ありがとう。
6月22日の酒の会は、絶妙トークお願いしまっせ~!

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