おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

ワインパーティで16種完飲

2011年07月31日 | お出かけ
昨日は書家・浜野龍峰さん主催のワインパーティ。
今回で3回目の参加です。
ソムリエセレクトのワイン16種を
セミセルフサービスで飲むというシステム。
詳しく説明しますと
ソムリエのいるカウンターに出向いて
好きなワインを注いでもらう、というスタイルです。
ほぼ全種類を制覇してきました^^

全部説明するとかなり長くなるのと
正直印象が薄いものもあり、
写真を撮り忘れているものもあります。
グダグダな感じですがご勘弁を。



プーリアのシャルドネ◎



ブルゴーニュの白△



ラインガウのリースリング◎



ポルトガルの白△



ドイツのシュペートブルグンダー△



カリフォルニアの6△



イタリアの重い赤〇



バローロ◎



スペインのリベラ・デル・デュエロ◎


以上。
全然写真とってないやん。。。
最後の2本は秀逸でした!
ドストライクな私好み。ご馳走様でした。


ご飯や肴も数々出ましたが
印象に残っているものをご紹介。



浜野さんがイタリアから持ち帰った
サラミとパルミジャーノ・レッジャーノ。
これ、美味しい!
人目を憚らず自分の分をキープしちゃいました。









熊肉のすき焼き

パーティも終盤で現れたこの料理。
物凄い存在感のある芳香でした。
香りだけで満腹になってしまいそうなほど。
でも味は意外とあっさり。
流石に脂身は残しましたけどね。
ちなみに熊肉は餓鬼先生が
北海道からわざわざお持ちになったものです。
ご馳走様でした!


何だかんだいって量を飲んでいた気がします。
最後は席に戻らずカウンターにへばり付いてたし。
なのにまっすぐ家へ帰れない私は
その後、ヒミツキチへと吸い込まれていったのでした。



ここでは鯨を食しました。
※ママが撮影協力してくれたのに超手ブレ!
ビールと泡盛を啜って帰宅後zzz。


昨日は世界のワインと
馬・熊・鯨…
珍しいお肉を貪りましたとさ。


オンディーナでサマーブリーズを頬に受け

2011年07月30日 | お出かけ
昨夜は蒲郡の「オンディーナ」さんへお邪魔しました。
北海道から書家の福瀬餓鬼先生がお出でになり
先生を囲んでのディナーに私もお招きいただいたんです。
餓鬼先生といえば日本酒・蓬莱泉の上級酒
大吟醸「吟」のラベルが有名ですね。

書の嗜みなど全くない私がお呼ばれした理由、
それは「美味いワインに目がない」
その一点に尽きるでしょう^^;
ワインに造詣の深い書家・浜野龍峰さんが
私の前に餌を撒いてくださいました。
格好の餌を目の前にぶら下げられて
断る理由などございません。



オンディーナさんの外観。
海の科学館のすぐ横で
三河湾に臨んでいます。
前身は昭和初期のお医者さんだったみたい。
趣のある佇まいに期待が高まります。



先ずはビールで乾杯!



アンティパストの数々



ビシソワーズ



イカ墨のバゲットのブルスケッタ
カップトマトのカプレーゼ
サーモンのタルタル
サーモンのムース
チキンのグリル

どれも家庭的で優しい味わいでした。


パスタも数々ご用意いただき
皆さんでシェアしていただくことに。







どれもアルデンテで安心できるお味。



ピッツァはパリパリのクラストでした。
ご馳走様です。



浜野さんにご用意いただいたワイン。


Protos Gran Reserva

私も大好きなRibera Del Dueroの赤。
濃縮された赤い果実のアロマを感じた後は
動物的で官能的なブーケが鼻腔を満たします。
空気に触れることで刻一刻と味わいが変化し
最後まで私を飽きさせない。
小悪魔的な表情を感じました。
あーーーいいワイン。



MASI CONSTASERA AMARONE

MASIは著名なワイナリーの一つ。
ヴァルポリッチェラの伝統ワイン、アマローネです。
葡萄の甘味とコクが全面に出つつ
タンニンが低いので優しさも感じる一本。
チャーミングな味わいが魅力です。



BRUNELLO DI MONTALCINO

イタリアはトスカーナのDOCGです。
3本の中では一番正統派でした。
適度なタンニンとエレガントな香味が
いかにもトスカーナらしい。
料理を締めくくるにふさわしいセレクトでした。


