おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

2016年ラストのアトワタン

2017年01月30日 | お出かけ
テーマに掲げた話題へ行く前に…

一昨日の夜は久々にやらかしました。
友人主宰のパン教室で
飲みながらパンを作ろうという会に
7回連続フル出席しています。
作って飲んで食べて作って食べて飲んでと
トライアスロンのような10時間。
豊橋から勝川へ遠征している私は
近隣に住まう友人たちよりも
一足お先に会場を後にしたのですが
誰よりも帰宅が遅かったという…
勝川から名古屋行きの中央線に乗車し
気づいたら一駅長野寄りの神領に降り立っていたのです。
しかも、乗車時間から数分?数時間?経過。
名古屋まで行って折り返したのか
それとも何往復もしたのかは不明です。
ガバッと起きたらとにかく神領だったのです。
真っ先にお財布の中身を確認したのは
過去の経験から得た防衛本能。
盗まれたことはありませんが
地下鉄に放置してそのまま帰ったことがあります。
親切な方が届け出てくださったのは不幸中の幸いでした。
いつまでこんなこと繰り返すのでしょう。
自己嫌悪に苛まれておりますが
体はいたって元気。
深〜い睡眠のおかげでしょうか…情けない。


さて、昨年末の話になりますが
姉とアトワタンさんにお邪魔しました。
こちらは母との思い出のお店。
2016年の締めくくりにふさわしい場所です。
何ぶん、時間が経過しておりますので
お料理とワイン写真の羅列になりますがすみません。
山田シェフのお料理は一捻りも二捻りもしているので
メニューを伺うや否や
右から左というのもありまして^^;
美味しいと言う揺るぎない記憶だけは残っています。


まずはビールで…1年間お疲れ様!









アミューズ4種

マッシュルームのクレープ
鳥もも肉と手羽のコロッケ
白レバーのムースのサラダ
鰆のクネル甘エビのソース
マッシュルームのファルシ


どれも技術が光っており
愛情が籠っています。




翌日からクリスマスディナーが始まるとあって
グラス販売用のワインを
ポンポン開けてくださいました。




紫カリフラワーのヴルーテと柿の木茸など

野菜の優しい甘さがいいですね。




カラビネーロスとスティックセニョールなど
ソースは大豆ベースのものと黒人参のジュース



大麦・青ネギ・フォアグラ・むかご・銀杏

いろんな食感と味わいが面白いわ。






ヒラスズキのソテー

ヒラスズキ、上品で美味!






雲龍豚のロースト

絶妙な火入れ加減です。
さすが山田シェフ♪





ジャガイモのブリュレ



タルトタタン


秘蔵の蒸留酒から



1杯いただきます^^



山田シェフの世界観が現れた料理の数々。
至福のひと時でした。
どんどん成長されている気がします。
これからが本当に楽しみなお店。
ごちそうさまでした!


だいぶあっさりした内容になりましたが
筆舌しがたいとご理解くださいm(_ _)m
ランチもグレードアップしたみたいなので
近々行かなくては。
あとはムッシュのお店も…
行く行く詐欺に終止符を打つべし。



さて、今日は午前中に
古き良き製法を守る沢庵工房の取材と
午後は業界を革新し続ける会社のトップインタビュー。
刺激的な1日になりそうだわ♪
行ってきまーす!

淑女会Vol.3・師走の章/レトヤンニ

2017年01月27日 | 淑女会
Hong Kong Tang(香港譚)が無事脱稿できましたので
本題に行く前にちょっとつぶやかせてください。

先日、中学一年生の方が
遺書を残して自ら命を絶たったと
ニュースで知りました。
遺書にはやりたかったことが30項目書かれていたとか…
「もう少し我慢すれば30と言わず100だってできるのに」
「誰かに相談すればよかったのに」
という意見はあるでしょう。
しかし、とっちゃん坊やならぬ
おばちゃん嬢ちゃんな私は
その子の気持ちが分からないでもないんです。
いじめられた経験はありませんが
「自殺したい」と思ったことが何度もありました。
小学校高学年からから中学2年生ぐらい迄だったでしょうか。
当然みんなそう考えた経験があると思い
中学3年の時に告白したらドン引きされ
『マズイこと言った…』と焦った事があります^^;
そう考えていた時期はズバリ思春期。
子供でもない大人でもない微妙な年頃です。
心と体は大人へと近づいているから
大人の矛盾や狡猾さが分かるようになり
それに対する反発心や傷つけられた自尊心
そして何かにつけて抱く自己嫌悪感など
様々な思いが身体中で渦巻きます。
でも大人のようには図太くはなれない。
過去の経験則がないから
「時が解決する」という発想がない。
そして致命的なのは「視野が狭い」。
自分の気持ちが処理しきれず
それを分かってもらうこともできず
すべてを投げ出したらどんなに楽だろう?
と思っちゃうものなんです。
自分がどれだけの価値があり
いなくなったら誰が悲しむかもわからない。
いや、むしろ悲しませることで
自分の存在意義を世間に知らしめよう
なんて思いも湧き上がるから厄介です。
そこへいじめが加わったら…
しかも今の社会にはSNSなどの媒体が介入するから
さらに根深い。
もうやってられない!
と思っちゃったんでしょうね。

