おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

杏亭

2013年11月30日 | お出かけ
いつのことだか忘れてしまったほど前ですが
写真の整理をしていたら発掘してしまったので
このお店をご紹介します。しかも2回分。



杏亭さん

名古屋駅の西口から徒歩圏内に位置。
場所柄かお昼時には
JRの職員さんをよく見かけます。


まず1回目



四川麻辣担々麺




花椒がたっぷりかかってます。
濃厚な練り胡麻の余韻を
清涼感でスッと軽くしてくれる感じ。
辛くて汗が出るんですが
口内は涼風が吹き抜けていくよう。
これぞ花椒効果ですね。



そして2回目。
前回、私が四川麻辣担々麺を食べていると
周りの人々の殆どが「汁無し」と
勝手知ったる簡略名でオーダー。
次回は「汁無し」と言うぞ、と心に決め
満を持してオーダーしました。




ランチサラダ




汁無し担々麺




よく混ぜます


美味しいんですが油の量が半端でない。
唇で油を切りながらいただきました^^;
お陰で唇はヒリヒリ。
そして食べ終わったあとの膨満感と言ったら…
私は「汁有り」でいいです。
汁有りでこの平麺を作ってくれないかな~。
そして葱の小口切りでなく
パクチーなら尚良し。


ご馳走様でした。



杏亭
名古屋市中村区亀島1-11-1
TEL/ 052-453-2344
定休日/ 日・祝日

徒然なる食卓

2013年11月29日 | 和食
急に冷え込みましたね。
しかしこれは二泊三日の寒波だそうです。
週末は行楽日和になるみたいですよ^^
山では紅葉のカーペットが見られるのかしら。

さて、昨日に引き続きまして
昨今の食事情をご紹介。




石焼きピビンパッ

韓国へのオマージュ…
なんてカッコいいことをいってみましたが
野菜室の一掃お料理です。
人参、牛蒡、茄子、もやし、エリンギ、
椎茸、法蓮草のナムルに、
豚肉のプルコギと生卵。
韓国でナムルといえば基本火を通したもの。
水分が抜けてそこそこの量に落ち着きましたが
生のままだとかなりのボリューム。
繊維質をたくさん摂取できるので
お腹の掃除ができますよ^^




根野菜と車麩の炊き合わせ

六田のお袋の味です。
ホッとしますね。こういう一品。




牡蠣フライ

今年初お目見えの牡蠣フライ。
浜名湖の特大サイズを使用しています。
身縮みしにくいので1個のボリュームが凄いの。
食べ応えあるわ~♪




名古屋コーチン有精卵目玉ごはん

新城の養鶏場で購入した
名古屋コーチン平飼い有精卵。
白身は焼いて黄身は生で。
お醤油は贅沢に鶴醤をたらーり。
朝から至福のひとときです。




牛スネ肉のラグー・グラニャーノのリングイネ

だいぶ前に作っておいた牛スネ肉のラグーを
パスタの老舗・グラニャーノのリングイネに絡め
パルミジャーノ・レッジャーノ・バッケ・ロッセを贅沢に。
バッケ・ロッセは赤牛のことです。
通常のパルミジャーノよりお味が複雑で濃厚。
美味しかった。





馬鈴薯と赤イカのインサラータ

先日ボッテガ・ビオラさんでいただいた
馬鈴薯と水ダコのインサラータをイメージ。
こういう時の馬鈴薯はメークインタイプがいいです。
オイルとレモンと塩胡椒、パセリでシンプルに。
イタリアンパセリが売り切れてたので
カールパセリで代用したら強かった…


最近、少し凹むことがあったので
ジムで10k近く走ったりしてます。
身体はスカッとするけれど
心の隅っこの方がイジイジしてる。
ところがキッチンに立つと、
パッと気が晴れるんですよね~。
ストレス解消法=Cooking!!
やっぱりね^^;




