おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

年越し瀬戸内プチ周遊/一福本店からの出張寝正月

2019年06月19日 | 旅(国内)
酒甫手さん年内ラスト営業にお邪魔し
香川欲求を9割ほど充しましたので
あとはもう一杯ぐらいうどん食べればOKと
ホテルの朝食を軽く済ませ一福本店へ。



一福本店

なんだかんだで4、5回は訪れております。
暖簾分けしたお店が高松市内にもございますが
やっぱりこちらの活気と喧騒が心地よい。



肉ぶっかけ中盛り

朝ごはんを食べた後、そして昼前なのに
勢い余って中、そしてお肉まで載せてしまった。
うどん県での「ついついオーダー」
なんとかならないものだろうか…
とお盆の上のモリモリうどんを
自戒の念を込めて苦々しく見つめ
テーブル方向に目をやりましたところ
前方にお友達が(笑)
昨夜、酒甫手でバッタリ遭遇し
ここでもバッタリ。奇遇ですね^^


こうして2018年のラストを飾る
うどんを頂きまして香川を後に。
向かった先は高知市です。
大晦日とあって
めぼしい飲食店はどこも休業中。
料理旅館に宿泊するという手もあったのですが
年末年始はどこもマックスなハイシーズン価格です。
どう考えても値段に見合う満足度は得られそうにないので
航空会社系の広めのホテルを押さえ
最悪部屋で何かいただこうという作戦に。
結局最悪の事態でした(汗)

高知市といえば「ひろめ市場」。
ここで食べ歩き…と思ったら
時は大晦日で謝肉祭並みのお祭りムード。
市場内は人いきれとタバコの煙
そして食べ物の雑多な匂いが充満して
息苦しいこと極まりない。
食べる気も買う気もせず
早々に退散いたしました。
仕方なくデパ地下でカツオの叩きなどを調達し
自宅から保険で持っていった
ワインと日本酒(ちろりと平盃もw)で
大晦日の夜を過ごしたのでした。
しかも年越しするだいぶ前から爆睡(笑)
なんだかんだ12時間ぐらい眠り続けた模様^^;

翌日の元旦は淡路島へのリゾートホテルと移動しましたが
こちらも夕食はバカ高く(下品な表現ですみませんが、足元見過ぎ!)
もうこうなったら温泉に入って寝るだけでいいや、と
簡単な肴と保険で持っていったお酒で済ませ
またまた12時間近く眠り続けました。
わざわざ高知と淡路島まで行って出張寝正月。
そしてスマホを見ることはほとんどなく
写真も一枚も撮っていません。
結果としてはいい年越しになったのかな?と。
ネット社会からひととき離れて
心底リラックスできた気がします。
日本の離島にいようが地球の裏側にいようが
昼夜問わず通信機器とネットワークに支配されてしまう今の世の中。
とはいえお正月に仕事のメールや電話がかかってくることはまずないですから
スマホやPCをチェックしなくても後ろめたさはゼロです。
たまにはこういう時間も必要ですね。
おかげさまで体も心も軽くなりました^^


おっと。
後半旅程の写真ゼロかと思いきや…



徳島ラーメン

ラーメンやらかし率99%!


年越し瀬戸内プチ周遊 〜おわり〜




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年越し瀬戸内プチ周遊/避けて通れぬ香川の酒甫手

2019年06月13日 | 旅(国内)
香川といったら、高松といったら酒甫手。
数年前に私の中で確立した定義です。
2018年はこの時を含め
ありがたくも4回訪れることができました。
お邪魔したのは年内最終営業日です。
酒甫手さんの営業日を軸にして
旅程を決めたといっていいでしょう。



この看板と縄暖簾を見るとホッとする^^



お通し

これだけで熱燗2合は飲めますね。



玉櫻のしんがり

玉櫻推しの女将さんらしいセレクト。
今回は1合ずつ燗していただきます。


お造り盛り合わせ



牡蠣豆腐

初めて食べた時に心を鷲掴みされた一品。
「お出汁で呑む」という楽しみを教えてくれました。



久米桜の軽妙洒脱

樋口杜氏の似顔絵がデカイ!(笑)
大好きなお酒です^^



カマの焼き物

なんのカマか忘れましたが
日本酒が進むに決まっています。




穴子の天ぷら

瀬戸内の穴子はやはり美味。



イイダコの天ぷら(?)