つらつら書いてきましたが
理解はできても解決策は
実のところさっぱりわかりません。
嵐の思春期が過ぎ去るのを
待つしかないかもしれませんが
それを待てずに消えゆく命があると思うと胸が痛みます。
世の中からいじめはなくなりません。
三人以上集まる場がある限り
未来永劫繰り返されるに決まっています。
ああ、切ないなぁ。
こんな時こそSNSが平和的に活用されればいいのに…


さて、本題に移ります。

去年の冬?…いつだったか思い出せませんが
正真正銘の淑女四人が集まりまして
第1回淑女会が開催されました。
そこから不定期に行われていたわけですが
この3回目をもちまして
月イチ行事へと昇格しました。
この日の舞台はレトヤンニさん^^
シチリア料理のお店です。



ってことで、かんぱーい!



鯖のマリネとリコッタチーズのブルスケッタ

好きなもの同士がタッグを組めば
好きな味になるに決まっています。



イワシのマリネ

光り物連投します。
キトキトのイワシは
なぜこんなに美味しいのでしょう。



太刀魚腹身の串焼き

太刀魚も大好きなお魚です。
一人で4本いけるわ。



スズキの白子のボッリート

ボッリートは水煮です。
プルンプルンの白子が
口の中でフワッと解れます。
ただしこの料理に関して言えば
4人でこの量が適量。



食堂風ミートソースのパスタ

オーソドックスなボロネーゼソース。
フィレンツェの市場で食べた味を思い出します。
あれは人生イチ美味しいと思ったボロネーゼ。
これも5本の指に入りそう。



的鯛のリド風パスタ

的鯛の出汁をたっぷり吸ったショートパスタ。
エンドレスに食べられそう。
もうフォークを持つ手が止まりません。



脂がのってる天然ぶり塩焼き

ブリの塩焼き、
実はあまり得意でないのですが
これはしっとりして美味でした。




お肉と野菜のボッリート

豪快なイタリアマンマの味ですね。
「もう面倒臭いから水で煮ちゃえ!」
的なお料理ですが
そこは流石、イタリアマンマ。
味の持って生き方を承知してらっしゃいます。
いい塩梅であれば
こうした料理も立派なご馳走。
美味しゅうございました^^



たくさん食べて
浴びるように飲んで
喉がかれるまで喋り尽くしました。
本当に楽しかったわ♪
メンバーのみんな、いつもありがとう!
レトヤンニさん、ご馳走様でした!

人生山あり谷あり分岐あり落とし穴ありですが
感動で体が震えるほど嬉しいことや
お腹が千切れそうなほど笑えることもあります。
友達なんかたくさんいなくたっていいじゃないですか。
気の合う仲間が少ーしいればそれでOK。
心を許せる人が一人もいない時期があったっていいんです。
その内ちゃんとめぐり合えますから。
友人関係や進路や恋に悩んでいても
いずれ綾小路きみまろの漫談に自分を重ね
手を叩いて笑う歳になるんですから。


以上!

Hong Kong Tang/Last day

2017年01月23日 | 旅(海外)
いよいよ香港の旅も最終日です。
この日もお粥を食べに行こうと
真ん中の姉と私が一番上の姉と姪を誘ったら
「飽きた、違うものがいい、
なんならマックやスタバでいい」とな。
現地にいる間は現地でしか食べられないものを食べる主義の私は
コーヒーも飲めてお粥も食べられるお店を無理やり探し
姉たちを強引に連れて行きました。



皮蛋粥


大根もち

姉たちは摩訶不思議な卵サンドと
牛乳感の強いミルクティーを頼みました。
二兎追うものは一兎も得ず…
古の諺が身に沁みます。
中も洋も中途半端なレベルでして
食べている最中からテンションだだ下がり。




口直しにペニンシュラへ

逆に高くついた…


気を取り直して
複合ビル「THE One」の中に入ります。
目的はフロリダウォーター。
香港ではポピュラーなコスメでして
ハーブをアルコールで抽出してあり
虫除けやエアフレッシャーなどに用いられるのだとか。
ヤントーヒンのおしぼりに含ませている香料は
このフロリダウォーターだと
●●シェフに聞かされていました。
やたらと虫に刺されまくり
市販の虫除けの匂いが苦手な私は
前日に自分用を裕華デパートで購入済み。
ネットでミニサイズがあると知り
これはお土産によさそうだと調べたところ
自販機があるとの情報を入手しました。
姉たちも欲しいというので
自販機のあるTHE Oneに入店した次第です。


あった!



