まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

22歳のコブラたち

2016-01-31 20:18:03 | 日記


雑誌の見開きの
特集記事

ブレイク寸前!
コブラツイストアンドシャウト!

19年前のスクープ
なのですが

寸前っていってるし
そろそろかなぁと
こないだおじゃ丸さんが
作った歌

翼広げたり
キセキの扉開いたり
君のことみんな受け止めたり
世界中が敵でも僕だけ味方だったり
(あれ?そんなのないか)

そんな歌詞をめいっぱい
ちりばめた

「売れない歌」

しぬよね?!
っていう
リフレインが
おかしすぎました


そんな
コブラツイストアンドシャウトさんの
錦糸町初上陸に合わせ
お江戸へ向かってみましたが

錦糸町
ワンダーランド感
はんぱないです


それはまあ
おいといて

ガッタマンズさんとの
ツーバンで
はじめましてでしたが
なんだかとても心地よい
日本語ブルースで
楽しかったなぁ

ドラムの方が
めちゃよい表情で
叩いていらしたのを
私のカメラでは
捉えきれず残念、、、


そして後半
ステージに乗る前に
ご挨拶にきてくださった
おじゃ丸さん
赤いコブラTシャツは
リーダーの印です

なぜか
富士登山の話で
盛り上がりました

そしていよいよステージへ

と思ったら
ギターのコード
ずるずるしながら
客席へ

♪窓を開けたら虫が入るしー

換気の歌ワンコーラス
高らかに歌い上げてから
コブラのみなさんのところへ
戻ってゆきました

送電線の歌も聴けましたし
家族の歌も
三三七拍子も

途中で
暑いとおもった!と
貼るカイロを
サックスの宮坂さんに
はがしてもらってたのが
おかしかったです

コブラのみなさんを
見ていると
なんだかにこにこ
しちゃうんですよね

22歳、まだまだ
若造ですよね

このさきの
成長を
楽しみにしています





塔に押し上げられる町のカリー

2016-01-31 16:16:20 | 食録


いつかの夏以来
二度目です

スパイスカフェ
とても人気店なのです
そうとは知らず
前回はアポなし突撃で
お店のひとに
「えっ。ご予約なしですか。」
と、呆れるような困ったような
口調で言われてしまいました

時間潰すのにふらっと入った
喫茶室がすごいエグかったなぁ
神棚みたいなとこにある
ブラウン管テレビで
競馬中継してて
店の老店主が
真下にあるテーブルで
耳に赤ペンさし
新聞広げてて(以下略)

今回はちゃあんと予約しました
といっても前夜9時ですが

スカイツリーのたもとから
マップと記憶半々に
ぐるり歩いて10分ほど

この立地で
繁盛してるのが
素晴らしい

外観は
なんか
もっさもさの
古い家屋

ツタなんだか
カヤなんだか
よくわかんない植物が
屋根から壁から
絡み付いています

オーナーの
おばあちゃんち
だったんですって

お店のなかも
段差や梁や柱だらけ

窓を背にした
テーブル席に
つきました

カリー二種類
食べたかったので
ペアカリーセット
サラダに
ミニコーヒーと
ミニデザートついて
1400円
ごはん大盛りは
サービスですと

以前食べたチキンが
とても美味しかったので
今回もチキンにしたけど
こないだとはちがう
チキンでした

甘い香りのスパイスの効いた
みんな大好きにきまってる
カリーでした

もう一種、エビは
ルーにエビの旨味凝縮で
トマトの酸味と爽やかな辛さの
初体験の味

いつも、バターとクリームの
とろっと甘いエビカレーばかり
食べているので
新鮮なおいしさでした

大満足のごはんのあと
コーヒー

・・・あ
そうだ、これだった

今度こそ必ず紅茶にします

デザートは
キャラメルのムース?

事故レベルの焦がし
半分でギブ

しかし
このカリーのクオリティ
ですもの

パーフェクトなんか
求めません

来月は、こちら
まるっと休業です
オーナーは
インドおいしいものの旅
(たぶん)

旅から帰ったら
またおいしいカリー
ふるまってくださいな

その間は
こないだ買った
オーナーのレシピ本
トライしてみます





深夜のぎゃーす

2016-01-30 20:25:49 | 日記
年末だったか
某所のインタビューという
フィールドワークから
戻ったムスメが
憂鬱そうに

今日、一緒に行く予定だった子が
どたきゃんしたんだよ



聞けば、その子は
地方から来てるお嬢さんで
ムスメはFWの日程組む際に
何度も何度も
いいの?年末年始、帰省しなくて?
と確認したそうで
そのたびに笑って
いいのいいの、めんどくさいしー
と答えてたんだって

ところがいよいよ年の瀬も迫る
アポの三日前の夜
寂しくなっちゃったから帰る
というメッセージを
ムスメに寄越して
そのまま新幹線に飛び乗ったらしい

相手の都合もあるし
仕切り直す暇もなく
ムスメは彼女の担当部分も
慌てて準備して
先方へひとり向かった

ひとしきり愚痴りながら
でもあたしにはまいんち帰れば
迎えてくれるちーちゃんがいるし
あの子の寂しいのは仕方ないかも
などと言う

感謝してんならおかーさんて云いなよ

小さな頃から、他人と交渉しつつ
群れてあれこれするくらいなら
一人で自由にやってたほうがマシ
というムスメ
ガッコのゼミでは共同作業が多く
温度の違う人たちとのやりとりが
ものすごくストレスらしく

もー!!ほんとにやだ!!

