おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

コリアンダーで南インドフェスティバル

2012年08月31日 | エスニック
ベランダのコリアンダーが遅々として育ちません。
ええ、分かっています。
盛夏に蒔くのが無謀だったということは。
でも、どうしても食べたくて我慢できなかったんです。
だって、何処にも売っていないんだもの。。。。

と思って食彩村に出かけたら
あるわあるわ!コリアンダー満載!
これは買わなきゃいけないと即決断し、
夜は手打ちパスタと決めていたのに急遽変更。
南インドフェスティバルを開催しました。



こんな感じ。

コリアンダーは別皿でおかわり自由、食べ放題!(笑)



プローンマサラ

ココナッツミルク、トマトベースで
ターメリックなどのパウダー系スパイス中心のレシピ。
あ、マスタードシードはちゃんとテンパリング。
タマリンドジュースの酸味で全体を引き締めてます。
大きめの海老をゴロンと入れて出来上がり。




コリアンダー山盛りで♪

自画自賛ですが、おいしい^^





チャナダルカレー

挽き割りひよこ豆のカレーです。
ホロッと崩れる手前で仕上げるのが私好み。
こちらはココナッツミルクは入れてません。
ベジーで優しい味わいに仕上げてます。





白茄子のポリヤル

マスタードシード、クミンを効かせて。
炒めたココナッツも決め手です。
カレー会でしたようにレモンスライスも混ぜまして
酸味で味わいの輪郭をハッキリさせています。
カレーにもってこいのサイドメニューです。





チキンティッカ

ヨーグルト、生姜、大蒜、スパイス類でマリネ。
あとはパサつかない程度にグリルで焼きます。
ジューシーでなかなか美味しかったわ。




胡瓜のライタ

胡瓜の水分を考えてヨーグルトは少々脱水。
玉ねぎと胡瓜、チリパウダー、クミンパウダー、塩で調味。
カレーと一緒に混ぜながら食べると味わいの変化が楽しめます。





バスマティライス

やはりインディカ米に限りますね。



コリアンダーが手に入ったお陰で
物足りない感の無いフェアになりました。
これが自家製のコリアンダーでできたなら。。。
まだまだ先の話になりそうです^^;




さ、今日は一日缶詰で執筆。
頑張りまーす!

焼肉 伊藤屋

2012年08月29日 | お出かけ
なんだかめちゃくちゃ忙しいです。
トラブルやら新しいお仕事のご依頼やら
もう、パンク寸前!
でもブログは書くと言う矛盾。
指ならし、気晴らしにお付き合いください^^;



久々に疲労困憊でご飯を作る力が残っておらず
焼肉でスタミナをつけることにしました。
焼肉と言っても牛の上ロースや
上カルビといった類いではありません。
モツですよ、モツ。伊藤屋さんのモツ。





昔懐かしガスコンロ




メニューはこんな感じ。

そのお店のおすすめが冒頭に来るセオリー通り
伊藤屋さんの看板メニューはモツです。



特製タレ

甘くないリンゴのすりおろしを
たっぷり使っているみたいです。





キムチ

カクテキが美味しかったわ。




もちろんビールもね♪




豚カルビ塩

牛は頼みません。
ようは三枚肉、バラ肉です。




モツ三人前


辛味噌をもみ込んだモツ。




ファイヤー!




焼けたところをジュッ!とタレにつけて。
辛味噌と自然な甘みのタレが合います。



シンゾウもオーダーしましたが
写真を撮るの忘れました。
なかなかオツな食感と味わいです。





少しは換気できているのかしら?
だって、お店の中はモクモクで
目が痛いったらありゃしない(涙)。





カルビクッパ




辛いスープ

両方とも牛骨系のスープがベース。
野菜たっぷりで食べごたえあります。
韓国唐辛子由来のマイルドな辛味が心地よい。
ジワジワと汗が噴き出してきました。



昔ながらのホルモン屋さんです。
絶品か?と言われれば疑問ですが
最近の脂フルフルのモツではなく
お腹にもたれないあっさりタイプ。
ときたま無性に食べたくなります。


