おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

明日から江戸へ

2010年04月30日 | つぶやき
今日はいいお天気ですね。
紫外線をバシバシ感じます。
一部の方々は昨日からGWのよう。
車の流れが休日っぽいテンポ。
せっかちで今日まで仕事の私は
イライラ度急上昇です。

明日から東京へ向かうのですが
高速の渋滞を考えると今からブルー。
お楽しみグッズや本を持ち込み
何とかやり過ごします。

そして待ち受けるは美食の誘惑。
今から何を食べようかワクワクしています。
Hさんおすすめ、新丸ビル6階の中華で黒酢酢豚。
銀座の老舗洋食屋で
“世の中で一番美味しい”チキンバスケットを賞味。
築地でお寿司。
そして今回は憧れのホテル、
神田の「山の上ホテル」に一泊!
ワインバーで大人のひと時を・・・
文豪の気分になって幸せな缶詰になってきます(仕事はしません)。

嗚呼、お金がいくらあっても足りない。

帰ったら一生懸命働きます。。。

楽しき週末

2010年04月26日 | お出かけ
土日はたっぷり遊んで
平日のパワーを使い果たしてしまいました。
というのはウソですが
よく話してよく飲んだ…。

土曜日は画家Hさんの作品をモチーフにした
人形劇の公演日。
夜の部を選んで観覧しました。
彼女の世界観にコミカルな人形劇のエッセンスが加わり
無声・短時間ながらも引き込まれてしまいました。
初公演ということもあり
Hさんはかなり気疲れした様子。
お疲れさまでした!

その後は楽しい食事会。
新しくできた「KADO」というお店で集合です。
その中で気になったお料理を一品ご紹介。
ウズラ卵のピクルスです。

以前、私も鶏卵で作ったことがあり
友人のATSUには好評でした。
なぜ作ったかというと…
味噌・醤油とともに私は卵フェチ。
地方で卵農家を見つけると
ついつい吸い寄せられるようにお邪魔してしまいます。
初めて訪れた三重県にある卵農家さんで
どういう育て方をしているか、だの
餌はなんなんですか、など
根掘り葉掘り聞いていると
うるさい娘の口封じにか(いやいや親切で、きっと…)
卵の殻ができなかった卵…
つまり薄膜だけの卵を大量に分けてくださいました。
商品価値はないけれど、ゆで卵には最適だよ、と。
いただいて早速ゆで卵を作ると
薄皮をするりとはがすだけで簡単むき卵!
しかし、板東英二じゃあるまいし
そういくつも食べられる物ではありません。

そしてイギリス料理の本でみつけた
卵のピクルスを作ったのです。
酢を若干水で割り、塩、砂糖を加え
ローリエ、マスタードシード、胡椒などで香付け。
洋酒にあって美味しいんです。
最近作っていなかったのでなんだか懐かしくって。

ピンクに色付けられたウズラ卵がなんともキュート。
ウズラ卵生産量日本一のプライドも感じられます。
私も今度作ってみよう。

今日はブライダル雑誌表紙のロケハンでした。

例によってこのお天気。
ロケハンで天気運を使い果たす、
そんなジンクスを今度こそ破りたいものです。。。

食漫遊放浪旅

2010年04月23日 | つぶやき
この4ヵ月間、
ひと月ひと旅ペースです。
台湾→東京→沖縄→韓国と
共通項は“食”。
本を出すとか店を出すといった
具体的な目標は今のところありません。
まさに“食”の“欲”を満たす旅。
名付けて“食漫遊放浪旅”。
私は根っからのエピキュリアンなのでしょう。

そろそろ仕事モードにスイッチしなくてはならないのですが
来月はじめにまた東京。
情報の坩堝であるあの街を訪れるとなると
普段ずぼらな私も
優秀なセクレタリーのように
スケジューリングを始めます。
行きたい店は
パン屋・チーズ屋・スパイス屋・各地方のアンテナショップ…
行きたい飲食店は
蕎麦・寿司・中華・洋食…


