おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

かどふく新守山店

2018年02月10日 | 蕎麦
ご無沙汰しております。
世間ではインフルエンザが猛威を振るっているようですが
皆様ごきげんいかがでしょうか?
私めは公私ともに多忙極まりない日常を送っております。
様々なジャンルの原稿を同時進行して書き上げ
頭がチャンポン状態に…
絡み合った頭をリセットしたく
ライトな備忘録を書かせていただきます。
おヒマでしたらお付き合いください。


新蕎麦の幟が蕎麦屋の店先にはためく頃
名古屋に所用がございまして
かどふく新守山店さんへお邪魔しました。
おめあてはペランペランのきしめんですが
お店が押したいのは新蕎麦です。
テーブルにセットされた木製のお品書きは
片面が蕎麦、その裏面がきしめん。
私がきしめんサイドを黙視していましたところ
お父さん(打つのは息子さん)が
黙視を無視するようにお品書きを裏返す。
「新蕎麦がオススメですよ。新蕎麦」と
猛烈な新蕎麦アピールでごり押しします。
無下に「ノー」と言えない
生粋の豊橋人である私は(豊橋人ってそうなんです)
ざる蕎麦とざるきしめんをオーダーしました。



ざる新蕎麦

確かに香りはいいです。
ただ、きしめんを蹴ってまで
食べる価値があるかと問われると…ビミョー^^;



汁はきしめんと一緒ですしね。



ざるきしめん

ざるが透けてみえるペラペラ感。
そう、これを待っていたのです。
唇をすり抜ける艶かしい食感。
小麦の香りもちゃんとします。
本数(枚数?)にすると4本(枚)ぐらいでしょうか?
あっという間に食べ終えてしまう
刹那的な感じがまたたまらない。
お店の意思に反するかもしれませんが
かどふく新守山店さんはきしめんの名店です。


名古屋の友人宅(通称・大盛亭)で遊び呆け
スマホを忘れて豊橋へ帰ってしまった翌日
置き去りにされたスマホを連れて帰るために
車で名古屋市北部へ向かいました。
(その節はご迷惑をおかけしましたm(_ _)m)
無事受け取ってホッとしたらお腹が空いたので
またまたかどふく新守山店さんへ。


椅子に座ると先日と同じ口上で
お父さんが蕎麦をゴリ押ししてきます。
豊橋人気質を封印して心を鬼にし
「かけきしめんをお願いします」
と声を絞り出すようにオーダー。



かけきしめん

琥珀色の液体に揺蕩う絹織物のよう。



一反木綿

絹織物って言ってるのに(笑)
勢いよく啜りますと
「ズヴォズヴォ」と下品な音がするのでご用心。
やはりあっという間に食べ終えてしまいますが
小麦粉の量はうどんと変わらないはず。
スマホのない不安な夜を過ごした翌日に
ふさわしいお昼ご飯でした。ホントか?w


小麦粉製の麺の中では
きしめんが一番好きです。
きしめんが食べたくなったら
またお邪魔します!
だからお父さん、
蕎麦をゴリ押ししないで〜



リフレッシュできたので仕事に戻ります!
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目指せ!二川在来種@手打ち蕎麦やまに

2017年12月11日 | 蕎麦
私め、外食ばかりしているイメージがあるかもしれません。
自己承認欲求を満たすべくSNSは
リア充ぶりを偽装告知するために使っているので
そのつなぎ合わせは「生活感ない!」
と見えてしまうかもしれませんね。
ところがどっこい、どっこいしょ。
実際には3食自分で作って
地味〜に生きております。
仕事場もダイニングテーブルなので
気分を変えるために
食べる場所と仕事する場所は変えてますよ(笑)

そんな日々がずーっと続くと
「自分以外の人が作ったもの食べたい!」
という衝動にかられるようになります。
大抵、土曜日か日曜日のお昼頃。
そんな時決まって思い浮かべるのが「蕎麦」。
思い立ってすぐ行けるお店は「手打ち蕎麦やまに」。
ということでちょくちょく寄らせていただいとります。
そのやまにの大将から
「明日と明後日、蕎麦を収穫するから見に来ます?」
と突然のお電話。
「行きます」と即答し
お邪魔する事にしました。



豊橋市の東端に位置する二川の某所



まだ蕎麦の花が咲いています


ご存知の通り今年の秋は長雨続き。
大事な時期にシトシト降ってしまい
蕎麦には過酷な環境だったとか。
これは三河地方に限らず
北海道を除き全国レベルの問題だったみたいですね。
丸岡在来で知られる福井や
常陸秋そばで知られる茨城
山形や長野などの一大産地も
天候不良の影響を受けて
かなり収量が減ったと言います。
それからすると二川はまだマシらしいです。




赤い蕎麦の花



白い蕎麦の花

こちらは遅蒔きだそうです。



早蒔きした方は収穫へ









なんと手刈り!