ご馳走さまでした。



あ、訪れるときは事前に予約してくださいね。
壮年のご夫婦二人で切り盛りしてらっしゃるので
手がまわらないときはお断りされてしまうかも。
満席のことも多いですし。
それから、臭いが付いても大丈夫な装いで。
家に帰るや否や全ての衣類を洗濯機に放り込みました^^


焼肉 伊藤屋
豊橋市前田南町1-15-16
0532-54-8325
営業時間/?~21時まで
定休日/確か水曜日

鰻の白焼き、ナーベラーンブシー、他

2012年08月28日 | 和食
昨夜からブルーな気分が続いています。
私のアホな行為でPCに傷を付けてしまったから。。。
アホ過ぎるので詳細は伏せさせてください。


さて、ある日の晩ご飯。
ちょいセレブな食材がお値打ちだったので
それを活かした献立です。




鰻の白焼き

一色産の生鰻が1尾800円。
鰻の価格高騰が叫ばれる今年、
国産鰻がこのお値段とは格安です。
土用の丑の頃は尋常じゃなかったもの。
1本を4分割して串刺しして白焼きに
山葵と塩、醤油を合わせていただきました。
結構美味しかったです^^




鴨ロース塩焼き

鴨ロースが半額でした^^
いつも通り塩して室温に戻して
8分程グリルで焼いて休ませるだけ。
うーん。鴨はいい。




鶏トウモロコシご飯

余り物一掃メニュー。
鶏とトウモロコシは醤油で炒りつけて
焼きトウモロコシをイメージしています。
醤油の焦げた香りがご飯に移り
またちがった趣が楽しめました。




胡瓜の昆布浅漬け

胡瓜は種を取ってところどころ皮を剥き
塩をして少しおいてゆるく絞ります。
化学調味料、添加物を使用していない
塩昆布を和えてできあがり。
箸休めにはもってこいの一品です。





産直で食用ヘチマを見つけました。

小さい頃におばあちゃんが
ヘチマ水を作っていたヘチマとは異なる容貌。
表皮が凸凹してかなり硬いです。




ナーベラーンブシー

硬い皮をピーラーで厚めに剥き
油で炒めて酒、味醂、麦みそを入れ
軟らかくなるまで炒め煮します。
水分が減ったらおかかをたっぷり入れ
火を止めて出来上がり。
先日作ったソーキの味噌煮が少し残っていたので
それも入れちゃいました。
ナーベラー(ヘチマ)、茄子や胡瓜を思わせるのだけれど
そのどちらでもない優しい食感がいいわ。
アクも少なくて美味しいです。
また見つけたら購入しよう。





とまあ、こんな食卓でした。


PCのことが気がかりだけれど
くよくよしている暇などありません。
頑張ってお仕事しまーす!

手打ち蕎麦 一

2012年08月27日 | 蕎麦
一つの〆切は乗り越えましたが
ここから二つの〆切が待っている。
そんな現状から目を背けたくって
お蕎麦に癒されようと浜松まで遠征。
色々悩んだ結果、一さんに伺いました。


お昼のピークはやや過ぎていましたが
それでもお店は満席で盛況です。
少々待ちましたが厨房横のテーブル席が空き
一人で占領させていただきました。




十割蕎麦

ここは十割と、挽きぐるみの二八の田舎蕎麦がメイン。
今回は十割蕎麦をお願いしました。




しなやかで心地よいコシも残り
穀物由来の甘い余韻が鼻腔を満たします。
醤油がキリリと効いた返しと
節が立ちすぎていない澄んだ出汁との調和もとれてる。
もう以前のように不安に思う要素はありません。
安定的に美味しいです。




