まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

tetoteを繋いで、つくるもの。

2014-08-31 21:55:22 | 日記


必要なものがなかったら、
作ればいいよ。

なんてクールな言葉だろう。

これが、わたしたち家族が
尊敬してやまない、
松本美佐先生である。

今回、先生が発信しようとしているものは、
個人教室向け生徒管理システム
「tetote」
ネットを介して基金を集めるための
キックオフイベントが
昨日行われ
わたしたちもお手伝いに行ってきた。

先生に賛同して集まった、個人教室の先生方。

各テーブルで素敵な体験教室がひらかれている。

そのなかに、われらがあこちゃんも!



来月にはいよいよ、ご自宅でアイシングクッキーとシュガー教室をオープン♪
超人気スクールになること、まちがいなし。


そして、先生といっしょに
開発チームを組んでいる
河野さんは、デザインセミナーを。



わたしたちは、会場のかたわらで
ひそやかに珈琲の提供を。
のはずが、会場規定のため
なんちゃって講座をすることに。
妻子がお世話になっているお礼にと
なにかあればヘルプに来ている
だんなさま、ここにきてまさかのパフォーマンス。



思いがけず、写塾のお友だちも
応援にきてくださった。
たくさん写真を撮ってくださった
鈴木さん、
早々とご予約くださった
松平さん、
ありがとうございました!


そして、イベントをがっしり支える
最強のチームミサリングファクトリー。


この笑顔でなんでも華麗にこなすのである。

セミナーのトリは、松本先生みずから。

教室風景の動画がうまく作動しないなど、アクシデントもあったが
堂々とお話されていた。

職業をきかれ
お菓子を教えてるというと
たいていの反応はとても薄い。
たしかに、主婦のかたわら
趣味の範囲で教室をひらいている
ひとが多いのも事実。

社会の一員であるという
自負をもって
開業届をきちんと出し、
売り上げもしっかり増やし
なにより、楽しく仕事をする
仲間を増やしたい。

そうすることで、個人教室の地位を高め
社会に貢献したい。

それをアシストするツールとして
tetoteを開発する。


まさにいま、煩雑な庶務に手を焼いている先生が、必要だけどないもの、である。


覚えていらっしゃるか、わからないけれど
おなじ台詞をわたしは何年もまえに
先生から聞いている。
就職するにもなかなか働き先が見つからない状況を憂うといった話をしていたときだった。

仕事がないなら、作ればいいよ。

あの、弓田先生の完璧なお菓子を
見事に再現してみせるにとどまらず
松本先生の、作り手としての
才能と熱意は本物なのだな、と
感動した。

そのパワーに惹き付けられ
こんなにたくさんのひとたちが
集まってきて
素晴らしいものができてゆく。


tetoteのアイコン、てとてとちゃん。
歩みはまだ拙いかもしれないが
そのいっぽは確実に
目標に近づいている。

8月のお菓子レッスン☆ミルティ フリュイ

2014-08-19 19:33:11 | お菓子作り


遡ること40プラスα年
の、八月
東京のはじっこの
江戸川区のさらに
はじっこで
かわいい女の子が生まれ

そこから2年後
の、八月
大阪のどこかで
やんちゃな男の子が生まれて

その一年後、かの
大阪万博にて
三歳児と一歳児が
よちよちあるきと
ベビーバギーの
歩行を近しくして

あたち、あなたとケッコンして
あげてもよくってよ

ばぶぶ

というやりとりを



したわけじゃあないだろうな



そんな、誕生月の
お菓子レッスンはこれ。

たくさんのくだもの、
っていう意味だそう。

しっかりめのビスキュイを
溺れるほどにポンシュして

うっすらジュレにとじこめた
オレンジやパイン
レッスンではグロセイユと
パッションフルーツのたね、も。

この、たね
先生が昨年、手間隙かけて
フレッシュフルーツから
とりだしたもので
相当大変な作業だったらしく

「きっかり、20粒しか
あげられません」
と、きっぱりいい
ひとーつ、ふたーつ、と
きちんと数えて配布していただいた。


ムースはフォンドニュートラル使用
よいところは、加熱不要
フルーツのピュレは
ミキサーにかけた
フルーツとジュースを
濾して作る。

なんとなく、ざさーっと
いってくれるような
錯覚で
勢いよく、ざるのうえに
流し入れたが

あれ?ひっかかるなー

よく考えれば
パイナップルの繊維だの
バナナのねとねとだの。。。

ゴムべらで格闘してるわたしに
先生が

「あ、それ、今日いちばんの
力仕事」

先に聞きたかったでーす。。。


でも、そうしてるまに
みなさんがあっというまに
洗い物片付けさくさく
してくださって

助かったのだった。感謝です。

ピュレに、イタメレや生クリームを
あわせて
型に流し

仕上げのムラング生地は
持ってかえって仕上げ
さくさく感を楽しむため


で、
今度はおうちで
ムスメと復習!

レッスンでは
マンケ型だったが
セルクルしかないので代用。

ムスメに

セルクルだとムース足りないから
適当にイタメレと生クリーム
増やそうっていったら
先生に
ちゃんとみんな等倍しようよ!
っていわれちゃったの

というと

あきれたかおで

おかーさん!
なんで!

それ、せんせに言っちゃうかな!

だって。


もちろん、ちゃんとすべてを
等しく増やして作成しました。




美味しく食べたんだけど


バナナ、強いね
うん、バナナは強いね

と、
アンチバナナ族親子は
秘かに

次は奴抜きだな、
と決めました。


おまけ

ムスメのメレンゲぐるぐるing