中腰で前進しながら刈っていきます。
見ているだけで腰が痛くなります。



これを数日間天日干しして
一粒一粒選っていくんですよ。
気が遠くなる作業です。
やまにの大将も今回収穫してみて
蕎麦栽培の大変さを身をもって知ったとか。
蕎麦は荒地でも育ち
栽培期間も短くて
楽してできる作物に見えますが
刈り取りからかかる人手の多さは
小麦粉などの比ではありません。
粒を選った後も石取り、磨きなど
様々な工程を経ないと食べられません。
他の麺類に比べてお蕎麦が高いの、
これで理解できますよね。
対価だと思ってください。

ひたいの汗をぬぐいながら
「12月初旬には出せますよ」と大将。
労いの言葉をかけて畑を後にしました。

でも、その前に
「自分で作ったもの食べたくない病」
が発症してやまにさんへ急行。


先日はお疲れ様でした、とお伝えしたら
大将「参った〜」って顔されてます。
その理由を尋ねたところ
収穫した夜に突風が吹いて
被せておいたブルーシートが吹っ飛び
蕎麦の実も飛んで行ってしまったとか!
50kgの収量予定が30kgに減っちゃったと。
そりゃショックですわね。
かける言葉もありません。
お蕎麦を沢山食べて
売り上げに貢献するのが
せいぜい私にできること。



北海道空知の二八

こちらは新蕎麦に切り替わっていました。




香りはあまり立ってません。
終盤に温度が上がってきた時
比較的強く感じられました。



二川の十割

こちらはH28年に刈り取ったもの。
味わいも香りも濃い!
収穫から1年経過しようとしているのに。
凄いポテンシャルだわ。
これはH29年産も楽しみこの上ない。



蕎麦はっと

試作をいただきました。
かみごたえが凄いです。
パンチのある汁じゃないと馴染みません。
お塩をパラパラかけたら丁度良かったです。



納豆だし巻き

息子さんのお料理。
優しい味わいでしたよ。


さて、12月に入りまして
「自分で作ったもの食べたくない病」
が発症したので再訪。



二川の十割

先日刈り取った蕎麦の実が
蕎麦切りとして登場しました。
なんだか感慨深いですね。
あれ?去年の方が味わいも香りも強い。
やはり長雨の影響でしょうか…
ただし特筆すべきはその弾力。
モッチモチ加減が十割とは思えません。
そのことを大将にお伝えすると
乾燥させすぎないよう
気をつけてもらったんですって。
保水しているからこうなるのか。
なーるほど。
これはこれで面白いです。




幌加内の二八

安定の美味しさ。
香りも豊かで味わい深いです。


蕎麦は同じ土地で続けて栽培していると
在来種を名乗れるようになるそうです。
自然交配があったり風土に馴染んで
オリジナリティが創造されるからかしら?
是非とも二川在来種を名乗って欲しいです。
しかし、同じ畑で同じ品種を作っても
品質って安定しないものですね。
だから面白いとも言えます。
食べるだけの私が偉そうに言うのもなんですが^^;


蕎麦に関わるみなさんに感謝!

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石臼挽き手打 蕎楽亭

2017年11月10日 | 蕎麦
東京二日目。
お昼が蕎麦モードなのはいつものこと。
たまには新規開拓したいと思うも
行ってみたいお店は拠点からかなり離れています。
思い立ったら吉日で
サクッと手繰りたいのが蕎麦。
思い立ってから足を運ぶと
空腹マックスどころか
電池切れになること間違いなしなので
遠出する気になれないんですよね^^;
ということで神楽坂の蕎楽亭へ。



石臼挽き手打 蕎楽亭

神楽坂の目抜き通りから
一本入ったところにございます。
この日は待ち客もそこそこおり中に入れず
しばらく外のベンチで座ってました。
8月終わりの昼下がり。
暑くて仕方なかったです。



ということで昼ビール

一人カウンターにねじ込んでいただき
まずはビールで喉を潤します。
両サイドの方は日本酒を楽しんでいらっしゃいました。



稚鮎の天ぷら

前回はカウンターから
油の臭いが少々立っていたので
天ぷらは遠慮しました。
今回は大丈夫そうなので鮎を一匹。
生簀から網ですくって揚げてくれます。
匍匐前進を始めそうな鮎は
ほろ苦い肝が好印象でした。



むぎめおと

ひやむぎとざるそばの合い盛りです。
ひやむぎ、前回とはかなり印象違います。
全粒粉を使っているのかな?
ほうじ茶のような色をしておりまして
つやつやと輝いております。
艶かしいタッチで唇をすり抜け
韓国冷麺をソフトにしたような弾力が感じられました。
小麦粉の香りも高いですよ。
これは美味。