蕎麦湯

何も言わなければポタージュ系の別立てが供されますが
「普通の蕎麦湯」とか「薄いやつ」と伝えれば
純粋な蕎麦湯を出してくださいます。
私は後者の蕎麦湯をお願いしています^^
この裏技を教えてくださった方が
実は同じ屋根の下にいらっしゃったらしい。。。
「普通の蕎麦湯」って伝えている
ドスのきいた声に聞き覚えがあるし、
通な人だな~と思っていたのです。
Aさん、どうも~(笑)。




天然乳茸蕎麦(温)

季節限定のメニューです。
かなりの時間を費やして
かけそばとこちらを悩んだ結果、
今しか食べられない物をチョイス。
しかし…おかわりで頼むボリュームではなかった^^;
乳茸と胡麻油で素揚げしただろう茄子の薄切り
肉質のしっかりした豚肩ロース系のお肉入。
お汁の表面には油と脂がキラキラ輝いてます。
わはは♪ヘビーだ。
乳茸はハーブのような不思議な香りがし
軸の歯ごたえも独特な物があります。
ナメタケでもないシメジでもない
不思議な香り、食感、味わい。
油との相性がいい感じですね。
蕎麦は挽きぐるみの田舎を使用しているみたい。
味わいが濃いから具に負けてません。
茄子の胡麻油が少々鼻を突いたけれど
総じて美味しく頂けました。
お腹に針を刺したら
BOMB!と爆発しそうになったけれど(笑)




デザートの蕎麦クッキー

厨房の横を陣取っていたので
戦場と化した様子がもろに伝わってきました。
調理に関しては店主が全て担当。
それ以外のことをする女性陣に対して
店主の怒号が飛び交っておりまして。。。
ただ、忙しいから仕方ないわね、と思える許容範囲。
その思いが言葉に表れてしまってか
お会計の際、ご馳走様を言おうとしたところ



「お疲れさまでした!」



あんた、何もんやねん。。。



ご馳走さまでした!




手打ち蕎麦 一




帰りはお決まりの場所に車を止めて
しばし遠州灘を愛でます。






台風の影響かウネリが出ていて
波打ち際には白波が寄せては返し。。。
昨日は雄々しい表情を見せてくれてました。
ここから眺める景色、大好き。



さ、今日も浜名湖畔で取材。
最近、毎日100kmぐらい走ってるな。
運転気をつけよっと。

鮎飯、などなど。

2012年08月26日 | 和食
何とか原稿を納めました。
毎回ギリッギリまで時間を使うなぁ。
締切り日は一年前から解っているのに^^;
解っちゃいるけど懲りない性格です。



さて、数日前の晩ご飯。
フェットチーネと合わせようと思っていて
忘れ去られて一日持ち越しになった鮎。
前日に塩してあったのでそのまま焼き
鮎飯にしました。





鮎飯

昆布出汁、淡口醤油、酒で米を浸水し
焼いた鮎を載っけて炊きあがるだけ。




半養殖的な鮎でしたが十分美味しかったです。
鮎もそろそろ落ち鮎のシーズンに入るのかな?
天然鮎、今シーズンは一度しか食べてないので
食べ納めしておきたい今日この頃。




豚ヒレ肉の塩ロティ

豚ヒレ肉を4日程塩漬けしておきました。
それをフライパンで焼いては休ませを繰り返し
1時間ぐらい焼いたかなぁ。
でも、室温戻しが短かったため
ギリギリ食べられるレア加減。
塩で旨味が凝縮されて美味しいんだけれど
もう少し火入れしたかったという感想。
ロティを制するものは豚を制する。
修業がまだまだ足りん!





