憧れの江戸蕎麦をいただきにあがろうと
両国にある「ほそ川」さんへお邪魔しました。
お店へと向かう道中
「何食べようかな~。やっぱり天ぷら?
ビールと日本酒も飲んじゃおうかな~」
なんてモクモクと妄想を膨らませ
暖簾を勢い良くかき分けて入店しました。
江戸蕎麦 ほそ川
開店から5分経過しただけですが
店内には沢山のお客様がいらっしゃいます。
私は大きなテーブルで相席となりました。
良かった、待たずに座れて^^と
お品書きを手に取ろうとした時に
ある事を思い出してしまったのです。
お金おろすの忘れた(号泣)
急いでお財布の中を確認すると
2500円しか入っていない(号泣Part2)
何も食べられない訳ではないけれど
満足に食べようと思ったら到底足りない金額。
退店しようかどうか悩んだけれど
戻ってきた時に行列ができてたら…
と懊悩した末、留まることに決めました。
まずビールも日本酒も天ぷらも却下
せいろは確定として
あと食べられるのは追加せいろか
冷やかけか、かけそばだけか…
漢字で書いてあるから
1,050円が1,500円に見えてしまう。
1,500円だったらアウト!
500円分身体で払うしかないではないか。
あっ、お皿洗いとかでね^^;
50円は消費税だよね、どう見ても十だよね、
と指で何度もなぞって確認し
意を決してせいろとかけそばをオーダー。
周りを見渡すと皆さんは
美味しそうな穴子の天ぷらを頬張ってます。
『梅雨が近いし穴子も美味しくなる頃…
お金さえ持っていれば私にだって食べる権利はある。
とほほ…お願いだからちょっと頂戴。』
と心の中で独り言をつぶやきまくり、
きっと卑しい目をしていただろう私の前に
せいろが運ばれてきました。
せいろ
相変わらずハンサムな表情をしていますね~。
こう見えて十割蕎麦なんです。
細川氏が数百軒の農家に足を運び
ようやく納得できた蕎麦の実を
その日に打つ分だけ挽くというこだわりぶり。
中太に打ち揃えられ
つやっつやに輝きを帯びております。
見るからに美味しそうですが
もちろん期待を裏切らない美味しさ。
しなやかな筋肉を思わせる弾力があり
噛むと爽やかな蕎麦の香味が広がります。
鼻から息を抜くと穀物の甘みが際立ち
舌に旨味が残るという展開。
許されるのならずっと食べていたい。
そして蕎麦汁も秀逸なのです。
出過ぎたものがないのに
きちんと存在感を残すバランス。
節の酸味は殆ど感じられず上品です。
凄いな~。
蕎麦湯
どろっとしたタイプ。
もう少し濃度を押さえてもらって
蕎麦汁の味を楽しめたら尚理想的。
かけそば
かけ出汁の返しは薄口醤油ベースで
やや味醂の存在感を強く感じるもの。
ですが、こちらも綺麗にまとまってます。
お蕎麦が若干粉っぽく感じたのは
かけそばという特性ゆえでしょうね。
薬味は別盛りで供されるので
最初はお蕎麦へ神経を集中していただき
後に薬味で変化を楽しむことができました。
飽くなき探究心とセンスを感じられられる
江戸前かつ男前なお蕎麦に感銘を受けました。
非常に美味しかったです。ご馳走様でした。
かけそば出汁を最後の一滴まで飲み干したところ
滝のような汗が流れてきました^^;
1,500円だったら…という不安から滲み出る
へんな汗と相まってしばらく止まらず
ハンカチでパタパタ煽ぎつつ拭き拭き。
お会計はピッタリ2100円也。
良かった。。。
大金を持ち歩くのが苦手なので
少人数の諭吉さんしか帯同しない私。
しかしお蕎麦屋さんはカード払い不可なところが多いので
今後は暖簾をくぐる前にチェックを怠らないようにします。
穴子の天ぷら食べたかった。。。ううっ。
江戸蕎麦 ほそ川
両国にある「ほそ川」さんへお邪魔しました。
お店へと向かう道中
「何食べようかな~。やっぱり天ぷら?
