まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

テトコお披露目会

2015-11-29 17:44:58 | 日記


システム屋だったのは
四半世紀前

怖っ!

おそらく、当時使ってた
言語やらマシンやらは
もはや化石だろうなぁ

今、思い返してみると
不眠不休だった辛い日々より
使ってくれる人に
喜んでもらえて
嬉しかったことのほうが
印象に強く残っています

これがいわゆる
思いでの底上げってこと?
ほら、大好きだった先輩に
数年後ばったり街で出会って
あれ?ってなるのとおんなじね

そんな残念な先輩のことは
どうでもよくて
今日は、個人教室応援アプリ
「tetoco」のお披露目会に
行ってきたのです

尊敬してやまない
松本先生がチーム組んで
開発してるこのシステム
盛り込みたいことが次々と出てきて
まだ完成はしてません

クラウドファンディングという
応援する人々から
資金を集めての仕事なので
その人々へのお礼と現状報告を
目的とした会で

私は先生のお手伝いで
カフェのブースに詰めており
肝心の、プレゼンは
聞くことができませんでした


会場にはお客様、スタッフ
総勢40名超の賑わい
予想してたのと違って
受け付けしたらそのまま
ほとんどのひとが
お菓子とコーヒーを
すぐに受け取り
もぐもぐしながら
プレゼンを聞いていました

先生は、緊張しないで話せるって
笑ってました

お菓子は先生とスタッフさんで
用意した美味しいケーキ4種
ヘーゼルナッツのロールケーキ
ガトーショコラ
リンゴのタルト
シフォンケーキ

お土産はてとてとちゃんのクッキー
サンタさんに扮しています

素敵なスイーツのおかげで
みなさんがとてもにこにこしていて
あたたかな雰囲気の会場でした

お菓子教室に通うuくん@6歳が
スタッフにかわるがわる
遊んでもらいながら

「あーもうみんな、ぼくのことだいすきなんだもんなー」

って(笑)

そりゃーuくん、すてきだからしょうがないよねーって
なぐさめ?ながら

ここにいま集まってる人々も
松本先生に惹かれて来てるわけで
だからこんな雰囲気に
なるんだよなぁ
と、納得したのでした

お菓子教室の運営をしながら
アプリ開発をするのは
並大抵のいそがしさでは
ないと思います

しかも、先生のやってることって
それだけではないですし

ただ、先生は、
ありえないくらいのエネルギーを
放出してじぶんもまわりも
輝かせる生き方を
宇宙に与えられてるひとなのです
おおげさだとおもう?
ほんとだからね(笑)

今日、あらためて
そのことを強く感じたのでした

tetoco完成したら
欲しがるひとがわたしのまわりには
なんにんもいるはず
営業はおまかせあれ(ん?)

楽しみにしています

そのためにも
くれぐれもちゃんと
食べて眠ってくださいね






どんなもんじゃ?なんじゃもんじゃcafe

2015-11-28 21:09:22 | 日記


お友達のk野さんに教えていただいた
ツリーハウスのカフェ
いつか行ってみたいと思ってたのが
本日叶いました



神奈川区の古い住宅街を
うねうね歩いて着いた先には
なにやら長蛇の列が
ほぼ女子グループ
ちらっとカップル
わあわあしています

嫌な予感・・・



それにしても、本当に、木の上に建ててある小屋です
いろいろ傾いでいますが
そりゃそうだろうなあ
いったいどうやって作ったんでしょう?

なかに入るにはアスレチックみたいな
ふらふらする木の階段を上がります
しかし降りてくるひとがいればすれ違えません
なので帰るお客が降りてくるまで
階段のしたでひたすら待ちます
上を見上げてずっと待ちます
ぽかぽかしてたおひさまがかたむいて
冷たい夜風が吹いてきました
夥しい量の小鳥が木に帰ってきて
ぎゃーすか夜の報告会を始めます

スタッフの案内のようなものはありません
整理券配布などもありません
このカフェ、いわゆる企業経営じゃないと
聞いたような
なんていうんでしょう、プロの接客じゃないし
それを求めるひとはそもそもこないんじゃないかな



入店まで2時間かかりました
中は想像していたとおりの狭さで
小さい頃押入れやらこたつやらに潜り込んだ感覚を
思い出します
壁はいろんな素材でできていて
誰かが移動するたびに小屋がぐらぐらします

