日曜の講義、聴きたいなぁ
でもバイトどたきゃんすぎるし
無理だよねぇ
と
葛藤するムスメに
代わりにバイト行こうか?
って
言ってみました。
バイトの内容は
こどもちゃんたちの
お菓子教室のアシスタント。
私も長年お世話になってる
先生
勝手知ったる
スタジオ
ならではの
ピンチヒッターです。
毎年2月は
時流に乗って
チョコを扱うことが
多いのです。
今年は
チョコパウンド。
小学校の低学年に
別立てパウンドを
やらせちゃうあたり
さすが
体育会系。
といっても
当のこどもちゃんたちは
へっちゃらぴーな顔してます。
難しいよ?とか
大変だよ?とかは
結局
刷り込みでしか
ないのかもしれません。
午前中に来る
7人の名札を並べながら
ペアを作る
先生とバイトのミナホちゃん。
キャリアや実力のバランスを
見ながら決めている模様。
奇数なので、おひとりさまが
できてしまうのですが
ミナホちゃんは低学年のMちゃんを
ロックオン。
先生「だいじょうぶかな」
ミナホちゃん「だいじょうぶです!」
やってきたMちゃんは
見るからに華奢で小さな体。
先生お手製の踏み台を
持ってきて乗っかります。
ついつい、はらはらと
そばについてしまう私。
卵ぱっかーん、あっ、かけらが。
取ろうとすると先生に
だめ、じぶんでやるから、と。
そうでしたそうでした。
でも
見守るって忍耐です。
あとで先生の撮った写真を見たら
私の手が妙に置き所なさげに
ひらひらしてるのに苦笑い。
ところでMちゃん、ミナホ先輩の見立て通り、とてもよくできます。
ひとりで黙々とバターを緩め
お砂糖入れてぐるぐる混ぜて。
ボウルのふちに上がってきてしまった
バターを古布で拭きます。
古布入れがMちゃんから遠かったので
私がひとつ取って渡すと
あ。うさぎ。
古布はお教室に通っているみんなが
もう着なくなった服などを
カットして使っています。
手にした布はクリーム色の地に
ピンクの小さなうさぎが
ぴょんぴょんしてる柄。
でもその柄の可愛らしさの
何百倍も可愛い
Mちゃんのつぶやき。
ふにゃふにゃになってしまいました。
そして気づけば
無事に型に入ってる生地。
30分焼いて、ジャム塗ったら
くるみと杏とクランベリーを
飾ります。私が。
こどもちゃんにやってもらうには
時間がちょっと足りないんだって。
ラップにくるんで渡すと
みんなの顔がぱあっと明るく
にこにこになるのが
お菓子のなせる技ですね。
おうちに持って帰って
家族のみんなと
楽しく食べたかなぁ。
私もパウンド焼く!