まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

9月の3連休の出来事を一挙に書くよ。

2020-09-28 17:40:59 | 日記
計画年休の残り1日を4連休の次の金曜日に設定してみた。働く気が無いこと甚だしいね。
真ん中の妹ちゃんが海岸を散歩したってLINEくれたので、じゃあ私も行こうかなって言ったら、妹ちゃん休みとってくれた。
お仕事の都合上コロナウイルスに罹ってはまずい妹ちゃんはずっと在宅ワークで、出社したのもここ3ヶ月で3回だって。
イギリス人のボスは家族を大事にするので、金曜日は割と早い時間に仕事を切り上げる習性があるらしい。
久しぶりに遊びにいったらリビングの模様替えをしていて、真っ赤なソファがゴージャスだった。
彼女の最近の遊びは、プレステ4で原始時代をサバイブする遊び。恐竜飼い慣らしたりして。
そして前回同様、CGに酔いそうな私。現代っ子はすごいなあ。
ご飯食べてから海岸へ散歩に行った。良さそうな流木がたくさんある。ここの浜は焚火禁止らしい。
妹ちゃんは小さい頃ガールスカウトに入ってた。だからアウトドアは好きなんだって。
昔、チームでチェックポイント回って勝負する遊びで、最後の最後、火をつけるっていうシーンで
上級生がマッチを擦って木に思い切り押し付けて消えちゃった、っていうことがあったそうだ。
火の扱いね、今更ながらにその重要性と面白さに夢中なんだけどね。
夕方にバイバイして、それから白楽のカフェでマスターの弾き語りを聞いた。2ヶ月ぶりに会う友達と次のリモート演奏の計画を立てた。
目標がないとなかなか練習しないしね。次の曲は「ばらの花」くるりだよ。

翌日土曜日はお菓子教室のお手伝い。今回はかわいいサイズのおはぎ。みんなでもち米潰して、測って丸めて、あんこに包んだりきなこまぶしたり。
イチゴのピューレと白餡を煮詰めたイチゴ餡を絞り出し袋に入れて、チョンチョンとつけるのが楽しそうだった。
お餅系のレッスンでは手や指を必要以上にベタベタにしないことと、いろんなところのベタベタを広げないようにすることが大事だったりする。
それと流しに極力流さないことね。今回は回収してこっちで洗っちゃうことが多かったからほっとした。
みんなの試食は先生がリクエストを聞いてくれる。ココナツレモンピールが一番人気、次がきなこだった。一人、「チョコ」って言った子がいましたが、それは今回無いからね。
レッスン終わって「今夜はみんなで最後のディナー?」と聞かれてよくわからなかった。そうか、明日引っ越すムスメ、今夜が最後のご飯?じゃあ私が作るんだ?今月はあいつがご飯当番なのにな。まあ仕方ないか。マグロのお刺身とネギとろ、ローストビーフを盛り合わせてみた。美味しそうに食べてたよ。

そして昨日の日曜日、朝から小さい車に荷物詰め込んだりキャリー取り付けて自転車2台くくりつけたり。1時間ちょっとで巣鴨のマンションに到着。まだ何にも無い部屋、広々していて気持ちいい。ねっころがってみたりして。ドラッグストアに買い物に行ったルネが、とりあえず一番安いやつね、と日用品を手提げにパンパンに持ち帰ってくれた。中学時代からもう10年もムスメの世話をしてくれる頼もしい友達。レイヤーが趣味らしいけどちゃんとご飯食べてるのか?って細身。昼過ぎには学生時代の友達ユイちゃんも来てくれた。本当にありがたいね。そして坂本さんが天井に照明を取り付けてくれたらもう私たちは用事はないので、荒川まで車を走らせる。戸田橋緑地は焚き火ができるんだけど、予約が必要だった。仕方なくすみっこの方でレジャーシート広げてアルストでお湯を沸かす。チリトマもコーヒーも美味しかった。坂本さんはハジメスイングに挑戦、しかし一回転には及ばず。次は私もやってみようかな。
夜、広い部屋はさびしいとムスメからLINE。彼氏ちゃんはまだお仕事なんだね。まあ、疲れただろうし、ゆっくり寝たらいいよ。

気が抜けたら鼻風邪引いた。やばい。早く治そうっと。
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9月の4連休の出来事を一挙に書くよ。

