おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

JOH'S KITCHENで上海蟹

2018年01月27日 | お出かけ
ただいま愛知県図書館のOA機器優先席で
カタカタとお仕事をしております。
開館と同時に入館してはや5時間半!
おしり痛いんですけど(涙)
この椅子、長居させないように
わざとシートを硬くしているんでしょうか。
望まない部位に余計なお肉がついている私ですが
女性を象徴する部位のお肉は貧弱です(自虐)。
座布団欲しい…


流石に5時間半もお仕事をしておりますと
グッツグツに煮詰まります。
ブログの投稿をもって
ブレイクタイムとさせてください。

ボジョレーヌーヴォーが解禁した直後
JOH'S KITCHENさんで上海蟹を堪能しました。
前年も楽しませていただき2年連続。
お席を確保してくれた友人のTさんに感謝です^^



陽澄湖の上海蟹

江蘇省蘇州の陽澄湖産。
生きてます。蟹泡吹いてます。
JOH'S KITCHENさんでは
生きた上海蟹しか提供しません。
だからこの状態で生かしておくのです。
生きてる証拠を見せていただいたので
蒸し上がるまでひと時のお別れ。



その間に飲みます

微発泡のヌーヴォー。
スタートにふさわしいすっきり感。



上海蟹メスの紹興酒漬け

いわゆる酔っ払い蟹。酔蟹。
透明な身の味わい深いこと!
卵も美味しいんです。
ひとしきり食べたら
甲羅へ上澄み紹興酒を注ぎ
グリグリやってみてください、とマダム。
グリグリして甲羅酒。
うわーっ!美味しすぎる!
追いかけるように口へ紹興酒を流し込み
幸せの余韻を噛み締めたのでした。



おかえり!



上海蟹オスを一人一尾

16分蒸し上げているそうです
15分でないところが几帳面なシェフらしい(笑)
マダムに捌き方を教えていただきます。
去年も教えてもらったはずなのに
綺麗さっぱり忘れてました^^;
家で食べることはないだろうから
また教えてもらえばいいという
甘えが生じているのでしょう(笑)



白子

なに?このねっとり感。
そして濃密な旨味。
他の素材に例えることのできない美味しさ。
言葉が見つかりません、ごめんなさい。
あとは想像してください。




松茸と朝鮮人参の薬膳スープ

体が芯から温まります。
晩秋なのに汗ばむほど。
香りも素晴らしいですよ。



ルーシーマルゴーへシフト



ニューカレドニア産の天使の海老



殻ごとバリバリいただきます。
スパイスが効いて食欲増進。
ついでにワインも進んでしまいます。



熊野灘のハタ魚醤蒸し



今回は尻尾の方をいただきました。

ハタ系の清蒸、最高に美味!
シェフがソースの作り方を教えてくれました。
なんて欲のない方。
その代わり、絶対作ってレポしなさいと宿題つき(笑)
ちゃんと作りましたよ♪
マダム経由で伝わったかしら?



塊肉登場


どれもこれもスペシャリテですが
叉焼はJOH'S KITCHENを代表するスペシャリテ。
肉汁が下へ下へと滴り落ちます。
その様子を眺める私の口はだらしなく開き
今にも涎が垂れてしまいそう。



美味しいのひと言



ワインも進みますよね




宝石箱登場



いくらの紹興酒漬けご飯!

数多の小さな命をいただく
罪深い私どもをお許しください。合掌。
プチッと弾けるたびに
紹興酒と魚卵の芳香が口内に広がります。
最後に振りかけた青山椒がいい仕事してますね。
こんな素敵ないくら丼なら
軽く2合は食べられそうだわ。
来年は私も真似してみよう。




紹興酒のアイス


ふう、美味しかった。
今シーズンも堪能できて幸せでした。
また来年もお邪魔できるよう
頑張って働かねば…
その前に鯉する火鍋も堪能したいなぁ。
今年はやるのかな?やらないのかな?
実施されるのなら是非とも参加したいです。
誰か誘ってください♪



さて、仕事に戻ります。


誕生祭の後夜祭はオー・クリーウール・ドゥ・ヴァンさんで…

2018年01月23日 | お出かけ
もう1月も終わろうとしているのに
とっくの昔に過ぎ去った
自分の誕生祭話ばかりで恐縮です^^;
今回で〆ますからラストお付き合いください。


