まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

タルトタタン 前編

2021-02-28 21:52:18 | お菓子作り
元旦に「やりたいこと100連発」を書き出すのを三年前からやってるんだけど、何故か今年三回目になる項目がある。つまり前の2年やってない。いや別にやらなきゃいけないリストではないので、持ち越しても全然いいのだけど。
それは「タルトタタンを作る」。

どんなものかは知ってるし、食べたこともあるし、おおまかにどうやって作るのかは想像できるのに、なぜか二の足を踏んできた。ところがここにきて会社の人からリクエストを受けたので、重い腰あげてみる。とにかく試作してみなくてはね。

最初に、友達にもらった栗原はるみさんのレシピ本を頼りに作ろうかと思ってたんだけど、なんか特殊なスキレットを使ってるし、底生地は冷凍パイシートなので、ちょっとちがうかなあと思ってネット検索。
そしたらもう、でるわでるわ、しかもどれもみんな少しずつ違うことしてるので、すごく迷った。結果、辻調の動画を参考にすることにした。おなじく友達にもらった鍋とおなじやつで焼いてるのが選考理由。あ、それとブリゼを手作りしてるから。まあ、当然か。製菓学校の動画で冷凍パイシートでてきたらちょっとウケる。

ブリゼのバター100グラム。え?そんなに?と思ったら、コメント欄に「作ってみたけど半量で足りる」ってあってほっとした。のしは1~2ミリ。バールとかは使わないんだね。さすがだ。丸くカットしたら休ませる。冷蔵庫かな、冷凍庫かな。説明なかったのでフリーザーへぽい。

りんごのカットも四つみたいに見えるけどもうすこし小さくも見えて、迷った末に6つ割。正解かわからない。他のレシピだと、4と8の混合だったりする。外の面にきれいなりんごの形を見せたいし、すきまは埋めなきゃだし、っていうところかな。

カラメルを贅沢にバターで作る。バニラも1本とか、まじですか。こないだクラフトコーラやったときの残りを使用。試作だからちょっとけちった。

りんごの煮あがりも映像をたよりに、このくらいかな、とおもいつつ。ぐたんぐたんにはならず、さりとて硬さはそんなに残らずの感じ。二回目おんなじにできるかは謎。りんごの個体差もあるしね。

小鍋にカラメル作ってそこへ煮たりんごをぎゅうぎゅう入れて、ブリゼで蓋をしてオーブン。20分とあったけどぜんぜん色入ってないから10分追加。オーブンの性能も違うから仕方ない。プロのオーブンはやっぱりすごいなぁ。

本日はここまで。
冷蔵庫でがっちり冷やして
明日の朝出してみる。どきどき。


続 クッキー缶を作る。 ジャムクッキー編

2021-02-27 23:41:18 | お菓子作り

前回トライしてみて大変悲しい結果となったので

ちゃんと本を買ってきた、というところまでは書いた通り。

材料もツールも揃い、まとまった時間が取れた今日

まずはジャムクッキーを作ってみた。

本の作り方だと、シュクレの仕上げに台の上でこねるっていうのがあるけど

なんとなくそれはどうしてもしたくなくて(ごめん)

いつもの通りカードで押し付ける製法で。

寝かせる時間は6時間取った。

遅い朝に起き出してまずはシュクレを仕込み、それからゆっくり朝ごはん食べて

洗濯物干してギター弾いて買い物に行って。

土曜日って最高じゃないか。

仕込んだ生地の半量を使う。残りは違うアレンジにする予定。

可愛い3.5センチの菊型が42個。うち半分は口金の後ろや和菓子の小さい抜き型で真ん中に穴を。

170度12分ってあったけど、やっぱりそれだと足りなくて2分追加。

穴のあいてるクッキーには粉糖をふりかける。ジャムはイチゴと杏、それぞれ小鍋で温める。

穴のあいてないクッキーにジャムを適当に置いて、その上から穴あきクッキーを重ね、

ゆっくり押し付けると穴の中にジャムが盛り上がってきて可愛い。

缶に並べてみたけど高さがある缶なのでちょっとスカスカだな。

他にも焼いて詰め合わせてみようっと。

試食してみた。あれ?あんまり甘くない。何でだろう。それともこのくらいの甘さでいいのか?