2020-09-24 22:09:17 | 日記
帰宅してみたら家に誰もいないんで、この頃ずっと書かなかった日記を書くんだけど、ここ数日間にありとあらゆる事があったので、もうカオスになること請け合いです。
誰かが読んでくれるのだとしたら先に謝るね。ごめん。読みにくいよ。



連休初日の土曜日は待ちに待った「海辺で焚き火」の日。もしお天気悪かったら久里浜のショッピングモールの屋上のデジQ行くか、なんて予防線張りながら。
横須賀の直売所「すかなごっそ」で待ち合わせるも、大勢拾ってくるK氏が渋滞に捕まってしまい、とりあえず買い物と場所取りを任命される坂本家。
荒崎公園の駐車場奥のトイレ脇を降りていった砂利の海岸は確かにファミリーでいっぱい。どうにか半日陰のスペースを見つけて荷物を広げる。
買ったのは牛肉と鶏肉合計1キロくらい、ピーマン、ししとう、レッドマスタード、林檎、卵、つや姫は玄米をその場で精米してもらったもの。
とりあえずヨーラーの焚火台に火を起こす。ビギナーの私はチャッカマンと牛乳パックを乾かしたもので点火ね。家から持ってきた小枝をバンバン燃やす。煙い。
そうこうしてるうちにK氏車が到着、たくさんの荷物と一緒に4人がわらわらとやってきた。そっからはひたすら私は肉を焼く。全ての肉を焼き終わりみんなのお腹に収まってからようやく海を眺める。ちょっと手を突っ込んでみたけど温かった。雲が切れれば富士山に落ちる夕日が見られるらしい。
日が落ちて星が出始め、下手くそなギターを弾いて、駐車場の閉まる7時半ギリギリまで遊んだ。湘南台のラーメン屋で次の作戦会議。火遊び最高。

翌日はちょっと腰痛がひどくなってて、騙し騙しトレッサへ。ワークマンのアパレルラインに特化した「ワークマンプラス」。高機能かつ低価格が今ものすごい人気らしい。
焚火にぴったりのジャケットと、コットンの動きやすいパンツを購入。合わせて8千円くらい。それからセリアで木のまな板と麻紐を買う。
帰宅してからはずっと焚き火の動画を見る。我ながらちょっと夢中になりすぎだと思う。麻紐を解してホゲホゲしたヤツを作り、台所でファイヤースティックで点火練習。





3日目は会食の日。娘の彼氏の生物学的ご両親に初めましてする。会うなり、「若い」と驚かれる。そうでもないけどね、あくせくと働くうちは、老け込む速度もゆっくりなのかもしれない。お母様はひょうひょうとしていて可愛らしい、頭の良さそうなひと。自宅で壺焼きのお芋を販売している。息子を溺愛してるのがわかる。お父様は関西人、真面目に勉強して真面目に働いてきたんだなと感じる。家電の話になるとスペックに食いついてくるのが面白い。家電メーカーお勤めなのでね。お土産にお芋をいただいた。生涯でこんなに甘くてべっしゃべしゃにジューシーなお芋食べたことない。会食は横浜ベイシェラトン の木の花。娘のおごり。成長したなあ。



最終日はパパの誕生日。ここ数年、ゆっこちゃんのケーキを持っていっていたが、この日は定休日なので久しぶりに自作してみた。美しく仕上げるって難しいんだな。でもおいしいと喜んでくれたからよかった。パパはみんなでカラオケ大会するのを心待ちにしてる。このご時世だとやりにくいけど、もう少し落ち着いたら開催しようね。
松ぼっくりが落ちていないか、ふるさと公園を散歩したが見当たらず、代わりに桜の枝を拾った。山の上の琴平神社、裏側に豪勢な家がいっぱい建ち並んでいて驚いた。
結婚やら引っ越しやらにまつわる話をする娘を見て、ママが「ずいぶんしっかりしたのねえ」と驚いている。
ちかちゃんの心境はどうなの、と聞かれてはたと困る。実感イマイチないんだよね。そのうち何かの拍子に何かの感情が降りてくるんだろうな。