コーヒーは炭火の味の強い豆
普通においしかったです
スコーンという名の焼き菓子は
私の知っているスコーンとはだいぶ異なりました

初夏の爽やかな風が吹くいいお天気の
平日のお昼間にゆっくり来たいと思います

そして待ち人が6組以上いたら
黙って帰ることにします


原点回帰な破壊シンガー

2015-11-27 22:45:40 | 日記


珈琲文明は
珈琲店です

スペシャルティコーヒーが
楽しめます

そのうえ
第四金曜は
弾き語りライブも
楽しめるんです

歌うのはマスターそのひと
先月、通算100回記念のライブを
つつがなく執り行い

今日はちょっと暴れてやろう
という気分だったみたいです

お客さんもたぶん少ないし
アヴェマリア歌いますよ、
と、お誘いいただき

写真のお仕事から急いで帰って
お店ついたら
まあ、なんと、ほぼ満席

おさすがでございます

そんな今夜は
テーマを
『原点回帰とぶち壊し』
として

凍てつく夜風も沸騰するよな
ステージでした

セットリストは
Can live without you
秋桜 チャンピオン仕立て
宿無し
素晴らしい日々
今夜はブギーバック
しあわせのしわよせはしあさって
アヴェマリア
悪くない

世良正則、テレビの世界には
こんなにかっこいいひとがいるんだ!
と、どきどきしながら見てたのを
思い出しました

今、あらためて聞くと
歌詞はめちゃめちゃですね

ユニコーンは独特なメロディラインに
ざわざわしたなぁ

アリスっぽい秋桜は
二度目でしたので
もうびびんないから!

特筆すべきは
アヴェマリア

つい最近、マスターが
マイブームなんですよと
おっしゃっていた
クラシックのどまんなか
超正統派

いつものように
ゆーちゅーぶで予習なさったところ

ドイツ語じゃん!
(そりゃシューベルトですから)
巻き舌じゃん!
(ジャーマンですから)

ということで
大阪旅の道すがら
日本語歌詞を
つけたのだそうです

♪あーべのはーるかすー

わたしのあたまには
恩師に叱られまくりながら
涙目で練習した名曲の響きが

そして、わざわざ
マスターがお誘いくださった
「アヴェマリアうたいますからぜひ」
の文言が

ただ、マスターの、
旋律からイメージされるであろう
普遍的世界観を
ななめ下からすくいあげ
射抜く感じのあとづけ歌詞には
感心してしまいます

わざとならなおさらですが
素だったら、、どうしよう、、

マスター、今夜もスリリングな歌を
ありがとうございました

でもおねがいだから
グノーのアヴェマリアは
そっとしといてくださいね
ラテン語はカンタンですよ




おいしいごはん

2015-11-24 23:40:34 | 日記
お菓子教室で仲良くなった方は
お料理も上手です。

しかし、私自身はてんでだめなひとです。
だって面白くないんだもん、ごはん作るのって。
ごはん作れないっぷりは既に教室内でネタとなっています。

お友達のブログなどで
「今日のごはんでーす」って
めちゃめちゃおいしそうなのがアップされてると
ひたすら羨ましい。

その、羨ましいブログ筆頭、mさん。
mさん家の子になりたい!っていつも思ってみています。
わたしのごはんでよかったらいつでもどうぞ、って
いつものにこやかなお顔でおっしゃってくださったのを間に受けて
押しかけました。

何が食べたいですか?と聞かれ
「ニョッキ!」即答。
実は最近、mさんはイタリア料理教室に通いはじめたのです。
その模様をブログで拝見し、これは絶対食べてみたいとひそかに狙ってました。

私の知ってるニョッキって
粉とおいもをこねまくってぎちぎちにしてゆでて
あぎあぎかじるやつ。
そんなにおいしいと思ったことはないです。
でも、mさんのニョッキはなにやら様子が違う。

ということで、mさんが「ニョッキに寄せてイタリアンっぽくまとめた」
ごはんの数々を画像でどうぞ。
よだれるがいいさ!笑




前菜は人参オイル蒸し、カリフラワーマリネ、蓮根ジェノベーゼ
茄子はトマトペーストを巻いてチーズとろとろに焼いてあります。
とろんと濃いポタージュは蕪。

続いてお待ちかね、ニョッキ。
なんと、整形をお手伝いさせていただきました。

じゃがいもを茹でて裏ごしし、粉と卵でふんわりまとめます。
ころんと棒状にしたら小さくカットし、フォークのうえでくるり。
ぐらぐらのお湯に強めの塩で茹であげます。
それにハーブバターとパルジャミーノ。


