おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

2018年晩夏の道東だより/知床〜厚岸海鮮街道

2019年07月30日 | 旅(国内)
前日と打って変わって翌朝は快晴!
カラリとした空気が私を歓迎しているよう(な気がする)。
この日は知床方面へと行く気満々だったので
早朝からホテルを飛び出しました。



遠くに見えるは知床半島

釧路市内から150kmぐらい走ったあたりでしょうか。
雲の間から半島がうっすら見えますね。



羅臼町に到着

知床半島巡りは流石に時間がないので
根元の羅臼町でお目当のアレをいただきます。



知床食堂のウニいくら丼

北海道のウニといえば
礼文・羅臼・積丹・奥尻。
夏の羅臼に来たらウニは外せませんね。
とはいえ、ウニオンリーだと
食堂とはいえかなりのお値段。
調子に乗りすぎるとギャラを食いつぶしそうなので
不本意ながらシーズンではないイクラと
丼の表面積を折半しました。
ウニは磯の風味が炸裂して美味!
イクラはまあそれなりに(笑)。
ゆっくり堪能しようと心に決めたのに
5分足らずで平らげてしまいました。
丼、麺類をゆっくり食べるのムリ!


知床峠到着


羅臼岳




北方四島は雲に隠れて見えませんでした

峠に着いたら折り返そうと思っていたのですが
同じ景色を辿るのはつまらないと
峠の反対側へ降りていきます。
すると突然土砂降りの雨!
岬の気候は変わりやすいですね。


買いたいけど買えない


斜里町から南下したら美しい虹!

美しい風景を拝めました^^


足を伸ばして厚岸へ

厚岸といえば牡蠣が有名ですね。
湾のようになった厚岸湖が
ぷっくり肥えた牡蠣を育みます。
そして特筆すべきは
季節を問わず生で食べられること。
これは食べない手はないと
だいぶ大回りして立ち寄りました。





肉厚プリプリ

口に含むと磯の香りが立ち上り
舌の上にミネラルが広がります。
ああああーーー美味しい。
これなら1ダース食べても足りません。
前日に隣り合わせになった紳士が
「厚岸は汽水に近いから塩分が穏やか
仙鳳趾は外海だからシャープな塩分」
と教えてくださいました。
なるほど、穏やかな厚岸湖内で
荒波に揉まれずすくすく育った
箱入り娘的な印象です。
これは仙鳳趾と食べ比べないと…
と翌日の予定をここで心に決めたのでした^^
牡蠣に翻弄される旅。



釧路に戻って夜のお酒調達

この日は部屋飲みしようと決めていたので
目星をつけていた「ひこやちや」さんへ。
ご主人、とてもダンディで親切な方でした。
根室のチーズ工房の話を聞いてしまったけれど
さすがに根室は遠いなぁ〜
そしてオススメのお店も聞いてしまったので・・・





ちょっと一杯

カフェとバル「Repas(ルパ)」さん。
ひこやちやさんのご紹介とお伝えすると
相好を崩し、フレンドリーに接してくださいました。
道産の優れた食材にも大変お詳しく
ここでも美味しいお勉強を。
まっすぐホテルに帰らなくてよかった^^



釧路の街をゆるゆる歩き



お部屋飲み

総走行距離400km。北海道なら普通か。
素敵な景色と美味しい味覚に恵まれた1日でした。
大自然と親切な皆様に感謝♪

翌日に続く…



2018年晩夏の道東だより/釧路の夜

2019年07月29日 | 旅(国内)
ようやく梅雨が明けました。
「梅雨が明けたってことはもう夏休みか」
と一人納得しておりましたら
とっくの昔に夏休みに入っていたんですね。
そういえば先週選挙の期日前投票に行ったら
市役所の自由スペースで
子供達が一生懸命宿題に取り組んでおりました。
子供時代の私には考えられない勤勉ぶり。
私はラスト3日で思い出したようにやり始める振りをし
結局出し遅れて「でき次第提出します」的な言い訳をするも
先生が夏の宿題のことを忘れるまでひたすら待つ…
とんでもない悪童ですね^^;
「夏休みくらい勉強のことなんか忘れさせてよ」
「たいした内容でもないのに毎日やらせようとする魂胆が気に食わない」
というのが小学生mieの言い分でした。
だからと言って平常時も全く勉強しておらず
その結果が今の私でございます。
良い子は真似しない。ダメ、絶対。


さて本題に移ります。
「2018年晩夏の道東…誤植?」
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
いえいえ、読んで字のごとく昨年の話です。
話がどんどん過去に遡りますね。
備忘録しておきたいので
お暇ならお付き合いくださいませ。