山のご馳走たち

2013年11月28日 | 和食
放浪記の紀行文を一通り書きましたので
先日参加した女子限定料理会につきまして
書こうと思ったのですが
何と、会場をご提供してくださった
S子さんちにコンデジを置いてきてしまったのです(涙)。
出かける前に一眼レフを手に取って

『なんか、忘れる気がするからコンデジでいいや』

とイヤな予感が脳裏を過ったのに
自分が案じた通り忘れてくるとは…。
会の後、仕事で一眼を使う機会が多々あったので
コンデジに切り替えた自分の危険予測を
よしとしようじゃないか。ははっ。
S子さん、ごめんなさいm(_ _)m


よって里子に出したコンデジが帰ってくるまで
素晴らしかった会の模様はお蔵入り。
しばらく私の徒然なる料理日記が続きます。


山形から持ち帰った
きのこを使った夕餉からご紹介



山形の茸たちと豚肉、葱の炒め物

ムキタケ、クリタケ、ヒラタケと
豚肉、葱を炒めまして
醤油と酒で味付けした一品です。
3種のキノコはクセがなく穏やかな味。
逆を言うと淡白で特徴がありません。
なので獣肉とあわせる方法を選びました。
豚肉が足りないアミノ酸を補ってくれて
非常に味わい深くなりましたよ。





車麩と茸と八名丸の炊き合わせ

六田の車麩を使った一品。
出汁は鶏手羽からとったものを使ってます。
茸から出た旨味と手羽の旨味が
車麩にジュンっと沁み入って
美味しいことと言ったら…



六田の麩はグルテン主体なので
煮崩れたりせず食感が抜群。
この麩だからこそ作りたい料理です。




ササミのみぞれ和え

湯引きたササミに
辛味大根のおろしを和えただけ。
自家製ポン酢でいただきます。
お口取りにおすすめの逸品。




別の日の献立です。




山形の芋煮

芋煮をイメージしたお汁です。
芋煮に欠かせないのは里芋はもちろん
牛肉だということを知っていましたか?
実りの秋は終わり収入は途絶え
冬ごもりを前にして牛の餌は家計の負担。
ちょうど脂がのった牛さんを
冬が来る前に皆で美味しく食べてしまおう、と
河原でたき火して芋煮を作り
感謝しながら皆で食べたことが芋煮会の由来なのです。
煮物で牛というと、脛か頬の赤ワイン煮、
牛すじの煮込みぐらいしか作らない私ですが
芋煮は郷土の流儀に則って牛を使いました。
あと欠かせないのは蒟蒻と茸ですね。
出汁は昆布の水出汁だけで
あとは具から出る旨味に任せます。
素朴で心身温まるお味です。




秋鮭ご飯

秋味が出盛る時期になると
鮮魚の対面コーナーでは
必ず秋味のアラが山盛りで売られます。
切り身はそっちのけでお目当てはこっち。
塩したものを少し焼いて
ほぐしたものを炊き込んだご飯です。
皮近くの旨味と脂がお米に移り
とってもおいしいご飯になるんですよ。



何らかの卵の煮物

鰆だったかな?忘れました^^;
美味しかったのは覚えてます。




砂肝と蓮根のサッと炒め

ビールに良くあう一品。




また別の日のメニュー。




名古屋コーチン卵のポーチドエッグサラダ


最近はまっている名古屋コーチンの有精卵。
とにかく黄身が美味しいんです。
火を通しすぎると魅力が半減してしまうので
ポーチドエッグにして野菜に絡ませて。




花韮とタコとベビーリーフに
黄身を纏わせていただきます。
オイルと塩、白バルサミコを振ってあるから
皿上マヨネーズみたいな感じですね。




鶏肉のブランケット

鶏のシチューのようなもの。
特に芸はありませんが
疲れている上に寒さを感じると
こういうのを身体が欲します。



こんな毎日を送っておりました。
仕事の締切が重なってしまい
ヒーヒー言っていた日々にも別れを告げ…
と思ってたらまた忙しくなりそう^^;
お仕事を頂けることはありがたいことです。

さあ、がんばろう!