ビールと日本酒も飲んじゃおうかな~」
なんてモクモクと妄想を膨らませ
暖簾を勢い良くかき分けて入店しました。
江戸蕎麦 ほそ川
開店から5分経過しただけですが
店内には沢山のお客様がいらっしゃいます。
私は大きなテーブルで相席となりました。
良かった、待たずに座れて^^と
お品書きを手に取ろうとした時に
ある事を思い出してしまったのです。
お金おろすの忘れた(号泣)
急いでお財布の中を確認すると
2500円しか入っていない(号泣Part2)
何も食べられない訳ではないけれど
満足に食べようと思ったら到底足りない金額。
退店しようかどうか悩んだけれど
戻ってきた時に行列ができてたら…
と懊悩した末、留まることに決めました。
まずビールも日本酒も天ぷらも却下
せいろは確定として
あと食べられるのは追加せいろか
冷やかけか、かけそばだけか…
漢字で書いてあるから
1,050円が1,500円に見えてしまう。
1,500円だったらアウト!
500円分身体で払うしかないではないか。
あっ、お皿洗いとかでね^^;
50円は消費税だよね、どう見ても十だよね、
と指で何度もなぞって確認し
意を決してせいろとかけそばをオーダー。
周りを見渡すと皆さんは
美味しそうな穴子の天ぷらを頬張ってます。
『梅雨が近いし穴子も美味しくなる頃…
お金さえ持っていれば私にだって食べる権利はある。
とほほ…お願いだからちょっと頂戴。』
と心の中で独り言をつぶやきまくり、
きっと卑しい目をしていただろう私の前に
せいろが運ばれてきました。
せいろ
相変わらずハンサムな表情をしていますね~。
こう見えて十割蕎麦なんです。
細川氏が数百軒の農家に足を運び
ようやく納得できた蕎麦の実を
その日に打つ分だけ挽くというこだわりぶり。
中太に打ち揃えられ
つやっつやに輝きを帯びております。
見るからに美味しそうですが
もちろん期待を裏切らない美味しさ。
しなやかな筋肉を思わせる弾力があり
噛むと爽やかな蕎麦の香味が広がります。
鼻から息を抜くと穀物の甘みが際立ち
舌に旨味が残るという展開。
許されるのならずっと食べていたい。
そして蕎麦汁も秀逸なのです。
出過ぎたものがないのに
きちんと存在感を残すバランス。
節の酸味は殆ど感じられず上品です。
凄いな~。
蕎麦湯
どろっとしたタイプ。
もう少し濃度を押さえてもらって
蕎麦汁の味を楽しめたら尚理想的。
かけそば
かけ出汁の返しは薄口醤油ベースで
やや味醂の存在感を強く感じるもの。
ですが、こちらも綺麗にまとまってます。
お蕎麦が若干粉っぽく感じたのは
かけそばという特性ゆえでしょうね。
薬味は別盛りで供されるので
最初はお蕎麦へ神経を集中していただき
後に薬味で変化を楽しむことができました。
飽くなき探究心とセンスを感じられられる
江戸前かつ男前なお蕎麦に感銘を受けました。
非常に美味しかったです。ご馳走様でした。
かけそば出汁を最後の一滴まで飲み干したところ
滝のような汗が流れてきました^^;
1,500円だったら…という不安から滲み出る
へんな汗と相まってしばらく止まらず
ハンカチでパタパタ煽ぎつつ拭き拭き。
お会計はピッタリ2100円也。
良かった。。。
大金を持ち歩くのが苦手なので
少人数の諭吉さんしか帯同しない私。
しかしお蕎麦屋さんはカード払い不可なところが多いので
今後は暖簾をくぐる前にチェックを怠らないようにします。
穴子の天ぷら食べたかった。。。ううっ。
江戸蕎麦 ほそ川