品揃えも豊富

早速買おうとお札を挿入する場所を探したところ
ない…
硬貨を入れようと思ったけれど
入らない…
よく観察するとプリペイドの
「オクトパスカード」専用の自販機らしい。
このビルで働く方にお話を聞いたところ
オクトパスならセブンイレブンで売っているよ、
と教えてくださいました。
歩き疲れて表情が曇っている
一番上の姉と姪っ子を残し
真ん中の姉と私は近所のセブンへダッシュ。
しかし店員さんに尋ねても「ない」とけんもほろろ。
教えてくれたお姉さんからは親切心しか感じられませんでしたが
どうやら入手した情報は誤っていたようです。
泣く泣く購入を諦めた次第。
オクトパスカード(八達通)は地下鉄やコンビニをはじめ
あちらこちらで使用できます。
香港でフレキシブルに動きたい方は
真っ先に入手することをお勧めします。
エアポートエキスプレスや地下鉄(MTR)の
カスタマーセンターで売っていますよ。
ツーリスト向けのものもあります。
嗚呼、ちゃんと調べておくべきだった。
っていうか、香港島に行ったのだから
販売元であるTWO GIRLSの本店に行けばよかった…


ここでタイムリミットです。
エアポートエキスプレスに乗り空港へ。



正斗の雲呑麺

最後まで香港の味で通しました。


帰りの便も羽田とセントレア行きで別々。
フライト時間は5分違いでしたが
ゲートが離れているため早めにバイバイ。
別に会おうと思えば会えるのですが
異国の空港での別れは寂しいものがありますね。


母との約束は果たせませんでしたが
おかげで三人姉妹+姪っ子の旅を敢行できました。
真面目な話をしたりバカ笑いするうちに
一つ屋根の下に住んでいた頃を思い出し
三人姉妹の三女だったことを再認識。
父のことや私たちの老後など
今後力を合わせて乗り切らねばならない
山や谷が多々あることでしょう。
常にフラットな立場と心で
姉妹付き合いができるよう
自分の人生に責任を持たなければ。
楽しいだけでなく、
そんなことも冷静に考えられた旅でした。
母に感謝、万物に感謝…


〜完〜

Hong Kong Tang/3日目夜

2017年01月22日 | 旅(海外)
遅めのランチをとった後
ブラブラと街を歩き
お部屋に帰ってドレスアップ。
いよいよこの旅のクライマックスです。
その舞台は…



欣圖軒

インターコンチネンタル香港の
メインダイニングであるヤントーヒンです。
前回訪れた後に
タイヤメーカーセレクトの二つ星を取ったらしく
チャイナマネーがどんどん注がれまして
価格がうなぎ上りに上昇したとか。
昨年晩夏にあるチャイナレストランに行きまして
そのオーナーが欣圖軒のシェフと懇意にしていると聞き
この旅の計画を伝えましたところ
予約を取ってくださるとおっしゃいます。
喜んでお願いすることにいたしました。
するとそのオーナーシェフ
ベイビュー席の確保と
特別価格特別メニューの交渉をしてくれたんです。
しかも何度も現地に確約を取ってくださって。
香港渡航の前日にも連絡してくれたというから
安心して意気揚々と訪店しました。
フロントのお姉さんに予約の旨を伝えると
パソコン上やノートを散々確認し
「予約はいただいていないようです」
と申し訳なげに返答…
そんなはずはない、
総料理長の劉シェフに直接お願いしているはずだ
と辿々しい英語で冷や汗をかきながら伝達すると
一旦引き取って戻ってきました。
「大丈夫です。こちらへどうぞ」と
ようやく席に通してもらえたんです。



ベイビューではないけれど
ラグジュアリーな席なので
ひとまず胸をなでおろしてホッ。
するとギャルソンがメニューを持ってきました。
「こちらがメニューですが、何になさいますか?」と・・・
何になさいますかですって?…またまた冷や汗がドッ…
「日本の●●シェフが別メニューを事前にオーダーしているはずです」
そう伝えると怪訝な顔で奥へ引き下がりました。
姉たちを見渡すと不安げな表情をしております。
これはいかん!と営業中に恐縮しながらも
日本の●●シェフへ確認の電話。
シェフ曰く「それはおかしい、今すぐ現地に電話します!」
と大至急電話をしてもらいました。
ドギマギしながら席へ戻ると
先ほどよりも上位のギャルソンがやってきまして
「失礼をしました。連絡不行き届きで申しわけありません
劉シェフから伺っております」
とメニューの説明がスタート。
すぐに日本の●●シェフに折り返して報告とお礼をし
今度こそひと心地です。
変な汗を100ccぐらいかいた気がする。
この直後に飲んだビールの美味しかったこと!
まさに「乾杯」したので写真なし。
●●シェフは劉シェフに直接話しており
厨房メンバーは理解していたようですが
サービス側へきちんと情報が伝わっていなかったみたいです。
日本ではありえませんが
ここは香港なので良しとしましょう。




くるみの胡麻がけ

ビールのおつまみです。
ナッツ大好物の姪っ子が
ものすごい勢いで食べていました。




茄子の冷製



前菜



仔豚の皮ロースト



キクラゲとキノコのゆずソース

仔豚の皮を4時間かけてパリッパリに。
香ばしさと食感がいいですね。



澄まし乾貨スープ

魚浮き袋・なまこ・鮑・貝柱
絹傘茸・燕の巣・椎茸
黒鶏の旨味がギュッと詰まっております。
大変複雑で味わい深い。




鮑のオイスターソース煮

贅沢に一つポン。
鮑は干してこそ魅力が表出するかも。
食感と深みある味わいが素晴らしいわ。
ただ、ソースがやや甘めなのは残念。
好みの問題もありますけど。




ハタの蓮蒸し

蒸篭を模した陶器が素敵でした。
お席で蓋を取っていただくと
良い香りがフワッと立ちのぼります。
脂ののったハタが蓮の香りをまとい
非常に上品な余韻をもたらしました。



