まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

散らかった部屋とシワシワのワイシャツと私

2017-09-25 23:52:35 | 日記
あのものの見事な一発屋は今どこでどうしてるんだろうな。
生まれ変わって西野カナとかになってるのかな。

と、まあ、今夜の私はブラックです。ごめんなさい。
なるべく面白く書くから許して。
っていうか誰のために書いてるかって話だよね。

自分でも呆れるくらいに家事能力が低い。
意識が低いのか。
それを棚に上げて、だいたいさあ、家事なんて
家の中の特定の誰かがやるって決めるもんじゃないでしょ、
生きていく上で必要なことは生きている人が平等にやるべきでしょ
とか考えている。

座って当たり前にご飯が出てテレビ見ながら食べて美味いもまずいもないとかは
作った人に対していかがなものだろうとか思う。
あ、うちの家族のことじゃなくてねそれは。

夫も妻もフルタイム勤務だったらなおさら
家事は妻担当っていうのはおかしな話だと言ったら
「でもさあそうは言っても、男が会社行く時に着てるワイシャツが
シワシワだったら周りの人は口にしなくても
『あの人奥さんいたよね?あれ?いないっけ?』
なんて思うものなんだよ。」って返されて
じゃあもう形状記憶だけ着てればいいよと思った。

部屋をピカピカに磨いて帰りを待つのが愛か?
ワイシャツにアイロンは妻のデフォか?
ピカピカにした床に鞄や脱いだ靴下転がそうもんなら
やめてよそこに置くのは、とかめんどくさいこと言われたりしないのか?

いいんです、最初っからそういう人とそういう生活を送りたいから
そういう人を選んで結婚したんです。
ってこともあるかもしれない。
だけどね夫さん、会社勤めは永遠には続かないですよ。
家のこと何にもしないでただそこにいるだけの人になりますよ。
妻だって、おかしいな、いなかったはずの人がそこにいて
しかもなんだか世話ばっかり増えたって不審に思いますよ。
だからってそこから取って付けたように家事やろうったって無理です。
妻から全否定です。何しろその権限を与えたのは夫さんですし。

ましてや食べることを妻任せにしてた人が妻に先立たれてしまったら。
私の知っている男性は現役時代はたいそうな会社のたいそうなステータスの人ですが
そうめん茹でようとして小鍋に湯を沸かし鍋の径にそうめん束を
テープも外さずに橋のように渡す人です。
そんなんじゃいつまでたってもそうめんにありつけません。
コンビニとスーパーの惣菜コーナーと定食屋の三角食べになります。

夫さんばかりに非があるんじゃない。そりゃそうです。
非、っていうのも言葉が強いかもしれない。
それで良い、それが良いと思っている人達にすれば
大きなお世話かも。

だから何で私が今夜こんなに荒れてるかというと
当然、そうだろう、と思っていたことが違ってた
それに気づいたことによる落胆なんだろうな。
細切れになった時間を寄せ集めて
落ちてくる仕事も端切れで
自分が今なんの仕事のどの部分をやってるのか
よくわかんない、っていうのは
誰にとってもストレスだと思ってた。
それより一連の仕事を任されて
期日までに仕上げればプロセスは自由に工夫できて
明日早く帰りたいから今日はここまで頑張ろう、って
やれることが誰にとっても楽だと思ってた。
そうやって任された仕事をしっかりやりとげて
周りや上司から感謝され評価されたら
誰にとっても仕事が楽しくなるだろうって思ってた。

いやいや、そんなのは全然欲しくないです
定刻に帰れるように日々の作業をくださいって
言われたらそりゃもうそうするけど
なんというか、今度はそれじゃこっちが楽しくないんだよね。
ちょっと前まではそんなに求めていなかったけど
今はとても思う
楽しく仕事したい。
それに、いずれ去る身としては
後進育てておかないと怖い。

それよりもっと怖いのが
端切れ仕事を所望されて私がそれにがっかりして
そのがっかりが相手に伝わっちゃうことなんだよな。

家事を完璧にやる。育児を完璧にやる。
合間にちょろっと作業する。
そこに幸せがあるんなら
それが自分の望んでることなら
仕方ないと思うけれど
夫の意思だから、っていうのには
どうしても違和感拭えない。
自分の生活に一切の不利益を与えないこと、
なんていったいどこの条約よ。