記憶が曖昧すぎてスミマセン^^;



安定の日置桜キモタマちゃん

故郷に帰ってきたような安心感。



焼き鳥

酒甫手さんで初めてオーダーしたかも。



だし巻き卵

酒飲み仕様の甘くないヴァージョン。



山陰東郷

濁りが欲しくなるタイミングで
女将さんが勧めてくれました。



杜の蔵の純米燗ノ酒

これ、好きです。食中酒にぴったり。
そもそも日本酒は食中でしか飲みませんが。



干し柿クリームチーズ

でた!酒泥棒!
これが出ちゃうとちょっとディープなものが欲しくなります。



竹鶴の門藤夢様

あー、深い。旨い。


スッカスカな内容でスミマセン。
全部美味しいに決まっておりますが
月日が経過しているのと
当日かなり早いピッチで飲んでおり
記憶が刻まれることなく
右から左へと消えて行きました^^;
そして終始笑ってた気が。。。
酒飲みの忘却システム通常稼働とご理解ください。
大将、女将さん、ごちそうさまでした!
お忙しい中お相手してくださって
ありがとうございますm(_ _)m

この日は愛知のお友達とバッタリ鉢合せ。
名古屋では全然合わないのに
こんな遠く離れた場所で会うとは・・・
お酒好きあるあるですね。
美味しいお酒があるところに
吸い寄せられるよう集まる習性?体質?
抗えないですね(笑)



ホテルに帰って仕上げの飲み

ホテルのラウンジが使えるプランだったので
最後にウイスキーを一杯。
その後は泥の様に眠りましたとさ。


あと少しだけ続く・・・
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年越し瀬戸内プチ周遊/突風の海路でうどん県上陸

2019年06月10日 | 旅(国内)
高野山も南紀白浜もパンダもスルーして
和歌山を後にします。
高野山も白浜も行ったことあるからいいけど
パンダには会いたかったな。。
実は生まれてこの方パンダを見たことがないのです。
小学生の頃上野動物園に連れて行ってもらったものの
その日はパンダのお休みとやらで
残念ながら対面が叶わなかったという・・・
中学生の時の日光・東京行き修学旅行も
私たちの代あたりから上野動物園の行程が消え
東京ディズニーランドへと切り替わりました。
残念ながらパンダとは縁がないらしい…


さてさて、四国へ。
本州から四国へ渡るのには色々なルートがあります。
明石海峡大橋ー淡路島ー鳴門大橋経由で徳島へ、
瀬戸大橋経由で香川へ、
しまなみ海道経由で愛媛へ渡るのが代表的なルート。
しかしこれらは橋ができてからの渡り方。
瀬戸大橋が全線開通する1988年より前は
海路と空路しか交通手段がなかったのです。
小学一年生の時
初めて四国に渡ったのは贅沢にも空路でした。
数年前に小豆島経由の海路で四国に渡ったことはありますが
和歌山から徳島は未経験。
だったら経験したことのない路で渡ろうと
今回は和歌山港から徳島港へ向けて出発。



この瞬間、ワクワクします♪





出航

天候は快晴で航海日和、と思いきや
デッキに出ると強風が吹き荒れています。
海原を撮影しようと前に進もうにも
風に押し戻されて立っているのもやっと。
ビュッ!と真正面から突風が吹くと
唇が勝手にフネフネと動き出します・・・
わかりますかね?
突風を発生させるサーキュレーターに顔をかざした感覚。
強烈すぎて鼻にも口にも空気が逆流し
息ができなくなり早々に退散しました。
窒息ってこういうことか・・・ゼエゼエ。


ゆっくりな航海で2時間後に徳島港へ到着。


うどんやまるちゃん

前夜の和歌山ラーメンもとっくの昔に消化し
劇的にお腹が空いていたため
徳島県と香川県の県境に当たる
東かがわ市のこのお店へイン。
イン、と言いましても速やかに入れたわけではなく
30分ぐらい待ちました。
人気店に来てしまったようです。



イカ天とかしわ天ざる

お腹が空いているとつい油物を欲しがります。
同店の人気メニューだという
イカ天とかしわ天が両方食べられるメニューをセレクト。
うどんだけでよかったかも^^;
うどんはしっかりとコシがありつつ滑らかで
なかなかクオリティが高いかと思います。



さぬきうどん溜

お次はさぬき市にある「溜」さんへ。
数年前に香川の取材先様が教えてくださいました。
とにかくボリュームがあることは記憶していたので
迂闊に「中」をオーダーしないよう自戒。



ひやかけ小

小でも普通のお店の中ぐらいあります。
ノリで中などと口にしなくて良かった。。
コストパフォーマンスの非常に高い一杯でした。


うどん欲もひとまず満たされたので
夜に向けて体を整えます。



仏生山温泉にて

ふぅ〜。極楽。
夜は大好きなあの店へ向かいますよ。


つづく・・・
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年越し瀬戸内プチ周遊/興福寺からのヴィラ・アイーダ