ほかほか、ほわほわ、とろとろ、あつあつ、
信じられないくらい美味しかった!
ニョッキという食べ物の概念が変わります。
おなかの底から温まって幸せな気分。




マグロたたきにハニーマスタード風味のソース。
ローストポークはシンプルだけど凝縮された旨み。
塩レモンが爽やかでした。



ドルチェは栗のティラミス。
添えられた渋皮煮はお母様の手作りです。
感動的な美味しさ。そしてこのサイズ。お店で食べるのの4倍はあるかも。

おうちでこれだけのごちそう、感動しっぱなしでした。
準備も大変だったと思います。本当に感謝です。
何しろすごいと思うのは、楽しんで、にこにこして、
作ってもてなしてくださること。
食べることも、お皿洗いも、一緒にわいわいできて
それがさらに美味しさをぐんと増すのです。
私がお酒飲めたらもっと楽しいだろうなあ。

mさん、本当にごちそうさまでした。
また懲りずに呼んでくださいまし。











acorneレッスン♪カップケーキ

2015-11-12 21:00:01 | お菓子作り


終わらない仕事を片付けに
早起きして会社に寄って
慌てて電車飛び乗って
手土産すら現地調達という体たらく

「女子力の低いことだ」
とぼやきながら
そもそも女子力ってなんだろう?
社会性とかコミュニケーション能力とか気配りとか
そんな言葉のほうが落ち着く

しかし本日のレッスンで
磨かれるのは女子力以外のなんでもない
だってほら



普段わーきゃー系ではあまりないわたしを知るひとが
そういうもの作るときはわーきゃーするのですか?と

でもこれだもの
わーきゃーしちゃいますよ、いかなワタクシでも!

小さくてかわいらしいカップケーキに
アイシングとフォンダンで飾りを施す
フォンダンは砂糖、シロップ、パームオイル、タピオカでんぷん、増粘剤などが入った
「食べられる粘土」みたいなもの
これを使ってお花やリボンを作ることを
とても楽しみにしていた

ところがこちらの、acorneのレッスンを楽しみにしているひとは
世の中に大勢いらっしゃるので
エントリー開始とともにネット上で静かな恐ろしい争奪戦がはじまる
今回は第一希望に漏れてしまったのだが
お友達のおかげで特別なレッスンを組んでいただけた

まずは先生のデモから
小さなめん棒で薄くのばした生地を
何種類かの短冊にカットして
たたんだり包んだりしてリボンを作る
広めの生地には型押ししてクロス柄をつけ
カップケーキの表面を覆う

めん棒の端には3ミリの厚みのシリコンリングが
これでバールがなくても均一な厚みにできるとか
画期的!

ピンクの生地はもっと薄くのばして
丸型で抜き、半円ぶんの縁を
マツコデラックスが使う耳かきみたいなもので
くるんとこすってひらひらしたフレアをつくる
6個並べて巻くと、バラのできあがり

手間かかるのだなあと感心したのだが
先生によると、もっとも簡単な花の成形なのだそう
シュガークラフトって大変なものなのね・・・
(気軽にちょうだいとか言ってごめんねひろこさん)

雪の玉のような飾りは、ウォッカでしめらせたフォンダンに
銀粉いりのグラニュー糖をまぶしている

リボンの模様もウォッカで溶いた濃淡の食紅で
くるん、ちょん、とするだけでなんとなく花模様になる不思議

みんなでそれぞれに、できあがったものやパーツを見ては
うわーすごい!きれい!かわいい!の連発
アガります・・・

これ、凝り始めると時間がいくらあっても足りないのだろうな
それと環境、この日のようにいくらか乾燥気味で気温が低いとなんてことないが
雨の日にはフォンダンがだれて作業性がものすごく落ちるらしい

気づくとレッスン始まって3時間経過
おなかすいた



これのために来ている、あこ先生のお手製ランチ
キャロットラペとたまごのサンド、激うまです
ごいっしょしたTさんがミモザっていうものすごくおしゃれなカクテルを作ってくれたり
やはりごいっしょしたMさんのかぼちゃと黒ごま・ゴーヤと塩レモンのお惣菜は
はじめて食べるおいしさ

カップケーキも試食させていただいた
フォンダンは昔食べた駄菓子のような味がした
とてもおいしいってことはないけど思ってたより食べられるものだった

とろけるプリンはラムが薫る大人仕様
贅沢な時間

がさがさしたわたしのような人間にこそ
こういう時間がたまには必要なのだなと
再確認した日

あこ先生、Tさん、Mさん、ありがとうございました
またぜひご一緒させてくださいませ