まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

お座敷わかさぎ

2014-12-28 19:29:03 | 日記


小さい頃にテレビで見た
憧れのシチュエーション

一面凍った湖に
エスキモーみたいな服で
細ーいのこぎりをがりがりやって
湖面に丸い小さな穴をあけ
そこから糸を垂らして
お魚を釣るってやつ

大人になってしまえば
それがどんなに厳しい状態か
容易に想像つくけれどね

ところが
今回お友だちのmさんに誘っていただいたのは

湖に浮いたドームのなかで
ストウブたいてぬくぬくと
床に細くあいてる隙間から
釣糸垂らしましょう

という
まさに!夢のような企画

ターゲットは
わかさぎ

わくわくしながら
夜明け前に集合


ボート乗り場
ここからドームまで移動する



一面まっしろに凍りついた船
ストウブのまえにいた
キジトラちゃんが
なんかくれるかな?と
寄ってきた




夜明けとともに
ボート出航
ぐんぐんのぼるおひさまのした
湖面から水蒸気がたちのぼり
幻想的で美しい景色



青と白のドームが並んでいる
靴を脱いであがると
い草の敷物がしいてあり
背もたれのついた座椅子が
全部で12個

部屋の床、両端の木製の扉をあげると
その下に淡い青の湖面が見える

はじめはしかけを
スタンバイするだけで
ものすごい時間がかかり
なかなか釣りまで至らなかったが

慣れてくると
おもしろいように
さかながかかる

これが、わかさぎ?

いや、これは、やまべ
と、mさん

おいしいかどうかは謎らしい
とりあえず本命待つために
リリース

それからはしばらく
やまべばかり

えさつけるのと
はりはずすのが
うまくなってきた

ささったはりが
痛そう、とおもってたのだけど
さかなは口に痛点はないらしい
よかった

そしてとうとう
本命ヒット!

薄黄色に透き通る
ヒレがとてもきれい

わかさぎは
群れでいるそうで
ドームのなかの
誰かにあたりはじめると
まわりもぞくぞく
あたるので

かかったー!
おお!どれどれ
いいですねー!
なんばんめの針ですか?

と、盛り上がる

たらす、たぐる、の
繰り返し
なのに
みんなでわいわいやってると
なんでこんなに
楽しいのだろう

熱中してるうちに
気づけば
日暮れが近い



片付けをして
お迎えボートを待つ

釣ったわかさぎは
塩水で洗って
なんか粉つけて揚げると
おいしいとのこと

今夜のごはん
決定

料理ど下手なわたしとしては
貼れるだけの写真
撮れないとおもうので

これにて日記終了


mさん、ごいっしょしたみなさん、
ありがとうございました(*^^*)









レストランで表彰される人

2014-12-25 21:43:31 | 日記


サラリーマンの
一番楽しい日
payday♪

何ヵ月か前の
その心踊る前日に
webで明細をチェックしたら
見馴れない項目があった

永年勤続祝金

そうか、10年経ったんだな

ふと、よみがえる
営業時代の全国会議
対象者は壇上で
偉い人から表彰状を
渡されていた

事務職の今
そんな会議には
出なくても良くなったわけで
その状況を心から
喜んではいるのだけど

なーんの予告もなく
たったこれっぽっちの振り込み
少しがっかりした

そんな今日
事務所のみんなで
ランチ忘年会と称し
会社そばのイタリアンへ

ふだんは各自
空いた時間に
お弁当をかっこむお昼
久しぶりに
楽しくみんなで
おいしいものを
いただいた

デザートが出てきた頃合いに
ボスが紙袋から
取り出したのは
わたしの表彰状で

なぜ

サカモトさんは
まんなかの席に!!


営業ちゃんが
しつこくすすめたのか
やっとわかった

嬉しさ半分
やな予感半分で

まさかここで読み上げるんですか?!