昨年の8月下旬、緬羊牧場の取材で道東に行きました。
以前からとても気になっていた生産者さんなので
取材が決まった時は小躍りしたほど♪
8月いっぱいまでは名古屋→釧路の直行便があるため
取材日当日に釧路へ到着。
お天気が芳しくありませんでしたが
モコモコの羊の群れを間近に見ながらの取材は
非常に楽しく有意義なものでございました。
無事取材を終えてフリータイムに。



雨の釧路

濡れた路面にネオンが映り
過ぎ行く人の表情にはどことなく最果て感…
演歌が似合う街ですね。


炉ばた 万年青(おもと)

釧路といえば炉端焼きとザンギ。
ザンギはお腹に余裕があれば食べるとして
釧路感を味わうために炉端焼きは外せません。
色々調べていたら
私の嗅覚を刺激するお店が見つかりました。
それがこちらでございます。






期待通りの雰囲気です。

一応見た目女と認識されたのか
私が暖簾をくぐるや否や
「ん??」と奇異の目で見られました。
こちらも期待通りの反応です(笑)。



まずはビールで喉を潤しましょう



おでん

北海道といえばつぶ貝ですね。



仙鳳趾の焼き牡蠣

炉端の火で焼いてくれます。
牡蠣を頼んだらお隣さんから
北海道はどこどこの牡蠣が美味しい的な
レクチャーが始まりました。
ここから飲めば皆友達状態に^^



イカ焼き

ワタ入りのまま焼いてくださいます。
一人で食べるのには大きいかな。

両隣の紳士と意気投合し
北海道各地と釧路の違いや釧路自慢など
ここへ足を運ばなければ
決して聞くことができない情報を
惜しみなく教えていただきました。



お隣の紳士から頂いたCD

サラリーマンの傍歌手活動?
はたまた歌手活動の傍サラリーマン?
何れにしてもCDを発売するほどの
玄人であることは間違いありません。
演歌が似合う街で演歌のCDを歌手本人からいただく…
それも味のある炉端の席で。
反対側の紳士からはお酒を一杯ご馳走になりました。
こんなやり取りをしていると
脳内のジュークボックスが
五木ひろしと木の実ナナの
「居酒屋」にスイッチ。
これだから一人旅はやめられません。
ご一緒いただいたお二人に感謝!


翌日に続く…



尾北の女、麺活に精を出す。

2019年07月19日 | お出かけ
いつまでたっても梅雨が明けませんね。
人様からはどうみられているか謎ですが
こう見えてめちゃくちゃ洗濯好きです。
洗濯物を1日でも溜めるのがダメでして
土砂降りだろうが台風だろうが
洗濯をしない日はありません。
二日以上の旅なら洗濯セットは必需品。
そしてなるべくお日様の下で干したいのです。
多少の雨なら軒下に干してしまい
微弱でもいいから紫外線に当てたいもの。
しかしこの湿気ではかえって洗濯物が重みを帯びそう・・・
先日一瞬蝉しぐれが聞こえてきましたけれど
フライング気味で羽化したセミさんたちも
「しまった!早かったか…」と後悔していることでしょう。
このままだと日照の積算時間も足りなさそうだし
梅干しの土用干しもできません。
さっさと梅雨前線に遠ざかってほしいものです。

さて、テーマのお話です。
尾張地方北部に引っ越しまして
早くも4ヶ月近くが経過しました。
ナビの表示をノースアップにして道を覚え
東西南北の土地勘もできてきましたし
買い物のパターンもできました(三河で買うことが多いけど)。
ところが市内全土が自転車圏内といわれる岩倉市、
足しげく通いたくなる飲食店がごくわずか。
昼の部は今の所1軒のみ、夜の部は壊滅的です…
よって、行動範囲を広げざるを得ず
昼の部は近隣の市にせっせと足を伸ばし
比較的失敗の少ない麺活に精を出しております。
そんな麺活の成果をサクッとお伝えします。


1.蕎麦おがわ

イチローの生まれ故郷・豊山町にございます。







真っ当な出汁と生山葵が好印象。
やや麺が柔らかい点が気になりましたが
蕎麦の香りもちゃんと立っています。
ざるのお代わりでかけを頼んだら
かけをお代わり代金にしてくださいました。
蕎麦1人前では到底満腹にならない私にとって
2品オーダーで計1100円は有り難すぎる!
帰り際、ご主人が玄関までお見送りしてくださいました。
多くの方が頼まれる丼物には手を出さず
蕎麦2人前平らげたことに喜びを感じていただけたのなら
蕎麦食いとして本望です。