さてさて、誕生日の数日後
オー・クリウール・ドゥ・ヴァンさんへ伺いました。
こちらのお店は私の癒しスポットです。
なおかつパワースポットでもあります。
オーナーの土井さんとシェフ、
パティシエさんの作り出す空気感と味わいの数々が
荒みまくってササクレだった私の心を
優しく撫でて均すように整えてくれます。
何だろう、あの包み込むような優しさは。
私には微塵もない要素です^^;



グジェール

オークリウールさんの定番アミューズ。
チーズの塩気が胃袋を刺激し
戦闘モードにスイッチが入ります。



ブルゴーニュの白

この日は白に合う料理が前半続くので
土井さんサジェストからこれをチョイス。
土井さんのセンス、好きだなぁ。




アンディーブとボンレスハムのグラタン

パリのビストロ定番メニュー。
小さい頃は苦い野菜全般が
まさに苦手でしたが
今では欲する要素になりました。
ボンレスハムの塩気&肉の旨味と
ベシャメルソースが苦味をうまく纏めます。
パリジャンやパリジェンヌを魅了する味わい。
今ならよーくわかります。




スズキのグリエとムール貝のナージュ

脂が乗ってきた舞阪水揚げのスズキをふんわりグリエに。
モンサンミッシェルのムール貝を
ナージュ仕立てにしたソースでいただきます。
三河周辺で揚がるムール貝よりも小粒ですが、
断然塩分とミネラル感が濃いです。
強烈な満ち引きを繰り返す
海のパワーを感じますね。
きっと海藻もいっぱい食んでいるのでしょう。



マグレ鴨のロースト
はちみつとコリアンダーのソース

鴨ロースの火入れが絶妙。
適度なヘモグロビン感も素晴らしい。
付け合わせも全て美味でした。



これにはグラスで赤を

白はとっくに飲み終えました(笑)



ヌガーグラッセ

メニューにないときは
思わず泣きそうになるデセール。
これを一口いただくと
甘いものに目がなかった頃の私に戻ります^^
あゝ、幸せ。



でも合わせるのはコニャック

琥珀色の液体を口に含み
鼻腔に芳香を満たすときの幸せ感と言ったら・・・
お酒強くてよかったと思える瞬間。



皿の上にあるものは
全て存在意義を持っている、
オークリウールさんのお料理は
そう思わせるお料理です。
奇を衒わず華美な装飾もしない
私にとっては有り難い限り。
マシュマロをイメージさせる
土井さんのソフトボイスに耳を傾け
シェフとパティシエが
心を込めて作り上げたお料理をいただく。
誠に幸せにな気持ちで
誕生祭を締めくくらせていただきました。
いつもごちそうさまです!


さて、これにて誕生祭の記録は終了です。
お祝いしてくださった全ての方に心から感謝!
●●歳のテーマは

「人を幸せにな気分にさせる」

と決めました。
人生終わっちゃう人みたいですね^^;
いやいや、まだやり足りないことだらけ。
みんなの笑顔を一つでも多く引き出せるよう
道化にでもサザエさんにでもなりますよ。
こんな私ですが
これからもよろしくお願いします。
もう4ヶ月も過ぎてるけど。

〜 完 〜

Wine&cafe 夏目で合同バースデーパーティ

2018年01月19日 | お出かけ
最近、バカ笑いが多いことに気づきました。
バカ笑いの定義?
そんなものはよくわかりません。
現象としては下記の通りです。

・ただただおかしくて大口が開き大声が出る。
・体が「く」の字に折れ曲がるほどお腹が痛い。
・涙が出てくる。
・バカ笑い後は全速力で1kmほど走ったような脱力感。

この年でこんなにバカ笑いできるとは思ってませんでした。
もちろん1人で笑っているわけではないので
バカ笑いを共有してくれる友人たちに感謝です。
昨日のバカ笑いの余韻がまだ残っていて
今も思い出しバカ笑いしながら打ってます(笑)


