まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

0501祭スペシャル 坂本さん(坂本珈琲)の場合

2019-04-30 19:13:45 | 日記


朝六時、コーヒーミルの
がががっ という音で
その日が始まります。

隣町のロースターから豆を買い
ほぼ毎朝、がががっから淹れてくれる
坂本さんのコーヒー。

甘い果実感たっぷりな
エチオピア。大好き。

ふだんはペーパードリップですが
ここぞというときには
真っ黒くてらてら光った
特別な豆を買ってきて
ネルを煮沸します。

最初にミサリングファクトリーの
イベントに呼んでいただいたのは
テトコキックオフでしょうか。

そもそも妻子が揃って通う
お菓子教室ですから
本人はカンケーないっちゃ
ないんですけど
なぜかいつもお呼びいただき
そしていつのまにか
周年祭のレギュラーとなりました。

毎年、都内や鎌倉の名店から
仕入れる豆。
今年は、下北沢の「うず」さん。
惜しまれつつ閉店した超名店
大坊さんのもとで修行した方の
お店ですって。

かつての大坊ブレンドに寄せて
配合してもらった珈琲は
とんがった個性はなく
万人に愛されるバランスよい仕上がり。
だ、そうです。

早く飲みたいなぁ。

ケーキとセットで950円。
お得です。。。

ネルドリップは時間がかかります。
気長にお待ちくださいね。

0501祭スペシャル みなこさんの場合

2019-04-30 18:17:12 | 日記


ここミサリングファクトリー関係で
なにかイベントするときに
何をおいてもまずいちばんにやるのは
このお方の身柄確保です。

ドーハの悲劇のあのチームにおける
ゴン中山のポジションがまさに
みなこさん。

あれ?これ最高に誉めてるんだけど
伝わりにくい?

お菓子作りも、ちゃっちゃと終わらせたい私に比べ
彼女は丁寧に時間かけて作ります。
そうすると同じ配合でも
「結局みなこさんのが美味しい。」by 師匠

生徒歴もスタッフ歴も長く
なんでもよく知ってて頼りになるのです。
なんかあるとみんなすぐ
「みなこさーん」。

最近あったイベントで
たまたま、彼女の確保失敗したのですが
やっぱりみんなスタジオで
みなこさんを探す。

「みんな、今日はみなこさんはいません。自分でがんばりましょう。」と私。

ぶっちゃけ
スクールカフェの仕込み日は
カオスです。
想定外のことがばんばん起きる。

まぁどうにかするしかないんだけど。

そんなときのみなこさん。

いつもとおんなじように
にこにこしてます。
わーとかきゃーとか
テンパったりしません。

これがほんとによい感じなのです。

チームミサリングの
バランスのよいことは
かなり世間に知れ渡って
おりますが

シーソーのこっちがわに
みなこさんがいてくれる
この磐石な感じ。

ありがたいなぁと思います。

明日、周年祭にいらしたら
ぜひスタジオのなかを
ちらっと覗いてみてくださいね。

こどもらとニコニコ働いてる
彼女がいますよ。

0501祭スペシャル 松本 美佐先生(横浜ミサリングファクトリー)の場合

2019-04-30 00:00:50 | 日記


先日のレッスンのこと。

一列に並んだ小学生5人の子に
松本先生が

「元号が変わるの知ってる?」

と聞きました。

知ってる〜、とみなさん。

「何に変わるか知ってる?」

何人かが「れーわ」と答えました。

「どうして変わるか知ってる?」

さあ、難問だ。
首をひねるみなさん。
あ、Kちゃんが何か言いたそうだ。

「Kちゃん知ってる?違ってもいいから言ってごらん。」

Kちゃん、内緒話するみたいな声で

「あの、、名前忘れちゃったけど、、
 疲れちゃったから。」

平気で本質を射抜く子供って怖い。

そんな素敵な始まりのレッスンですが
内容は今回ちょっとやばい感じです。

柏餅、粉にお湯を素早く混ぜて
力入れてまとめるのは
小さな子には難しいのです。

どこまで見守ってどこから手を出すか
アシスタントの私は先生の合図を待つ。
間違えると注意されるし遅くても注意されるし
まあそのうち育つので勘弁してもらおうと思います。

午前午後と2レッスンして
ちょっとお疲れ気味な先生。
私こんなこと12年もやってるのねーと笑います。

でもこの日の前夜、素敵に成長した
ミサリングファクトリーのOGたち7名と
楽しく焚き火した先生と私。

今日の子たちもいつかああなる、と思えば安心。

あの賢くてしっかりした大学生のAちゃんも
小さい頃は先生のデモを見ながら
なぜかステンレスの作業台の
縁の折り込みに指突っ込んで
「先生、血が出た。」って。
包丁使ってるシーンでもないのに何故。。。

レッスンは毎回がライブで
それを毎月、3種類のコースで
何日もやってる松本先生のタフなこと。
レシピも考え、試作して、
仕入れして、計量して、仕込みして。
他にも様々なお仕事拡大中。