2.蕎麦の三心

春日井にございます人気店。






日曜日に一人でフラリと…
と思ったら開店前から駐車場満車。
私と隣の若い男性以外はご夫婦かファミリーでした。
一人一台で駐車場占領してスミマセン。
お隣の若い男性のオーダーは蕎麦一枚のみ。
そんなんで夕方まで持つのかなぁー、と
いらぬ心配を抱きながら定番の組み合わせをオーダー。

蕎麦の加水具合やかけの出汁が
紗羅餐っぽいと思ったら
やはり卒業生のようですね。
好みからは少し外れるものの
非常に綺麗なお蕎麦でございました。
高い人気を誇るのも深く頷けます。
今度は平日にお邪魔しよう。


3.そば処桔梗

多治見にございますこちらも人気店。
平日にもかかわらず開店と同時に満席になりました。





田舎蕎麦とかけをオーダー。
田舎はかなり麺が短め。
主人が頼んだ「ざる」の方が断然好みです。
今度はざるを大盛で頼んでかけで〆よう!


さて、ここまで麺活を時系列で紹介していますが
期せずして後半はうどん編になっています。


4.釜揚げ饂飩 鈴屋

尾張一宮の人気店です。



エビ天おろしぶっかけをオーダー。
麺は讃岐ナイズされたプリプリ食感。
出汁は地元を意識してか
いりこよりも節の存在が際立ったタイプです。
引越し以来何度か訪れており
多くの方がオーダーされている
カレーうどんを一度は食べようと思いつつ
どうしてもぶっかけに食指が動いてしまう。
カレーうどん、実は苦手なのかもしれない(笑)


5.きしめん むさしの

岐阜県各務原市にあるきしめん店です。
きしめんに飢えていた時に
お店のHPを見てロックオン。
県境を越えてしまいました。




きつねきしめん通称「コンコン」。
期間限定で提供されています。
正直、私にはお揚げが甘すぎました^^;
きしめんは期待以上のピロピロ感!
この後、すぐに再訪しました。
お揚げは抜きで(汗)。



3回目の訪問時の模様。
手打ちの冷麦なるものを見つけたので
すかさずオーダーしました。
唇をすり抜ける滑らかさが素晴らしく
なおかつ食感もしっかりあるのです。
この技、只者ではありません。

そして訪問3回目にして
きしめんに幅広バージョンがあると知ることに。
デフォルトでも十分幅広なのに
あえて幅広と宣言するとはいったい…






驚愕の幅広麺。もはやワンタン超え。
温玉がすっぽり隠れて尚幅が余ります。
迂闊に啜ってはいけません。
恐ろしく下品な音が鳴り響きます。
上品に折りたたんで口に送り込むと
艶かしいピロピロ感で私を魅了…
歯を押し返す確かな噛みごたえが
「食べてる感」ももたらします。
私の基準よりもお汁が甘めであることを差し引いても
この麺を食べるために木曽川越えする価値あります。



6.煮込みうどんかにや

一宮にある煮込みうどん専門店。





天丼セットをオーダー。
痛恨の極み…煮込みに卵入れ忘れた(号泣)

メニューをきちんと読めば避けられたミス。
青ネギとかまぼこと鶏肉の破片1片…
あまりのショックで何も覚えていません。
出直します。


7.いち川

一宮市萩原にあるうどん店です。
稲沢の「歩荷」さんへ卵を買いに行く途中
私の嗅覚が反応しました。





ころ天丼セット

「ころ」とは冷たいかけうどんのこと。
本来は「香露」と書き
東海地方のみで通用するうどん用語です。
讃岐とは異なる方向性で
手打ちのうどんも汁も好印象。
ただし、生の卵黄に戸惑うばかり…
卵黄が潰れて流れ出し
せっかくのお汁がぼやけるのは避けたいところ。
レンゲですくって薬味皿に避難させました^^;
温かいかけ蕎麦に生卵を投入する方を見かけますが
お汁がぼやけるし冷めるし、私はNG。
半熟玉子天は大好物ながら
レンゲの上で完結し
汁にダイブさせることはありません。
先日噛んだら卵黄が飛び出して
お汁が汚れた(私的に)時はテンションダダ下がりでした。


麺活の近況報告は以上です。
写真撮り忘れた佳店がありますので
またの機会に綴ります。
実はラーメン店も何店か訪問済み。
ただし再訪はなさそうなので載せません^^;


