まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

さよなら水切りかご 30days blog♪day17

2020-10-25 19:35:00 | 日記

来週は大事なお客が来る、というその週末は本当に億劫だ。何故ならやってもやっても終わらない掃除と片付けに追われるから。普段から綺麗に暮らしてればいいんだけど、ほら、週末は遊びに行かないとなんだかもったいないでしょ。しかしたまにそういう案件でも起きてくれないと永遠にどんがらがっしゃんなので、歓迎すべきことではある。リビング、玄関、階段、トイレ、そこまで何とかなっていればあとはお客が立ち入ることもないし大丈夫か。でも一応気になるからベランダの雑草は抜いとけ。あと、覗き込むと見えちゃうキッチンか。

シンクのとなりが作業台、その奥にコンロで、作業台はそこそこ広い方だと思う。クッキー生地をのして型抜きして天板に並べることが出来るから、少なくともマットと天板の尺はある。だけど普段は小さいまな板が稼働するのがやっとで、何故かといえば、炊飯器の隣に結構なサイズの水切りかごがあるからだ。ステンレスのワイヤとプラスチックの受け皿、箸なんかを立てる小さなカゴもプラスチック。もともとずぼらに超がつくなんちゃって主婦なので、ここが片付いてることなんかほとんどない。そして気づくとプラスチックのあちこちが汚れてる。洗っても変色が落ちない。ゴシゴシ擦っているうちに「いい、もうお前なんか捨ててやる。」って気分になった。普通ごみで行けるかなと思ったら粗大ごみだった。ネット予約で三週間後。あぁもう最後まで面倒なやつだなまったく。ってさんざん世話になっておいて。

新しいのを買おうかなあ、実家にあるようなオールステンレスなら清潔に保てるかなあ、でも小さい方がいいな、しかし小さいとお皿入りきらないか。うーんうーん。と、ちょっとネットで調べていたら「スポンジワイプ 」という言葉が目に入った。セルロースで出来てるシートで、濡らして絞ると吸水性がとても高く、雑菌の繁殖も少なく、洗濯機でも洗えるほど丈夫。カラフルでポップな柄。使い終わったら土に埋めれば2ヶ月で分解される。製造工程でも塩素など化学系の処理はしない。拭き掃除の他に、洗った食器をちょっと伏せておくのに便利。いいじゃないですか。各社ある中で一番コスパの良さそうなドイツ製のにしてみた。A4サイズが3枚、柄が選べる。ポスト便で届く。お代は1000円也。

早速届いたのを開けてみると、あれ、これは厚紙か?というのが3枚入ってた。乾いてるとゴワゴワしてるんだけど、濡らして絞るといい感じにソフトになるというので、濡らしてみた。これはあれだ、お皿を洗うスポンジを薄くのしたやつだ。かつて水切りカゴがでーんと置いてあった場所に2枚並べてしいて、そこに洗ったお皿やコップや箸を置いて行く。すると涼しい顔してどんどん水を吸収している。かやふきんでお皿たちを拭いてしまった後、それを絞るとたくさん水が出る。ゆすいで絞り、ピンチに挟んで干しておいたら、翌朝はまたゴワゴワになってる。

カゴが無くなったので洗ったらすぐ片付ける癖がついて、作業台がとても広くなった。気になるプラスチックの汚れもないから気分も清々しく料理ができる。スポンジワイプ は1日ごとに台所洗剤でじゃぶじゃぶ洗ってる。1ヶ月以上経ったけどいまだに目立った汚れもなければ変な雑菌臭もしない。乾いたときの形のいびつさがちょっと増したくらい。

私もこれにしよう、新しい家のキッチン狭いし、と娘もポチッとしたそうだが、数日後LINEで、「まちがえて住所そっちにしちゃった。また頼むからそれは使って。」だって。そして届いた柄がモノトーン。わたしはキッチンが明るくなるかなとおもって派手な黄色にスイカやオレンジの柄にしたのに。新婚だからって浮わついてない娘がなんか可笑しかった。早くお揃いを使いたいんだけど、まだ当分黄色で行けそうだよ。