うどん 丸香

2013年11月27日 | お出かけ
日本橋の山本山で海苔を購入し
(海苔は費やした金額に準じて美味しいと思う)
丸善で本を物色しまくっていたら
仕事の電話がたくさんかかってきて立ち往生…
気づいたらレイトチェックアウトの時間も目前。
本屋さんに入り込むと時間の感覚がなくなります^^;
ダッシュしてホテルへ着くや否や
部屋から荷物を運び出し
何とか無事東銀座の宿を後にしました。


そして神田でまた本を物色。
古書街や三省堂本店で立ち読みをし
昼のピークが過ぎたところでここへ。




うどん 丸香

またやってきてしまった…
神田小川町の人気讃岐うどん店です。
ピークを過ぎてもやっぱり並んでます。
でも非常に回転が早いからすぐに着席。




ぶかっけ冷中盛

前回普通盛りでは全く足りなかったので(笑)
今回は中盛りにしました。1.5玉。
グミのような弾力を持ち
歯を押し返してきます。
店主修業先の山越よりも美味しいと思う。




とり天

胸と腿。
衣は「おにやんま」より薄めでサクサク。



ちくわ天

ん?不自然に甘い。


うどんは非常に美味しいです。
伊吹のいりこ出汁も上質です。
お醤油さえよければ…
それは本場讃岐でも同様だけど。

ご馳走様でした。


うどん丸香
東京都千代田区神田小川町3-16-1
営業時間/ 月~金 11:00-19:30 土11:00-14:30(うどんがなくなり次第終了)
定休日/ 日・祝・年末年始


今年の上京はこれが最後かな。
本当は蕎麦屋とお寿司屋さんに行きたいところなんですが
そうは問屋が卸してくれず
気がつけば麺オンパレードの内容に。
ディナーがおいしかったから、いいか♪



~おわり~

そばよし

2013年11月26日 | 蕎麦
前夜にバターやらお肉を
ガッツリ補給したので
さすがに目覚めたての胃は
消化不良なまま膨満感…
このままではいけないと
朝食とお散歩を兼ねて
京橋までテクテク歩きました。




そばよし京橋店

中央通から少し入ったオフィス街にあります。
日本橋の鰹節問屋が経営するお蕎麦屋さん。
無化調出汁、自家製麺を売りにしています。
限りなく立ち食いに近いスタイルですが
お尻心地は悪いけれど簡易なスツールあり。




箱のようですがプリントしたパネル(笑)



かけそば わかめトッピング

わかめメガ盛り。
身体が繊維質を欲するのですよ…
味が変わっちゃうんですけどね^^;




濃く出された鰹の旨味が
甘い返しに毒されず活きています。
麺は機械製麺でしょうけれど
茹でたのを温めただけの
残念感は無いですよ。
名店と比べてはいけません。
この味が200円台でいただけるんですから。
あ、わかめは別料金で60円。三陸産。


江戸前の穴子天や群馬直送の舞茸天、
先程述べた三陸産のわかめ(放射能チェック済表示あり)など
具材もそれなりにこだわっています。
安心していただけるスタンド系そば、
近くにあったらいいのになぁ。


また朝食でお世話になると思います。
ご馳走様でした。


そばよし京橋店
東京都中央区京橋2-6-18
TEL/ 03-3564-9033
営業時間/ 7:30-20:00
定休日/ 土・日・祝

Bottega Viola

2013年11月25日 | お出かけ
ノープランで上京したので
ディナーを何処でとるかも決めてません。
宿をとっている東銀座から歩ける範囲で、と調べ
ここへお邪魔しました。