このような地道な活動を通し
尾北に馴染んでいく所存です。
生温かい目でお見守りください。





清流育ちの天然鮎尽くしは「大崎屋旅館」で

2019年07月14日 | お出かけ
一年も前のことをタラタラと書こうとしております。
「そう」編集長こと
味岡伸太郎先生と雑談をしていた時のこと。

「そういえば露久保さんは東栄町の大崎屋旅館、知ってる?」

と問いかけられました。
首を横に振ると実に魅力的な情報が。
夏の間は天然の鮎尽くしコースがあり
内容は地元の名士も太鼓判を押すクオリティ。
しかもお値段は三河の奥座敷価格!
天然鮎尽くしを都会でいただこうとしたら
少なくとも1諭吉さんとお別れする覚悟をしなければなりません。
それがそれが1樋口さんで済むと聞けば
「行きましょう!すぐにでも!」
と前のめりにならずにはいられません。
その場で先生が予約してくれまして
当日、意気揚々と東三河の奥座敷へと向かいました。



大崎屋旅館

振草川沿いに建つ料理旅館で
130年の歴史を誇ります。
この土地は国の重要無形民俗文化財である
花祭りが脈々と受け継がれているため
その研究に携わる民俗学者が常宿にしていたとか。
中央から訪れる気難しい学者を満足させるために
自ずとレベルが高くなっていったのでしょうか?
そして振草川といえば日本一に輝いたこともある
天然鮎が生息する清流です。
期待値マックスになるのは言わずもがな。



客室から望む振草川

前日に雨が降って増水していますが
エメラルドグリーンの美しい色をキープ。




南蛮漬け

野暮ったさのない南蛮酢で漬けてあります。
なので鮎の味わいが際立ちますね。




鮎寿司

山間の料理旅館はふんだんに砂糖を使いがち。
こちらの寿司酢も甘すぎず好印象でした。



塩焼き

腹にガブリとかぶりつくと
川苔由来のワイルドな肝が天然モノを物語ります。
日本酒欲しくなる…ドライバーなので我慢(涙)



魚田

味噌も甘すぎません。
これまで魚田の存在意義を疑っていましたが
鮎の肝と味噌って合いますね。



天ぷら

蓮根で作られた器におもてなし心を感じます。
天ぷらの衣も重くなく
素材の味を邪魔していませんでした。




鮎飯

稚鮎に見えますが土鍋が大きいのです。
大人5人、子供2人では到底食べきれない量。
このボリューム感は山奥スタンダードかも(笑)



手でさばいてくれます

お子様たちがファースト鮎で小骨が刺さり
ネガティブなイメージを持ったら大変です。
女将さんが綺麗にほぐしてくれるから安心ですね。
私もたまに鮎飯を作りますが
炊きたては指を火傷するほど熱いし
全て取り去ったつもりでも小骨が潜んでおり
主人が顔をしかめるのを見ると
「もう2度と作らん!」と決意することしばしば。
人様にやっていただく幸福感を噛みしめました。



完成!

色が濃いので野暮ったいと思われるかもしれません。
ところがどうして、これが大変上品な味わいです。
美味しさに喜び勇んで2回お代わりしても
鍋が空になる気配ゼロのため、
パックをいただいてお持ち帰りしました。


参加者全員大満足。
東栄町というと同じ東三河の豊橋からも
別天地とのイメージが強い土地ですが
新東名から三遠南信道が接続した今
かなり行きやすくなっております。
天然鮎は9月中旬までの提供です。
今シーズン中に再訪でしたいな〜。
岩倉市民にはハードル高めだけど^^;


ご馳走様でした!


大崎屋旅館HP

九州夏巡業2018/唐津の朝は「豆腐料理かわしま」で

2019年07月12日 | 旅(国内)
お久しぶりでございます。
またまたご無沙汰してしまいました。
テーマとは全然関係ない話ですが
昨日は豊橋まで割烹の助っ人で遠征しました。
その帰りに見た酔っ払いの印象が衝撃的で…(私はシラフ)
酔っ払いの生態ウォッチングを続け
言動の不可思議さに神秘すら感じました。
一部始終を書きたいところですが
私の文筆力ではあの神秘を表現しきれない気がしますので
ネタに困ったらそのうち書きます(笑)
しかし凄かった!