9月のアコルネレッスン♪秋色のうさぎ

2017-09-24 18:05:21 | お菓子作り


アイシングクッキーは
食べ物です。

そう言ったら一緒になった生徒さんに
えっ。食べちゃうんですか。
と驚かれました。

だって。
あこちゃんが丁寧に仕込んでくれた
パートシュクレですもの。
アイシングもお砂糖と卵白で
作ってあります。
ウィル◉ンのキットとかじゃないですよ。

あこちゃんによると
食べ物派とアート派は
半分ずつくらいだそうです。
アート派は、部屋に飾って楽しむんだって。

あ。私も
あこちゃんが作ってくれた
美しいクリスマスオーナメントのクッキーなどは
戸棚に飾ってあったりします。
キラキラしたラメなどがついていて
それはもちろん食べても問題ないもので
出来てはいるけれど
食べたい気持ちにはならない。

友達が
「許せるのはタコさんウインナまで。」
と言ってたことがあったな。
食べ物で遊んじゃいけません、的な。
それすごくよくわかります。
もちろん、アイシングクッキーは
遊んでるってことではないけれど。

だから、今月末から
あこちゃんがチャレンジする
シュガーアートの大作の展示の話を聞いて
そうだよ、そっちだよ、あこちゃんの才能は。
と思いました。

食べられる、を守ろうとすると
恐ろしい制約を受けるわけです。
それがなかったらどれだけ楽になるか。

でも、もし、アコルネさんがアートのお教室になったとしたら
食べ物派の生徒さんはちょっとがっかりするかもね。


あまりたくさん参加できず、悪い生徒の私ですが
伺うたびにあこちゃんのプロスキルが
ぐんぐん上がっているのがわかって
本当にすごいなあと尊敬します。
今日はオープン以来レッスン皆勤という生徒さんと
先月から基礎コースに通い始めた生徒さん、
速度や習得技術に差があるところで
全体をどうやって進行させていくか
ちょっとドキドキしたのですが
つつがなくさらりと進めていました。

一番難しそうだと思ったラテアートのデザイン。
ハートかうさぎかを選べることになってたのですが
「今まで全員うさぎでした」って言われたら
あれ?そう?じゃあ揃えたほうがいいのかなと思ってしまい
案の定あこちゃんのヘルプを多大に受けての制作となりました。
ベースが乾かないうちに他の色で模様を描くという
焦燥感・・・
もたついてるとガリガリになってしまい
悲しみが押し寄せる。

でも、こないだ、あまり使わない冷蔵庫のポケットから
ポロリと出てきたのが
一番最初、まだアコルネさんがオープン前に
特別レッスンであこちゃんに教わった
アイシングクッキーで

そこからの今の自分の進歩ったら
もうそれはそれは大変なものでした。

コブラさんも歌ってるように
断続は力なり

ということで

アーティストあこちゃんに
もし、なられたとしても

たまには美味しい美しいクッキーの
レッスンをしてくださいね。

あこちゃん、ご一緒した皆さん、
ありがとうございました。

いもくりぎんなん。

2017-09-23 20:40:58 | 日記


金曜の晩、ライブから帰って
やおら始めたケーキ作り。
とりあえずビスキュイだけでもと
思ったけど作り始めたら止まんない。
ムスメがハンドミキサーぶん回してる横で
粉計ってたりして。
おうちケーキ作りのゆるいのも楽しいんだよね。
そしていちいち二人して
あ、それいけないんだー、とか
いいつけよっと、とか言い合う。
誰にだよ。

栗の渋皮煮を満足に作れた試しがない。
今回もちょっと硬いし甘さは足りないし。
でも平気、牛乳と一緒にブレンダーで
ガガガッと回して
薩田商店の美味しいこしあんも入れて
鍋で温めたらゼラチン投入。
生クリームを泡立てて
温度下げた栗ベースにふんわり混ぜ込む。

っていうのをムスメがやってる間に
私はトヨ型に合わせてビスキュイをカット、
渋皮煮シロップをポンシュして型に敷き込み
冷凍庫にぽいっと。
ムースができたら冷凍庫から型を取り出し
ザサッと注いで底生地のせて再度冷凍庫。
余ったムースはプリンカップに入れて。