ざるそばは滑りある食感ながらも
噛むと確かな歯ごたえを感じさせ
穀物由来の甘さが後から追いかけてきます。
荒々しさとは真反対にある蕎麦です。



去年のむぎめおと

参考までに去年の写真。
ね?全然違いますよね。
去年の方がいわゆる冷麦の見た目です。



お汁はひやむぎと蕎麦別々で用意

ひやむぎの汁はやや甘め。
蕎麦の汁は江戸前ではなく
ご主人の出身地である
福島風なのかな?
返しも出汁も丸みがあります。


かけも行きたいところでしたが
おやつにヴィロンのカスクルートが食べたいという理由で
グッとこらえて店を後にしました。
期待を裏切らないいいお店です。
近所に欲しい、というか
この近辺に住みたいわ・・・無理か。


ごちそうさまでした!

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かね久山田手打ちそば店+山田農場チーズ工房

2017年09月21日 | 蕎麦
7月の終わりは北海道、8月半ばは青森、
そして9月初旬にまた北海道と
このところ北の地にご縁があります。
で、今回記しますのは
7月終わりに訪れた函館での思い出。
北海道新幹線の現状終着駅である
新函館北斗駅と札幌で取材がありまして
前日入りをいたしました。


AIR DO初搭乗

少し早めに到着してレンタカーを利用し
ひっさびさの函館を観光した次第です。
そう、あれは20ウン年前。
大学卒業を目前に控えて
1人超貧乏旅行に旅立った時のこと。
バックパックに缶詰やらボンベ
コッフェルなどを詰め込んで
真冬の函館の街をトボトボ歩いていたら
横断歩道の真ん中ですってんころりん。
ひっくり返った亀のように起き上がれなくなり
車に轢かれるんじゃないかと
命の危険を感じだ瞬間でした^^;
地元のお母さんに
「そんなに大股で歩いたら危ないよ」
と注意されたのを覚えています。


さて、思い出話はこの辺にして
まずは腹ごしらえといきましょうか。



かね久山田手打ちそば店

1都市1蕎麦の規約に従いまして
お昼ご飯は事前調査したこの店で。
対岸の津軽地方に伝わる
津軽そばがいただけるそうです。
津軽そばのつなぎは
大豆をすりつぶして作った「呉汁」。
大変手間がかかるらしく
仕込みは前夜か早朝に行うそう。
厨房を覗き込むとご婦人お二人が
忙しそうに立ち働いてみえます。
お蕎麦もどちらかが打たれるようですね。
私が到着したのは12時45分。
先客は1名で後客は2名
次にお客さんが暖簾をくぐったら
「ごめんなさい、店じまいです」と。。
開店時間は11時半だから
わずか1時間15分で閉店とは^^;
それだけ仕込みが大変なのかな?



お品書き

かけともりをWでいただくのが
慣習になっている私にとって
かけもりセットはありがたい存在。
お値段からすると
レギュラーサイズ×2でないところが
やや不安でございます…
食べ足りないのは厳しい。



もり


エッジがない・・・

押し出し式?と見紛うような
丸みを帯びた麺でコシは弱め。
言われてみれば、ぐらいで
さほど大豆の主張は感じませんが
例えようのない素朴感が口内に広がります。
今まで経験したことのない蕎麦ジャンル。
「素朴」という形容に尽きます。



蕎麦汁と薬味

ウルメイワシのみでとった出汁。
汁はやや甘めで醤油の使い方は薄めです。
素朴な蕎麦にはいいのかもしれません。



かけ

やはり「素朴」の一言に尽きます(笑)
ただ、変な要素はないので
世間で言われるような
「津軽蕎麦=美味しくない」
という方程式にはなりませんでした。


昭和初期に建てられたお店は
いい意味で鄙びて趣がありました。
ご馳走様です!


函館の中心部を後にしまして
向かった先は山田農場。
チャン川先生がオススメしてくれました。
え?こんなところにあるの?
ていう場所に位置しておりまして
途中から不安になりましたが
ガタガタ道をなんとかやり過ごして到着。



アヒルさんがお出迎え



猫の影



と思ったら本体でした(笑)

土に体を擦り付けて日向ぼっこ。
私と入れ変わってくれませんか?



山田農場チーズ工房

小さな店内は大人が3人入るとギッシギシ。
北海道在住の方と訪問が重なりまして
一緒に試食させていただきました。
軽い熟成とやや長めの熟成ものを食べ比べ
長めに熟成したガロを100グラムほど購入。
山羊乳と牛乳を混ぜて作るガロは
優しさとワイルド感を兼ね備えています。
若い方はやや物足りなさを感じましたが
長熟のものは旨味が前面に現れ
印象がガラリと変わっていました。
店内ではイタリアやフランスの
自然派ワインも販売しており
ついつい手が伸びそうに。




井戸端会議かな?