Bottega Viola

内幸町にひっそりと佇んでます。
一応予約を入れていったところ
先客はおらずシェフが迎えてくださいました。
笑顔が素敵な男前シェフです。




メニュー

即決型の私をも苦しめる
悩ましい内容だこと…^^;
ひと皿ひと皿のポーションがかなり多いので、
少なめにご用意することもできますよ
と告げられました。
多い?望むところ!と思ったけれど
いろいろ頂きたいので
アミューズは少なめにとお願い。



オリーブのフリット

これで少なめ…




詰めものをしたオリーブに
細引きのパン粉を付けて
カリッと揚げてあります。
かなり塩分が高いので
白ワインが恐ろしいほど進む…
ビールの方が合うかも。




水タコと馬鈴薯のサラダ

サッと湯引きした水タコと
硬めに茹でたじゃがいものサラダ。
ドレッシングはオイルと塩とレモンでシンプル。
豪快にトッピングしたイタリアンパセリが
お洒落寄りじゃなくていい感じ。





秋トリュフのトレネッテ

中太の手打ちパスタトレネッテに
大量のバターソースが絡められ
上からは惜しげもなく振り掛けられた
荒削りの秋トリュフ。
メニューを決めている時にシェフが
「今トリュフが最高にいい状態ですよ」
とおすすめしてくれたのでこれは即決。




トリュフの芳しい香りがたまりません。
バターは発酵バターでしょうか?
香り高くて複雑な味わいがします。
多分塊では見たくない量でしょう…(笑)
パスタも程よいコシと歯ごたえで好印象。
かなりパンチが効いた一品ですが
不思議と疲れることなく完食できました。
これもお洒落寄りでなくガッツリ系。
フラスカティさんと同じ方向性を感じます。




イタリア製パン

イタリアで成形まで施して冷凍したパンを
ここのキッチンで焼成したもの。
トスカーナで食べたパンを彷彿させました。
塩分控え目で粉の主張が強く
水分量多めのモッチリパーネ。



牛サーロインのグリル

本当はサーロインじゃない方をオーダーしたんですが
どうやら間違えられちゃったみたい^^;
でも、霜フリフリじゃ無さそうだし
美味しそうなんでそのままいただきました。



キッチンでは炭がパチパチ弾ける音が。
タリアータのように中は半生です。
塩とレモンだけでシンプルにいただきました。
どこのお肉かは聞忘れましたが
赤身に近い歯ごたえと旨味がなかなかいいです。
このサーロインなら食べられますわ。
フィレンツェのビステッカがモチーフなのかな?



おっしゃる通りポーションが多く
デザートもコーヒーも割愛。


この日は先客のみならず
後客も来店せず貸切状態。
「こういう日は珍しいんですけどねぇ」
と照れくさそうにシェフ。
評判では予約必須とあったので
あれ?と思いましたが
飲食店には波がありますからね。


16席ほどの小さなお店です。
とはいえシェフ一人で切り盛りするのは
大変きわまりないでしょう。
そう思って
「お一人でなさってるんですか?」
と訪ねたところ
もとは奥様がサポートしてくれてたのだけれど
出産して今は主婦業に専念してるんですって。
なーるほど。

溢れるような笑顔は素敵なのですが
本来は寡黙な職人気質なのか
質問に答えてくださるだけで
会話のキャッチボールは成立しませんでした(笑)
頑張ってください、シェフ^^;


ガッツリ系のいいお店を見つけました。
この立地で全体的にリーズナブルなのは嬉しい限り。
また上京の際にはお邪魔いたします。


ご馳走様でした!



Bottega Viola(ボッテガ ビオラ)
東京都港区西新橋1-19-14 辻ビル1F
TEL/ 03-3502-7196
営業時間/ 11:30-14:00 17:30-22:00
定休日/ 土・日・祝

おにやんま

2013年11月22日 | お出かけ
東京へ行ってきました。
朝8時半に出て首都高に入ったのは11時過ぎ。
第二東名ができて本当にラクになりました。
道幅が広くてまだ轍ができてないし
トンネルは多いけど照明が目に優しいので
疲れの度合いが旧道とは全く異なりますね。


そんなこんなで五反田に着いたのが11時半。
ここへ訪問してきました。



おにやんま

店が狭いので冷蔵庫やうどんの在庫は外。
雨の日はどうするんだろ、うどん^^;
野ざらしも計算して加水してるのかな?