地図を開いていきたい店を線で結び
その間に攻めるべき3食のイートスポットをマークする。
まるで軍の参謀高官のよう。

一週間後に出陣するので
悔いの残らぬよう戦ってきます。

でも行きたい飲食店を全部制覇すると
一日5食ぐらい食べないと…
私、アホ。

韓国食紀行

2010年04月22日 | 旅(海外)
今日は韓国で食べたものの一部をご紹介。
この時期一番美味しい渡り蟹を
香味醤油に漬けた「カンジャンケジャン」です。

卵がたっぷりつまって激ウマです。

こちらは辛子味噌に漬けた「ケジャン」

とっても辛いですが
蟹の旨味と相まってビールがどんど進みます。
この味噌を野菜につけて食しても美味。

最後に鶏一羽を丸ごといただく「タッハンマリ」

鶏がらのシンプルなスープに
丸鶏を入れてグツグツ。
辛子ソースでいただきます。
店内、私達以外は観光客ゼロ。
しかしお昼なのに丸鶏の鍋って・・・
ネクタイを締めたサラリーマンや
こぎれいなOLさんも
大蒜たっぷりのキムチと共に
食べる食べる。
やはりコリアンは凄い。
大陸・騎馬民族の血を引いているからかな?
我々農耕民族とは内臓が違うようです。

近くて遠い国

2010年04月20日 | 旅(海外)
容姿、言葉など
とても似ている朝鮮半島の人々。
南側の韓国にはここ5年ほどで6回訪れているが
行くたびに、ファッションや街並みなど
日本に近づいているように思う。
しかし、個人と接するとお国柄の違いを目の当りにする。

その背景で決定的に異なるのは
兵役と教育だろう。

韓国の男性は2年間の兵役を課せられる。
優秀な技術者やオリンピックのメダリストなど
例外を除き全員だ。
働き盛り、恋愛真っ只中の男性にとっては
非常にイタイ二年だろう。
その間、恋愛に終止符を打つカップルも多いという。

しかし期間中には愛国心と家族を敬う心を
徹底的に叩き込まれ、男性は精神的に大きく成長するようだ。
同期とは除隊後も長く付き合いが続くらしい。
同じ釜の飯を食らった連帯意識は強い。

また、教育に対する力の入れ方もすごい。
毎年大学受験で警察のバイクの後部座席に
受験生が乗って会場に向かう光景は有名だ。
全会社の始業開始を遅らせたり
両親がひれ伏して合格を祈る姿も印象的。
大学進学率は約85%だけれど
大卒の就職率は低い。
韓国の経営トップの平均年齢は51歳で
40代で取締役クラスにならなければリストラ対象だとか。
要は社会での生存競争がとんでもなく厳しい。
なのに親や女房を働かすのは男の恥
といった教えが根付いて(最近は柔軟化しているらしいが)
男はいつも戦場に立たされているようなもの。

よって、ゆとり教育だの草食だの
競争からほど遠いところで育てられた
日本の若者達とは訳が違う。
国家と家族を背負っているのだ。

日本が井の中の蛙同士で小競り合いしているうちに
サムスンやLG、ヒュンダイなど
世界へ向けて羽ばたいてしまった。
同じこと、というよりは追随することをしていても
これからは全く勝負にならないだろう。

どうしたらいいか?
工業より工芸に向かわなければダメなのかもしれない。
本来日本が得意とした
繊細な技術、色彩感覚、味覚を活かすことが生きる道なのかも。
小さくまとまるかもしれないけれど
中身は濃厚、という国でいいのでは。

今回はそんなことを考えさせられた旅だった。
食べるばかりが能じゃないんです。一応。

帰ってきました

2010年04月19日 | 旅(国内)
昨日韓国から帰国しました。
4泊5日、訪問先はソウルだけ。
「毎年行ってやることあるの?」
としばしば質問されますが、
「あるんです。食べるんです!」

そう、ソウルは食の宝庫。
焼き肉とピビンパだけじゃあありません。
天ぷらと寿司だけを食べて
日本食を語るべからず、と同様です。

最訪、一見を含め
全て満足至極の内容でした。
親切なタクシー運転手さんが案内してくれた
地元人気店の「タッハンマリ」は特に印象的。
鶏一羽まるごと食べ尽くす鍋なんですが
肉はもちろんスープの美味さったら…。
日本のネットでもあまり紹介されていないそう。
そして広めないで、と釘を刺されました。
ので、今日は控えておきます。

海鮮鍋.チヂミ、参鶏湯、サムギョプサルetc.etc...
ガツガツ食べ過ぎて胃袋が大きくなってしまいました。
それなりに動いたつもりなんですが
それ以上にカロリー摂取したようで
身体が心なしか重い…
今日から摂食、シェイプアップ!