後半2本は浜野さんがイタリアから
重い思いをして持ち帰ってくださったもの。
旅の幸せをおすそ分けして頂きました。
感謝感謝です。

食後は広々としたウッドデッキへ出てドルチェタイム。








昨夜の夜風には癒されました。
頭を過ぎった音楽は
Isley Brothersが歌っていたSummer Breeze。
頬をなでる風がとんでもなく心地いい。
その場を離れたくなくなるほど…


素敵な時間をありがとうございました。


今日も浜野さん主催のワイン会で
昨夜の皆様方とお会いできます。
楽しんできまーす^^
幸せだなー。

奄美鶏飯とさつま揚げ

2011年07月29日 | 和食
眠れぬ夜から何とか脱することが出来そうです。
今日は日の出の時刻まで眠りました。
眠気が極まれば身体がちゃんと休息を求めるみたい。
もう大丈夫。


昨日もさっぱりメニューを調えようと
奄美鶏飯(あまみけいはん)を作りました。
本場の味は知らないですが
多分こんな感じだろう、という創作の域。



私風奄美鶏飯


醤油に漬けて蒸して裂いた鶏胸肉、
錦糸卵、しば漬け、小口切りの葱
茗荷、きざみ海苔を熱々ごはんにトッピング。



先日鶏がらでとった出汁に
鶏の蒸し汁と塩、酒を加えてスープにし
熱々を上から回しかけていただきます。
絶品!かなり美味しかったです。
食欲のない日には最適な一品です。
暑い地方の郷土料理らしいわ。



さつま揚げ

パートナーのお客様が鹿児島出身で
ご実家がさつま揚げ屋さんなんだとか。


余計なものは入っておりません。
お魚の味が濃くて美味し。
お盆に鹿児島へ旅立つので
その時、お邪魔しようと決意。



トマトそうめん

お気に入りの半田素麺で。
トマトの酸味と大葉が爽やか。
炭水化物2品なのでちょっとだけね。




もずく酢

パートナーの腹ふさぎ。
これでお腹を満たします。
沖縄の塩もずくを塩抜きし
わしたショップで購入している
特製のもずくダレでいただきます。
今度そのタレ、紹介しますね。




茄子と海老の煮びたし


茄子に鹿の子包丁を入れ
サッと炒めて出汁で煮
煮上がりに塩と片栗をまぶした海老を投入。
あとは冷やして味を入れてます。
美味しいですよ~。




佐藤水産のロッキーサーモン


先日MIYAさんのパーティでも好評だった肴。
北海道の佐藤水産さんで購入しました。
鮭の半身を洗濯板のように包丁で捌き
ソフトな燻製に仕上たもの。
これ、本当に美味しい!
ちょっとお値段は高いけれど
お使い物にもなるし取り寄せ決定。



鹿児島の郷土料理を中心に
沖縄やら北海道が仲間入りした
賑やかな晩餐でした。
ダイエットメニューじゃないじゃん。全然。




私は大人の就寝時間まで粘るため
モヒートと読書で眠気と戦うのでした。
このブックカバー、お気に入りです。
台湾で購入したシルク製。



今夜は恐れ多い方々とディナー。
体調整えて参戦してきます!

眠れぬ夜

2011年07月28日 | つぶやき
大学時代のとってもスリムな友人に
何でそんなにスリムなのか理由を聞いたところ


「あたし、あんまり寝てへんねん」


そう言ったことが今、肉声まで鮮やかに甦りました。


念のため言っておきますが
そこまでスリムになってるわけではありません。
ただ昨日、長島のアウトレットに行き
悪戯にDIESELでスキニージーンズを試着したところ
何と一番細いサイズが入ってしまったのです。
顔から判断してそんなに細いのが入る分けないだろ?
と、多分思っていたショップ店員も驚いていたよう。
んもう、失礼ね!