牛肉・ししとう・エリンギのガーリック炒め

牛肉は揚げ焼きしてありまして
表面がカリッと衣のようになっています。
その衣に閉じ込められた肉汁が
口に入れるとジュワッと広がります。
ミニ石鍋の使い方が素敵ですね。




蓮の葉包み蒸しご飯

しっかりと味が入ったご飯が
香り良い蓮の葉でくるまれています。
おこわではなく
チャーハンっぽいパラパラ感。





サプライズデザート

酉年の始まりにちなんで
鶏を模したフルーツ盛り合わせ。
ここで劉シェフ登場。
「私の友人、●●シェフから聞いていますよ。
今日は行き違いがあってゴメンなさい。
楽しんでいただけましたか?」
とお声をかけてくださいました。
「Of course!」と返答。
とかなんとか言って
数時間前は生きた心地しませんでしたが^^;
やはりVIP席をご用意いただいたみたいで
シェフ直々のご挨拶は
隣の超リッチな風貌のご夫婦と
私たちのテーブルだけ。
名古屋の●●シェフに大感謝です。




タピオカとポメロ入りマンゴースープ

チャイニーズグレープフルーツとも呼ばれる
ポメロの大きい砂嚢が
濃厚なマンゴースープにたっぷり。
ぷりぷりのタピオカ食感も相まって
最後まで楽しみながらいただけました。




小菓子盛り合わせ



すったもんだがありましたが
終わり良ければすべて良し。
姉と姪っ子も大満足したようで何よりです^^
ワインは1本最低15000円からと
バブルな値段設定でしたが
ケチケチするのは嫌なので
飲みたい分だけ頼んで良い酔い心地。
本当にいい夜でした。
ごちそうさまです。




母が見たがっていた香港の夜景

魂の存在とか霊とか信じない質ですが
傍に母がいることを感じながら
4人で、いや5人で記念撮影をしました。
お母さんのおかげでお腹も心もパンパンに膨らんだよ。
ありがとう!!!


続く…

Hong Kong Tang/3日目昼

2017年01月20日 | 旅(海外)
この日は「あったかい」ではなく
「暑っ!」い日でした。
持って行った洋服では衣服気候が合いません。
衣服気候…久々に使う言葉だわ。
中学の家庭科の授業で
一番記憶に残っている言葉です。
エプロンが燃えたことよりも…(※注)
※注
鍋を覗き込んでたらエプロンの紐に引火。
気が動転して素手で叩いて消しましたwww

とにかく不快指数の高まる服装しか
持ち合わせていなかったのです。
暑すぎて眉間に深いシワが刻まれました。


この日は日曜日。
話が前後しますが
日曜日の中環のフェリー埠頭のことに少し触れます。
タクシーでお粥やさんのある香港島と
チムサーチョイを往復しましたが
中環のフェリー埠頭付近に
大人数のフィリピン人女性が集まっているのを見かけました。
フェリーの桟橋に抜ける地下通路や歩道に
ダンボールやレジャーシートを敷いて
ベラベラ喋ったりトランプしたりお菓子を食べたり。
小綺麗な身なりをしているので
失業者や浮浪者には見えません。
気になってウェブで調べてみたところ
彼女たちは香港の家庭で働くメイドさんらしい。
日曜日はお仕事が休みになるので
この界隈に同郷同士で集まって
ピクニックをするそうです。
その数なんと1万人以上!
香港は共働き家庭が多く
賃金の安い東南アジアの方を家政婦にすることは
決して珍しいことではないそうです。
若い女性がこんなにたくさん出稼ぎに来て
フィリピン本土の男性はどうしているんでしょうね。
楽しそうに集っているところを見ると
微笑ましくもあり複雑な思いも過ぎりました。
以上、備忘録。


チムサーチョイの街中をそぞろ歩いて
ウィンドウショピングし
ちょっとお腹も空いたので小休止。
フレットハウスに隣接した
チャイニーズレストランに入りました。
フレットハウスは元香港海上警察の庁舎。
1881年に建てられたコロニアル建築です。
それをリノベーションしてホテルにしたそうですが
そのオープンが2009年の11月。
私、前回訪れたのは5年前だと言いましたが
2009年の1月下旬でした。
違いすぎる。記憶喪失か…
なぜそんなことを思い出したかと言いますと
当時このホテルは開業していなかったからです。
非常にラグジュアリーかつ人気があり
予約は1年先まで埋まっているんだとか。
フレットハウスについて
毛沢東に見守られるベッドルームはいやだなぁ…


ホテルに隣接して1881ヘリテージという
ショッピングモールがありまして
その中にある王子飯店で遅めのランチした次第です。
前置きが長くなってすみません。



チャーハンと梨(?)の漬物

パラパラですが味は可もなく不可もなく。
梨なのか何なのかわかりませんが
甘さを抜いた洋梨っぽい味でした。
それを塩もみした感じ。
熱中症対策によさそうです。



蟹とコーンのスープ



キュウリとクラゲの酢の物



蟹シュウマイ

前日の記憶が新しいために
どうしても比較してしまうわ。




豚スペアリブの豆鼓蒸し

前日の記憶が新しいために
どうしても比較してしまうわ。



黄ニラ焼きそば

うーむ。


写真入りメニューがあるので
選びやすいのがいいですね。
そんなところで勘弁してください。




お料理よりも雑談の方が長くなってしまいました。
さて、夜はこの旅のメインイベントですよ!