さて、遡ること2017年のお誕生日当日。
仲良くさせていただいている「かぁやん商店」の
とぉやん、つまり、かぁやんの旦那さんから
1通のメッセージが届きました。

「 実はかぁやんの誕生日、mieさんと一緒の日なんです。
Wine&cafe夏目さんでバースデーパーティを催すから
内緒で登場してくれませんか?」

とのサプライズご提案。
家族水入らずの場に
私なんぞが乱入してもいいのかと躊躇しましたが
とぉやんはやる気満々。
謹んで乱入させていただくことにしました(笑)


当日は秋の嵐が到来し
まっすぐ立ってられないほどの
暴風が吹きすさんでいました。
向かい風に立ち向かってなんとか到着すると
すでに一家が着席しているのが
ウィンドウ越しに見えました。
そーっとお店の扉を開き


「お誕生日おめでとうございます!」

とサプライザーmie登場。
かぁやんは私を見ても
状況を飲み込めていない様子。
種明かししたら大喜びしてくれました^^

3人で予約しているのに
テーブルセットが4つあることを
訝しく思っていたかぁやん。
とぉやんの元カノでも来るのかしら・・・
なーんて、色々考えていたみたいですよ。
いえいえ、私でございます。
あなたと同じ日に生まれたmieです(笑)

こんな幕開けでお食事がスタート。



デュカとオイル

夏目さんの定番ですね。
スパイスとナッツの芳香が食欲をそそります。
しばしこれにバゲットをつけていただき、
泡を楽しみながら歓談。



鯛の昆布締めとお野菜

当日さばいたとは思えない旨味。
お野菜もそれぞれの持ち味を生かし
輪郭のはっきりした味わいになっていました。
これだけで泡1本飲めそうです。
実際、すごいスピードで飲んでました。
私ばっかり^^;



ざるえびのビスクと白子・ウニ

ビスクの甲殻類凝縮感が半端ない!
ビスクというより、ソースですね。この濃密さは。
白子とウニを絡めていただくと
口福という名のハーモニーが奏でられます。




鴨のロースト

ロゼというよりボルドー色。
レアレアに見えますが血はしっかり落ち着いています。
さすが百戦錬磨、熟練の料理人。
異なる部位を食べることができるのも
こうした外食ならではですね。



タルトタタン

酸味があるので食後感爽やか。
レストランのデセールは
お料理を食べ終えた味覚やお腹に
しっかり配慮してくださるから有難いわ。

知識と経験によって培われた理論で
丁寧にお作りくださった夏目さんのお料理、
しっかりと堪能させていただきました。
ごちそうさまでございます!

実はとぉやんから
誕生日の2人に
素敵な花束のプレゼントがあったんです!
感動でうるうるしてしまいました。
男性から花束をいただいたのなんて
何年振りでしょうか?思い出せません(笑)
そしてお二人とお食事をするのは
これが2回目ですが
膝を突き合わせての会食はこれが初めて。
調理の合間に夏目さんも加わってくださって
食や旅や人生など
色々な話ができて本当に楽しかったです。
時の経つのの早かったこと!
今思い出しても笑顔がほころびます^^

粋な演出満載のとぉやん、素敵です!
そんなとぉやんと手と手を取り合って
思い描いた人生を
しっかり歩んでいるかぁやんも素敵!
理想の夫婦だなぁ。
2人の間に生を受けたY君は
無垢で屈託なく本当にかわいらしい。
会の最後は興奮のピークを超えたのか
かぁやんの胸の中で寝ちゃってました♪
家族の貴重なひとときに加えていただいたこと
とても嬉しく思います。
これからも末長く友達としておつきあいさせてくださいね♪

心の底から感謝!



誕生日イブは里弄さんへ

2018年01月14日 | お出かけ
何一つとして予定通りにいかない
と、さっきまで項垂れて嘆いておりましたが
待てよ?予定通りに、思い通りに
何でもかんでも事が進んだら
人生なーんにも楽しくないではないか・・・
って考え直したら
想定外のスケジュールを
クリアしていく行程が楽しくなりました。
なんてったってポジティブ〜♪
発想の切り替えができないと
フリーランスなんて勤まりません。
切り替えができない人は不向きです。
やめておきましょう。


さて、またまた誕生日のお話です。
名古屋の友人たちから
「里弄会を開いてくれ!」と
再三催促をされまくっていたにも関わらず
鉛のように重い腰はビクともせず早1年以上。
しかしそろそろ実行しないと
私の人間性を問われそうな趨勢になってきたので
鉛をドクドクとデトックスして
晴れて腰軽女になりました(笑)
せっかくなので豊橋を堪能してもらえる内容にし
誕生日前日に決行することに。