ムスメは何やら端切れビスキュイと
ムースを使ってこそこそプチアントルメ作成。

時刻は深夜未明。
ベッドに倒れ込む。

遅い時間に起きだして
熱いお風呂の半身浴で
やっと目が覚める。
ケーキを型ごと保冷バックに入れ
出発。

実家そばのバス停を降りたら
何やら懐かしいような
むせかえるような匂いが。
道端に落ちてるぎんなんに気づいて
うわ、もうそんな季節か、と
ムスメが顔をしかめる。


ふと見上げた樹には
鈴なりの薄オレンジの実。
姿だけなら可愛らしいじゃないの。

以前聞いた話では
ホームレスがこの時期に拾い
熟成させて洗って干した銀杏は
高級料亭に卸されて
何十万という収益になり
彼らはそれで1年分の暮らしを賄うと。
それを話して聞かせるとムスメは
でもそれって窃盗だよね、
だって公園の桜の樹から葉っぱを取ったら
窃盗なんだもんねという。
道に落ちてるんだからいいんじゃない?
あーそういうこと?
私なら下にビニールシート広げて
樹にケリ入れるね、というと
それは今度は傷害だよねという。

とか言ってる間に実家にたどり着く。
呼び鈴鳴らして出てきた母は
服の前が点々と濡れてて
「ごめん、今、顔洗った」だって。

ジムに行ってる父はもう直ぐ帰宅。
私はサルシッチャのサンドイッチを拵えようと
買ってきた豚肉を細切れにして塩を揉みこんだあと
まな板の上でばんばん叩く。
帰ってきた父は玄関開ける前から
その物騒な物音に気付いて
あ、チカちゃん来てるな、と
思ったらしい。

パンは駅で買ってきたふわふわ焼きたてパンドミ。
バターを塗り、ルッコラをたっぷり挟んで
サルシッチャとチーズを乗せる。
本当だ、ソーセージっぽいねと母。
好評で満足。

コーヒーを淹れる。
コーヒーポットなんて洒落たもんはないので
家の中で一番細くお湯をたらせるもの
つまりお急須でお湯を落とす。
このへんてこなスタイルは今や
実家では定番になっている。
っていうかポット買ってやれよ自分。はい。

そうこうしてる間に妹登場。
有名なタルト屋の大きな箱を抱えて。
ケーキがかぶるなんてよくあることだ。問題ないない。
中には綺麗な紫イモのタルトが。
センターにかぼちゃムースまで仕込んである。
秋だねえ。

すると母が対抗するように
私も甘いもの作ったの、という。
珍しいこともあるな。
ムスメに生クリームを泡立てさせる母。
キッチンでタッパーから何かを小皿に
盛り付けている。

父がひそひそと
たぶんこんにゃくだよ
という。
え?嘘だーと妹。
こないだテレビでやってたやつだよ。ひそひそ。
こんにゃくをどうしたらスイーツになるの?ひそひそ。
まあ見たらわかるよ。ひそひそ。

という会話は全てキッチンの母に筒抜けている。

小皿には生クリームのかかった
グレーの小さい角切りの何かが。
食べたらコーヒーの香り。
でも食感は間違いなくこんにゃく。

面白い。すごく斬新。
でも残念、美味しくはない。

すると母はちょっとムキになって
今度はしらたきでパスタを作ってあげるという。
なんかそういうブームが来てるのね。
しばらく立ち寄らんとこ。

そろそろタイムアップとなりそうで
無理やりみんなに持参のケーキを振舞う。
うんと薄切りにして上品に。

父が
これは中身何が入ってるの?とか
この生地はどうやって作るの?とか
あんこの味も栗の味もすごく良い、美味しい、
って一生懸命褒めてくれた。

そりゃもちろん嬉しいんだけど
不思議だなあと思って見てた。
小さかった私が見てきた父は
出された食べ物にそんな風に
関心を表したり賞讃したりはしない。
80年、何度か命の危機があったのに
持ち前の強運でそれをかわしてきた父は
治療してくれる医者や支えてくれる家族に
素直に感謝するようになったのかもしれない。

