おとといは、ギャラリーを経営されている素敵な女性とサシノミしてきました。とっても楽しく、意義のある時間が過ごせましたよ。ただ、話に夢中で料理の写真はなし。ということで、恒例の日曜晩餐会の模様をお伝えします。今回は「和」がテーマ。ここのところずっとイタリアンかフレンチをテーマにしていたので久しぶりに。おもてなし料理を日本料理で作るのって、本当に手がかかる。フレンチやイタリアンだとプレートの盛り付け方やソースで華が出るけれど、和は素材自体が地味な分、味がストレートに出るし華やかさが見せにくい。品数もある程度用意しないとテーブルもさびしいし。と、ぶつぶつ言いながらも楽しく作りました。
・秋刀魚の酢〆
・春菊としめじの菊花和え
・フォアグラ大根
・茄子とベーコンの当座煮
・手作りおぼろ豆腐
・豚の角煮と半熟卵
でした。結構頑張りました。ふーっ。どれも美味しいと好評を頂きましたよ。秋刀魚はお刺身用のものを買ってきて、三枚におろして塩をし、酢でさっと〆たもの。小骨をピンセットでちまちま取るのが面倒くさかったけれど、酢加減が絶妙で美味しかった。菊花和えも秋らしい味わいでGOOD。春菊を水にさらしてからゆでるのがポイント。クセが気にならなくなります。フォアグラ大根は、写真では見えないけれど、フォアグラと大根の間に調味した赤味噌がはさんであります。めちゃウマでした。角煮もこっくりした仕上がりで美味しかった。おぼろ豆腐は豆乳にニガリを入れてざるで水切りしたもの。お豆の甘さが味わえる一品です。いい仕事したぁ、と自我自賛する夕べでした。レシピはupしません。すみません。
ワインはクレマンドロワールで乾杯して、角煮やらフォアグラにはキャンティのクラシコを合わせました。1500円程度のものだったけれど、優しいサンジョベーゼの味わいがなかなか良かったです。
疲れ果てて片付けも半ばで就寝。朝、テーブルに昨夜の残骸を見てゲンナリ。やっぱ日本食は大変ですわ。