まずは政次郎へ

ああ、麗しの秀麗塩そば・・・
カムバック・トゥー・ーミー。
みんなの希望でお昼ご飯は移転前の政次郎さん。
開店と同時に訪店して
お店を仲間内でジャックするつもりでしたが
ここで名古屋組が開店時間を間違えるという
ウッカリハプニング発生w
三河組は11時の開店と同時にいただきまして
ココニコで合流することになりました。





子供たちを遊ばせる目的で訪れた
こども未来館ココニコ。
なのに大人の方がエキサイトしているw
地図パズルで燃えたり
カプラを常識はずれに積み上げたり
もうやりたい放題w
閉館時間ギリギリまで楽しみました。
いっぱい笑ったわ^^


しっかりお腹をすかせたところで
メイン会場である里弄さんへ向かいます。



特別メニューをご用意いただきました



当然ガージェリーで乾杯♪



中華風鮮魚のお刺身サラダ

この日は舞阪水揚げの鮃でした。
シェフは寿司屋でも修行されており
鮮魚の扱いはお手の物です。



陽澄湖上海蟹のスープ

秋の中華料理といえば上海蟹。
中でも陽澄湖産は世界中から引っ張りだこ。
貴重なカニをマダムがホジホジしてくれたおかげで
こんなに美味しいスープがいただけました。
カニの風味を前面に引き出した味わいです。
甲殻類だめなメンバー用の
フカヒレスープも美味しそうだったな〜。



宮城帆立貝柱、北海道白子、まこもだけの
サクサク揚げスパイシーソルト

サックサクの衣に包まれた
ホタテ、白子、まこもだけ。
それぞれ異なる食感と味わいが
衣の中に閉じ込められまして
歯を入れると熱いジュースとともに
口内へ飛び出してきます。美味〜!
そういえば今年はまだ牡蠣のサクサク揚げを食べてないわ。
食べにいかないとシーズン終わっちゃう。



伊良湖キジハタ発酵唐辛子煮

とにかく発酵唐辛子ソースが絶品!
一滴たりとも残すまいと
スプーンでお皿を拭き掃除するかの如く平らげました。
キリッとした辛味とシャープな酸味がたまりません。



ここでバースデーサプライズ

私の記憶があるうちに祝ってくれるという
私のことを知り尽くした友人たちの
温かい心遣いに感謝。
そしてデザートではなく
チキンにキャンドルを挿す心憎さ♪
この数年間で色々見抜かれている(笑)
みんな、ありがとう!



ってことで三河赤鶏モモ肉パリパリ揚げ

クリスピーな皮にお肉部分が抱かれ
ジューシーな肉汁がしっかり蓄えられております。
ワインが進みますよ〜



土佐あかうしの台湾醤油煮込み

濃い口の台湾醤油でやや甘めに仕上げてあります。
赤身のお肉がホロホロ過ぎず硬過ぎず、の
バランスの良い食感に煮込まれていました。



北海道のいくら載せ青菜チャーハン

パラッパラでエアリーなチャーハンに
今年も高騰したイクラをたっぷり。
とても軽やかな食後感でございました。


コースは以上ですが食べ足りない我々は
黒板とにらめっこして追加オーダーしまくります。



車海老の発酵唐辛子炒め

発酵唐辛子ソースが忘れられず
ついついオーダーしてしまいました。



うーん、発酵唐辛子の実力、おそるべし

以前シェフにスターターをいただきましたが
私は腐らせてしまいました^^;
腐りにくいものを腐らせる選手権があったら
優勝する自信あり!




麻婆豆腐

シャープさが自慢の里弄謹製麻婆。
麻婆豆腐はお店の特徴が出るから面白い。




カニとレタスのチャーハン


上海蟹のあんかけチャーハン

チャーハン2種追加♪
こういうオーダーは大勢だからできること。
もう思い残すことはない(笑)



杏仁豆腐



持ち込ませていただいたワイン(有料)

豊橋くんだりまで来てくれた
友人たちに心から感謝申し上げます。
そして私なんぞの誕生日まで祝ってくれて
嬉しくって涙出てくる(;_;)
みんな、本当にありがとう!大好き!


