おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

渾身の居酒屋メニュー

2008年03月27日 | 和食
昨日の我家の夕食です。

貝ひもときのこのバター醤油炒め

鰹のタタキサラダ 薬味たっぷりのせ

長芋豆腐の冷ややっこ

牛筋と大根の煮込み

袋井の丸福の餃子です。
これに去年漬けた新生姜とイカの塩辛
居酒屋メニュー完成です。やっぱり日本酒でしょう、と真澄の純米吟醸あらばしりを合わせました。キッチンで奮闘したかいあり、楽しい夕べでした。
日中には摘み草のゲーテ高橋さんと対談でき、これまた充実。気持ちが高ぶって今日は4時に目が覚めてしまったほど。興奮すると眠れなくなるのは小学生の頃から変わってません。それ以外は火事や地震がおきても絶対目を覚まさないのに・・・変な人です、私。


合い焼きの真似

2008年03月26日 | 和食
おとといの晩御飯です。島田の宮本でいただいた鴨の合い焼きが忘れられず、作ってみました。きっと本家本元ではブロックで焼いているのでしょうが、ブロックが無かったため、スライスを焼いて作りました。

だしは酒・みりん・醤油、少々の砂糖で作った割り下に、追い鰹で風味をつけたもの。シンプルな味が印象的だったのでこうしてみました。じっくりと弱火で焼いた葱とサッと焼いた鴨を温めた汁の中に入れて、馴染ませる程度に火を入れます。
ちょっとだしが濃すぎたかな。鴨にはいいけれど葱には辛い。まだまだ研究の余地ありです。醤油ももう少し端麗なもにして、砂糖も三温糖ではなく、この場合上白糖か氷砂糖のほうが上品にいくかも。最後に振る七味も、宮本で出してもらった黒七味の方がいいから入手しなくては。素材選びから考えなくてはなりませぬ。奥が深いから勉強のしがいがありますね。料理探求人魂に火が点りました。

春のフレンチ

2008年03月25日 | フレンチ
日曜はきちんとフレンチをつくりました。「そう」も何とか午前中で入稿でき、午後から仕込み。とくに何を作ろうというのがなかったので、素材選びをしながら決めたメニューです。

サーモンとアボガド 白アスパラのシャトー仕立て
ほんのり酸味を効かせたゼリーでシャトー型に仕立てました。

目鯛のコーンミールムニエルとブロッコリースープ
少々スパイスを効かせたブロッコリースープにコーンミールでカリッと焼き上げたムニエルを浮かべました。

鴨のロゼロースト 生姜風味のビガラードソース
ロゼに焼き上げた鴨のローストと甘酸っぱいビネガー風味の生姜ソースを添えました。

メインディッシュに合わせて開けた赤。コルトン・グランクリュの1998ビンテージです。かなり酸がこなれています。香りはピノノワ-ルらしい凝縮された赤い果実の香り。ソースにパンチがあったので、ちょっとワインの繊細さが物足りなかったかな。美味しいワインではありましたけど。

問題点もいくつかありましたが、料理を無心で作ることは私にとって至福のひととき。楽しゅうございました。

春ですね

2008年03月21日 | つぶやき
春ですね。もう。今年の桜の開花予想は3月25日前後といわれています。桜と言えば入学式、というイメージがありますが、その頃には散ってしまうのでしょうか。これも地球温暖化のせいなのでしょうかね。
私は春があまり好きではありません。花冷え、といわれる気候も一因かもしれません。夜桜を愛でながらの宴会では、決まって凍えている気がします。温かいだろうと思って裏切られる。だけど分厚いコートやモコモコのセーターは野暮ったい。そんな単純なことで嫌なだけです。
とはいえ春の山海の恵みには目がない私。先日も宮本でいただいたこごみの天ぷらは美味しかった。ほろ苦さに春の生命力を感じます。めばるやイサキなども魚も旨くなるこの時期。やっぱり春は好きかなぁ。今月末には天月さんで催される竹の子の会も楽しみ。しっかり春を満喫しておりますね、私。

絶品蕎麦

2008年03月20日 | 蕎麦
撮影お断り、とのことなので写真はありませんが、昨日静岡県島田市にある「藪蕎麦 宮本」さんに行って来ました。それぞれがお高いので前回は腹五分目ぐらいで帰ってきてしまいましたが、昨日は特別。食べたいものを全てとは言わないまでも、かなり奮発してオーダーしました。オーダーしたお品書きは以下。