そう言えばジャストサイズだったパンツもダボダボだし
心無しか頬も痩けた気がする…
いかん。不健康な痩せ方は絶対いかん。
寝不足だから頭がぼーっとするし
こう、身体に活力が漲らないんですよね。
どうした!? 私。
いつもならのび太のごとく
ワン・ツー・スリーzzz…なのに。


今日こそ普通の大人が眠る時間に床に就こう。
それまでは眠気と戦うのよ。


寝苦しさも手伝って
プチ時差ボケから脱出できません。
今一番欲しいもの…それは安眠。

具だくさんぶっかけ饂飩

2011年07月28日 | 和食
寝不足がずーっと続いております。
夜更かしだったら自己責任ですが、
眠くて早く寝るのに夜中に目が覚める。
そんなことを繰り返しているせいか
最近ちょっと痩せました。
スリムになるのはうれしいのですが
何だか萎んだような…干涸びたような…。
この年で夏痩せって、あんまり良くないのかも。

それに反してパートナーは膨らむ一方。
だから少々ウェイトダウンさせようと
昨日は和の膳を調えました。



具だくさんぶっかけ饂飩

乾麺のさぬきうどんを大量に頂いたので
厚焼き卵、香味野菜、辛味大根などなどを盛って
冷たい汁をざざーっと回しかけていただきました。
厚焼き卵はパートナー大絶賛。
「お店のみたい」とだし巻卵の時と同じコメント。
そりゃそうでしょ。料亭仕込みだもん。
学生時代にアルバイトしていた割烹の板さんは
京都の有名な料亭で修行した人。
その人から無理矢理教えてもらった卵焼き。
銅製の鍋を買って何度も練習を重ねたんだからさ。



口取りもいろいろ。




鴨ロースの塩焼き

お決まりの肴です。
塩してしばらくしてロゼに焼き上げました。
生山葵も少々添えて。



お造り

パートナーからの熱いリクエストで。
私は盛っただけ。
あっ、山葵はちゃんと卸しました。




南瓜の煮物

南瓜…何のために買ったのかも忘れる程、
大分前に買って野菜室に放置しちゃってました。
学生時代に一生分食べたので
あまり食指が動かない食材なんですが
久々に醤油風味で煮てみたんです。
結構いける。今日のお弁当にも利用。


昨日のお酒。



花陽浴(はなあび)純米吟醸

埼玉の南陽酒造さん謹製で
袋吊斗瓶囲無濾過生原酒、特等八反錦100%。
うちやまさんに夏らしいお酒を、
とお願いして選んでもらった一本です。
パンチはあってアルコール分もかなり感じるけど
キレがあるから確かに飲み飽きしない。
スルスルと3合あっという間に飲んじゃった^^
美味しゅうございました。


いつもより少なめのポーションで用意し
ウェイトダウンを狙っております。
私は…現状維持でいいわ。皺が増えるもん!



梅干し仕込み完了。
土用干しの途中で台風が来てアタフタしましたが
何とか皮もふっくら柔らかくなりました。
年が明ける頃までしばしのお別れです。
美味しくなってね。

謹製麻婆豆腐・・・中華飯店瑞園開店

2011年07月27日 | 中華
連日外食で久々のうちご飯。
ちゃんと作らないと
後ろめたい感が払拭できないので
昨日はテーマを中華飯店にし
諸々を調えました。



瑞園謹製麻婆豆腐

豆鼓、ピーシェン豆板醤、花椒油を効かせた
本格的な四川麻婆豆腐です(と思う)。
四川飯店や四川豆花飯荘ほどオイリーではありませんが
きっちり麻辣は表立たせてます。
最後に花椒をガリガリとミルで挽いてトドメ。
鼻の頭から汗が噴出しますよ。



蒸し茄子のサラダ

先日の里弄さんでいただいたものを模倣。
もう少し硬めに蒸し上げても良かったかな。
皮をむいているから意外と火入りが早い。
今回は9分だったけれど、次回は7分でいこう。
タレは芝麻醤、酢、煮切り味醂、醤油、生姜など。
麻婆豆腐のヒリヒリピリピリの箸休めになりました。




キタムラサキのシャキシャキ炒め


これも里弄さんの真似。
塩とニンニク、生姜だけのシンプルな味付けです。
シャキシャキ感を残すために気を遣ってます。
お陰で理想どおりの歯ごたえに仕上がりました。
パートナーも大絶賛^^



鶏がらスープ

パートナーが
「これ超美味しい。出汁は何?」
とたずねてきました。
聞いたところで一生作ることはないはずですが
最近、よくこういう質問が出ます。
料理に目覚めてくれればいいのだけれど・・・