そんな父はこの誕生日で
自分は米寿になったと勘違いしてたらしい。
惜しい。あと8年だから。すぐだから。

その時にはもっと美味しいやつ作る。
たくさん食べて
また褒めてください。



シューカツ

2017-09-21 20:52:51 | 日記
シュークリームのカツレツ。
カロリーやばそうね。

・・・
そうじゃなくてね。

ムスメ現在大学4回生。
ただいま絶賛プチ旅行中。

「公務員試験を受けるために
専門学校へ通いたい。
学費は自分で出す。
その代わりに、自動車免許の
教習所代を出してくれ。」

という謎のオファーがあったのが
今年の初めのこと。

大学での講義も受け、ゼミにも参加し、
平日夜と週末の昼間は予備校へ通い
合間に教習所の予約を入れ

と、めまぐるしい日々を送り
まずは夏の始まる前に
無事に免許皆伝。

まだ乗せてもらってないけどね。
心中したいのか?とか言うんだもの。

身近に公務員はいないし
自分の就職活動の時には
考えもしなかったので
全く仕組みが分かってない。

自分の就職活動。思い出すだけで申し訳ない。
1990年、バブルの尻尾が残っていた
超売り手市場の時代。
4年生の夏前には内定もらってたもんね。
当時何人いても足りないって言われてた
システムエンジニアという仕事。

社長面接で
「君の履歴書は、まるで男みたいだね。」
って言われたんだけど
つまりお作法なんか全然知らなくて
箇条書きでさっさと書いて
出したはいいものの
そのあとでなんかの本を見て
これは絶対まずいやつ、と書き直し
その社長のセリフの後、ご本人に
「スミマセンこちらと差し替えてください」
って。
ひどすぎる。よく採用されたな。

夏のバイト探してる?じゃあうちにおいで。
ってことで、インターンじゃないけれど
入社する前から事務所に通って
来る日も来る日も書類にハンコ押してた。
そこで出会ったエミちゃん
(彼女は来る日も来る日もコピーしてた。)
と仲良くなり、所属も一緒になって嬉しかったな。
書類をニコニコ積み上げていく先輩が
入社してから鬼教官みたいになって
プログラミングを一から教えてくれた。

と、まあ、なんの苦労もせずに職をもらえた私に比べ
4大卒の文系女の子はちょっと色々大変な今の時代。
公務員というチョイスは理にかなってるとも思う。
しかし民間は一切受けない、というムスメに
一抹の不安。
4回生の春の陣と秋の陣、その二つがダメだったら
卒業後の春の陣。つまり浪人生活が待っている。

春に彼女が受けるところと日程を教わってメモしたら
まあ長きに渡り相当な数の戦で
体力勝負だなこりゃ、と焦る。
そして第一関門を突破したのちの日程は
そうなってみなきゃわからないという。
まさに振り回される日々。

8月の終わりになっても未確定だったので
9月のM市の試験を追加するという。
「もしそこに決まったらM市に引っ越しだよ。」
わかった、ついていくね。
って、そうもいかないか。

結果、9月の頭に第一志望の内定が降りたので
M市転居は無くなった。
海岸線をチャリで周遊する夢も見たんだけどな。

シューカツやる中でムスメは
「気づいたんだけど勉強嫌いじゃなかった」
とか
「自己アピール、ネガティブな事を
先に言うなって予備校でダメ出しくらった」
とか
自分のこと、自分を表現することについて
いろいろ再確認できたようで

行きたかったところに来て欲しいと請われ
自分に自信もついたようで

どうやらこれでなんだか少し
自立が見えてきたような気がする。

そして友達と温泉プールに遊びに行くために
水着を新調しに行ったところで
別の再確認もできたようで
それから毎日筋トレ、ストレッチ、
半身浴に酵素ダイエット。

ということで
今頃は温泉からの美味しいご飯で
極楽気分を味わっていることだろうな。
今のうちだけだ、心して享受しとけ。

内定の知らせを本人から受けた
父からの私宛のお祝いメールには
「今まで悲喜こもごもあったでしょうが・・・」
などと書いてあって
(そんなメール書くんだこの人は、っていうのが驚きだけど)
でも思い返してみても
喜々こもごもしか浮かばないな、と思った。
会社の人にも
「ねえもう一人くらい産んでさ、今度はすっごく苦労しなよ。
そういうの見てみたいよ。」
って言われたほど。