連休明け、二日働いたらまた3連休。今度は逗子旅〜ミサリングファクトリー〜引っ越しの3本立てでお送りする予定。

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眠るな、コーヒーを飲め。

2020-08-18 17:30:11 | 日記
近所の河原で焚き火する仲間が増えた。
食いしん坊友達F氏と私の旦那様。
旦那様とは8月に誕生日プレゼントの交換をするんだけど
今年彼の指名は「アウトドアチェア」、私は「マルチツール」だった。
念願の小さな焚き火台も手に入れ、玄関脇に転がっている剪定後の木の切れ端を携えて、勇んで河原へ。
お盆の酷暑をどうにか耐えるべく、クーラーボックスに氷と水を満載に。

焚き火先輩のK氏が麻縄とファイヤースターターを貸してくれた。
さらにフェザースティックの作り方も教えてくれる。
細めの薪の先端を根元を残して薄く削り羽のようにして火付きを良くする。
麻縄は繊維を解いてふわっと丸め、周りに牛乳パックのちぎったのを置く。
火打ち石の棒をナイフの背中で勢いよく擦ると火花が出る。
うまく麻縄に引火すれば牛乳パックやフェザースティックに火が移って育っていく。
「一番やりがちなのは擦ることに集中して焚き火台にナイフが当たってガシャンと壊すこと。
だから棒の方を引くイメージで。」
先生の言う通りにしたら10発目くらいで引火した。初めての付け火。感動。
旦那様が100均の魚取り網を改造した火吹き棒が大活躍。

焦らずにゆっくりと火を育て、数本の薪がしっかり燃えたところで
F氏の新調したメスティン に米と水を入れて五徳に乗せる。
前回A氏がアルストで炊いてくれた時はあっという間な気がしたが
薪の熱量を安定させるのはとても難しく、かなり時間がかかった。
ようやく炊けたが蓋を開けてみるとムラがある。やっぱりメスティン炊飯はアルストかな。

K氏が野毛の美味しい鶏肉屋で仕入れてきてくれた焼き鳥を焼いて
濃いめのたれをかけ、それを炊けたご飯に乗せて食べる。
私はこの時のために温泉卵の作り方を習得した。
みんなに配っていざ自分で器に割り入れようとしたらまんまと地面に落とした。
砂がちょっと入っちゃったけど構わず食べる。甘辛のたれ、ふっくら鶏肉、ちょっと硬めのご飯にとろり卵。最強。
A氏はスペシャルに美味しいプリプリのかに焼売をメスティンで蒸しあげてくれた。あと、ホーメルのポークビーンズ。
みんな美味しいものを良く知ってる。普通に食べたって美味しいのにここは河原、目の前に自作の焚き火。

旦那様は研究中のレンメルコーヒーにトライ。ケトルにお湯を沸かしてそこへコーヒーの粉をざらざら入れ、粉が沈むのを待つ。
コーヒー豆はK氏が生豆を焚き火で焙煎。焦げずに中まで火を通すと言うのはなかなか難しい。途中いろいろあり、旦那様の買ってきた豆と
半分くらいずつミックスして使った。
レンメルコーヒーはラップランドのサーミ族の伝統的な作り方なのだそう。焚き火マスターの寒川一さんが教わった時、「粉は何g入れるのか」「入れてから何分待つのか」と言う質問に彼らは答えてくれなかったんだって。そんなのは自分で決めるんだって。
目安としては「お湯がぐらぐら沸いたらいったん火から下ろして、蓋を開けて、コーヒーの粉をこんもり入れる。量はその上をネズミが歩いても足が濡れないくらい。もう一度火にかけて吹きこぼれそうになったらおろして蓋をする。しばらくして蓋を開けてみてぶくぶく泡が浮かんできたらもう少し。粉を沈殿させるためにケトルを振る、または冷たい水を少し入れる人もいる。ケトルの口にカップを近づけてそおっと注ぐ。」
北欧の冬は日が短い。だから夏の日の長いのを徹底的に楽しむ。寝ている場合ではない。コーヒーを飲んで眠気を覚まし、アクティブに行こう。INTE SOVA BARA KAFFE.
少しぬるめのトロッとしたコーヒー。フィルターで油や雑味を濾し取っていないので豆の味全てがそこに溶けてる。

締めのおやつはF氏の作ってくれた白玉団子、黒蜜ときなこをたっぷりかける。白玉は白とピンクの2色で、ピンクの方には赤紫蘇のジュースを混ぜてあるんだって。かじるとほんのり紫蘇のいい香りがしてとっても美味しい。F氏は結婚してから料理の腕がメキメキ上がった。体に優しいおやつは奥さんへの思いやり。なんて素敵なんでしょう。来年は紫蘇ジュースを仕込んで、白玉を作ろう。