これが味のミソ


アツミスーパーさんでいう鶏がらは
手羽先の先っぽを集めたもの。
丸鶏の鶏がらよりも上品に仕上がります。
味も非常にふくよかになるので
塩、酒、香り付けに醤油少々だけで十分美味。
大量にスープストックをとったので
小分けにして冷凍しています。
中華やカレー、その他もろもろに大活躍。


我ながら満足のいく晩餐でした。
中華飯店「瑞園」は一旦閉店。
今日の夜はうどん処「瑞恵庵」が開店します。

ピッツェリア チーロでサマートリュフに大興奮

2011年07月26日 | お出かけ
あー。まだ余韻が残っております。
昨夜は毎月恒例の美食会。
テーマの通りサマートリュフを貪ってしまいました。
目をつぶると芳醇な香りの記憶が甦ります。



まずはビールで乾杯!



前菜にはサラダをお願いしました。



パルマのプロシュートと燻製モッツアレッラのインサラタ



水牛のモッツァレッラは土日で完売してしまったそう。
牛乳製の燻製だけれど、しっかりミルクの味が楽しめました。
燻製にすることによって食感が変わり風味も面白い。
プロシュートも肉の甘みが感じられる逸品です。


白ワインにシフトします。



フラスカティ・スペリオーレ

スペリオーレなので風味がワンランク上。
果実の香りが官能的です。
味わいも余韻が長く非常に美味い。


さてさて、いよいよ本日のメインディッシュ登場。




黒いダイヤがおもむろに運ばれ



シャッシャッシャ!



サマートリュフのピッツァ

テーブルの周りにトリュフの削りかすが散乱。
もちろんかき集めてピッツァの上へトッピングします。
ああああ~悩殺されるわ、この香り。
そりゃ豚も興奮して探しますわ。
口に含んだ途端、鼻に抜ける。
思わず逃げないように鼻の穴を押さえました。
我ながらアホ。味が分からんではないか(笑)。
メンバー4人、しばし寡黙になって咀嚼。
もう幸せの極みです。思い残すことはありません。
神様、この世に生を授けて下さりありがとうございます。



興奮冷めやらぬところに
最初にオーダーした鶏さん登場。



大山鶏のローストチキン

ピッツァ釜で30分じっくり焼き上げてあります。



テーブルで切り分けるのは殿方の仕事。
骨付きで釜焼きだから胸肉までジューシー。
バジルソースとバルサミコでお化粧して
私達をこれでもかと魅了します。
骨までしゃぶらせていただきました。



赤ワインにシフト



ROSSO CESCONI

どちらかというとフランス風のエレガントな赤。
スミレのような香りがします。
タンニンも程よくあって余韻も長い。
テロルデゴ、ラグレイン、という
土着のぶどうを使ってるみたいですね。
いい一本でした。


まだ食べられるよね、とオーダーした一枚。



北海道産フレッシュトマトのピッツァ

チーズ無しのタイプです。
トマトの糖度が半端無く高い。
生地の適度な塩分でより甘みが引き出されてます。
「これだったら1人で3枚はイケる!」
と叫んだら笑われました^^;
本当に美味しかった~。


最後の〆はサプライズ演出。



Aちゃん、Happy Birthday!

今年もう24歳、ってかまだ24歳。
いつも思うけど彼女、年齢差を感じないのよね。
というより私が幼稚なだけか…。
さらに素敵な女性になってちょうだい。
お姉さんは草葉の陰から見守ってるよ~。
いや、まだ死ねない。


イタリアンといえば〆はコレ。









グラッパ3種。
飲める3人で一杯ずつ頼んでまわし飲み。
私はシェリー樽で熟成させたのがよかったな。
飲めない画家のHさんに香りを嗅がせてあげたら
「うっ!」と言って顔を背けました。
いたって常人の反応でしょう。


昨日も沢山お話して大笑いして
美味しいものをたらふく食べて
本当に幸せな夕べでした。
H氏、いつもありがとうございます!
罰が当たらないように精進いたします。

PIZZERIA CIRO
豊橋市西幸町字浜池205-3
TEL/0532-21-8599
定休日/木曜・第3水曜日

「分ち合う旅」展で車座ワインパーティ

2011年07月25日 | お出かけ
昨日は宮城谷好是氏の写真展、
「分ち合う旅」展をじっくり拝観。
オープニングパーティ時は
人が溢れかえっていたのと
疲労困憊で見る余裕がなかったので^^;