・天ざる蕎麦(芝海老のかき揚げと温かいつゆでいただくざる蕎麦)
・天だね(芝海老のかき揚げ)
・合い焼き(鴨と葱を焼いて甘辛いタレで)
・手挽き蕎麦
・にしん蕎麦
・冷酒二合

です。全て完成度100%。これはこうした方がいいのに、というところがありません。にしんを炊いたのは本当に美味しかったな。私が作ったものとは別物です。お昼には考えられないほどの金額をお支払いしましたが、頑張った際には又訪れたいお店です。車を走らせる価値ありますよ。あー本当に美味しかった。

極上ユッケ

2008年03月19日 | 無国籍・その他
昨日はちょっとした記念日だったため、少々奮発して極上のお肉をユッケにしていただきました。本当は今日にしようと思っていたのですが、予約を入れようとお肉屋さんに電話したところ「今日だったらある。明日でも食べられないこともないけど、俺としてはやだなあ。」と職人魂で語ってきます。そんなこと言われたら逆らえません。ということで購入しました。

とにかくサシが凄い!大トロのような姿をしています。それを胡麻油と塩と少々のにんにくで和えました。お決まりの卵黄も乗せたのですが、はっきりいってこれはいらなかったです。コクのない赤身肉にボリュームを持たせるためにトッピングするもので、肉自体に旨味があるからかえって邪魔になりました。反省。

ハーフのシャンパーニュとともに完食。あー美味しかった。

メインとしてスピード調理した赤いポトフ。具はポトフなのですが、スープはトマトベースです。かなり美味しいです。即興で作ったのですが、これは商品化できるでしょう(どこで?)。
さあ、これから島田までお蕎麦を食べに行ってきます。贅沢をお許しください。

蝦夷鹿の燻製

2008年03月18日 | 和食
何だかバタバタしており、更新が大変遅れております。このままフェイドアウトするつもりはありませんので、どうかおつき合い願います。

先週、珍しいものをいただきました。蝦夷鹿の薫製です。生かと思いきや、スモーキーな香りがぷう~ん。でも見た目はいたってレア。スライスすると肉汁もしたたります。

食べ方を研究してね、と言われたものですから、ベストな食べ方を味わいながら考えます。Fe、つまり血の味がしっかりし、独特な酸味も感じられます。山を軽やかに駆け抜けていたのか、脂肪、という二文字を一切感じさせません。シンプルに山葵醤油、と試みたのですが、酸味が際立ってしまってベストとは言えません。塩分もしっかりあるので黒胡椒をガリガリと挽いて添えてみました。なかなか良いです。バーナーで表面を炙ったところ、香ばしさも相まってナイス。この野性味は甘めのバルサミコも合いそうですね。またチャレンジします。ごちそうさまでした。

そしてその時のメイン、八宝菜丼石焼き鍋です。おいしかった。

明日は島田の薮蕎麦・宮本に行ってきます。食べたいもの飲みたいものをオーダーしますぞ。今まで食べた蕎麦の中で断トツナンバーワン。めちゃくちゃ楽しみです。

とはいえ、そうの締切りも近づいているので、最後の仕上をしなければならないので、遊んでばかりもいられません。今まで以上に自分に厳しく、ワンセンテンスワンセンテンスを丁寧に扱っていかなければ。分かった?私。

記念日ディナー

2008年03月13日 | お出かけ
気が抜けた状態、この場合気とは魂のことを指すのでしょうか?まさに今の私のことを表しています。午前中で最終校正をし、下版しました。後は印刷を待つのみです。大変な間違いをしていようが、白紙でプリントされようが、もう手の届かないところへ行ってしまいました。世に出て皆さんのお役にたてれば幸いです。

我がままなもので、忙しければ文句を言い、暇であればつまらんとぼやく私。他にすることはいっぱいあるのに、外へ出られないのが契約ライターのつらいところです。なんか面白い仕事振られないかな~。

