おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

九州夏巡業2018/馬の次は雉!きじの松田屋

2019年06月30日 | 旅(国内)
今年は空梅雨なのかな〜なんて思っていたら
いよいよ梅雨が本格化しましたね。
家のあらゆるものと私がカビそうです。
じっとりとした汗を纏うと体が痒くなるので
濡れタオルで首筋や腕の内側を拭き拭き。
定食屋に入るや否やおしぼりをおっぴろげ
身体中を清めるオッサンのようです。。。


さて、これから記す候もかなり暑い日でございました。
熊本市内を出て一路北に向かいます。
目的地は熊本県菊池市にある「きじの松田屋」さん。
馬刺しばかりでは能がないと
色々探している時に偶然知り得たお店です。
ご自身で雉を育ててレストランを経営されている様子。
奥浜名湖にも同じような農家レストランがあり
そこの雉が大変美味しかったので
期待に胸を高鳴らせて向かいました。
完全予約制なので溶岩焼きコースをプレオーダー。



到着すると離れのような家屋に通されます。

私共がこの日一番のお客のようで
到着すると炭起こしが始まりました。
障子を隔てた向こうで炭起こししているため
上の欄間からモクモクと煙が流入します。
当初はクーラーも効いておらず
滝汗をかきながらゲホゲホ咳払いしたら
女将さんがようやく気づかれて
クーラーと換気扇をつけてくれました。
スモークされなくてよかった^^;



前菜

雉ハム・磯辺揚げ・巾着雉玉子。
どれも優しい味わいで好印象。



雉の叩き

鶏肉とは全く異なる旨味と香り。
とても美味しゅうございました。



溶岩焼き用の雉

雉のモモや胸肉など。
これを炭火にかざした桜島の溶岩プレートで焼きます。
身もさることながら脂が美味しい!
焼きと食べるのに夢中で写真撮るの忘れました。
焼肉系あるあるですね。
炭と溶岩プレートに燻されて
身体中から汗がマグマのように吹き上がります。



つくねスープ

雉のガラで取ったスープに雉つくね。
真夏って意外と体の芯が冷えるものなので
こういうスープが身に沁みます。



雉の炊き込みご飯

雉の旨味をお米がしっかり蓄えています。
素朴な味付けがありがたい。



ヨーグルトデザート

トッピングしたブルーベリーは
庭で栽培しているものを
提供する直前に摘んでくださいました。


手が空いた時に大将と女将さんがお部屋に寄ってくれ
どこから来ました?的な話になると
女将さんが「え?豊橋ですか?」とびっくりした様子。
なんと女将さん、豊橋市民病院で働いてらっしゃったと。
熊本と豊橋が時空を超えてグッと近づいた瞬間でした。
奇遇すぎる出会いに感謝!
雉のお料理も美味しくお二人のお人柄も素敵で
満足度の高いランチタイムでした。
ご馳走様でございます!


きじの松田屋


さて、唐津の名店に向かいます。

つづく…

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