MIYAさんは根っからの旅人体質。
世界や日本を旅しながら
心のフィルターを通して
写真を撮ってらっしゃいます。
今回はそれらから厳選した201点を展示。
じっくり一点一点見るわけですが
同じく旅人体質の私も血湧き肉踊ります(笑)。
そして何と今回はその写真を来場者に全てプレゼントという
サプライズ&太っ腹な企画!
私の選んだの、競争率高そうだったな。



旅人の必需品、地球の歩き方も展示。



低姿勢なMIYA氏がエントランスでお出迎え。

普段とは真逆なイメージ(笑)。
ネクタイ姿、今回はじめて見ました^^
いつもはアロハとクロックスで
一目でアーティストと分かる風貌。
娘さんのmasakoちゃんがアイデアを出し
ご本人もノリノリでやっちゃったそう。
今回の写真展の目玉でもあります(か?)。



飾り付けを手伝ったメンバーとご友人
我々料理担当二人と
最後までいらっしゃったゲストを含めて
何と会場でワインパーティがスタート。
ギャラリーに車座で座るって新鮮♪

旅の話題やこれからの楽しい計画、
ダジャレ連発で楽しい夜は更けました。
楽しみすぎて写真は撮っておりませぬ。


MIYAさんと出会って早6年。
前回の写真展「朧瀧」の取材で伺ったのに、
本題そっちのけで旅と食の話題に花が咲き
今日までお付き合いさせていただいてます。
とくにこの2年は一緒に旅をする機会も多く
なんだかんだ理由を付けて飲み会を開き…。
masakoちゃんと出会うきっかけもくださって
彼女とは料理&飲み友として毎週会ってるw
一生大切にしたい関係です。


昨日も楽しゅうございました。
ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願い致します!


ちなみに写真展は8月10日まで
豊橋のアートエイジギャラリーにて開催しています。
アートエイジギャラリー
愛知県豊橋市向山西町3-2(向山小学校北)
TEL: 0532-55-9988
10:00-17:00

藪蕎麦 宮本

2011年07月24日 | 蕎麦
朝、思いついちゃったんです。


「そうだ、宮本行こう。」と。



気付いたら東名高速をぶっ飛ばしてました。
何を考えてるんだか・・・本当に。



朝11時半の開店にもかかわらず
ついたのは10時45分。
当たり前ですけど一番乗り。


残念ながらここは撮影禁止。
一応ライターなので
ここからは私の表現力で何とかします。


穴子の天ぷら


オーダーを入れた途端
厨房から胡麻の香りが漂ってきました。
江戸前風に焙煎胡麻油を使っているのかな?
強すぎないけれど香ばしい芳香が鼻腔をくすぐります。
突然空腹感が胃を襲いました。

私の前にやってきた穴子は
いかにも肉厚で野趣溢れる佇まい。
一口噛むと長物独特の香味が広がります。
ふっくらした中にも歯を押し返す弾力があり
衣のサクサク感と併せて3つの食感が楽しめます。
塩でもよし。天汁でもよし。




手挽き蕎麦


初めてこの蕎麦を見たときは
我が目を疑ったほどのお子様サイズ。
しかしこの多さにはちゃんとした根拠があるのです。
伸びずに最後まで啜れる限界の量。
大将の思いが込められているんですね。


ズズズ。
うん。美味さ健在。
これでもか!という蕎麦の風味はないけれど
控えめな日本女性を思わせる
繊細な蕎麦香が感じられます。
極細なのにコシもしっかり残っている。
名人芸ですね。
今回はごく辛の江戸汁を選びました。
本当に辛いので蕎麦の端をちょんちょん、
とつけていただくのが流儀。
食後、蕎麦湯を注ぐと
どこに隠れていたのです?
と尋ねたくなるほど
鰹の風味がグンと広がります。
この瞬間、本当に感動しますよ。



ひやし鰊蕎麦

夏季限定のお品書きです。
鰊に並々ならぬ思い入れがある私は
壁の札を見て釘づけになりました。
おかわり蕎麦に即決定。


上品な出汁に二八の細打ち蕎麦。
たっぷり3切れの鰊が載せられ
三つ葉、白髪葱、木の芽などの
香り豊かな薬味が
惜しげもなくあしらわれています。
いや、これ美味しいです。
鰊の美味さを引き出す技、天晴れです。
汁まで全て飲み干しました。


天汁の蕎麦湯割り、
江戸汁の蕎麦湯割り
鰊蕎麦の汁完飲。
汁物でお腹がジャブジャブになりましたが
幸せな水ッ腹感。


朝の思考に間違いはありませんでした。
宮本さん、ご馳走様です!
出費は痛かったですけどね^^;



滞在時間30分弱。
これだけでとんぼ返りするのはもったいないので
少し足を伸ばして富士山静岡空港へ立ち寄ることに。



しかし山奥に作ったもんだ。
このハコモノ政策、大丈夫?