続く…



Hong Kong Tang/3日目朝

2017年01月19日 | 旅(海外)
香港の旅もいよいよ3日目。
某シェフに教えていただいたお粥店へ
どうしても行きたいとわがままを通し
香港島サイドの上環までタクシーを走らせました。
みんな地下鉄は嫌だというから…
確かにチムサーチョイの駅は
人いきれが凄いですもんね。



羅富記粥麺専家

上環にあるローカルなお店です。
ここのピータン粥が美味しいとの事前情報に基づき
メニューに目を走らせます。



小●炸魚球が有名らしい

奥でおばさんたちが団子を丸めています。
これが入ったお粥が食べたいと思い
当てずっぽうでお願いしたところ



なんか全然違うものが来ました…

魚のスライスが入っていて
しかも鯉っぽい…
生姜で臭みを消しておりますが
紛れもなく川魚の匂いがする。
後でレシートを見たら
魚片粥と書いてあるじゃないですか。
え?こんなの頼んだ覚えないけど…
と思いましたがAfter Fès(笑)
今思えば団子を単品オーダーすべきだった。


皮蛋痩肉粥

雪原のようで具が全くわかりません。



発掘調査

姉に撮影してもらいました。
折りたたみカバーをつけたiPhoneで
左手撮影って無理なんですよね…
皮蛋と豚肉が入っています。
痩肉ってなんだ?食べると痩せるの?
と思って調べてみましたところ
赤身のお肉のことをこう呼ぶみたいですね。
脂身のあるお肉は肥肉ですって。分かりやすっ。
赤身ですがでんぷん質をまぶして火を通してあるので
パサパサ感は全くありません。
皮蛋も生臭くないタイプでした。
魚介と豚のダブルスープで炊いた
トロットロのお粥との相性はなかなか。
化調は入ってますけどね…



滑牛肉粥

そのまんまです。
よーく炊いて柔らかくなった牛肉入り。
一番上の姉がかなり気に入ったみたい。
そういえばお姉ちゃん、
小さい頃から牛肉好きだったわね。
すき焼きの鉄板に敷く脂身を
嬉々として食べていた姿が
鮮烈な記憶として残っている^^;



雲呑麺



雲呑発掘調査

極細の卵麺が定番ですね。
プリップリの海老雲呑が
美味しゅうございました。



この後、近くにある乾物街の
海味街に行こうと思いましたが
姉たちが興味なさそうなので断念。
ウエーーーン。
結局どこにも寄らず
再びタクシーでチムサーチョイへ。





ペニンシュラでお茶しました。


お昼に続く…


Hong Kong Tang/2日目昼〜夜

2017年01月18日 | 旅(海外)
糖朝での朝食を終えた後、
香港の地下鉄MTRに乗り
香港島側の中環(セントラル)へ。
チムサーチョイよりもより洗練された中環は
ブランドショップの路面店が目白押し。
おしゃれなインテリアショップや
ステーショナリーショップ、
吟味した食品のみを並べる
インターナショナルなマーケットなどもあり
迷い込むと時間を忘れてしまいます。
気がついたら正午に近づいていたので
お目当のお店へ向かうことにいたしましょう。



MOTT32

某シェフからオススメいただきました。
マンダリンオリエンタル香港で
料理長を務めていた方がこちらへ来られたとか。
今や押しも押されぬスターシェフのようですね。
夜はお値段も張りますし
予約を取るのが困難ですが
お昼ならば予約なしでいけるとお聞きしたので
ふらりとお邪魔した次第です。



お店はクラシックモダンな佇まいの
銀行地下にあります。
1階のフロントで予約していないことを伝えると
一瞬「えっ?」みたいな顔をされたので
門前払いか…とヒヤッとしましたが
無事席へと案内されました。
早口の英語に耳と頭がついていかず
英語力の低下が著しいことにショックを受ける。



香港のクラフトビールで乾杯

このIPA、美味しいです。
前回訪れた時には
青島かアサヒぐらいしか選択肢がなかったのに。
こちらもクラフトビールブームなのかな?


