馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

木下酒造 175周年

2017年06月24日 | Weblog

先日、木下酒造(玉川)さんの175周年のお祝いの席に参加させていただいた。

今回は、酒蔵訪問と違いキッチリお酒も頂くので
京都駅から乗り継いでJR美山駅へ向かう🚉

京都駅→福知山→豊岡→美山駅の3回乗り継ぎだ。
特にマニアなKTR(近畿丹後鉄道)は、一両での運行やけど乗れるんやろか❓


乗り換え時間は、まぁまぁシビアなので寝過ごしだけは注意しなければ。。。



何とか無事に定刻通りの電車に乗れるも、いかにも的なスーツ軍団が多く「立ち乗り」

これは、KTRの先頭車両🚃から間も無く到着する美山駅。
いや、一両だけやし言い方おかしいやろか?

そこから

お迎えのバスに乗り会場に


当日は32°を超える晴天で、スーツの下も汗が💦
吹き出す始末。

会場は、地元でも老舗の旅館



しか〜〜し
てっきり同業者である飲食店もさぞかし多く呼ばれているんやろなと思いきや。



ノー飲食店…。



ええ〜〜❗️うちだけやん❗️

府会議員・市会議員・銀行頭取クラスや地元ライオンズクラブの名士がひしめく中、上座に席が準備してあり。。。

完全アウェー感が半端ない。








そんな折、何気に本日の会の進行表をみれば


「一木ひろし」のワンマンショーとある❓❓❓



「五木ひろし」ちゃうん❓


さらによく見れば「ものまねライブ」




気になる気になる。

「この〜木何の木、気になる木♪」かなり古いネタやけど。



さて、そんな事は後回しにして
木下社長の挨拶の後、丹後の方達の「和太鼓」

逆光すんません…。


そして主賓の挨拶の後、宴が始まった❗️



これは、当日の料理。



豪快な「鮑の姿焼き」



杜氏の「フィリップ・ハーパー」と息子さんの
「木下光」くん。



そして「木下社長」


「木下さん、何でこんな凄い集まりに呼んでもらったんですか?」

「ハーパーが来て一番最初に玉川のお酒買ってくれたんは、髙田さんやし。ここは、絶対来て欲しかったんやねん」と




ほんまに涙ちょちょぎ出ますわ❗️




そんな宴も後半に入って、なにやら派手な音楽が流れ


❗️❗️❗️


ついに「一木ひろし」が登場❣️

いや…。これがメインじゃないが



き、来た〜〜❗️
スタートは「待っている女」だ!


とりあえず握手しなければ❗️

お互いカメラ目線は、外せない。
(さすがプロだ)

やるなぁ「一木ひろし」
実は、動画もあるけど今回はそれがメインじゃないのでやめておこう。



閉会前に

全ての木下酒造の社員さんの紹介。

そして締めはフィリップ・ハーパーの挨拶と続き、3時間半に及んだ 木下酒造175周年祝いは幕を下ろした。

おそらく次は息子さんの光くんが200周年を迎えてくれると思うけど
木下社長と私が生存しているかはわからないな。。。



フィリップ・ハーパーが木下酒造の杜氏として蔵入りして10年。わずか300石の酒蔵が、今年1,000石を超えた❗️日本酒ブームと言われているが、現実的な話をすればピーク時の総生産量の3分の1に減っている日本酒業界で奇跡的な大躍進である。

大躍進の決め手となったのは「木下酒造」らしい個性を前面に押し出した酒造り。大手企業にない独自な日本酒をぶれる事なく造り続けること。

我々飲食店も全く同じですね。
ほんま勉強になりました❗️



そして
今回節目である175周年にお呼び頂き、誠に感激しております。
そして「一木ひろし」も、ありがとう❣️