山羊さんお乳をありがとう



駒ケ岳

あまりにも美しくてパチリ。
頂上が見えないのがちょっと残念ですが
雲を冠した姿も素敵ですよね。



さて、函館に戻りまーす。


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ひとり旅はSUNPU旅/だいだい

2017年06月12日 | 蕎麦

そうだ、SUNPU行こう。

原稿をメールに添付し
送信ボタンを押した途端
旅に出かけたくなりました。
とは言え豪遊するほど余裕はないし
そんなに遠くへ行く気分でもなく
しばらく腕組みして考えを巡らせたところ

「華音さんの麻婆豆腐と熱燗を合わせたい」

と、極めて具体的な欲望が湧いてきたのです。
最終目的地が決まるや否や
脳内で経由地とルートが確定しました。
一泊分の荷物をトランクに詰め込んで
車にポイっと入れれば出発準備完了です。
いざ、静岡へ出陣。


特に急がないので1号線で向かいます。
浜松の一部を除き
静岡までは街々を縫うようにバイパスが通っていますので
高速を使うメリットは大してありません。
到着時刻を気にしないドライブもまた楽し。
鼻歌交じり♪いや、絶叫熱唱一人カラオケで目的地に向かったら
暖簾が退がる直前でギリギリセーフでした^^;
ということで菊川のだいだいさんへチェックイン!


本日の天盛り

島田の蕎ノ字で修業しただけあって
天ぷらには並々ならぬこだわりがあります。
この日も地元の幸満載の内容。
蕎麦メインで行こうと思っていましたが
このお品書きを見たらスルーできません。


八笠子とアオリイカ

八笠子は多分俗称でしょう。
真っ赤な笠子とは違い
銀輪ぽい色合いです。
本家の笠子よりも旨みが少ないですが
天ぷらという調理法には合っています。
ホクホクとして美味しゅうございました。
アオリイカが美味しいのは言わずもがな。
私的にKing of 烏賊です♪



天使の海老、浅利、レッドオニオン、そら豆

旬の幸オンパレード。
浅利は残念ながら痩せ気味でした。
今年は不作でしたし、シーズン終わりですもんね。
たまねぎは秀逸でしたよ。



ズッキーニとトウモロコシ

ズッキーニには生醤油、
トウモロコシには蕎麦汁の返しと
それぞれの相性を考えて出してくれます。
初夏の訪れを目と舌で感じられました。



桜エビ

通常のハーフサイズ。
これぞご当地グルメですね。



ざるそば

蕎ノ字さん直伝の中細マッチョ麺。
この歯ごたえ好きです。
しっかり噛んでいただくと
穀物の甘みが口内に広がりますよ。
満足満足。

酒を呼ぶに決まっている天ぷらを
お茶で受け止めるのは辛すぎましたが
ここで足踏みするわけにはいきません。
いつか蕎麦前を楽しみたいとは思ってみても
この地での飲酒はハードルが高すぎます。
求む、懐の深いハンドルキーパー(笑)


腹ごしらえが完了したので
温泉で汗を流してウェイトダウンしなくちゃ…
矛盾する乙女心に寄り添うために
大好きな川根温泉に行こうと思ったところ
ホームページに見つけた「火曜定休」の赤い文字。
ちょうどSLが見える時間だったのに・・・
源泉掛け流しのあの熱い湯に浸かりたかったのに・・・
一人ぶつぶつ恨み節を唱えても
温泉が開放されることはありません。
またまた記憶の引き出しを探り出し
思いついたのが梅ヶ島温泉。
静岡市の奥座敷にございます。



奥座敷っていうか、大奥。

もうちょっと進んだら山梨県なのに
ここは紛れもなく静岡市葵区。
強引すぎやしないですかね^^;
途中ワインディングロードの連続で
すれ違えない激狭ポイントも多々ありました。
引き返したがる弱い心を封じ込め
何とかたどり着いた次第です。
鄙びた温泉街の情緒に涙が出そう。



黄金の湯

日帰り温泉施設です。
入るや否や「あと1時間で閉館です」とお姉さん。
大丈夫、カラスの行水ですから
頑張っても30分しか入ってられません。
案の定お風呂上がりにフロント前を通過したら
「もう出たの?」的な表情をされました。
露天風呂を囲む岩に頭を乗せ
体を大の字にして湯に揺蕩わせ
迫り来る山々の緑をパノラマで楽しみ
涼やかな風を頬に感じるひと時は
プライスレスでした。
心が折れそうなほど遠かったけど
来てよかったわ^^


同じ静岡市葵区にある宿へ
1時間半弱かけて辿り着き
最終目的地に向かいます。



部屋狭すぎ!