メニューは点心とレギュラーの中華に分かれています。
点心をいろいろ食べるべき、との事前情報から
点心メニューを中心にセレクトしました。




水晶蝦餃皇

エビ蒸し餃子です。
皮と具から丁寧な仕事ぶりが伝わります。




黑松露斑片腸粉

ハタとトリュフの腸粉です。
上品なハタの旨味に
黒トリュフの香りをプラス。
オリエンタルなスパイスが効いた
特製のソースとの相性も良し。



蟹肉魚子醬小籠包

蟹、キャビア、イベリコ豚の小籠包。
なんと贅沢な組み合わせでしょう。
うちの姉は不用意に皮を噛んで
スープを発破させてました(笑)。
レンゲに溜まる香味高いスープに悶絶。



欖菜南瓜蒸排骨

豚スペアリブの豆鼓蒸し、南瓜とともに。
私の大好きな料理です。
脂身の少ない部分を使用しているので
とてもあっさりしていました。
下に敷かれた南瓜がスープを受け止め
芋栗南京娘の姪っ子、喜ぶ。
南瓜は甘々タイプでなかったので
私も少しなら美味しくいただけます。



口水雞

四川よだれ鷄です。
こちらは点心でないメニューから。
これだけ異色ですがみんなの総意で選びました。
辛いソースに姪っ子がロックオンし
気がつくとソースをスプーンで掬い取って飲んでる…
どんだけ気に入ったのよ(笑)
確かに美味しゅうございました♪




鮑魚北京鴨絲春卷

北京ダックの春巻き。
Apple Wood Shredded Peking Duck Spring Roll
これが英訳なんですが
広東語表記と合わない…
リンゴの木のチップを使って焼成した北京ダック?
鮑魚の存在は味的にも疑問。
何れにしても皮パリッパリで
風味の良い北京ダックの組み合わせは美味でした。
春巻きラヴァーの姉が喜び何より。



黑豚肉松露 鵪鶉蛋燒賣

半熟のウズラ卵が入った
イベリコ豚の焼売にトリュフの香りをオン。
これ、超絶おいしかったです!!
思わず追加オーダーしてしまったほど。
1分で茹で上がるウズラの半熟卵を包み込み
周りの豚肉にきちんと火を入れるなんて
神業としか思えない。教えて欲しい。
トリュフの香りも邪魔になどならず
程よく鼻腔にアプローチしてくるんです。
これ、死ぬまでにもう一度…
と言わず何度でもいただきたい。



脆皮燒鵝

関東風のガチョウローストです。
実はこのお店、北京ダックが一押し。
ただし、前日までに予約が必要です。
いまいちスケジュールが読めなかった私は
予約をせずに伺いましたので
名物の北京ダックにはありつけませんでした。
しかし、このガチョウのローストも十分美味です。
BBQ類は時間がかかると言われて
ファーストオーダーでお願いしましたが
予告通り終盤になって登場しました。
何度も脂を回し掛けて焼いたガチョウの皮は
キャラメリゼしたようにパリッパリ。
しかも中のお肉は大変ジューシーで
散々食べた後にもかかわらず
貪り付かずにはいられない逸品です。
美味しかったなぁーーー。



杏汁紫薯粿

アーモンドソースを包んだ紫芋の揚げ団子。
芋娘の姪っ子希望でオーダー。
私のやる気のなさが手ブレ写真に現れております(笑)。
トロッと流れ出るアーモンドソースと
素材の甘みを生かした団子はなかなか乙。
と芋嫌いの私さえ納得させる洗練された甜品でした。


かな〜り、深〜く満足いたしました。
予約が取れない理由がわかります。
ビジターで席を確保できたのはラッキーだったのかな?
兎にも角にも
ご紹介いただいたシェフに感謝ですm(_ _)m
姉たちも姪も大変喜びまして
最高のランチタイムになりました♪
お母さんも傍でつまみ食いしていたかな?(笑)


お店を後にして夜のおつまみを調達しに
インターナショナルなスーパーへ。
超満腹なのに次の食を貪欲に考えられるのは
我々T家の血筋であり特技(笑)


血がさわぐ!






姉の希望で帰りはフェリー乗船













夜はオープントップバスでNight cruising

姪っ子の希望で乗車。
しかし、名物だった袖看板が激減しているので
巨大看板スレスレ下を
「きゃーー!」とかいってくぐるスリル感は皆無です。
排気ガスをたっぷり含有した空気を
鼻腔に強制送風しましたため
鼻の穴がムズムズしてくしゃみ連発でした^^;
建築内装関係に従事している姉は
竹で組まれた無造作な足場に恐れおののき
建設中のビルの鉄骨が細すぎる!と
別の視点で街を見ているから面白い。

それぞれの感想を胸にお部屋へ帰りまして
インターナショナルなスーパーで買った
諸々のおつまみを囲んで乾杯。
香港ベイサイドの夜景を愛でながら…
それにしてもあの薬酒の看板、邪魔(~~;;)



翌朝へ続く…

Hong Kong Tang/2日目朝

2017年01月16日 | 旅(海外)
仕事も遊びも全力投球につき
ブログに割く時間がとれません。
しかし数分後に取材で出かけるため
今から中途半端に仕事を始めると
しり切れとんぼになるからブログへシフト。
香港二日目前半を一気に書き上げようと思いましたが
お昼ご飯があまりに美味しすぎて
端折るには忍びないので
朝ごはんだけ紹介させていただきます。



香港二日目は快晴!