焚き火の前の日、たまたま海へ行ったので流木を拾おうと思ったんだけど由比ヶ浜は自粛なんか気にしない水着のヤンキーみたいのがいっぱいで、木なんか落ちてなかった。場所を変えて今度探してみよう。家の近くの公園でもいいな。太い木をのこぎりでゴリゴリ切って燃やしたい。

日が落ちてきたので旦那様が新調したアルスト数種類を試す。青い炎が美しく渦を巻くのをみんなで眺める。大人ってすごいな。好きなもの買えるし、火遊びも刃遊びもできる。川に吹く風が心地良い。橋の下をこうもりが飛んでいる。今日もいろいろ燃やしたので気分がすっきりした。汗もかいたしね。何より、良い友達と過ごせるのがいい。美味しいものはおまけ。おまけにしてはかなりビッグだけど。

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スガモへスダツムスメ

2020-07-23 12:28:51 | 日記
秋には彼と巣鴨あたりで暮らしたい、と娘
結婚は?ときくと、それはまだ先というので、同棲は応援しませんと答えたら、いったん引っ込めた

それから少しして、結婚しようとおもうと言ってきたので、いいんじゃない?と答えたらほっとしてた

そこからさらに少ししてやっと父親に報告
いいんじゃない?で、こっからどういうスケジュール?
やっぱりほっとしてた

挨拶に来たいといってる、と聞いて、うちはあとまわしでいいからそっち固めてこい、と答える父親
とにかく戸籍上父である彼のおじいさまに了承得ないと

なんといっても10月に住民票を巣鴨近辺にうつすのがムスメの優先順位
そうじゃないと4月からめちゃくちゃ遠いところに異動になってしまうかもしれないので

それからまた少したって、おじいさまはとても祝福してくれたとの情報
しかし、会いに行きたいといったら10月頃にといわれたそうで
入籍、転居、挨拶、家族顔合わせをどういう順番でやるべきか、混乱していた

このご時世なので披露パーティは持ち越し

転居まで二ヶ月くらいなもんで、これから住むところを探すんだけど、早速父親が「部屋は片付けてから行けよ」と圧をかける
残したもんは捨てる、スタジオにでも改装する、とかいっちゃって
おかげで今、部屋の床がだいぶ見えるようになってきている

わたしは、まだ3月までは関内勤めだから、忙しくてしにそうなときはここで寝ればいいとおもってるが、口にしたら怒られそうだな

わたしの実家のひとたちに話したらみんな、おめでとー、だって
ママが、あたしひ孫が見られる?とわくわくしてる

パーティ開催の暁にはケーキおねがいしたい、と娘が頼んだゆっこちゃんは、そんなのはどうでもよいけどドレス選びなら付き合ってあげるって
ケーキはミサリングのみんなが一人一台持ち寄ればいいんじゃないの?なんてことになってる

だんなさまとじぶんらのときのドレス選びの話してたら、おまえは二時間かけて5種類も着ておおはしゃぎだったといわれ、へこんだ
そんなつまらない女だったんだな

ママのところで古い写真見てたら
サボテンダーっていうゲームのキャラクターの真似をしてる幼児の娘がいて爆笑した
同じポーズで写真撮らせてくれないかな、今
嫌がらせか?

さて、よかったねーといわれても、さみしくなるねーといわれても、あまりぴんとこないわたしの心境はというと

まず、去年の爆弾発言があったので、免疫ついてる
しかし相変わらず、もっといい条件の結婚相手がいるんじゃないのか?そんなもんか?という気持ち
だけどいま現在の娘がいま現在一緒にいたいとおもってて、相手も娘を大事にしてくれてるというのに、反対するとか潰すとかする理由もない、権利もない
結婚するからにはじぶんらでしあわせな人生を構築する努力が必要、きみらががんばるかぎりはわたしは応援するよ
できれば松山にはいってほしくないけどそうなったらそうなったときだ

そして最後にひとこと

あれだけ、男は顔だって言い聞かせたよね??!!
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パーフェクトケーキ