つづく・・
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naruさん一年ぶり訪問

2017年05月24日 | 蕎麦
一泊二日の遠足から帰ってきました。
フリーでお仕事させていただいていると
自分に「今日は休み」と言い聞かせない限り
土日祝関係なく仕事してしまいます。
ここのところ、仕事をしなかった日がなかったので
昨日は割り切ってスイッチOFFに。
おかげさまで心も体もリフレッシュできました!
その模様はまたお伝えしますね^^


さて、今日はオープニングトーク短めで
テーマの話に移りましょ。


約一年ぶりに浜松のnaruさんへ伺いました。
前回はチャンカワ先生と昼飲みGGBB会だったっけ(笑)
この日は他の蕎麦屋の取材を控えての訪店。
もしかしたらそのお店でもご馳走になるかもしれませんが
お蕎麦だったら一食で三人前までイケるので大丈夫。


遅めのお昼に伺ったにもかかわらず
お店は満席です。
しかも「え?ここって蕎麦屋?」と
目を疑うような客層でした。
平日なのにネクタイを締めている人はおらず
美味しそうに蕎麦をすするのは
若い女性たちやオシャレ男子たち。
しばし外で順番を待ちます。



待合スペースもnaruさんらしい^^

じっと席が空くのを待っていましたら
マスターが打ち場から出てらっしゃいました。
「お久しぶりですね」とお互いに声かけ。
相変わらずむくつけきワイルドな風貌です(笑)


カウンターに着席しまして
まずはせいろをオーダー。
お店のスタッフもオシャレで可愛い子ばかり。
お店の雰囲気にピッタリです。



せいろ

ピンと立ち揃えられた美しい蕎麦。
お店はアヴァンギャルドですが
お蕎麦に関しては江戸前の正統派。
この日は福井県産の蕎麦を自家製粉したものでした。
凛とした食感、優しい香り、甘やかな味わい、
三拍子そろっています。



蕎麦汁

これが驚くほどキレッキレ!
マスターに「返し変えました?」
とお伺いすると
「解りました?」の返答。
オープン以来この地の味覚に合わせるなど
いろいろと調整を図ってみえましたが
江戸前の辛汁に原点回帰したそうです。
そして出汁と返しのバランスが素晴らしい!
蕎麦の風味を殺すほど醤油っ辛苦なく
ギリギリまで甘さを落とした汁。
美味しかった。



蕎麦湯を注ぐ

美味しい汁は
蕎麦湯で割ってももちろん美味しい。




かけそば

後ほどの予定は置いておいて
やっぱりかけそば行っときます。
これまたキレッキレ。
naruさんはせいろとかけの返しを変えてないとのこと。
だから当然キレッキレになるのです。
最初は若干物足りなさを感じましたが
食べ進めるうちにベストだと気付くんです。
蕎麦湯割りをさんざん飲んだにもかかわらず
かけ汁もほぼ飲み干してしまいました。
残すなんて勿体なさすぎる。


お会計してお店を後にしようとしたら
ランチのピークが落ち着いたため
マスターがお見送りしてくださいました。
そこでしばし立ち話。
浜松の蕎麦屋事情もたくさん聞けて
蕎麦屋取材の行き詰まり感が解消できて何より。
もう南信州方面に行くしかない、
と思っていた矢先なので^^;

あと、naruさんの近況もお伺いできました。
夜使いのお客様が増えてきているそうです。
オープン当初からそれを狙って
飲んでも電車で帰れるよう
駅近くにお店を構えたのですからね。
描いた構想が次々と実現しているようで何より。
若い世代に蕎麦の素晴らしさ伝えたいという
もう一つの思いが叶っているのも
お昼の光景を見れば一目瞭然でした。
有言実行する強い思いと力、尊敬します。


どんどん進化しているnaruさん。
今後も目と舌が離せません。

ごちそうさまでした!
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蕎麦処 田久

2017年05月08日 | 蕎麦
今日も良いお天気ですね。
休み明けの気だるさを提げての
出勤ご苦労様でございます。

ここ数日、黄砂が飛んでいたそうですね。
花粉なのか黄砂なのか隣の芋畑の土なのか
正体は何なのか分かりませんが
私の車、おっそろしく汚なかったんです。
昨日耐えかねて洗車してもらいました。
その前にも洗おうと心に決めた日はあったのですが
連休中に洗車したい人たちでセルフも手洗いも激混み。
昨日晴れてピカピカになりました♪
ところが今朝見たらうっすらと
花粉?土?黄砂?がもう積もってる。
車体がネイビーなのですごく目立ちます。
それを見ていたら急に虚しさに襲われました。
朝化粧をしても夜には落とす、
一生懸命掃除してもすぐ汚れる・・・
毎日繰り返されるルーティーンってなによっ!と。
さて、どうでもいい話はこの辺でやめますね。