前回2月に渡航した時は曇天続き。
太陽隠れて空気が湿っぽいから体感温度低いわ
真冬なのにどこもかしこもクーラーかかってるわ
散々な記憶しか残っておりませんでした。
冬の香港は3、4日晴れて3、4日曇天が基本。
前回はすっぽり後者にはまってしまったようです。
今回は逆パターンのようで何よりですが
前回の反省点から寒さ対策ばかりに気を取られ
摂氏25度対策はしていなかった…
ウールのセーターは微妙に暑い。

今回はホテルでの朝食は全てカットしました。
香港人は朝食を外で摂るのが基本なので
郷へ入ったら郷に従え方式で外朝食に。
お目当のお粥やさんが11:00オープンという事実を知り
朝食抜きで昼まで絶対もたない我々三人姉妹は
その近所の超有名店・糖朝へ駆け込んだのです。
姪っ子は「朝食なんてどうでもいー」
とか言ってましたが
糖朝が超有名店だと知ると
俄然やる気(食い気)が出たみたいです。




きのこのお粥



ワンタン麺

この二つをいただくと
香港に来たんだなーと強く思います。
香港式のお粥、
姉と姪も気に入ったみたいで何よりです。
これがダメだと言われたら
香港外朝食を全否定されたようなものですから。




豚の腸粉

これも香港の朝を印象付けるメニューですね。




マンゴープリン

「マンゴープリン嫌い」と言っていた姪ですが
ここはマンゴープリンで有名なんだよ、と伝えると
嬉々として写真を撮って食べてました。
意外とミーハー(笑)。



燕の巣載せエッグタルト

口内の水分を全部奪われた。


香港の糖朝はこれで3回目。
場所を移転してかなり巨大化していました。
お味はふむふむ、な感じ。
箱が大きいので
まとまった人数で押しかけるには最適です。


腹ごしらえ完了したので
香港等に突撃します!


続く・・・

Hong Kong Tang/1日目後半

2017年01月12日 | 旅(海外)
お部屋で少しゆっくりしまして
夕食はどうしようという話になりました。
真ん中の姉が以前から火鍋を食べたかったと申しますので
下調べしてチムサーチョイより2駅北のモンコックへ。
しかしGoogleマップを駆使するも
お目当のお店が見当たりません。
韓国と違って漢字表記ですから
字を見れば分かるはずなのに、店がない…
どうやらオーナー及び店名が変わったようです。
下調べしたお店とエントランスが瓜二つなので
居抜きで同じジャンルのお店を開いたのでしょう。
香港に限らず都会ではよくある話。
新たにお店探しする気力もなかったので
そのお店へと吸い込まれていきました。



火鍋

現在お世話になっているお客様から
中国では火鍋店がファミレス並みに多いと伺いました。
確かにあちこちで看板を見かけます。
火鍋は大好きだけど
スープを作るのが面倒臭いから外食する
という行動パターンなのでしょう。
特に香港は共働きが多く外食文化ですからね。
おきまりの赤いスープと白いスープ。
白いスープの方が化調キツめなので
赤い方を積極的にいただくことにします。




ラム・ポーク・鯉



せせり



パクチョイ・ベビーレタスなど

メニューは広東語と英語表記のみで
香港人の感覚で英訳するから
解読不可な食材が多かったです。
しかし届いてみるとシンプルなものばかり。
赤い方でしゃぶしゃぶしながらいただくと
体の内側からカッカと熱くなってきます。
唐辛子と薬膳効果でしょう。
姉も姪っ子も得体の知れない鍋に
若干引き気味でしたが
食べ始めると俄然食欲が湧いてきたみたい。
ただ、プリッキーヌみたいな小さい唐辛子を
誤って口にすると危険極まりなく
ガッツリ食べてしまった真ん中の姉は
最後までガハガハ咳き込んでました^^;
私はレースクイーン風の青い衣装をまとった
その名もブルーガールに
「ブルーガール」というビールを勧められて
クールダウンを試みましたが
口に含んでその不味さに耐えられず
次は青島にチェンジしたいと訴えでたところ
バドガールならぬブルーガールは
「あんな不味いビールよりこっちのほうが絶対いい」
と頑として譲らず青島を出してくれません。
仕方ないので顔をしかめ「Not good」と
ブルーガールのボトルを指さすと
気分を害したのかどっかへ行ってしまいました。
仕方ない。だって不味いんだもん。
久々にベタな発泡酒を飲んだわ…


周りを見渡すとローカルな人ばかりで
一人当たりの食べる量を目の当たりにし
驚愕するとともに惚れ惚れ。
毎回韓国渡航でも思いますけれど
日本人の若者は食事の量が少なすぎます。
海外で若い娘さんがお肉をガツガツ食べる姿を見るにつれ
日本の若者のガッツのなさは
食事の量に比例するんじゃないかと勝手に推測。
ガッツ=胃袋ですしね。
若者よ、もっと食べたまえ。
20代前半まで好きなだけ食べていた私めは
体力だけには自信があります…ました。過去形。
最近は衰えを感じずにはいられません。