2019年06月08日 | 旅(国内)
昨日とうとう梅雨入り宣言が出されました。
キツめのくせ毛を持つ私めには
憂鬱な季節到来です。
この歳になってだいぶ開き直ってしまい
昨今はくせ毛風のパーマを装い
クセを隠さぬまま外出したりしております。
だってブローしても外に出れば一気に収縮が始まるんですもの。
波打ち際で砂の城を必死に築城するかのごとく
骨折り損のくたびれもうけ。
こうした作業に割く時間を勿体なく思えるようになっては
女も終わりでしょうか・・・
女が終わる前に梅雨が終わって欲しい。


さて、梅雨だと言っているのに年越しの話題。
その前にGWの九州やら秋の北海道やら
色々書き残したい旅紀行があるのですが
どうにも追いつかないので
手っ取り早く書けるところから始めます。


昨年から今年にかけての年越しは
瀬戸内の東側をちょろっと周遊する旅に出ました。
和歌山→香川→高知→淡路島という経路。
まずは道中にある奈良へ立ち寄りました。



興福寺

国宝の宝物館を鑑賞し。
花より団子の私め
芸術を愛でるだけの審美眼がございません。
しかし触れれば温もりが伝わってきそうな
阿修羅像の肉体美と表情には流石に感動しました。
天平文化、凄い。


魂を揺さぶられてお腹が空いたので
近くの蕎麦屋へと思ったのですが
御目当ての店はことごとく臨時休業。
勘を頼りに入ったお店が
なかなか秀逸でございました。



ニシン



天ぷら

大将がご馳走してくれました!
閉店間際の最後の客であることと
息子さんが豊橋で働いているので
ご縁を感じて、がご提供の理由。
私の車の豊橋ナンバーを見るや否や
とても嬉しくなったんですって。
きっと自慢の息子さんなのでしょうね^^
ありがたくビールとともにいただいた次第です。



お蕎麦

細打ちで香りも良いです。
期待以上に美味しゅうございました。
ご馳走様でございます!


その後は一路和歌山へ。

目的地は






ヴィラ・アイーダ

前々から訪れたかったお店です。
ダメもとでネット予約しましたところ
お店の方から直接お電話をいただきました。

「ご予約承りの返信をしたのですが
送信エラーになって・・・」


わっ!すっ、すみません!
返信用のアドレス欄に誤ったアドレスを入力した様子。
かろうじて電話番号はあっていたので
ご返信いただき予約が成立しました^^;


さて、魅惑的なディナーの始まりです。
品数が多いのでサッサと進めます。




口取り

豚のリエット。
下のサクサクしたチュイルが印象的。




ルートフェンネル

酢漬けだったかな?
健やかな土壌を感じさせる濃厚な余韻。



ムール貝 カラスミ ニンジン

ムール貝が磯の香りを連れてきて
カラスミの塩味がニンジンの甘味を引き立てます。






自家製パン


ほうれん草

味が濃いがエグくない。
野菜そのもののように見えて
ちゃんとした料理として成立。


牡蠣とケール

ケールと牡蠣のミネラルが手を携え
想像の上をいくコンビネーションを楽しませます。






黄色ビーツ&黄カブ

同じような形状の二種の野菜ですが
それぞれの持ち味をしっかり主張。
こちらも味が濃ゆいです。






小かぶ 柚餅子 オゼイユ

蕪の美味しさ炸裂!
シェフ、柑橘使いがお上手です。






里芋のガレット 山わさび 黒大根

じゃがいもにはない食感と風味。
このガレットには感動しました。






オレキエッテ チーマ

耳たぶのようなオレキエッテと
チーマデラーパの組み合わせ。
チーマのほろ苦さに早春を感じます。






カリフラワー スズキ ガランガー

お店は内陸部ですが
程よく脂ののったスズキ。
近くに海があることを感じさます。
ガランガーの清涼感がアクセント。






シルクスイート 真鴨

ヘモグロビンを感じる真鴨とそのジュのソース。
咀嚼し飲み込んでしばらくすると
体の奥から力がみなぎるのがわかります。
冬の滋養源であり大ご馳走。
少量でもしっかり食べた感覚が残りました。