楽しい夕べを過ごした翌朝、
Y酒店のオープンを待って突撃。
お客は来ないけど繁盛店という
営業の実態を目の当たりにして来ました(笑)
お孫さんも出勤してきまして
これまた可愛いったらありゃしない♪
「じぃじ くるくる」と
パソコンのマウス操作を真似する姿を見
キュートすぎて萌え萌えに萌え。
あんなに可愛いお姫様が側にいたら
じぃじの目尻も床下まで落ちますね(笑)



今は製造していない貴重なノベルティをいただきました

Yさん、何から何までありがとうございます!
再会を約束して東へ進みましょう。




鳥取砂丘展望台

リフトで降りて砂丘探索しようと思いましたが
そういう用の靴じゃなかったので断念。
スカイブルーとオーシャンブルーのグラデーションに
サンドベージュのコントラストが美しかったです。
遠目でもw


鳥取市内に入りまして
お昼ご飯をいただきます。
ところは鳥取駅すぐそばの



蕎麦処 田久(でんきゅう)

店主は寿司屋で修行していたそうで
押し寿司もウリみたいですね。
みなさんセットメニューをオーダーしていましたが
私はそば単品で勝負。



ざるそば

挽きぐるみか黒っぽい見た目。
中細に美しく断ち揃えられております。
噛むと穀物の甘みが広がり
なかなか美味しいではありませんか。



蕎麦汁

西に見られるシャビ感はありませんが甘め。
ただNGを出すほどではありません。
山葵は残念でした^^;




かけそば

ざるがなかなか秀逸だったのと
お腹が劇的に空いていたため
間髪入れず頼みました。
鴨つくねが一つコロン。
これが出汁にふくよかさを与えてます。
ご主人のセンスが伺えますね。


蕎麦湯はなぜが二杯デフォ

片口の方には蜂蜜スプーンが付いてました。
マドラーがわりかな?

惜しむらくはお店に満たされた人工香料の香り。
根源はわかりませんがお客からではなさそうです。
お蕎麦が美味しいだけに残念です。。。





鳥取駅前市場を散策

お魚を買いたいところでしたが
すでに荷物が超ヘビー級になっていたため
ワラビと山椒のみに甘んじました。



餘部駅

ちょっと寄り道。
山をぶち抜いて通された
餘部鉄橋で有名ですね。
そして車両落下事故でも知られています。
痛ましい事故でした。
今はコンクリート橋脚になっています。
空の駅から日本海の眺望を愛でようと
順路に従って進んでいったら
エレベーターがないことに途中で気づく。
あんなに高いところに駅があるのに
エレベーターがないなんて
なんてアンバリアフリーなんだ・・・
しかもこの日は真夏日で日差しが刺すように降り注ぎ
首回りがジリジリ痛みます。
おまけに砂丘を断念した私の足元はピンヒール。
半分ぐらいまで到達して
心が折れそうになりましたが
ここまできて引き下がるのはゴメンだと
気を奮いたたせてなんとか登頂。









かつて使用されていた鉄橋と線路が
一部残されていました。




素晴らしい眺め




グレーチングから下を見たら
お尻がシュワっとしました。
この写真を撮るのも屁っ放り腰。
何せ高所恐怖症ですから。
ピンヒールで前のめりになりながら
ヨタヨタと下界へたどり着き


道の駅でキスの干物に遭遇

市場で魚を諦めたはずなのに
ひと串購入してしまったわ^^;
家で食べましたところ
お腹にアミエビがぎっしり。
ちょっとグロテスクですが
身は驚くほど美味でしたよ。


餘部を後にして城崎温泉へ向かいます。


城崎温泉を訪れるのは26年ぶり。
サークルのメンバーと訪れたのが最後です。
大学生協で探した安宿でカニを黙々と食べ
浴衣を着て外湯めぐりをした覚えがうっすらあるだけ。
その後の宴会が最大の目的だったので
温泉街の記憶が全然ありません。
記憶の焼き直しをしようと街に入りましたが
街並みも小綺麗になっており
昭和歌謡に出てきそうな趣はありません。
記憶と現状が全く結びつきませんでした。
記念にひとっ風呂と思うも
川沿いにお店や旅館がひしめき合って
パーキングが全く見つからない。
狙いを定めていた一の湯周辺はいちばんの密集地。
やむなくドライブスルーしました^^:



あれに乗って来たのだろうか・・・

どういう手段で来たかも覚えてない。
貧乏学生の貧乏旅行なので
間違いなく電車だったと思うんですけどね。


気づけはレンタカー返却時間まであと20分。
急いで豊岡市内へ戻ります。
返却したはいいんですが
電車出発時間まで40分もありました。
ホームでビールをプシュ。
強い日差しが降り注ぐ無人のホームで
ひとしきり旅の思い出に浸りましたら
4時間半かけて帰路につきます。
ヘビー級を超えて無差別級に成長した荷物を提げ
山陰本線→新幹線ホーム8分移動は
非常に厳しいものがありました(汗)



山陰の取材旅 完
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出石手打皿そば 左京

2017年05月05日 | 蕎麦
たくみやさんを後にしまして
向かいましたのは同じく皿そばの左京さん。
先回のリポートでお伝えし忘れましたが
小さな城下町・出石には
40もの蕎麦屋が軒を連ねております。
今まで全国各地のそば街道や
蕎麦の名産地を訪れてきましたが
人口に対する蕎麦屋率、日本一かも。




出石手打皿そば 左京

江戸時代三大お家騒動の一つ
仙石騒動の中心人物である
改革派の家老・仙石左京の名前をとったのでしょうか?

こちらはミシュラン兵庫の
ビブグルマンに選ばれているお店です。
混んでいるかな?と心配しましたが
お邪魔したのは2時半過ぎで
お店にはまったりとした空気が流れておりました。
ご主人がスマホいじってる姿を目撃^^;
私と同時に若い女性2組ご入店。
ご主人はお2人が席に着くやいなや
「普通の女性なら20皿は食べますよ
絶対に5枚じゃ足りないから」
とゴリ押ししておりましたが
私に何も言わないのは何故でしょう?
話しかけるなオーラがムンムンだったかしら(笑)

たくみやさんの皿そば5枚では全くもって足りませんが
取り急ぎ1人前の5皿をお願いします。



薬味セット

やはり生卵ととろろはデフォルト。



蕎麦汁

材料は天然のみを使用し
完全無添加だそうです。
つけ汁というよりは
冷やかけ汁に近い濃さ。
そしてやや甘めですね。



皿蕎麦

丸抜きの蕎麦を石臼で挽いて使用。
やはり食感は柔らかめ。



5枚完食

ちなみに左京さんでは
下記のような企画を実施中。
お店のHPよりコピペします。


男女を問わず大人20皿以上、子供15皿以上食されると、
その証として「皿そば之証」を差し上げております。
それを5枚集めて頂くと「一年間無料」になる「そば通の証」を差し上げます。
「皿そば之証」は、何年かけて集めてもらっても構いません。

また、小学生30皿、女性40皿、男性50皿を
1時間以内でお召し上がりになられた場合にも
「一年間無料」になる「そば通の証」を差し上げます。
さらに、小学生30皿、女性40皿、男性50皿を
10分以内でお召し上がりになられた場合には、
「永久無料」になる「そば通の証」を差し上げます。
ぜひ挑戦してみてください。


1時間40皿は余裕でいけそうだな。
10分40皿は目的を見失いそうでイヤ・・・
1年間、及び一生無料になっても
おいそれと訪問できない土地なので
挑戦はしませんけど^^:
我こそは、という方
ぜひ挑戦してみてください(笑)


もう一軒訪ねたいところでしたが
次の約束がございますので
但馬の小京都・出石を後にいたします。


続く。
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出石皿そば たくみや

2017年05月04日 | 蕎麦
ゴールデンウィークの後半に突入しました。
ここからは本気で仕事モードです。
とはいえ世の中のまったり休日ムードは
閉ざされた室内にもジワジワと侵入し
少し書いてはボーッ、
少し書いてはゴロン、の繰り返し…
やることリストの消し込みが滞っています。
なのにブログで気分転換(笑)。


先日、山陰地方まで取材に出向きました。
取材先様は京丹後市にございますが
午前からの取材だったので
前日に前乗りして豊岡駅周辺で宿泊。
出発ギリギリまで取材をしており
豊橋を出たのが16時近く。
到着予定は21時手前でした。
豊橋→名古屋までは「こだま」
名古屋→京都までは「のぞみ」
京都→福知山までは「特急きのさき」
福知山→豊岡までは「特急こうのとり」
乗り換え3回・・・
空路も考えましたがロスタイムが多すぎるため
陸路の選択に落ち着いた次第です。



福知山到着

ここからまだ1時間^^;



豊岡駅到着

雨ザーザーの中
頼りない折り畳み傘でPCとカメラを守り
ずぶ濡れになりながらホテル到着。
翌日に備えまして
街をフラフラ徘徊することなく
お部屋でおとなしくウィスキーをちびちび。