そんなハハの次なる密やかなミッションは
絶対に読ませません、と言われている
ムスメの書く卒論を
どうにかして読む、ということである。

嵐の後の虹

2017-09-18 21:50:17 | 日記

深夜激しく叩きつけていた雨も
朝には綺麗にあがっていて
夏が戻ってきたかのような
陽射しです。

今日はミサリングファクトリー
いつものメンバーで
七里ヶ浜の虹さんへ。
秋に訪れるのは初めて。
松本先生から「秋らしいお食事を」と
オーダー入れといていただきました。

エアコンの効いた江ノ電を降りて
さんさんと降り注ぐ海辺の太陽の下
だらだら坂を登ること15分。
額にじっとり汗かくし
パンプスの足が痛いけど
美味しいもののためには
仕方がありません。

お約束より少し早めに到着。
玄関で水を撒いている奥様にご挨拶。
席についてそそくさと飲み物リストを確認。
かぼす蜜ソーダだって、美味しそう。
ビールが飲めたらそれが一番美味しそうだけどね。

やがて運ばれてきたのは
朱塗りのお盆にたくさんの小さなお菜。
あしらわれた紅葉が素敵。
なんと胡桃豆腐を発見。
昨日ちょうど話題にしていたところなのです。

というのも、申し込みさえ出来ていれば
昨日は石巻のツールド東北に出場していたはずで
60キロコースの最終エイドでいただく
「平椀」というのがものすごく美味しくて
実を言えば最初のエイドの女川汁、
2番目のエイドの雄勝のホタテ、
そしてこの平椀、
これを食べるために参加してるようなもの。
その、平椀に使われているのが胡桃豆腐。
まさかこんなところで出会えるなんて。


そして次に運ばれてきたのは
土瓶とぐい飲み、すだち。
ああ、もう、これは。
って思っている間にさっさと蓋を取って
確認しちゃう松本先生。
「おぉ」と言ってまた蓋をしてニコニコ。
でもそこらじゅうに漂う芳香は
疑いようもありません。
自分のところにもやってきた土瓶、
蓋を開けると
甘鯛と松茸が仲良くお出汁に浸かっています。
ぐい飲みにお出汁を注ぎ、一口。はあ。
気づけば全員がそれをやってます。
はあ。の大合唱。


お造りは真鯛、クエ、黒ムツ。
どれもすっきりとした白身です。
添えられた山葵の香りが素晴らしい。


栗と湯葉の蒸し物。今年初栗です。
帰りに鎌倉の八百屋さんで栗買って帰ろうっと。

ムスメがミサリングファクトリーで
一番最初に作ったのは
マロンケーキ。
先生が焼いておいてくれたスポンジシートに
泡立てた生クリームと
先生お手製の栗甘露煮を刻んで巻いたものです。
美味しかったなあ。
そんな話をしたら
人数が少なかったからそんな事もできたのねー
なんて先生は笑ってました。


ご飯には大きな鯛の頭を焼いたものを
ほぐして乗せてくれました。
鉄鍋です。
奥様がニコニコして、
最近鉄鍋にハマってまして。と。
ツヤピカの美味しいご飯です。
3合炊きと2合炊き、合わせて5合。
そんなに食べられるかなあ、というと
大丈夫です、と奥様がやっぱりニコニコ。
ご飯をよそう様子をみんなに写真撮られたり
動画撮られたりして
記者会見みたいですねーと照れていらっしゃいました。
そこへ蕗谷さん登場。
お料理いかがでしたか、大丈夫でしたか、って
またおっしゃいます。
蕗谷さんほどのお料理を作る方が
大丈夫か、とおっしゃるのにいつも驚くのです。


ご飯だけ、海苔やミツバ、ちりめんじゃこなどのトッピング乗せ、
お出汁でお茶漬けにして、などと
最初に心配していたのもなんの、
気づけば5合からっぽになっていました。


デザートにほうじ茶プリン。
いい香りでした。

美味しいご飯をいただきながら
話してるのはやっぱり食べ物のことだったりして
どこまでも食いしん坊なミサリングファクトリーなのでした。

次はどの季節に来ようかな。

蕗谷さん、奥様、
素晴らしいご飯をありがとうございました。

ご一緒した皆様、楽しい時間をありがとうございました。