深夜に悲鳴

だいじょーぶー?と
声をかけたら
部屋から出てきて
ぐずぐず言ったのち

でもこんなの
社会に出たらいくらでも
あるんだろーなー
ううーー
しょーがない


私をふとんに押し込んで
毛布を首までかけて
おやすみ、ありがと、
と戻っていった

eazy goin'
っていう術を
身に付けるまでは
もうすこしかかるかもなぁ
しんどいよねぇ

かくいう私も
今の会社に入ってはじめて
「とりあえずやっちまえ、
だめなら怒られればいいや」
という、営業Oさんのセオリーに 
衝撃を受け
あ、でも、一理あると
真似ることもある

だって、どんなに時間かけて
先回りして確認してやっても
結局はどこかのだれかに
叱られちゃったりするもの

ただただ、楽しく生きてく
ってわけには
いかないのだけれど

少しでもダメージ軽減できる
さばき方を覚えようね

そんなことを思う一方で

傷つきやすいから
カワイイんだなぁ
ひるがえってわたしは
フテブテしくなったなぁ

なんてことも思った
午前1時の出来事

機関銃掃射

2016-01-29 20:50:46 | 日記
金曜日
10時半
事務所の電話が鳴る
五本ある回線の
いっぽんめ

ワンコールで
受話器を取り上げ
社名を告げると
慌てたような
年よりの女の声で
しつれいしました
と、よろよろ言って切れた

不審がる暇もなく
にほんめの回線が鳴る
おなじように告げてる間に
さんぼんめが鳴るのを
同僚ちゃんがとるのを
斜め視線にとらえる

あ、まちがえました
と、さっきよりは若いが
そこそこ、よれよれな
女の声

なんかへんなのが
立て続けだ、とぼやくと
同僚ちゃんが
こっちもへんでしたよ、と

どっかの安売りチラシに
うちの番号がまちがって
乗ったりしてるんだろうか

とか言ってる間に
よんほんめが鳴る
やっぱり、まちがえたと
慌てて切りそうに
なるのを押し止めて

さきほどから
同じような電話が
続いてるのですが
なにかご覧になって
かけていらっしゃいますか?

と早口で
でもあんまり怒ってるようには
聞こえないよう注意して
聞いてみた

すると相手は
ぺこぺこして

すみません、畳屋なんですけど
局番4xxのxxxxから
順番にかけてるんです

そうやって
一般家庭につながれば
営業かけるという
ことらしい

なんて気の遠くなる
仕事なんだろう

あと10年後
じぶんでやってたら
どうしよう・・・

必ず帰るから

2016-01-28 16:34:30 | 日記
お世話になってる
教室の先生たちは
ほとんどが
フランチャイズ契約の
ひとたちです。

ほんの一部の例外が
会社直営教室の
講師契約のひと。

直営講師の先生とは
より密接に関わって
お仕事しています。

M先生は講師になって
もう10年のベテラン。
きれっきれという
感じではなく
飄々と軽やかな印象。

かなり前、まだ私が
営業やってたころ
担当してたことがありました。
年末に教室の大掃除を
一緒にやったり
年度はじめには
同じ教室のすべてのコースの
講師あつめて決起会したり。

ある日、打ち合わせしてたら
先生の携帯が鳴りました。
当時中学生のお嬢さんから
「お昼ごはん、ないよ!」
よくよく聞いたら
仕事いくまえに
山盛り作っていったおにぎりを
当時高校生の息子さんが
ぜーんぶ食べちゃったらしい。

仕事しながら母親業は
どこも大変だよねぇ、と
おもった出来事でした。

年月が経ち
おにぎりの息子さんは
無事就職しました。

ところが先日
研修先の地方都市で
突然倒れ

先生はとりあえず
講師仲間に代打を頼み
息子さんのところへ
行きました。

医者からは
明るい話はいっさいないそうで
先生のお気持ちは
どれほどかと
みんな心配していました。

それとはまた
別の問題として
代打を頼んでる講師の
負荷も心配です。
他の先生にも
助けを求めようかと
担当が動こうと
してるなか

その、代打の講師から
報告がありました。

M先生から電話があった。
あまりのことに泣き崩れてた。
でも
「なにがあっても、必ず帰ります。
だから、それまで教室を守っててください。」と。

だから、がんばる。



M先生が
そこまでの覚悟を持って
お仕事してくださったことを
はじめて知り、
その思いを全部
受けとめてくださる
代打の先生にも
(なにしろ往復3時間の道を
週四回通い、
ふだんの倍の人数を
指導することになるのです)
ただ、頭さがる思いです。

私達も全力で一緒に支えようと
思います。

M先生
お帰りを待ってます。