まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

やりたいことをやる。

2023-01-09 19:40:32 | 日記

三姉妹長女なので、期待には応えたいし、責任感もあるし、叱られるのはすごく嫌で、ほめられるのが大好き。小さい時から。

子供を持つまでにしてた仕事は、稀に徹夜などもあったけどとても面白かった。ただ今思うとそれはたかだか5年の話だったからで、あのままあの仕事をずっとし続けてたらしんどかったろうなと。子供が大きくなってきてパートからフルタイムに切り替え、営業〜事務と来て昨年まさかの昇格&異動。少なくとも事務仕事っていうのは別段面白くはないので、任務を不足なくこなし、時折は残業もするけど、仕事はお金をもらうために時間を切り売ってると割り切り、基本的には面白いことは仕事の外にあった。異動してからは、面白いというよりは、覚えなきゃいけないことが山盛りで集中力が必要、という感じ。多分これ私が適任だよなと大それたことは思うけど、自分がやりたいこととはちょっと違う。

じゃあ、何がやりたいのよ、って話。数年前から密やかに思っているのは、こどもたちへの栄養補給。楽しく生きる力をつけるために、私が思う「面白いこと」をじゃぶじゃぶとかけたい。自分自身で教えられることもあれば、その道のプロを連れてきて教えてもらうこともあり。色んなものを浴びる中で、こどもが自力で「これが好き」ってものを見つけてくれたらいい。「好き」さえあれば大丈夫。

なんでそんなことを考えたかというと、子育てって本当に大変だから。親業ってことに関して言えば、私と夫はたった一人を産み育てるので精一杯だった。しかも、育ち上がるまでにはたくさんの周りの大人が助けてくれた。子供は社会が育てるべきもの、なんてことをよく聞くけど、概念とか理想とかじゃないから。待ったなしだから。

それともう一つ、周りにいる大人が楽しそうにしてれば、こどもは安心して大人になれると思うのだ。今、こどもの置かれてる環境は不安なことがたくさんあって、その割には個性大事とか言って自由選択を迫られたりして。ひとたびネットの向こうに入られたら、親はこどもが何してて何されてるか見えない、そんなことがごく普通にあり得る。危険を察知し、大人に助けを求める能力が必要になっている。いつも厳しい顔で抑圧しようとしてる相手だったら、ヘルプは出せないよね。

サロン空いてるからなんかやっていいよ、と尊敬するお菓子の師匠に言われてちょっと夢など描いてみる。だけど踏み出す一歩が遠い。すると、師匠が大勢で使えるハコを用意してくれた。手を挙げる人らに混じって、いよいよ具体的な企画を考案することに。思いついたのは、お菓子にまつわる科学の実験。canvaでフライヤーのドラフトを作り、師匠に見せた。

楽しそう、いいと思う。と師匠に言われほっとする。が、で?このあとは?と聞かれて詰まってしまう。ドラフトには2月から5月のイベントしかない。これで終わるのか続けるのかと問われ、続けたいけどお菓子の科学のネタはすぐに切れそう、そしたら他の何かにすると答えた。じゃあ見出しが変わるよね、と。「美味しい科学遊び」じゃなくて、なんか、ちかの部屋みたいな大きな枠があって、その中のこれだよね。

ちかの部屋。私の開く場所の名前。ベッドに潜ってあれこれ考え、スマホ検索しながら明け方4時頃に降りてきたのが

「まなび色々ちいさなカレッジ Chi-college 」呼称は「ちいカレ」

なんかを学べるところである。色んなコンテンツがある。私の名前に連想づけられる。対象はこどもメイン。そんな要素を盛り込んだ。

ボツになったものに chicademy チカデミー(オヤジギャグかよ)、ちかラボ(どっかで聞いたことある)、キュリアス(調べたら世の中にごまんとある名前だった)など。

「今日はちいカレの日だよー」なんてセリフがどこかのお家で飛び交う様子なども思い浮かべ、登録商標とるか、いや先にホームページ開設か、とまで考える。

いや・・・寝不足なんで許して・・・

 

オープニングレッスンの試作をしてブツ撮りをし、フライヤーを作り直し、師匠のHPに掲載する文章とバナーを作って、一晩寝かせて手直ししたのち、師匠にメッセで送りつけた。今ここ。やっとだよ。

 

あとはとにかく動くのみ。

 

 

 

 

 


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