ワガママし放題な私達を
温かい目で見守ってくださった
シェフとマダムにも感謝申し上げます!
センスと確かな技術を駆使した上
心まで込めていただいたお料理、
とても美味しゅうございました。
ごちそうさまでございましたm(_ _)m


素晴らしい誕生日イブが過ごせました。
嗚呼、私は幸せモノ♪
幸せの貰いっぱなしはダメですね。
ちゃんとフィードバックいたします^^




誕生日はフラスカティに決まっとる。

2018年01月10日 | お出かけ
淑女会・神無月の章から始まった
マイ・バースデー・ウィーク?マンス?
自他にお祝いしてもった日々が続く中
ここでは自らを自ら祝った日のことを記します。
舞台となるのは
もちろんフラスカティさんです。
この日もシェフとマダムが
暖かい笑顔で迎えてくれました^^


西浦漁港直送のアンティパスト・ミスト・マーレ

シェフが西浦の朝市まで足を伸ばし
トロ箱単位で仕入れてきた
小さな海の生き物たち。
処理が大変なので大きなお料理やさんは嫌がります。
シェフがコツコツ下ごしらえしてくれた
珠玉の海の幸が一皿に会す贅沢なメニュー。
イワシやえび、イカ、ムール貝などが
いい塩梅でいいオイルを纏い
口福感を届けてくれました。



トリッパの煮込み

絶妙は食感とギリギリまで抜いた臓物のかほり。
ギリギリってところがミソです。
抜き過ぎたらただただ味気ない
ムニョムニョしたものですもんね。



天然鮎とサマートリュフのタリアテッレ

晩夏の名残の2品を贅沢に使ったタリアテッレ。
トリュフの香りと鮎の肝の苦味が合間って
口の中が大変なことになりました。
目をつぶって咀嚼すると
ひぐらしの鳴き声と合奏する川のせせらぎと
蒸れた土の香りが感じられるわ。
妄想力だけは豊かです(笑)。



カショエペペ

ペコリーノチーズと黒胡椒、クリームのスパゲティです。
全てにおいてシンプルだからこそ
バランスと使う材料が問われます。
もちろんベスト・バランスでした。



短角牛の炭火焼

肉のジュースとも呼ぶべき肉汁が
口内で洪水のように溢れ出ます。
そしてそのアミノ酸度の高いこと!
旨味ってこういうことだ、って
思い知らせてくれる味わいなんですよ。



栗のカタラーナ

秋のカタラーナは栗ですね♪
国産の栗を贅沢に使っています。
セミフレッドの食感がたまらない。
栗のコクも素晴らしい。
これならボール一杯食べられるわ。



栗のジェラート

こちらも栗で。
この味わいは蒸留酒を呼びます。



ってことでグラッパ♪


スプマンテをグラスで1杯
白ワインをグラスで1杯
赤ワインをボトル1本
最後にグラッパで締めましたところ
シェフから

「うちのお店のお客様で
3本の指に入る大食漢で大酒飲み」

とお褒めの言葉をいただきました。
実際にはもう少しやわらかい言葉遣いです(笑)


心と体にパワーを与えてくれる
フラスカティさんのお料理。
来年もきっとお世話になることでしょう。
その前に姉の誕生日会でお邪魔するかな?
いつもご馳走様でございます!

淑女会Vol.13・神無月の章/OSTERIA CIRO

2018年01月07日 | 淑女会
2018年の備忘録初めは
13回目の淑女会をピックアップ。
行われたのは神無月でございました。
神無月といえば私の誕生月。
「きっと淑女たちが何かをしてくれるはず」
という身勝手な期待感と
「何もなかったらどうしよう。
実は嫌われてたりして…」
という不安がない交ぜになりつつも
期待感が優って足取り軽やかに会場へ向かいました。



まずはゼロ次回でビアブレイク

アイドリングしたところで
メイン会場へと向かいます。
この日の舞台はOSTERIA CIROさん。


Wow!!!!

いきなりの誕生日ケークサプライズ!
歳がバレる(笑)
酔っ払いの私の性質を
十分理解しているメンバーですから
宴の後半で祝っても
記憶の片隅から抹殺されることを予測し
冒頭でのお祝いになりました。
Y子ちゃんお手製の大人のケーキ。
通称「呑めるケーキ」w
蒸留酒が欲しくなる味わいです。
いつもありがとう!!!