2020-07-19 10:27:12 | お菓子作り
うちの師匠がとうとうオンライン教室業界に殴り込みかけることにした。

その話を聞いて巷にある動画を様々チェックしてみたら、どいつもこいつもアレなので悲しい気持ちになった。
これ見てこの通りにできると思ってキッチンで奮闘した結果惨敗したいたいけな視聴者をどうしてくれるんだろうか。
そもそも、お菓子は動画一回見て出来るってことじゃないと思う。正しいやり方を知って、何回も繰り返さないと。
しかも繰り返したところで間違えてたら意味ないので、そばで見てて「違うよ」って言ってくれる人がいないと。

というところを踏まえて、うちの師匠の戦略。ターゲットは小学生〜高校生くらいの子どもで、構成はいつもやってる教室のように、材料確認〜先生のデモ〜生徒の実習。
掲載はUdemyというサイトで、ここのいいところは広告宣伝をしてくれるところだそう。最初はプロに頼んで制作し、その後は自力で作って載せていく。

頼んだ映像作家さんは先生のお知り合いで、わたしはその方の奥様と「梅干し友達」。とても可愛いお子さんがいて、一時期ここの教室の生徒さんだった。当時アシスタント先生をやってたのが娘で、レッスン終わって帰宅したところを捕まえて「今日のゆーさんどうだった?」と聞くのが楽しみだった。「ザ・男の子だったよ。やっちゃダメってことはかたっぱしからやる。」素敵。

って話それたけどとにかくまずは絵を録って、その後アテレコするそうで、収録の日は手伝いに行った。集まったのは生徒役の子たち7人と、みなこさんと私。映像チームは3人で、スタジオのあちこちに太い三脚を立ててカメラや照明をセット。作るのは5種類、パートシュクレ、ジェノワーズ、パウンド、ガトーショコラ、シューアラクレーム。1種に1時間、バッファ30分で、9時から18時までの予定。

スタッフはみんな上着は白で統一しようというので、前日いつもお世話になってるユニクロで物色。襟付き七分袖のさらっとしたやつを2000円くらいで購入。そしたら先生とお揃いだったのでちょっとおかしい。先生のオレンジのカツラギ生地のエプロンがかっこいい。ナーバスになってる先生が「ピアスつけてたほうがいいかな、外したほうがいいかな」と高校生ちゃんに聞いてる。「つけたほうがいいです。」ズバッ。最近は迷うことがあると彼女らに投げかけてみるのが常の先生。「ジェノワーズとスポンジケーキだったらどっちの言い方がいいかな。」「デコ缶って言葉通じる?」ターゲット層が味方についてることの頼もしさったらない。

「こんにちは、松本美佐です。」イントロ部分は音と絵を同時に収録。子どもたちはサロンからガラス越しに師匠を見守る。うんうん、よしよし、とうなづきながら見てる子ども。参観日のお母さんみたい。

いつもレッスンをやってる作業台のスペースと、オーブン周りは撮影に使うので、計量はいつもキッズが試食に使ってる入り口すぐのテーブル。脇にサイドワゴンを置いても、油断するとものが溢れる。狭いからと思って最初はみなこさんと私だけがいたんだけど、せっかく来てる子どもたちにも手伝ってもらおうと徐々に呼ぶうちに結局全員がその場に集結。とにかく誰かや何かにぶつからずに動くのが大変すぎる。撮影のために材料を入れる素敵なガラスボウルを先生が買ってきたのだけど、数がギリギリで使い回すのに常に気が気じゃない感じ。自腹でもいいからもっと用意したかった。この冷や汗の出るような緊張感、6年前のレシピ本の撮影以来。