ときいたら

ボスが女優的スマイルを
返してくださり
それから
美しい声をややひそめて
読み上げてくださった

そして
これは読み上げはできないので、
と、
大ボスからのお手紙を
手渡された

本当なら大ボスも
ランチ会に来るはずだったが
仕事で抜けられなかったとか

とおりいっぺんではない
あたたかな心のこもった
お手紙で
とても嬉しかった

10年ってそれなりに
ボリュームのある年月だ

その間にいろんなことがあって
大ボスのこともボスのことも
ほかのみんなのことも
すげぃだいすき!と思ったり
だいきらい!!と思ったり

だけど感情で仕事するのは
大人としてどうかと思うので
どんなときもできることを
過不足なく粛々と
こなしてきたつもりなのだけど

こんなふうに気をつかっていただける
恵まれた環境に感謝した

唐突な振り込みも
事前にボスがちゃんと
釘さしておいてくれたのに

なにひとつまともな仕事のできない
本社のおばかさんのミスだったと
わかって笑えた


この仕事はじめたときは
小学2年だったムスメが
家族のために
クリスマスディナーまで
用意してくれるほどに
育ち上がり

しかもケーキの仕上げを
わたしにとっておいて
くれるという
(いやべつにいいんだけど)


すべてスタンバイ済みで
わたしはクリームを
ふわっとあわだてて
ホワイトチョコと混ぜ
ビスキュイにたらり

洋梨のスライスを
並べて

あぁ楽しかった♪


来年も、また
がんばって働こう

その前に
年末の
お掃除がんばる

、、、かな?




東京タワーに行って来ました

2014-12-21 23:24:11 | 日記


今年最後の撮影散歩は
東京タワーと増上寺。

去年の撮り納めの
浅草編は
あまりにも寒く
脳みそも凍えて
バッテリー忘れるほど
でしたが
(そりゃ寒さのせいなのか?)

今年は
うららかな陽射しのなか
午後二時に増上寺集合。

境内には
元気な猿回しの芸を見守る
たくさんの人々の姿が
ありました。

いつものように
マッキー師匠に
集合写真を撮っていただき

あとは
思い思いに
お寺や公園を撮りつつ

ひと月か、ふた月か振りに
会えたお友だちと
お喋りもしつつ

東京タワーを
目指します。

移動するにつれ
だんだん多くなる
観光客の数。
外国人の姿も多く見られます。

クレープ屋さんの前で
しばし立ち止まり

おなかすいたな。。。
でもここでこんなにたくさんの
植物脂と炭水化物と糖分を
摂ったらアウトだよな。。。

後ろ髪うんとひかれつつ
その場を離れ

タワーの2階にある
お土産屋さんへ。

遠方から旅してきた人が
「東京タワー行って来たよ!」

地元に買って帰るものって
なんなのかなぁ。

ここに並んでるような
ソーサーに金押しみたいので
東京タワーの絵柄が
ついてるやつとか
選ばれることが
あるのかなぁ。

この、ちいちゃな
タワーがゆらゆらするピアスは
いったい何でできてるのかなぁ。

その隣の店先には
おびただしい量のフィギュアや
単体識別ができない
女の子キャラいろいろの
プリントシャツ。
塩ビでできてる
手裏剣なんかも。

そっか、これは
外国人向けだね。
日本が世界に誇る文化。
(私にはよくわかんないけど
たぶんすごいんだよね。)

いちばん、へんてこだと
思ったのは



こけし。
若侍とか、忍者なんてのがあって
ふつうのこけしより
少し高めの価格設定です。

これ、誰かが買って帰り
ニホンで普及している
人形なのだよ
とかって
まわりの誰彼に説明してたら
ちょっとおもしろいな。

前に、ロンドンで
ホームステイしたときに
お土産に「七福神」の
小さなお人形の一組を
持っていったのですが

そこのおうちの5歳の坊やが
毘沙門天をいたく気に入って
(強そうでかっこいいんだって)

毎朝、お人形の並びが
彼の手によって変わっており

あるときは
毘沙門天を頂点にV字
あるときは
毘沙門天を中心に円陣

その斬新な眺めに

真横一列か
せいぜい船のうえに3列
しか見たことない私は
感心したのでした。

今、31歳になってる彼に
そんな記憶はもうないんだろうなぁ。
お魚フライをちょっぴりだけ
ほかは食べてなかったStuartくん。。



さて
先日のランドマーク、
今回の東京タワー、
ときて

今度の撮影散歩は
スカイツリー
かな?