最後に春雨を入れてヒーヒー言い
汗をかいて外に出るとまるで春の夜。
生暖かい風を頬に受け
香港に来たのだな、と
改めて実感しました。


レストランを後にし
長旅で足がパンパンにむくんでいるので
足つぼマッサージを受けることに。
価格で選んで古いビルの2階へ通されると
マッサージ師が一人しかいません。
フロントのお姉さんがしきりに電話しているところを見ると
周囲のお店から助っ人を呼んでいるみたいですね^^;
一人増え、二人増えてマッサージが始まり
私はラストになりました。
一番ガタイのいい厳ついおばちゃんから
力任せに肩を揉まれて首に青あざが…
内出血しやすいので優しくしてください。

姉二人を担当したマッサージ師は愛想が良く
姉二人と姪っ子を指して
あなたたちは三人姉妹ですか?と質問してる。
姉は喜び、姪っ子は「違う」と否定(笑)
「一番下の妹は」と姉が私を指さすと
マッサージ師は「・・・」。
いいです、幼い頃から慣れています。
上二人とは顔も体型も全然似ておらず
豊川の橋の下で拾ってきたと
何度いじめられたことか。
姉妹三人で歩いていて誰かに会うと
姉二人は双子に間違えられ
私はお友達と間違えられる。
幼い頃は大きなコンプレックスでしたが
今は気にしておりません。
最終的には人類皆サル顔になるんですから。


余談ばかりですみません。
Hong Kong Tang1日目後半はこれにて終了です。

つづく

Hong Kong Tang/1日目前半

2017年01月11日 | 旅(海外)
お久しぶりです。
一昨日の夜、香港から帰国しました。
わずか1時間ばかりの時差と
ホテルの肌寒さによる寝不足で頭がぼーっ。
とはいえ寝ていられる状況ではありませんから
短い午睡をとりつつ執筆を続けております。


他にも書きたいことは山ほどありますが
取り急ぎ記憶が新しいうちに
Hong Kong Tang 、香港譚…
香港の旅紀行を綴らせていただきます。

香港を訪れるのは5年ぶりかな?
前回は母と姉のお姑さんと姉、
そして私で渡航しました。
香港は母が大好きな地でありまして
母が亡くなる直前に
姉と私と3人で行こうね、と言っていたんです。
いつもなら渡航が決まるや否や
チャッチャと旅行手配をする姉ですが
なぜかこの時は手つかずのまま。
ぼんやりとした日程だけを手帳に残し
母は旅立ってしまったのです。
三人の旅を大変楽しみにしていた母は
旅費をコツコツと貯金しておりました。
普通の家庭ならスルーされる一文でしょう。
しかし、ゼロどころかマイナスに振り切った状態から
第二の人生を歩み始めた母にとって
貯金は重なる苦労の上に成り立っていたのです。
母が自らの意志でお財布から拠出し
私たちに振舞って欲しかった思いは山々ですが
今となっては叶わぬ夢。
本人不在で残念無念ですが
長姉と母が愛して止まなかった姪っ子を加え
4人で香港を旅してきた次第です。
食い道楽だった母に甘えて
お食事関係は奢ってもらいます^^
お母さん、みんなでいっぱい食べるよー♪



真ん中の姉と私はセントレアから

蒲郡に住む姉を車でピックアップし
セントレアのパーキングに駐車。
快適なドライブを決め込もうと
前日に洗車したところ
直後にヒヨドリが糞爆弾を投下しました。
運がいい…こいつは幸先いいわ(笑)

長姉と姪っ子は茅ヶ崎在住なので
羽田から1時間遅れで到着予定。
しかし、フライト遅延の連絡が…



先に着いた我々は一足お先に乾杯!

空港の食堂で長居を決め込みました^^;


四川風春雨煮込み

濃い!辛い!
平たい春雨がツボにはまり
春雨をアテにビールを3本。
日本国内で青島を飲むことはありませんが
ご当地で飲むとなかなかイケます。
ただし、キンキンに冷えているものに限る。




小籠包

記憶にございません(笑)


予定時刻のさらに1時間強遅れで
姉たちが無事到着しました。
実は長姉が飛行機に乗るのは25年ぶり。
新婚旅行で沖縄へ行って以来です。
旅行先を沖縄にしたのも
飛行機が大の苦手で
なるべく短いフライトを希望したから…
しかも姪っ子の耳は気圧の変化に弱く
飛行機に苦手意識を抱いております。
こんな二人がセットでやってくるので
我々セントレア班はヒヤヒヤしておりました。
ビールを飲みながらw




ホテル到着

今回はチムサーチョイの
ハイアットリージェンシーで滞在。




ベイビューを阻む薬酒の巨大看板。
おそらく湾の間際を除き
高層ビルから湾を望む全ての人の目に
この毒々しいネオンサインが映っていることでしょう。
看板としては絶大な役割を担っておりますが
観光客には邪魔でしかない…



突然ではございますが
Hong Kong Tang 1日目前半はここまで。
今から取材に行かねばなりません^^;
次回は口から火を吹く火鍋ディナーをご紹介します。


お楽しみに〜♪