お品書き

食券を買って並びます。
既に待ち客がありましたが
回転が早いのですぐに店内へ呼ばれました。
迎えられるって言うより
「次の人」と手招きされるそっけなさ(笑)
しかも店員さんは3人とも外国の方。
一抹の不安を覚えましたが
皆さんテキパキと慣れた手つきで働いているので
不安は払拭して席に着き…
いえいえ、立ち食いです。
コの字型のカウンターを見渡すと
性別・女は私だけ。





とり天ちくわ天ぶっかけ

凄い環境で揚げ物してます(汗)
鶏は胸ではなく腿でした。
脂たっぷりでボリューミー^^;
胃にバリウムを流し込まれたような重さ。
ちくわ天は、普通かな。



トルネードしてない讃岐うどん。
タイマーとか無しで
中東諸国出身風の方が
テキトーに茹でていた感じでしたが
コシとむっちり感は好感度高し。

出汁はいりこ主体でクリアです。
お醤油が、ねぇ。
讃岐うどんのお店で
お醤油の味に満足できたことないかも。
だって、有名店もアレ入り醤油だし^^;


とは言え、スタンドでこのうどんは満足。
本場讃岐の100円台のコスパには及ばないけど
東京の五反田駅前でこの値段は良心的ですね。

ささっと手繰って外へ出ようとしたら
コの字型のカウンターに囲まれている
厨房の天井にぽっかりと穴が空き
どこからともなくハシゴがヌッと登場。
店員さんが階上へと吸い込まれていきました。
ビックリするわ…ここは忍者屋敷か。
どうやら二階の打ち場に繋がるルートらしい。
あっぱれ、狭小スペース活用術。


外に出ると行列が更に長くなってました。
でも、性別・女の客人は皆無なり。


ご馳走様でした。


おにやんま
東京都品川区五反田1-6-3(高架下)
営業時間/ 平日 7:00-25:00 土日祝 9:00-23:00
不定休

韓国紀行 '13/4日目

2013年11月21日 | 旅(海外)
ようやく旅らしくなってきたところですが
もう韓国を去らねばならぬ4日目…。
名残惜しい気持ちを抱えながら
韓国らしい朝食で一日をスタートさせました。



シンソンソルロンタン

ソルロンタンでは超有名店。
ホテルの真ん前に位置します。
8年前に初めて伺った時は
こんなにお洒落な空間じゃなかった気がする。




机に埋め込まれたキムチ

好きなだけ取り出して
鋏でチョキチョキ切っていただくスタイルは
8年前と変わってませんね。




こんな風に盛りつけ




マンドゥ

母の希望でオーダー。
蒸し餃子のようなものです。
ちょっと中が冷たかった^^;




百歳ソルロンタン

ソルロンタンとは牛の骨や屑肉などを
水でグツグツ煮たスープ料理。
百歳の所以は朝鮮人参やナツメ、
栗などが入った薬膳的な要素から。
参鶏湯の牛バージョンみたいなものですね。
基本的に味はついていないので
塩やキムチを入れて味を調整します。
ここのキムチは好みの味なので
ガンガン入れていただきました。



お昼まで明洞の街をブラブラし





辛いムルレンミョン

正式名称は忘れました^^;
ムル=水、レ(ネ)ンミョン=冷麺。
ロッテデパートの地下で軽く済ませて。



19時のフライトに合わせて仁川空港へ向かい
最後の食事で別れを告げます。




スンドゥブ

辛いスープにおぼろ豆腐、
魚介などがたっぷり入った料理。
空港のレストランでしたが
なかなか美味しかったです。

私と姉は最後まで韓流メニューで貫きましたが
お婆さん達は
「韓国料理に飽きた」
とのたまいますので、
イタリアン風のお店で頼んだものを
強引に韓国料理のお店へ運んでもらいました。




