馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

姉妹店・魚戸いなせやのお知らせ。

2012年06月20日 | Weblog

6~8月末日までの魚戸いなせやのコースメニュー仕上がりました(写真)

おすし屋とは言うものの、日本酒を楽しんで頂く為の「アテ寿司」と「酒肴」が店のコンセプト。
一般的すし屋さんとは、ギャップがあると感じる方々の意見も聞きます。

例えば

本来のすし屋さんならば普通にお出しする「ガリ」は、生姜の味わいが強くて日本酒の風味を壊します。
(当店では、箸休めの考えで季節の野菜の甘酢漬けを提供しております)

すし酢は、甘酢ではなくお米本来の甘味を引き立てる為赤酢を用い極少量の天然塩と精製前の糖で味を調整しております。
(透明な甘酢のシャリに慣れてる方々には、違和感があるはずです)

そして、すしネタは関東のすし屋さんとは違って当店独自に「仕事」を施しております。
(ネタと日本酒の相性を考えての事)

日本酒を好まれないお客様には、シャリの小ささも含めてご不満もありますが「いなせや全店」日本酒をどのように楽しんで頂くかがテーマ。


他にもいろんな通常のすし屋さんとは違う事がありますが…。

わたくし的に言えば、まだまだ店長含めて精進の真っ只中。

皆様の率直なご意見をぶつけていただければ、嬉しい限りです。

そんな魚戸いなせやも開店から1年半が過ぎ、日本酒の会を開催する運びになりました。

8月5日 (日)

馳走いなせやの流れを汲む「昼酒の会」

今回、伏見の北川本家蔵元さんと杜氏さんがゲスト参加(写真)

会費は、馳走いなせやより少しお安い6000円(料理・お酒込み)です。

皆様のご参加お待ちしております。

m(_ _)m