あと、もうちょっと生地が薄くてもいいな。やっぱりベーキングパウダー要らなかったのかな。

見た目には大変満足。Zoom飲み会でカメラに見せびらかして食べた。意地悪か。

みんなにも食べて欲しいよ。いつか集まれるその日にまた作るね。


第四金曜は文明ライブ

2021-02-26 23:09:00 | 日記
写真は2020年4月、書籍販売ライブ配信。あれから10ヶ月経って、また世の中は緊急事態中だけど、今日はお客さんがたくさんいらしてました。ちゃんと消毒もするし、見てる人は声出さないしマスクだしね。この間無観客試合、録画配信など手を変え品を変え、しかし一度も中止することなく、連続ライブ記録を更新中です。マスターは、たとえお客さんひとりだろうと、やることは変わらず、全力で歌うけど、でもやはりこれだけのひとがきてくれるのは本当にしあわせですって。

今日は、なんか心がざわつくポイントについての話がありました。そういうのありますか?わたしは、小さい頃繰り返し夢にみた「斜面のてっぺんの細く延々続く稜線」にざわざわします。小さいわたしはそのラインを必死でチャリでぶっとばすのです。こわいんだよね。
マスターのざわざわポイントは、学生運動なんですって。なにかそれにまつわる匂いに、アンテナがびりっと反応するんですね。そんな話をしつつ、森田童子のぼくたちの失敗と、ばんばんのいちご白書をもう一度を歌いました。いちご白書は荒井由美さんが作ったんだね。

今日一番良かったのは、炎でした。レコ大とったもんね。マスターが、ここ20年くらいのレコ大はどれも不満だったけど、炎は満足っていったのが面白かったです。歌はすてきだけど、自分で歌うとなると、難しそうね。

今夜も楽しかったです。
またライブハウスも行きたいな。

効きギター

2021-02-25 23:06:00 | 音楽
こんな風にみんなで集まって、ギター並べて写真撮ったり、後ろ向いて音を聴いて誰のかあてたり、みんなの演奏を聞いたり、じぶんの弾くのを聞いてもらったり、そういう日は来るかなぁ。来るよねぇ。
そんなに大それたことを要求しているわけではないんだけどね。

伝説の?アコースティックライブから1年。はじめて大勢のひとの前で弾いて歌った。といっても、単独ではなく、デュオやバンドだけど。本番はもちろん、練習もすごく楽しかった。不思議なことだ。合唱は、練習が楽しいと思ったことはほとんど無い。本番直前のリハは妙なアドレナリンがでていて、興奮したけれど。ギターは、なかなかできないことや、こんなんぜったい無理だろ、ってことが少しずつできるようになっていくのがとても嬉しかった。それと、まわりのひとが手放しでほめて励ましてくれることも。

14,15から弾いてるひとにはかないっこないし、バックグラウンドはクラシックっていうか5線ですらないっていうのも変だし、それでもこんなに飽きたらずまいんち弾いてるのは、とにかく、心地よいから。

わたしのギターはわたしが弾くと細くやわらかい響きなんだけど、ほかのひとが弾くとなんだかごりごりの野太い音も出す。たぶん能力を十分引き出せていないんだろうな。もしかすると、引き出せないままわたしの命は尽きるかも。そしたら次はどんなオーナーがどんな音を奏でるんだろう。人間などよりずっと命を長らえることができるだなんて、すごいよね。

サムピックをはめると、幼稚園でお琴を習っていたことを思い出す。大先生とちいさい先生は母娘で、どちらも美人で優しく、でもおけいこはびしっとしてて、わたしはちょっとこわかった。どこかのステージで、先生と友達と並んで「さくら」を演奏したんだ。和装がよろしかろうというのでこどもは浴衣着てたよ。弦を指で押すと音が変わるのが不思議だった。音の振動が、なんてことがわかったのはそれからだいぶ後だ。

音は耳でだけ聞くものじゃない。だから、オンラインじゃやっぱり足りない。あのひとの、あのギターの、あの歌の、響きをいっしょに楽しめる日が待ち遠しい。





無印カレー

2021-02-24 23:24:26 | 日記
残業して帰ってきたら
旦那様が買ってきておいてくれました。

無印はレトルトカレーにやたら注力しているようです。

グリーンカレーが大好きなのですが、無印のグリーンカレーはクオリティ高いです。

もう、料理なんかしなくていいわよね。
したいひとは趣味ですればいいわよね。

持ってる時間には限りがあるので、何にどれだけ振り分けるのかは、けっこう大切なことだとおもいます。残りのほうが少ないのでね。