最初はカメラの調整などもあったので、パートシュクレが終わった時点で2時間経過してた。今晩帰れるのかな、と不安になる。型で抜いてオーブンに入れるところを録るはずが、私がいつもの調子で入れてしまって、後でもう一度そこだけ録り直すことに。高級シルパットも一枚だけなので、焼けたら外して洗ってクッキー抜いて並べて。心臓に悪い。
でもそんなふうにキリキリしてるのは大人だけで、子どもたちはみんな元気で楽しそう。今日が楽しみでしかたなかったんだって。お昼に先生が崎陽軒の焼売弁当を買ってくれて、みんな交代で食べた。一緒に食べた子たちに、最初にレッスンで作ったのは何?って聞いたら「お弁当」「焼売」「味噌づくり」。お菓子ちゃうやん。なんかあったら手伝おうと来てくれてたみさよさんが、「生徒役の子がみんなできる子だとリアリティないから、できない子も入れとこうってことで呼ばれたんだと思う、うちの子」っていうから、先生にそんな余裕微塵もないですよ、と笑った。実際、さゆりちゃんてばジェノワーズ担当だったんだけど、もう完璧に美しく作ってて、後で聞いたら「ジェノワーズ初めて作って楽しかった。」だって。怖いわまじで。そういうところが大人との違いだ。だって私だったら担当振られた時点で「えっ、あっ、それ作ったことないんですけど大丈夫ですか?」って言っちゃうもん。
そして一緒に食べた映像チームのお姉さんは、「お菓子作りって全然萌えない。」んですって。撮影してても、こんな面倒くさいことやるなんてすごいなー、と思ったと。そう、世の中お菓子星人ばっかりじゃないんだ。普段はこのサイズの撮影はスタッフ2名なんだけど今日は駆り出されて午前だけのお手伝いとか。土曜日も仕事が入ることはよくあるそうで、忙しそうだなあと思った。ありがとうございます。
「次、出番だよ。」と妹を呼びにくるまるちゃん。「まだ食べ終わってないから、替わってくれてもいいよ。あたしシュークリームやりたいし。絞り袋に入れるところが大好き。」とみるちゃん。「あんたシュークリーム作りたいからってゆっくり食べてるんじゃないでしょうね?」「違うよ、ほらいつもよりこんなに早く食べてるよ」「いつもどんなんか知らないし。あ、じゃあ次もあたしがやってその次もやろうかな。」「えーーーやだーーー。」結局食べかけを包み直してスタジオ入り。後でゆっくり召し上がれ。

カメラ位置の関係で、いつもは対面で見てる先生のデモを横並びで見てる子ども。いざ自分の番となると、粛々と作っていく。いつも通り、レシピを見るでもなく、何なら他のことに忙しい先生が貼り付いてなくても、あ、でもいつも別に貼り付いてはいないけど、さっき見た通りに作る。なんでしょうかこの安定感。多分、動画を見る人たちはこの子どもらの手元の美しさに驚くだろう。きちんと整理整頓された作業台や無駄のない動き。これがミサリングクオリティ。今日の子たちはこう言っちゃなんだけど精鋭メンバー、小さな頃から仕込まれてる生え抜きの子たち。彼女らがいるから、キッズレッスンで何が起きようとも平常心でいられる。大丈夫、この子たちも数年後にはああなるからってね。

最後のシューアラクレームが終了して時間は18時、予定を30分ほど押しての着地。試食の様子も撮るとのことでお茶を淹れる子どもたち。紅茶が濃すぎたと言っては笑い、ホットとアイスの数が分からなくなったと言っては笑う。試食の時は「お菓子習ってるっていうと、バレンタインの時にすごい期待されちゃうよね。何作った?」なんて話をしてた。うちの娘もシフォン4台焼いてカットして包んで大きな箱2つに入れて登校してたなあ。ラッピング手伝わされるの嫌いじゃなかったよ。そしてあっという間にあらかた食べ尽くされるお菓子の山。残りはジャンケン持ち帰り。「今年は周年祭やらなかったけど、今日は良かったねえ。」とニコニコしてるみなこさん。やっぱりこのスタジオには子どもが集まっておいしいもの作ったり食べたりしてるのが一番似合う。だからオンライン教室もいいけど、横浜まで来られる距離に住んでいるんなら、リアルで通うほうが断然いい。

後日先生が「フィルター」の話をしてた。例えば今の状況だと、ちょっと具合悪かったらお休みするというような常識を全ての人が持ってるとは限らないけど、うちに来てくれる人にはそういう心配がない。一番大きなふるいは価格設定だと思うけど(文明のマスターも同様なことを言ってた)、場の持っている磁力というか、先生の引き寄せというか、だから安心して対面での教室指導が出来ている。4、5月はお休みした人もいたけど理由はスタジオに来るのに電車に乗るのが不安だからというものだった。衛生管理も、別にいつも通りで何か特別なことを追加する必要なし。そもそも食べ物作るところだもんね。それにこれだけあれこれ規制だらけで先行きも不安ななか、月に一回とはいえずっといつもとおんなじ場所があることのありがたさったらない。お菓子教室まで取り上げられたら気が狂うわ。

ということで動画の編集第一稿が上がってくるのは来月半ば、アップは9月かな。まだまだ大変だと思うけど、先生がんばれ。
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