鶏もつ煮

今回は砂肝と玉子道(キンカンと卵管がつながったもの)
甲州を訪れてから頻繁に作ってます。
気に入ると飽きるまで食べ続ける質なんで^^;
皆さんお気づきでしょうか?
あれだけ食べ続けていたゴイクン。
やっぱり食べたくなくなりましたw
バランスが悪いったらありゃしない。
パクチーがないのもありますけどね~。




海老とジャガイモとトウモロコシのサラダ

白ワインビネガーたっぷりで
松田のマヨネーズをほんの少し加えて。
酸味が立ったさっぱりポテサラです。
イタリアンパセリが効かせるとまたいいですよ。




なんてことない冷や奴




かき玉汁


鮎飯をアテに日本酒をちびちび。
こういうご飯ならお酒飲めます。
次の日も鯛飯で飲んでました^^
飯シリーズが続いておりますね。
そろそろ秋刀魚ご飯かな~。




さて、お蕎麦やさんに出かけるとしますか。





フェットチーネ・アンチョビフンギ

2012年08月24日 | イタリアン
夜明けとともに目覚めて執筆。
今日がそうの締め切り日。
夏休みの最終日に慌てて宿題を片付けていた
○○年前から何の成長も無い私。
親の顔が見たい(←責任転嫁)。


さて、本題に入る前に少し語らせてください。
O157が繁殖した浅漬けが出回り
お亡くなりになった方もいらっしゃるという
大変痛ましい事件が起きていますね。
免疫力の低い幼子やご老人が犠牲となり
ご家族の心中をお察しすると言葉になりません。


しかし…浅漬けである以上
起こるべくして起こった事件。
塩でサッと揉んですぐ食べるのが浅漬け。
低塩処理で発酵もしていないのだから
保存食ではなくサラダのようなもの。
それを何日も日持ちさせられちゃっている方が
むしろ不自然なのです。
そう、長期保存するために塩素処理は不可欠。
今回事件を引き起こした企業は
その辺の管理が杜撰だったらしいですね。
その報道でアナウンサーが言ったこと。

「ちゃんと処理をしている企業がほとんどなのに
こういう杜撰な企業があると
浅漬けのイメージが悪くなりますよね」


ちゃんと、って何よ?
と一人TVにツッコミを入れてました。
浅漬けは余り野菜でチャチャッと作って
その日の晩ご飯の一品に加えるようなもの。
お漬け物っていうのは20%前後の塩分用いるか
乳酸発酵を伴って出来たものを言うんだよ。
サラダみたいなものはお漬け物じゃない。
先人の知恵がないがしろにされ
薬品漬けになった漬け物風が喜ばれる。
おかしいよ。ブツブツブツブツ。
塩素の使用については大反対でありますが
理由はどうあれ食品管理を怠った企業は重罪です。
ユッケやレバ刺しとは論点が異なりますから。
お亡くなりになられ方々には
お悔やみを申し上げたいと思います。



スミマセン、長くなりました。
ある日の夕ご飯をご紹介します。




ヌオヴァ・アルフィエリのフェットチーネ

先日東京のイータリーで購入したもの。
これを使いたくてレシピを考えました。





フェットチーネ・アンチョビフンギ

巨大なマッシュルーム「ポットベラ」が半額以下。
普段は2個で600円近くするのに200円!
でも買った当日は使用できなかったので
スライスしてフリーズドライさせたんです。
それをメインに使いまして、シメジ、タモギダケを
弱火でゆっくりと香りを出しながら炒めます。
水分が蒸発していい香りが立ってきたら
アンチョビとニンニクで作ったオイルソースを加え
白ワイン、パスタの茹で汁少々、イタリアンパセリを入れ
茹で上がったパスタに絡めます。
最後にパルミジャーノ・レッジャーノ・ヴァッカ・ビアンケを
雪のようにおろし掛けて出来上がり。
ヴァッカ・ビアンケは白い牛で珍しいらしい。
味わいも通常の乳牛よりも濃い気がします。
美味しいもの同士の組み合わせだから
不味くなり様が無いですね^^ヴォーノ♪
フェットチーネは非常にしなやかな食感でした。




赤いかのブラックオリーブマリネ

お刺身用の赤いかをサッとボイルして氷水で〆
水気をよく拭いたらブラックオリーブ、塩、
オイルでマリネしています。
食べる直前に白バルサミコ和え
サラダに載っけて出来上がり。
赤いかの甘みとオリーブのコクが合う。
ワインが進むアンティパストです。




シニフィアン・シニフィエのバゲット

いつも安定して美味しいです。
有り難うございます^^


あとはジャガ芋のミネストローネ。
写真を撮るの、忘れました。



本当はパスタに焼いた鮎を添える予定だったんですが
パスタを茹で始めてから
グリルのスイッチを入れ忘れていたことに気付き…
時、すでに遅し。
パスタは茹で時間目安4分。間に合わない。
よって鮎は翌日鮎飯になりました~。
相変わらず詰めが甘い。


さ、お仕事頑張りまーす!