パンケースに詰めた海老クリームパスタ

でかっ!若っ!炭水化物祭りっ!
二人が美味しそうに食べていたので
母に少しもらったところ、
植物性クリームのしつこさ満載のソース。
味覚の方向性、理解不可…



前半は不安と緊張感で疲労困憊した旅で
万全とは言えない調子でしたが
母が旅を続けられる状態に回復して何よりです。
最近、私たち三人姉妹に
「歳を考えなさい」「無理をしちゃだめ」
と注意されて拗ね気味だった母ですが
今回のことでかなり反省した様子。
家に籠ってふさぎ込むのは良くないけれど
年相応なアクティブさで人生を楽しんで欲しいわ。


回遊魚的な性質は
父母両方から譲り受けている私。
母を諭しながら自分をも戒めた次第です。
ほどほどなペースで
マグロ生活を続けます^^;



韓国紀行 '13 完

韓国紀行 '13/3日目

2013年11月18日 | 旅(海外)
韓国へ来て3日目の朝。
疲労が溜まって熟睡していたところ
けたたましい電話のベルに叩き起こされました。

受話器を取って「もしもし…」と応えるや否や
被せるように片言&早口の日本語で
聞き覚えの無い男性が喋りはじめました。


「〇〇様ですか?今日予約いただいたタクシー運転手です。
まだ朝ご飯食べてないですよね?
私がとんでもなく美味しいキンパッをプレゼントするので
是非食べてみていください。8時にフロントへ持ってきますね」

と一方的にまくしたてたと思ったらガチャン。
寝ぼけた頭でしばらく理解できませんでしたが
10時に予約したタクシー運転手から
朝ご飯のプレゼントがあるらしい…と判断。




キンパッ スープ付

ホテルのコンシェルジュが
キンパッが入っている袋を見
「ああ、ここのは美味しいですよ」
と言うほどですから、
ソウルっ子の間で人気があるよう。
具は人参や法蓮草や牛蒡などで
韓国海苔が巻かれております。
キンパッは確かに美味しく
ガツガツ平らげてしまいました。
スープはアノ味がかなりキツかった^^;



10時に運転手さんと再会し
漢江を跨いでソウルの街を巡りました。
主な目的はお買い物なので
私は指を咥えて見てるだけ~




お昼は東大門で定番のタッハンマリ。
運転手さんおすすめのお店へ案内いただきました。
有名な2店は行ったことあるけれど
ここは初訪問。路地裏にあります。




先ずはビール




タッ=鶏 ハンマリ=1羽

二人で1羽がデフォなので
姉と一緒にいただきます。




チョキチョキ




いただきまーす^^

タレは唐辛子味噌と醤油、とき辛子、酢を
自分の好みで混ぜて作ったもの。




キムチ

鍋物屋さんのキムチは酸味強めが基本ですが
ここのはマイルドで美味しかったわ。




〆はうどんで

半生麺を茹でずにぶち込むのは
このお店も同じやり方ですね。
最後までガツガツ食べちゃいました。
母とお姑さんも結構食べてな~。
食欲があるのは何より^^





明洞の町並みは晩秋の表情

さて、夕ご飯!







バンチャンの数々




生ビールで乾杯




団栗の木の炭




骨付カルビ

ようやく食べられました。
1日目の夜は口に入れようとしたら…
何事も無く3日目を迎えられてよかった。
しかもこのカルビ、とても美味しい!




カンジャンケジャン

これもようやく食べられた(涙)







絶品…




パットドゥッ

パッ=ご飯、トドゥッ=盗賊。
つまり飯泥棒、と言う意味。
カンジャンケジャンの別名です。
お腹がいっぱいなのに
どんどん進んでしまうから不思議。
この、飯泥棒めっ!




