春眠暁を覚えず…
古の人々だから許される言葉。
昔は日の出が1日の始まりだったから
早く訪れる暁に身体のリズムがついていけず
寝ぼけ眼の状態が続いていたのでしょう。
それに比べて私ったら…
冬も夏も起きる時間はほぼ同じなのに
どーしてこうも眠いのだ。
因みに私は夜更かしが大の苦手です。
何も予定がない日に午前0時を超えて起きていることは稀。
よって、毎日7時間近く寝ているわけですが
この時期は「起きる!」と声に出して決意表明し
「起きた!」と声に出して完結しないと
次の行動へと移れないのです。
今日も辛かったなぁ~
ぼーっとしながら床に落ちたものを拾ったら
途中にあった椅子のヘリでおでこを強打し
まるでエクボのように凹んでようやく目覚めました。
いつまで経っても凹んでいるから
頭蓋骨が陥没したか?と先ほど確認したところ
順調に腫れて順調に色が変わっています。
荒っぽい持ち主で身体が可哀想だわ。
さて、テーマの話。
先日予告いたしましたが
引佐の二五七さんに取材でお邪魔しました。
得体のしれないヘラヘラしたライターが訪れて
ご主人も最初は訝しがっていらっしゃいましたが
蕎麦談義に花が咲くと途端笑顔に。
季刊誌「そう」のコラムで大方書いておりますので
こぼれ話だけ書かせていただきます。
ご主人は埼玉県出身で
奥様は北海道だったかな?
ご結婚されて関東での生活が長く続いたのですが
エンジニアであるご主人は
水道施設関係の設計担当として引佐に赴任。
当時、重い病を患われていた奥様には
この自然豊かな環境がぴったりだろうと
奥様を連れて移住されました。
すると驚くことにピタリと症状は鎮静。
移住して10年以上経ちますが
その後苦しめられることはないそうです。
海・山・湖に囲まれ、
吹き抜ける清らかな風と降り注ぐ太陽が
何よりの薬だったんだ、とご主人は語ります。
退職後、元気だし隠居するにはまだ早いので
何か始めようか、と思った時に思い浮かんだのが
粉文化が発達している北関東仕込みのうどんでした。
幼い頃から食べ親しんだうどんと
修行を一切することなく
理系脳のご主人が理詰めで打ち上げた
蕎麦を出す店を8年前に開業。
国道257号と地粉にちなんで
「二五七(ぢごな)」と命名しました。
広告などは一切出されていませんが
口コミで評判が広がり
休日には多くのお客様で賑わいます。
お店が出来上がるまでの経緯はここまで。
この日に頂いたのはけんちん汁もりそば。
北関東ではポピュラーな食べ方で
お正月にはお雑煮同様
必ず食べるものなんですって。
けんちん汁もりそば
蕎麦は自家製粉十割手打ち。
日本全国の蕎麦を食べ歩いた
ご主人の舌と理論で打ち上げます。
香り高く繊細な断ち具合で
我流とは思えない完成度。
香りもとても良かったですよ。
けんちん汁
こちらは奥様が担当。
3から4種の節を使って出汁を取り
引佐の野菜と奥様自ら作った蒟蒻たっぷり。
前日に作って1日味をなじませるそうです。
砂糖は一切使っていません。
そんなもの使うのは野暮、だとか^^
野菜の旨味が出汁に溶け込み
その旨味が蒟蒻に染み込み
まあ、優しくて美味しいこと。
ご主人の打つ蕎麦とハーモニーを奏でてました。
うどんと蕎麦は日替わりになります。
以前はうどんがメインだったそうですが
うどん打ちは身体への負担が大きいので
現在は蕎麦メインになっています。
金曜日定休で月から木までが蕎麦
土日がうどんというスケジュールですが
変わる可能性を否定できないので
事前に連絡すると間違いないかも。
たっぷりお話ができて
いい時間、美味しい時間がすごせました。
ごちそうさまです!