肴三昧の日々

2012年08月23日 | 和食
今日は一段と残暑が厳しいですね^^;
蒲郡の老舗ホテルでのロケハンから帰って
一息ついたところです。
昨日は朝から昼まで自宅で執筆し
午後はホテルのシェフインタビュー。
またまた盛り上がって2時間余り!
そして夕方から夜はまたまた執筆、、、と
お盆休み中の遅れを必至で取り戻している次第。
ふぅ。。。。

旅の紀行が一段落したので
通常営業モードに戻ります。
昨今の夕食をダイジェストでお届けします。




甲州鶏もつ煮風

甲府で食べた鶏もつ煮。
甘さには閉口したけれど
料理にヒントを得て自作。
砂糖はほとんど使わず
醤油、酒、味醂で濃いめに味付け。
砂肝とレバーを煮ています。
なかなかいいオツマミ。
砂肝の筋をちゃんと切り落とすのが
美味しくいただくポイントかな?



ある日の食卓風景

見切れていますが右の黒いお皿には
車海老の西京味噌漬けが載っています。
渋谷でお邪魔したお蕎麦屋さん
「玉笑」さんの蕎麦前にヒントを得て。
酒で伸ばした西京味噌で
活きた天然車海老を2週間漬け込みました。
サッと味噌を落として焼けばできあがり。
殻まで食べられて本当に美味しい。
才巻き海老の方が望ましいけれど
車海老は車海老で美味しかったわ。
ちなみに産地は三河湾。

それ以外は……
豆腐山芋焼き
ツバスのお造り
ツバスの漬け
鶏もつ煮
もずく
トウモロコシご飯、です。



また違う日の夕食ダイジェスト。




鯵のなめろう

新鮮な鯵がお値打ちだったので
胡麻や香味野菜と叩いてなめろうに。



海苔で巻いていただきます。
海苔はいいものを使いましょう。
香りと口溶けが良くないと
美味しさが半減してしまいます。




海老の蒸し真薯の銀餡がけ

料亭的な味わいが恋しくて。
一部の海老を残してフードプロセッサーにかけ
山芋、卵白、塩、酒を加えてまたまたガーッ。
粗く刻んだ海老を食感のために加え
流し缶に入れて15分程度蒸します。

銀餡は出汁を塩と淡口醤油、酒で調味し
葛粉を加えて火入れしてとろみを出します。
真薯にかけて三ッ葉をあしらって出来上がり。


とそんなこんなの毎日を送っておりました。


ここから忙しさに拍車がかかるので
夕食の製作もままならないかも知れませんが
身体が欲するものをちゃんと摂って
何とか生還できるように乗り切ります。


さあ、頑張るぞ!

とんかつ すぎ田

2012年08月21日 | 旅(国内)
東京三日目。朝ご飯はお蕎麦。
処は一度行ってみたかった「よもだそば」です。
ここは本格インドカレーも扱うお店。


わかめ蕎麦


朝カレー定食用の小さいカレー。


お蕎麦はスタンド系にしては
コシもあって美味しかったです。
カレーはレトルトの味がした^^;
本格、なのにね。



よもだそば



銀ブラしてお昼にさしかかったので
ご飯を食べようというわけですが
そろそろ胃袋が疲れてきたのか
お味噌汁と白いご飯が無性に食べたくなり
定食屋さんを探すことに。



とんかつ すぎ田

蔵前にある老舗のとんかつやさんです。
胃が疲れたといいながらもとんかつ^^;
でも、お味噌汁とご飯が食べられるからいいの。

揚げを担当するのは2代目の息子さん。
お母様がお味噌汁やご飯の管理をしています。
入店した時の挨拶も気持ちがいいし
ハキハキとした対応も素晴らしい。



メニュー。

全体的にお高めだけれど
前夜のことを考えるとお値打ちに感じる(笑)。
そして私が食べてみたいエビフライの下には
価格が書いていない。。。。
恐る恐るお値段を聞いてみると