海鮮チヂミ

具沢山で美味しいわ。




石焼きピビンパッ

母が食べていたのを少しもらいました。




ピビンネンミョン

食べたっけ?覚えてません…



運転手さんにお勧めしてもらったので
マージン目当てで期待薄かも…と勘ぐったけど
非常にクオリティが高く美味しく
サービスも良かったので満足満足^^
キムチがおいしいお店は信頼できますね。


モーニングコールにはビックリさせられましたが
朝・昼・夜の食事を充実させてくた上
韓国の道徳観や家庭事情をはじめ
観光の案内もしっかりしてくれた運転手さん。
お陰様で充実した一日が過ごせました。
来年も渡航できたら指名しようかしら。
それまで母には健康でいてもらわないと^^;




つづく…

韓国紀行 '13/2日目

2013年11月15日 | 旅(海外)
翌朝、母の容態が安定していたので
ホテルの目の前にあるお粥屋さんで朝食をとりました。



私は椎茸とかきのお粥に




全貌

チャンジャや海苔などをトッピング




19時間ぶりの食事です^^;

空きっ腹に沁みました。
母には椎茸粥をテイクアウト。
結構な量があったのに
半分以上平らげてた…
食欲はフツーにあるみたい。



お昼は病院までの道のりの
途中にありました日式食堂へ。
日式=日本の、という意味ですが
店員さんは誰も日本語喋れないし
刺身以外、日本らしいモノ無し。




鱈ちり

ブゴク=韓国の干鱈スープの
生鱈バージョンでしょ、これは^^;
一応ポン酢らしきものが添えられてたけど
スープにしっかり味が付いてるから不要。




バンチャン

しっかり韓流ですね。
手前の青唐辛子、
アタリはとんでもなく辛かったです。
顔が真っ赤っ赤になって
ゲホゲホ咳き込むは咽せるは。




南瓜入り茶碗蒸し

日本のそれとはだいぶ異なります。




エイのフェ・サラダ

フェはお刺身を唐辛子味噌で和えたもの。
軟骨だらけで食べにくい…


日式の定義がよく分からなくなりました。
フランス人やイタリア人からしたら
日本のフレンチやイタリアンも
「なんちゃって」に見えるのでしょうね。



午後は大学病院をかけずり回り
いろんな科で診察を受けたり
診断書のサインをもらいに走ったり
(↑受付で診断書を渡され、患者が先生のサインをもらいにいくというシステムでした)
CTの画像を技師にもらったり…
眠ってないし、気を遣うし、待たされるし
はぁ疲れた。



ってことで夜はタッカルビ!




ナクチタッカルビ

ナクチ=生タコ、タッ=鶏、カルビ=骨付バラ肉、
材料を羅列しただけの料理名です。
コチュジャン等の調味料で揉み込んだ鶏肉とタコを
野菜やトッポギとともに炒めるというもの。
鶏だけのタッカルビより
タコが加わることで深みが増しました。




飛び散らないように囲い付き




具だくさん




火が通ったら囲いを外して




いただきます!

辛いけど美味しい。
辛味が沁みにくいキャベツの芯で
クールダウンしながらいただきます。




ビールも進む

久々のビールです^^;




カクテキ

タッカルビ屋さんのキムチは
だいたいがカクテキ。


具をある程度平らげたので
ポックンパッといきましょう。




ポックンパッ

ポックン=炒める、パッ=ご飯。
ようはチャーハンです。
具材の旨味が移ったタレを
ご飯に絡ませていただく
非常に合理的な料理法です。
カンジャンケジャンのタレが余ったら
このポックンパッにしない手は無いです。




店員さんが全部やってくれます。




後を引くおいしさ♪



仕事と病院で終わっちゃいましたが
何事も無く終えることができて何より^^
例えるなら…

「何にも無いようなことが~
幸せだったとおも~う~♪」

な一日でした(笑)


つづく…