仏手柑 柚子

お口直し。
海を超えれば四国なのね、と独りごちながら
仏手柑の香りを鼻腔に満たす。







柿のデザート。
あまり好きでない柿ですが
これはディジェスティフのお供に最適。


良い素材を集めることが一番。
それさえあれば余計な手を加えない、味を足さない…
そんな考えを具現化したような内容でした。
一皿一皿のポーションは小さく
がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。
正直、私も満腹にはなりませんでした。
しかし全てを食べ終えた後の心の充足感は
かなりあったと思います。
奥さまセレクトのワインペアリングも
意外性があるように見えて
料理にきちんと寄り添うあたり、素晴らしい。
なかなか立ち寄れる場所ではありませんが
また違う季節に伺いたいわ。
ご馳走様でございました。



よせばいいのに和歌山ラーメン・・・あゝ

ラストで味噌をつけるオチ(汗)


続く・・・
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淑女会Vol.27・師走の章/東京進出その2

2019年06月02日 | 淑女会
いい感じでアイドリングできまして
東京のカリスマパン講師
高橋雅子先生といよいよ合流!
雅子先生に予約していただいたのは
場所非公開で完全予約制のイタリア料理店。
店、と言っても決まった名前もないみたい。
もともと他でお店を出していらっしゃった女性シェフが
自分の作りたい料理に特化したスタイルを追い求め
この地(非公開ですが)で始められたようです。
お店というよりは個人宅な印象。
日常感と非日常感を併せ持つ屋敷が
我々の期待感を煽ります。
エントランスをくぐると
ショートカットで小柄な女性。
この方が主人の鈴木シェフです。
大きな業務用のキッチンに隠れそうなほど小柄なのに
胸を張って鍋やフライパンを振る姿は
堂々として数倍大きく見える・・・
不思議です。



バーニャカウダ

「適当に出しますから」的な説明で
最初に登場したのが新鮮そのもののお野菜。
切って盛っただけなのに
美味しいだろうオーラがムンムン出てます。
パッキパキのニンジンや
瑞々しい青菜やカブなど本当に美味。
みんなで奪い合うようにいただきました。



ロールキャベツ ブルーチーズのソース

家庭料理のようでそうでない。
豪快なようで繊細でもある。
矛盾する言葉をたくさん並べたくなる一皿です。
確かな技術と持ち前のセンスが光ります。



米ナスのチーズ焼き

こちらもロールキャベツと同じ印象。
誰でもできそうでできない味。
うーん、素晴らしい。



マッシュルームのフリット

マッシュルームってこんなに瑞々しかったっけ?
とマッシュルームの定義にハテナがつく料理。
カリカリの衣とジューシーなマッシュルーム、
コントラストに惚れ惚れしました。



エイのパスタ

海の嫌われ者、エイをここまで美味しく!
いや、エイはそもそも美味しいんですけど
鮮度がモノを言う素材なんですよね。
お魚屋さんと信頼関係を築かれているのでしょう。
パスタの硬さもベストでした。




ホロホロ鳥のニョッキ

ニョッキが美味すぎる!
ホロホロ鳥のエキスを余すところなく含み
噛むと未知の食感と味わいが広がります。
これには一同沈黙、のち感嘆の声(笑)



プリムールのマグナム登場!

そうそう、こちらのお店は
一人あたりワイン一本ぐらい飲むのがお約束。
「皆さんなら飲めますよね」
と出していただいたのがこのマグナム!
「飲めますって言うか、飲ませてください!」と大騒ぎ。
官能的なアリアーニコの香りに悩殺されました。



ブレス鶏のボッリート

香味野菜と茹でただけのブレス産鶏。
国産のブロイラーとは次元の違う旨さです。
素材が良ければ余計なことをしなくていいお手本。
素材の目利きこそ
料理人に一番求められる資質かもしれませんね。



豪快な牛タン

無造作に焼いたように見えますが
火入れ加減が素晴らしい。


素材選び・火入れ・塩加減
料理の良し悪しはこの3つで決まりますが
この基本を忠実に守りつつ
ご自分のエッセンスをお加えになる。
カッコよすぎます、鈴木シェフ。


私たちだけでは一生お邪魔できないだろうお店です。
予約をしてくださった雅子先生に心から感謝申し上げます。
願わくば、もう一回お邪魔したい…
ご馳走様でした!


朝から夜更けまで飲んで食べ
ようやく淑女会@東京は幕を下ろしたのでした。
ホテルへ帰って各自睡眠をとり
翌朝は皆バラバラの行動。
付かず離れず、ではなく
付いて離れる、がサラッとできるメンバーに感謝。
淑女会、万歳!


淑女会Vol.27・師走の章/東京進出 〜おわり〜
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