「今日は1本2,300円です」



と明るく返答。
今日は…って、1本…って、どういうこと?
激しく混乱して思惑して結局


「じゃあ、エビフライ1本ください」


とオーダー。



「お味噌汁とごはんはどうされますか?」



え、ついてないの?
確かに定食とは何処にも書いていない。



「お、お願いします」



エビフライ一本でご飯が完食できるのか?
という疑問が頭をグルグル駆け巡ったけれど
そんな心配は無用でした。




エビフライいっぽん!




合計2,800円也




断面

めちゃくちゃ大きな海老ですが
ちゃんと味も濃くてプリプリジューシー。
衣もサクサクで油の質も良さそう。
瑞々しいキャベツもおかわりを促してくれるし
ご飯も粒が立ってて美味しい。しかもおかわりOK。



ぬか漬けと浅漬け

多分お母様お手製なのでしょう。
非常に美味しかったです。

お味噌汁は豚汁なので具は根野菜と豚。
火を入れ続けてあっても食べられます。
具に茸やお豆腐などを使っていて
寸胴で常時火入れしてあるものなどは
変な酸味が出て香りがひねて食べられません。
豚汁、というのはそういう理由なのかな?




トンカツ屋さんなのに店内には油臭さなどなし。
揚げ鍋まわりも壁面のステンレスもピカピカ。
江戸っ子気質のチャキチャキな接客も好印象。
お値段はそこそこ張るのに
常連客らしき人々がひっきりなしに訪れていました。
いやー、満足です。


また機会があれば訪れてみたいと思います。
ご馳走様でした!


すぎ田
東京都台東区寿3-8-3
TEL/03-3844-5529
営業時間11:30-14:00 17:00-20:15
定休日/木曜日

マンダリンオリエンタル東京 センス

2012年08月20日 | 旅(国内)
この旅で一番の贅沢(出費)
を覚悟してのセレクト。
少しお洒落して向かった先は…
マンダリンオリエンタル東京37階の
広東料理 センス。
ミシュラン東京で一つ星を得ているらしい。
ミシュランには疑問があるけれど
マンダリンオリエンタル香港の
メインダイニングもレベルが高いし
やはり期待は膨らむ一方です。




せっかくだから窓際の席をお願いしました。




眼前にスカイツリーが煌めいています。
江戸紫に色づいた時がとっても綺麗。
私、紫が大好きなので^^
ちなみに夜景重視で室内は真っ暗。
キャンドルライトだけなのでISO上げてます。
ノイズとホワイトバランンスがひどく
お見苦しい写真で失礼します。



コースは頼まずアラカルトで。
コースの中に一つや二つ、
欲しくないものがあるものです。
だからいつもアラカルト。



センス特製バーベキューの盛り合わせ

蜂の巣、すね肉、豚スペアリブ、
ローストチキンなどの盛り合わせ。
八角が効いているのが多いです。




冷菜三種の盛り合わせ

くらげ、蒸し鶏葱ソース、
ローストチキンなどの盛り合わせ。
蒸し鶏とくらげは秀逸でした。




海老のマンゴーマヨネーズ

マンダリンオリエンタル東京の名物です。



大きな海老がゴロッと9個。
分かっていたけどマンゴーだから甘い。
これ系が好きな人には
たまらないメニューなのでしょう。




赤ワイン煮の酢豚

正式名称は忘れました。



赤ワインで軟らかく煮込んだ豚を
酢豚に仕上げたというもの。
やっぱりこれも甘め。



以上。



えっ?ですよね。



この後、野菜料理とご飯ものと
デザートを頼んでいたのですが
それを待たずに退店しました。
理由は伏せておくことにします。



エビス小瓶1本とワイン1本
前菜2品とメイン2品で
結構なお支払い額になりました。
地代と夜景鑑賞費、サービス料。
前者2つは仕方ないとして
最後の項目は納得いかない。
いろいろ残念でした。
そして勉強になりました。