昨日はアソシアのディナーオーダーバイキングに行ってきました。ここの中華が私は結構好きです。味の素っぽい味がする一皿もありますが、周富徳のレシピ本でも堂々と「うまみ調味料」と書かれ、あらゆる料理に使われているものですから、中華に無加調は欠かせないのでしょう。なかには頑張っていらっしゃるシェフもいますが。オーダーした中でも松笠イカの海鮮料理はよかったです。繊細に細工を施したイカが柔らかく、ソースもいける。二人でいったいどれだけオーダーしたのか覚えていないほどで、オーダーをとる側も「まだ食うか」と半ばあきれ顔でした。それでもパートナーはデザートのマンゴープリンがお気に召した様子で、お代わりをしたかったらしく、車に乗っても「マンゴー・・・」と呟いておりました。飢餓の時代が来たら、まっ先に精神異常をきたす種の人間だわ。私も人のこと言えないけど。結婚記念日週間ということで、来週は島田にあるお蕎麦やさんに行ってきます。値段のことはきにしなくていい、と言われたので、その通りにしてくるつもりです。その後に待つ倹約生活は一時忘れて・・・。

洋物久々

2008年03月12日 | イタリアン
やっとウェディング雑誌も校了し、摘み草のリライトも納めることが出来ました。久々にのびのびとした気分を味わっております。午後から最終チェックのために出社しなければなりませんが、まあなんとかなるでしょう。締め切りと言うものは誰もが苦手なようで、クライアントさんもせっつかないと期日を守ってくれません。この一週間、一番使用したマシンは電話ではないでしょうか。「○○さんいらっしゃいますか?」「午後からの出社です」や「○○さん出社されましたでしょうか?」「ただいま接客中です」と追っかけまわしっぱなし。捕まったときの向こうの第一声が「すみません」なので後ろめたい気分はあるのでしょうね。嫌なことは後に回したいのが人ってもののようです。

さて、先週のディナー。執筆をする傍ら作った料理なので、ぜんぜん納得のいくものではありませんでした。
・赤いかと春野菜のサラダ
ブロッコリーを茹ですぎ、手を抜いてイカをボイルしなかったため、全てがバランバランな味わいで、まとまりませんでした。写真を撮る気も起こらず、です。

メバルのポワレ 里芋のスープ仕立て
です。まあまあです。里芋の茹でこぼしが少々足りなかったかな。

ラム肉のロールキャベツです
こちらは一番まともでした。ラム肉をうちでミンチにし、春キャベツに巻いてピリ辛のトマトソースで煮込みます。深みがあってなかなか旨い。材料の組み合わせに遊びがないから上手くいったのかな。

そして昨日のディナー

海の幸のグラタン
です。海の幸とホワイトソースの組み合わせは定番ですが、アクセントがないと食べ飽きるので、サワークリームでコクと酸味をプラスしました。

鴨肉のサラダ
です。おととい食べた鴨のあまりを、レアにソテーして新玉ねぎを加えたサラダにトッピング。醤油ベースのドレッシングで頂きます。不味い訳ないですね。

鍋もいい加減、というムードが我が家にも蔓延しているものですから、各々のお皿に盛る料理を忙しいながらも細々と作っております。昨日は校了を記念してシャブリを開けました。でもコクがなくちょっとがっかり。もらい物だから文句は言えませんね。

昼はダメだったので

2008年03月05日 | 洋食
昨夜頑張ったため、本日は休みが取れました。とは言っても「そう」のリライトがあるので私的には休みではありません。昼ぐらいは美味しいものを、と中華料理店でランチをとりました。

飲茶ランチです。ん~~。美味しくない。立派な店構えでネットでもその評判をチェックしたのですが、人の味覚は千差万別。私にはダメでした。看板メニューの坦々麺も二味も三味も足りない感で×。私達が求めすぎているのでしょうか。
そんな昼の不満を夜で解消しようと、パートナーの意見も取り入れて煮込みハンバーグにしました。

赤ワインベースのソースと付け合せのプティベールと人参のグラッセも格別です。瞬く間に赤ワインも空いてしまいました。ヴォーノです。

明日から又しばらく忙しい日々が続きます。多分鍋に頼ることが多くなることでしょう。夏はどうしていたのか、と記憶を辿りますが思い出せません。ブログタイトルに恥じない料理を作らなければいけないのに、ままなりません。いやだわ。