写真などはおいおいアップします。
体中からキムチの臭いが…

いざ、韓国へ

2010年04月13日 | 旅(国内)
明日から韓国です。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
非常に忙しなく動く毎日です。

老女3人を姉と2人でおもりする旅なので
(本人達が聞いたらきっと憤怒!)
いつものような気ままな旅とはいきませんが
与えられた環境でベストパフォーマンスを展開します。
要はいっぱい食べて飲むってこと。
それしか能がないので悪しからず…

毎回渡航前に思いますが
向こうはビール・焼酎・
マッコリぐらいしかないんですよね。
もちろんお洒落なお店に行けば
恭しくワインをサービスしてくれるお店もあります。
でも私としては日本酒を合わせたいのですよ。
お隣の中国には紹興酒などの醸造酒があるのに
醸造の技術は発展しなかったんですかね。
郷に入っては郷に従え…
と思うのですが韓国焼酎はちょっと…

ローカルの方達は韓国焼酎を
生のままでグイグイのんで
唾を飛ばしながら大声でしゃべっています。
肉と焼酎のパワー全開です。

やっぱり筍や木の芽に感動したり
旬の刺身を愛でたり
石庭を見ながらお薄で一服、
という我々とは
顔は似てても中身が違うんですね。

つべこべ言わず楽しんできます。
タダで行かしてもらうので
無い物ねだり厳禁!

あなたは鯛?

2010年04月12日 | 和食
仕掛けを海より引き上げて問答。
「あなたは鯛?」
「いいえ、鯵です。」
ガクッ。

土曜は鯛釣りに静岡県磐田市の福田港までいったのに。
朝2時(朝ではないか…)に起きて行ったのに。

5時に出航して13時までの8時間。
鯛のことだけを考えていた私を
海は何事もなかったように港へ送り返した。
私だけではない。
この日、我々乗船した船だけでなく
御前崎近辺全体が不調のようだった。
産卵するために浅瀬へ鯛がよってくる「のっこみ」は
釣り人にとって待ち遠しいシーズン。
15メートルもの長い長い仕掛けに手こずりながらも
鯛のためならエンヤコラで頑張ったのに。

積もる恨めしさは語り尽くせませんが
とにかく8時間の成果が鯵1匹。
優雅にクルージングした、と考えよう。
でなければ悔しさが山盛りに募る。

鯵は丼にしました。
最高に美味かった。
きっと鯛よりも美味しいはず。
きっと…くやしぃ~っ!

退化の開始

2010年04月09日 | つぶやき
大化の改新ではなく
退化の開始。下半身。。。

一日中をPCの前で過ごしているため
骨盤が圧迫され
ふくらはぎがむくみ
本来の循環機能を失いそうです。
このまま退化していきそう。

以前「どらえもん」でのび太のお父さんが
何らかのマシンで急進化したという章がありました。
ぶよぶよ肥大化した胴体に
手足がお飾り程度にひょろり。
生活が利便化されたため
足を使うことがなくなり
急速に退化したのだとか。いや進化?
大気汚染で鼻毛もボーボーに伸びてましたっけ。
流石、藤本先生。
30年近く前にかなり先を読んでいる。

wiiスポーツなどで無理矢理室内を
運動場化しようとする目論見もあるけれど
人は身体を動かす機会と場を
間違いなく奪われつつあります。

そんな流れに逆らうべく
明日は船上格闘技。
少々波とうねりが出るようなので
踏ん張って戦ってきます。
お相手は鯛&イサキ!


急逝の同年代

2010年04月08日 | つぶやき
昨日巨人のコーチ、木村氏が亡くなった。
年は下だが同年代。
テレビの画面で崩れ落ちる姿を見、
ものすごくショックだった。

あれは三年前。
ATSUとそれ以前のスペイン旅行で行けなかった
ペルピニャンをようやく訪れたときのこと。
バルセロナ→ジローナでワインとタパスを堪能し
あと少しでペルピニャンという車中。
いきなり目の前に閃光が走った。
その後動悸が激しくなり
身体に震えが・・・
熱望したペルピニャンで下車し
ATSUに「もうだめだ」と伝えた。

一向におさまらない震えと
遠のく記憶の中で
とっても大事な人に
ありがとうとごめんなさいを呟いた。

今は元気なので
それが生と死の瀬戸際だったかは不明だが
とにかく死を感じた瞬間だった。

突然死。
心の準備もへったくりもない。
無念だったのか
ストレスから開放されて安眠に就いたのかは
本人のみぞ知る。

94で亡くなった祖母が
大腸癌に身体を侵され
臨終の床に就いても
なお生きたいと
生にしがみ付いた遺伝子が
私の中にある。

今は天命を全うするのみ、
とカッコいいことを言っているが
多分私は祖母のように
生きることに人一倍執着しているはず。
その見地から
木村氏に心から哀悼の意を伝えたい。

本当にお疲れ様。