そして平杯のプレゼント

とっても素敵な平杯です。
私の好みに想いを巡らせながら
みんなで選んでくれたんですって。
もう、涙がちょちょぎれます(涙)
かけがえのない友人たちから
この世に生を受けたことを祝ってもらい
心の底から幸せを感じました。
3人に感謝!




さて、飲むぞ!





前菜の盛り合わせ

秋刀魚のマリネ、地鶏白レバーのペースト
秋茄子とキノコのカッポナータ、ゼッポリーニ
パルミジャーノのパンナコッタなど。
これでワイン一人1本飲んじゃえますね^^



ジャケ買いした白ワイン


レモンのパスタ

今思い出してもほっぺがキュンとします。
酸味のしっかり効いたパスタが
南イタリアの空を思わせます。
って、行ったことないけどw
イタリアはローマ以北しか行ったことがありません。
シチリア行きたい!



サルシッチャ

肉々しさ炸裂です。



ギアラの煮込み

モツ系の煮込みをメニューで見かけたら
外せませんよね。少なくと私たちは。



イワシのショートパスタ

パン粉とイワシで鉄板シシリアーナ。
私もよく真似する一品です。
シチリアへの憧れが増幅するわ。



Y子ケーキがおしゃれに登場

うーん。お酒に合う!
彼女の作りケーキは
酒飲みのツボを押さえています。
だって彼女も酒飲みだから(笑)


この日も大爆笑することがあり
以降の数日間は思い出し笑いの連続w
一方、Y子ちゃんが突発的な腹痛に襲われるという
想定外のハプニングもおきました。
アニーの症状に似ていたので
アニー被害の先輩として何か力になれないかと
夜中にメッセンジャーでやり取り。
結局アニサキスではなく
原因がはっきりしたのは良かったけれど
しばらく痛みが続く疾患と聞き
気の毒で仕方ありません。
もうよくなったのかな?
よくなってることを祈ります。
辛いのに最後まで付き合ってくれてありがとう!



良き友と過ごせたひと時は
使い古された言葉ですがプライスレス。
色々な偶然と運命的な出会いに感謝!



大切に使ってまーす♪
ありがとう!
今月もよろしくね^^

新年早々徒然なるままに

2018年01月06日 | つぶやき
2018年がスタートいたしました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


昨年の食備忘録を書こうと思ったんですけど
なんとなくつぶやきたくなりましたので
お時間ある方はお付き合いくださいませ。


昨年は怒涛の一年でございました。
って、毎年言っているような気もします(笑)
3月に義母の末期ガンが発覚し
ちょうど3ヶ月後に天に召されました。
命のカウントダウンは
突然始まることを
改めて認識させられた次第です。
私の実の母に至っては
あまりにも突然で
カウントダウンさえさせてくれませんでした…
私の母も義母も未亡人になってから
悠々自適な生活を送るタイプかと思っていましたが(父たちに怒られるw)
勝手な想像は所詮勝手な想像でしかありません。


すなわち…
自分が描いた自分の未来予想図だって
その通りに行くとは限らないのは言わずもがな。
現に、今こうしてこの職業に就いていることを
20年前の私が想像できたでしょうか?
一寸先は闇かもしれないしパラダイスかもしれません。
ありもしないことをイジイジ考えたり
絵に描いた餅を眺めてニヤニヤ笑うよりは
「いい」と思ったことに
手を出す、足を出す、金を出す。
今までもそうしてきましたが
これからもこの方針で、
いや、本能で突き進んで行く所存です。
正直、こんな生き方は周りに迷惑をかけますが
持ち前の明るさでカバーさせていただくつもり(笑)
根に持たない、嫌なことは寝たら忘れる
悪いと思ったらすぐ謝る…
幼い頃から「泣いたカラスがもう笑う」
と揶揄されたものでした(笑)


こんな中身スッカスカ、かつ
自分勝手な私ではございますが
今後ともおつきあいのほど
どうぞ宜しくお願い申し上げます!

以上の徒然過ぎる呟きを以って
新年のご挨拶にかえさえていただきま〜す。