周年祭が近くなると、
「今年は販売用はちょっとだけ作ろうかな。」
または
「今年は頑張ってたくさん作ろうかな。」

その度に
「なんでもいいですけれど
生イーストマフィン プレーンだけは
お願いします。」
という私。

松本先生の生イーストマフィンは
以前は予約すると作ってくれたものなのですが
今はこの周年祭でしか手に入りません。

ベーキングバウダーではなく
イーストの発酵で膨らませたマフィンは
きめ細かくしっとりしていて
満足度のとっても高いマフィンです。

今年はプレーンの他に2種類のマフィン
ガトーショコラとシフォンも
かなりレア度高い
松本先生の焼き菓子。

くれぐれもお買い忘れないように
お願いします。

来年あるとは限りませんよ。。。

0501祭スペシャル ゆっこちゃん(atelier 結心)の場合

2019-04-29 23:22:15 | 日記


さてさて祭スペシャル第5弾は
このお方

2月にお菓子の店をオープンし
勢いに乗りまくってるが
やけに冷静沈着なルーキー
ゆっこちゃんです。

ゆっこちゃんは私の戦友。
去年の周年祭を一緒に運営した仲間です。

前から知ってはいたけれど
頭の回転が良くて経験値が高くて
人に気をつかえる優秀な人。
フットワークの軽さと意志の強さも。

そして去年一緒にあれこれしてる時から
「来年は私は出来ないから」って
宣言されてました。
そりゃそうですよね。
お店を持つのだもの。

でもせめて、お菓子販売には
参加してほしいとお願いして
快諾してもらいました。

ただご本人は祭に参加してる場合でもないので
当日はお菓子のみがお待ちしています。

今回、全世界に向けて初登場のお菓子
「黒糖と胡桃フィナンシェ」も
限定数ですが周年祭で買えますよ。

ゆっこちゃんのお菓子は
日本に古来からある美味しさを
再確認するようなお菓子です。
和三盆の繊細な甘さや
抹茶のうっとりする香り
きなこの香ばしさ、などなど。

がんばった自分へのご褒美でもいいし
大切な友達と仲良く分け合うのもいいし
特別な日の贈り物にしても
確実に喜んでもらえます。

実店舗は、横浜から相鉄線で18分の
「大和」駅にあります。

あまり行く機会がない・・・というあなた

ぜひこのチャンスに
ミサリングファクトリーの周年祭で
お試しください。

一度食べたら
気づけば
atelier 結心に行くために
相鉄線に乗ってますよ。

と、いい感じにまとまったところで

ゆっこちゃんの場合

これにてしゅ〜りょ〜

0501祭スペシャル カフェを仕切る中学生ちゃんの場合

2019-04-29 22:44:37 | 日記


祭スペシャル第4弾は
MちゃんNちゃんの中学生コンビ
スクールカフェの幹事をやる
というお話です。

奇しくも今日、スタジオで
絶賛お片付け中の松本先生が
歴代のスクールカフェのチラシを
テーブルにずらっと並べていました。

初代幹事も中学生でした。
「赤字出さない。」が唯一の
先生からの通達。
毎年、それだけです。

お菓子は何を作ろうか
飲み物はどうしようか
価格の設定は
お手伝いスタッフの配置は・・・

これ、実は
やる子供も偉いんですけど
やらせる先生がもっと偉いんです。
企画の確認をして、アドバイスや指導を入れて、
材料の仕入れをした後
仕込み日はスタジオからわざと離れる先生。
「目に入っちゃうとあれこれ言っちゃうから。」
その代わり、大人スタッフが
きちんとサポートしています。

これが面白くて、
レッスンの時にはちゃんと出来てることが
気が焦るのか勝手が違うのか
「ふだんそんなんしてへんやんけ」ってことが
多々発生するのですよ。

ここでの経験がのちにどれほどの
子供の財産になるかは
今や立派なパティシエールになって
活躍中の初代幹事の姿を見ても
その後先輩の知恵を引き継いで
自分の工夫も加えつつ
運営してきた後輩ちゃんたち
ひとりひとりを見ても
わかります。

とはいえ、やりたい、と手を挙げる子が
いてこその企画。
去年はいませんでしたので
今年は2年ぶりの
「復活」スクールカフェです。

今は便利な時代で
いちいちスタジオに何度も集まらなくても
LINEで打ち合わせができてしまうのですね。

そこでのやりとりを見ながら
「さすがだなあ」などと感心しています。

今回の幹事ちゃん二人は
周年祭に参加するのも初めてなので
何度も幹事を経験しているAちゃんが
強力アシストをしています。

カフェで出すことにした
「レアチーズタルト」と「チョコレートパウンド」
どちらもレッスンで習ったものですが
Mちゃん得意の「グルテンフリー」タイプに
アレンジしての登場です。

Mちゃんは米粉を使ったお菓子で
会社を興したいのだそうです。
社長になれるのは15歳からなんだって。
「あと一年♪」ってニコニコするMちゃん
只者ではありませぬ。

そうそう、去年のお菓子コンテストに
いらっしゃった皆さまには
「あんこのケーキで優勝したお子さん」と
言ったらわかるかもしれません。

明日の仕込み日には
タルト16台、パウンド10台を作る彼女たち。
スタッフも大人から小学生までやってきます。

「あの、ケーキ作るときは、スタッフにも
手伝ってもらっていいんでしょうか。」
というMちゃんからのLINEに

「立ってるもんはみんな使います。」と
返したのは私です。

いらしてくださるお客様に
楽しんでいただけるように
頑張る幹事をアシストしますので

5月1日はぜひカフェのご利用を
お願いいたします。

ということで
中学生ちゃんの場合

これにてしゅ〜りょ〜