お陰様で翌朝は快晴でした!
取材での晴れ率、非常に高いと思います。
日頃の行いには全く自信はありません。
多分偶然でしょう。



取材先様の熱い思いに触れ
時間を忘れてしまいました。
いつものことながら感動の連続です。
この感動をしっかりお伝えしなければ・・・


脳みそと口先をフル稼働させまして
お腹はペッコペコになりました。
お昼をだいぶ回っていましたので
空腹に負けて妥協する考えも浮かんだんですが
ここまできたら出石へ蕎麦を手繰りに行こう!
と腹の虫たちに言い聞かせて一路南へ。


ここで出石と蕎麦のゆかりをご説明。
出石(いずし)は古事記や日本書記にも登場する
歴史ある街です。
室町時代に応仁の乱を引き起こした
山名宗全の山名一族がかつて本拠地にしており
但馬の中心都市として栄えました。
戦国時代には織田氏に攻め入られるなどし
江戸時代に入ると松平氏が出石城主に着任。
西暦1700年を過ぎた頃
松平氏と信州上田城主の仙石氏が国替えになると
仙石氏は信州からお抱えの蕎麦職人を帯同したため
この地に蕎麦文化が伝えられたようです。
信濃の高遠城主だった保科正之が
転封先の会津若松に蕎麦文化をもたらすなど
信州人のそば愛は筋金入りですね。
また、出石のそばは出石焼きという
白磁に盛られるのが主流。
一人前に満たない蕎麦が
五枚の手塩皿に盛られて供されます。
女性なら15枚、男性なら20枚ほど食べるんですって。
重ねた皿が箸の高さになるのが基本だとか。


出石皿そば たくみや

ありがたいことに
出石の皿そばやさんは
通し営業しているお店が多いです。
14時手前でしたが絶賛営業中。
勘を頼りにこのお店を選びました。



お品書き

趣のある町屋を改装した店構え。
土間のお席と小上がりのお席があり
小上がりに通していただきました。



本山葵が嬉しいですね



出石皿そば薬味セット

生卵ととろろが必須アイテム。
小さなお皿に分けるのは
色々な食べ方を楽しむための工夫かも。



蕎麦汁

出石焼きの白磁の徳利に
蕎麦つゆがなみなみと注がれています。
どのお店もオリジナルの徳利と猪口を用意しているみたい。
ちなみに蕎麦汁は蕎麦をたくさん食べるための配慮か
かなり薄めに作られています。
江戸の辛汁とは真反対の印象。



皿蕎麦登場



見た目よりも柔らかめ

蕎麦の主張もおとなしめです。
この蕎麦あってのこの汁ですね。
普段口にする蕎麦とは異なりますし
求める方向性は違いますが
郷土食として根付いたこの蕎麦に
色々な意味で興味がそそられます。



箸の高さには及びませんね。。。


上質なお店の雰囲気と接客の心地よさ。
これが城下町クオリティなのかしら?
蕎麦うんぬんはさておき
とてもいいお店でした^^
ご馳走様です!


さて、次のお店へ向かいます。
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手打ち蕎麦 一

2017年03月31日 | 蕎麦
息を止めて逃げるように築さんを後にし


たどり着いたのは浜松駅近くの「一」さん。
久々の訪問です。



口取りの山芋

変わり蕎麦にしようかと思いましたが
やはり十割ざるにいたします。



十割蕎麦



美しい薬味



細マッチョでハンサムですね

啜ってみて「ん?」と手が止まる。
シコシコというよりバリバリ^^;
博多のラーメンで例えるならば
バリカタでもハリガネでもなく
粉落とし並みの硬さです。
これが正解なのかよくわかりませんが
以前の一さんにはない食感。
私の歯がおかしい?


蕎麦汁は以前よりもキレッキレな辛汁。
蕎麦も汁もいろんな意味でキレッキレです。
蕎麦の食感には疑問が残りましたが
蕎麦粉の味は美味しゅうございました。
もう少ししなやかな蕎麦を
このキレ汁でいただきたいわ。



蕎麦湯はポタージュ系



蕎麦クッキーのサービス


蕎麦は穀物と水、そして人間の技術で作り上げる
ごくごくシンプルな料理です。
シンプルゆえに誤魔化しがききません。
穀物に触れてその日の加水を決め
日々変化と進化を繰り返すもの。
前回訪問時と味が違うのは
当たり前だと思えるようになりました。
だから一さん、近いうちに再訪します。
あれが正解だったのかどうなのか
この歯で確かめるために…

ともあれ、ご馳走様でした。







遠州灘の眺望

この景色を見渡すと
いつものことながら
細かい悩みなんで
どうでもよくなってしまいます。
絶えることなく
打ち寄せては引き、打ち寄せては引き…
それが小さかったり大きかったり。
人生もそんなもんだ。
ケセラセラ♪



浜松プチ蕎麦道中 完
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