おしまい。



センス

手打ち蕎麦 成富

2012年08月19日 | 蕎麦
東京2日目。
追突事故で精神的に痛手を負ったのか
物理的に痛手を負ったのか。。。
定かではないけれど身体が非常にだるく
無理をしてはいかんな、、、と
珍しく自分の行動をセーブしました。
しかしお蕎麦だけはいっときたい!
…が行きたいお店へしらみつぶしに電話するも
「~16日までお休みを頂いています」
という明るい声の留守番電話に門前払いされる。
ようやく「やってますよ」と応じてくれたのが
築地市場すぐ近くにある
「手打ち蕎麦 成富」さんです。





ここは以前訪れた時に
写真撮影をお断りされました。
なので私の拙い表現でご勘弁を。



●ごぼう天せいろ


成富さんの名物はごぼうの天ぷら。
せいろと一緒に楽しむか
温かいごうぼうのかき揚げそばで楽しむか
一人でものすごく悩みました。
結局ごぼう天そのものを満喫する道を選び
ごぼう天せいろをオーダー。
ごぼう天は皮付きのまま長めの短冊切りにされ
薄く衣を付けて太白胡麻油でさっと揚げてあります。
いい意味でごぼう臭さを感じる野趣溢れる味わい。
日本酒が欲しくなるところですが
この日の私はお酒が欲しくないという異常事態。


せいろは3つの産地の蕎麦を使い分けているみたい。
お店の奥に機械式の石臼が見えました。
そしてここのお蕎麦は全て十割。
香りの十割、喉越しの二八、という概念を覆し
十割でもしなやかな喉越しが表現できる、
と店主がコンセプトで強く訴えています。
中太麺だけれど喉越しは非常にしなやか。
主張の強い蕎麦の香りはしません。
その代わり、余韻で香りが楽しめます。
江戸前の粋な蕎麦、という印象。
汁も醤油がキリッと効いた辛汁ですが
節の主張はそんなに立ってないです。
ポタージュ寄りの蕎麦湯を注いだら
蕎麦のすり流しのようになりました。
サラリとした蕎麦湯が基本好きですが
ここの汁にはこの蕎麦湯が合っている気がする。




●かけそば

調子が悪くても「かけ」はいきます^^
結論から言いますが
今までいただいたかけの中で3本の指に入ります!
とにかく出汁の美味しいこと!
江戸前だから紫の色が前面に出ているかと思いきや
丁寧に取った出汁の素直な色合いなんです。
初っぱなに「おかわりでかけを」とお願いした後
キレイな女性スタッフ(娘さん?)が
電磁調理器上に鍋を置いて出汁を注ぎ
温度計で温度管理していたのが気になっていたんですが
それは私がオーダーしたかけ用の出汁だったみたい。
手早く茹でて〆て湯通しした蕎麦が出汁に投入され
薬味は何も無しで供されました。
お味もさることながら
出汁の温度、蕎麦の茹で加減も最高!
柚子や三ッ葉や葱や七味などは必要ありません。
出汁と蕎麦で勝負するかけ、惚れました。



酢橘果汁を凍らせてクラッシュしたものをかけた
季節限定の酢橘蕎麦などにも惹かれましたし、
調子が良ければ蕎麦前とお酒もいきたかった。
いろいろと悔いは残りますが
またお邪魔してリベンジしたいと思います。
ごぼう天、せいろ、かけを食べれば十分か^^;
ご馳走様でした!




手打ち蕎麦 成富