今度はどんな
おもしろいもの
売ってるでしょうか。

。。。って
云ってる私は

写真撮るのが
うまくなれるんだろうか?









咲いて笑う。笑って咲く。

2014-12-18 20:31:22 | 日記



「趣味の写塾」

なんか某国営放送ぽい(*^^*)

そんな名前の会の
仲間にいれていただき
はや2年目

カメラマンのマッキーによる
本気の遊び度100パーセントの
撮影散歩プラスアルファ

写真を撮ることの
面白さはもちろんのこと

そこに集うひとたちが
まあ、ほんとに魅力的なこと

そのなかのおひとり
フラワーデザイナー
五十嵐道子さんが
展示会を開かれた

しかも
マッキーとのコラボだという

見に行きたいな、と思ってると
マッキーじきじきに

「ちかさんの写真もあるから」

て!!

金曜日、仕事を半分
放り投げてかけつけた
(だめじゃん)


会場についてみれば
よく仕事で来ていた
開港記念会館のすぐそば

こんなところに
こんなスペースがあったのか

すぐ目についたのは
細いしなやかな枝に
オーキッドと
たくさんの笑顔の写真が
オーナメントのように
ぶらさがってるアレンジ

写塾のみなさんの
写真もたくさん!

かっこよくて
かわいくて
男前で
あでやかで
たのしくて
おもしろい
そんなひとたち

マッキーの撮る
ポートレイトには
からだとココロの
温度がうつってる

そこにいちばん
惹かれるし
尊敬してるところなのだった

真似したいなぁ
いつか

そんな写真たちが
はだかの枝を
あたたかく包み込むような
素敵なクリスマスツリー


わたしのは
以前、似て非ワークスで
撮ってもらったいちまい



当社比5割り増しとなっております
(*^^*)





五十嵐さんの
今回のアレンジテーマは
静かな大人のクリスマス



この、ハートを作ってる
赤い枝がだいすきなのだそう
(名前をききそびれました、、、)



やわらかな黄緑色のトルコ桔梗
はじめて拝見したのだけれど
ためいきのでる美しさ

好きな花材を
おもいきり
集めて
つかったという
五十嵐さん

とはいえ
生きてるものだから
ほしいときに
出会えるかは
ご縁しだい

むずかしくも
素敵なお仕事なのだなあ


お花も
ひとも
そのときに
出会うべくして
出会ってる
のだとおもうと

なんだかとても
きもちがあたたかく
なる

そんな
クリスマスでした

マッキー
五十嵐さん
ありがとうございました(*^^*)






母と息子のコンサート

2014-12-07 15:48:00 | 日記


お世話になっている
K先生の
小さなコンサートに
行きました。


会場は
山手111番館。

ヨーロッパの
クリスマスと
日本のお正月の
融合、といった
ディスプレイ。





K先生は二期会の会員でもあります。
じつはお歌聴くのは二回目。
お人柄そのままに
明るく優しく元気なソプラノ。

しかし、今日の先生の
目的は
四人の息子のうち
長男の
人生リスタートの
応援です。

四年制大学でたあと
就いた仕事に納得できず
この春から
音大に入り直して
声楽家として
生きることに
決めたそうです。

大先輩でもある
お母様と
いっしょに歌う
オペレッタ。

10代の少年のように
澄んだ瞳をしていました。

そして
なぜか
にぎやかしに
つれてこられてた
四男くん。

いっしょうけんめい
歌うクリスマスソング。

ちなみに
音楽の勉強を
してるわけではありません。
(笑)

とてもあたたかな
コンサートでした。