さて、つく田さんの翌朝に戻りましょう。



唐津での朝食に是非ともオススメしたいのが
川島豆腐店さんが営む「豆腐料理かわしま」。
川島豆腐店は江戸創業の老舗豆腐店です。
こちらのお豆腐がコース仕立てで味わえる朝食は
非常に高い満足度を約束してくれます。
前回もお邪魔しまして大満足だったため
今度はフルコースの2500円コースをお願いしました。
ちなみにお席はカウンター10席のみでして
8時〜、10時〜の一斉スタートのため
完全予約制で提供されています。
この日は10時にお願いしました。



おから炒りと豆乳

豆乳と豆乳を取った後のおから。
二つで一人前みたいな面白い取り合わせ(笑)
大豆の風味をダイレクトに感じられる豆乳が美味しいのはもちろん
豆乳を絞った後のおからも風味が損なわれていません。
美味しゅうございました。



豆腐の味噌漬け

これには日本酒が欲しくなりますが
運転を控えているため我慢。



ざる豆腐

8時のできたてからやや脱水し
豆の味があらわになってきた10時の豆腐。
こちらはおかわり自由です。
何もつけなくても非常に美味。
3回ぐらいお代わりしました。




お刺身

玄界灘から届くお刺身盛り合わせ。
唐津焼の器も素敵ですね。



焼き魚

こちらも日本酒を欲する味わい。
もう我慢の限界です…我慢するけど。



厚揚げ

揚げたてでエッジキレキレの厚揚げ。
歯に入れるとパリッと音がし
中からはフワッフワのお豆腐が現れる幸せのコントラスト。
香ばしさと豆腐の甘みのコントラストも好ましいです。
こちらもお代わりでき、もちろん遠慮などしませんでした。


豆腐のお味噌汁

お味噌は地元唐津のもの。
優しい仕立てです。



うずみ豆腐

豆腐と蕎麦米の雑炊です。
サラサラといつまででも飲めそう。



香の物



豆乳プリン

箱入の豆乳で作ったものとは別物です。
私め、箱入りの豆乳が飲めません。


非常に美味しゅうございました。
次回訪れる際は夕方から営業される
「日本料理会席かわしま」にお邪魔したいわ。
場所は同じくして内容が変わります。
唐津に連泊しなくては・・・
ご馳走様でございました。

川島豆腐店HP




さて、旅も終わりに近づき
福岡方面へと向かいます。



博多だるま

ワケあって避けられないラーメン道。



刺激的な豚骨フレイバー

私的にラーメン道は険しい・・・




太宰府天満宮に寄って梅ヶ枝餅を買い

都久志の湯で塩抜きをし




帰路につきます

帰りのFDAはオーソドックスなカラーリングでした。


巴蜀、雉、つく田、
川島豆腐店と幸せな流れに
ラーメンでピリオドを打ち(笑)
九州夏巡業は無事千秋楽を迎えました。
また再会と新たな出会いを求めてお邪魔します。
みなさま、ありがとうございました!


九州夏巡業2019〜完〜

九州夏巡業2018/唐津の星「つく田」

2019年07月02日 | 旅(国内)
雉の溶岩焼きで滝汗を流した後は一路唐津へ。
宿でスモーキーな塩田と化した洋服を脱ぎ去り
シャワーで塩抜きをして向かった先は…


つく田

唐津の名店でございます。
今回大将は出張中なので
息子さんに握っていただきました。
大将譲りのクールな眼差しが素敵です。



大根おろしの海苔和え

お口の中がさっぱりしますね。



メイチダイ

程よく熟成して旨味が増しています。



泥障烏賊と唐津の赤雲丹


夏の味覚が仲良く登場。
旨味の相乗効果に感激して低く唸る…



栄螺を胡瓜の酢の物

これも夏らしい一品。
火照った体がクールダウンします。



自家製オイルサーディン

つく田さんらしい酒の肴。
寿司屋の枠を超えるか超えないか
ギリギリの酒肴が酒好きのハートを鷲掴み。



〆鯖と大和芋と大根おろし

脂ののり、シメの具合が素晴らしいところに
大和芋と大根おろしという意外性。
鯖一尾分いただきたいものです。



海老と焼きなす

丁寧に裏ごししたクリーミーな焼きなすに
火を通して旨味を引き出した海老。
こう見えてとっても香ばしいのです。
見た目と味わいのギャップが楽しいですね。



鯨のハリハリ汁

ホット一呼吸。
心と胃袋に染み渡る一杯。


さて、ここから握っていただきます。
1年近く前のことなので記憶が曖昧。
一生懸命思い出の引き出しを探りますが
誤表記に関してはご勘弁を。



真鯛


泥障烏賊


車海老


オオスケ



〆鯖











帆立貝柱の低温蒸し



雲丹巻き




穴子







穴子お代わり

この他、鰯もお代わりでいただきました。
息子さん、という呼称は失礼と感じるほど
大将のセンスと技をしっかり受け継ぎ
寿司職人として独り立ちされています。
隣のお客さんが先に帰られてから
将来の展望などをお伺いしたり
名古屋のお話で盛り上がったりし
とてもいい時間が過ごせました^^
今度伺う際は親子競演でいただきたいわ。

ご馳走様でした!


翌朝はあのお店へ…


つづく