夏にはゴマだれで食べる
冷やし蕎麦が登場するらしいです。
その前にまたお邪魔します^^
二五七
浜松市北区引佐町伊平1134
営業時間 11:00~14:00
※売り切れ次第終了
定休日 金曜日
古の人々だから許される言葉。
昔は日の出が1日の始まりだったから
早く訪れる暁に身体のリズムがついていけず
寝ぼけ眼の状態が続いていたのでしょう。
それに比べて私ったら…
冬も夏も起きる時間はほぼ同じなのに
どーしてこうも眠いのだ。
因みに私は夜更かしが大の苦手です。
何も予定がない日に午前0時を超えて起きていることは稀。
よって、毎日7時間近く寝ているわけですが
この時期は「起きる!」と声に出して決意表明し
「起きた!」と声に出して完結しないと
次の行動へと移れないのです。
今日も辛かったなぁ~
ぼーっとしながら床に落ちたものを拾ったら
途中にあった椅子のヘリでおでこを強打し
まるでエクボのように凹んでようやく目覚めました。
いつまで経っても凹んでいるから
頭蓋骨が陥没したか?と先ほど確認したところ
順調に腫れて順調に色が変わっています。
荒っぽい持ち主で身体が可哀想だわ。
さて、テーマの話。
先日予告いたしましたが
引佐の二五七さんに取材でお邪魔しました。
得体のしれないヘラヘラしたライターが訪れて
ご主人も最初は訝しがっていらっしゃいましたが
蕎麦談義に花が咲くと途端笑顔に。
季刊誌「そう」のコラムで大方書いておりますので
こぼれ話だけ書かせていただきます。
ご主人は埼玉県出身で
奥様は北海道だったかな?
ご結婚されて関東での生活が長く続いたのですが
エンジニアであるご主人は
水道施設関係の設計担当として引佐に赴任。
当時、重い病を患われていた奥様には
この自然豊かな環境がぴったりだろうと
奥様を連れて移住されました。
すると驚くことにピタリと症状は鎮静。
移住して10年以上経ちますが
その後苦しめられることはないそうです。
海・山・湖に囲まれ、
吹き抜ける清らかな風と降り注ぐ太陽が
何よりの薬だったんだ、とご主人は語ります。
退職後、元気だし隠居するにはまだ早いので
何か始めようか、と思った時に思い浮かんだのが
粉文化が発達している北関東仕込みのうどんでした。
幼い頃から食べ親しんだうどんと
修行を一切することなく
理系脳のご主人が理詰めで打ち上げた
蕎麦を出す店を8年前に開業。
国道257号と地粉にちなんで
「二五七(ぢごな)」と命名しました。
広告などは一切出されていませんが
口コミで評判が広がり
休日には多くのお客様で賑わいます。
お店が出来上がるまでの経緯はここまで。
この日に頂いたのはけんちん汁もりそば。
北関東ではポピュラーな食べ方で
お正月にはお雑煮同様
必ず食べるものなんですって。
けんちん汁もりそば
蕎麦は自家製粉十割手打ち。
日本全国の蕎麦を食べ歩いた
ご主人の舌と理論で打ち上げます。
香り高く繊細な断ち具合で
我流とは思えない完成度。
香りもとても良かったですよ。
けんちん汁
こちらは奥様が担当。
3から4種の節を使って出汁を取り
引佐の野菜と奥様自ら作った蒟蒻たっぷり。
前日に作って1日味をなじませるそうです。
砂糖は一切使っていません。
そんなもの使うのは野暮、だとか^^
野菜の旨味が出汁に溶け込み
その旨味が蒟蒻に染み込み
まあ、優しくて美味しいこと。
ご主人の打つ蕎麦とハーモニーを奏でてました。
うどんと蕎麦は日替わりになります。
以前はうどんがメインだったそうですが
うどん打ちは身体への負担が大きいので
現在は蕎麦メインになっています。
金曜日定休で月から木までが蕎麦
土日がうどんというスケジュールですが
変わる可能性を否定できないので
事前に連絡すると間違いないかも。
たっぷりお話ができて
いい時間、美味しい時間がすごせました。
ごちそうさまです!
夏にはゴマだれで食べる
冷やし蕎麦が登場するらしいです。
その前にまたお邪魔します^^
二五七
浜松市北区引佐町伊平1134
営業時間 11:00~14:00
※売り切れ次第終了
定休日 金曜日