展望スペースがあり
飛行機ファンの皆さん達が
双眼鏡やカメラのファインダーを覗いてます。
私も負けじと望遠レンズを装着。



運よく離陸する便に遭遇。


















なんか・・・萌えたw


逆噴射の熱気で空気が揺らめき
上体が浮いた瞬間、鳥肌が立ちました。
子供の頃に見てたら夢はパイロットだったかも^^

一人でバシャバシャ連写してたから
熱狂的な飛行機好きに見えたかな?
違います。行きずりの女です。

FUJI DREAM AIRLINE、
いい夢見させてもらったぜ。


女一人蕎麦の旅、今週も完結。






里弄さんでガージェリーパーティ

2011年07月24日 | お出かけ
昨日は有志が集まって
里弄さんでガージェリーパーティを開きました。
発端は私がこのブログでアップしたこと。
それを見ていた仲間が
「豊橋でガージェリーが飲めるなんて!」
と大騒ぎになり
とんとん拍子にパーティ開催が決定しました。
のん兵衛の行動力には時に感動を覚える^^


ガージェリービールの詳細はコチラ


お店の方も喜んでいただき
何とその模様を写真に撮って
ガージェリーの本社へ届けるとのこと。
そんな・・・私達でいいのかしら?



ガージェリー・エステラ

かんぱーい!
う~ん。余韻が長くて旨い。
泡がなくなって温度が上がってものめるんだなぁ。
このグラスにもこだわりがあるんだけど
何せ不安定で繊細なのです。
身振り手振りが大きい人が多いから怖い!
何とか最後まで割らずに済んだから、ホッ。




無理言って作ってくれたのん兵衛メニュー。
どこがのん兵衛仕様かですって?
ご飯もの、スープ、デザートを割愛しているところw



自家栽培蒸しなすのサラダ

茄子の食感が素晴らしい。
柔らかすぎず硬すぎず・・・
胡麻の風味も効いて美味し。



蒸し鶏の四川ソースがけ

四川名物よだれ鶏です。
麻辣がしっかり効いて美味。
鶏の火入れ加減も抜群です。



天然鮎の唐揚げ 薬味ソースがけ

天然ですよ、天然。
鮎の淡い風味を
薬味ソースが殺していない。
みんな感動して食べてました。



タウレーロ・ピノグリージョ

ここからワインにシフト。
今回は私がセレクト担当です。
安心できる作り手タウレーロの白。
酸味が心地いい夏向けの一本。



ガージェリー・スタウト

Aさんからちょっともらって味見。
エスプレッソのようなコクがあるのに
後味にはキレさえ感じる。
じっくり飲みたいビールです。



自家栽培空芯菜の炒め物

私が知っている空芯菜よりも
かなり繊細な食感。
ニンニクとの相性抜群!



極細じゃがいもシャキシャキ炒め

本当に極細でシャキシャキ。
これだけ細いと火入れも難しいだろうに。
プロの技を見せ付けられました。



ムーンヴァイン

オーストラリアのカベルネ&シラー&メルロー。
今、一番お気に入りの一本です。
みんな気に入ってくれたみたい。
また仕入れなくっちゃ。



車海老のチリソース煮

海老もプリップリ。
ソースは結構庶民的な味でした。
お子様でも食べられる辛さです。



シベ・メルロー

ヴァンドペイのメルロー。
ムーンヴァインとの順序間違えました。
南仏とは思えない繊細さ。
ブルゴーニュを思わせる色合いと風味でした。
美味しいんだけどムーンの後だと存在感薄すぎ。
これは初めてのオーダーだからな~。



特製 黒い酢豚

前回もパートナーと絶賛した酢豚。
甘すぎないタレがいいんですよ。
最後にこれが出て大満足。



我々の心を鷲づかみにしたメニュー。
里弄さん、ありがとうございました。
楽しい仲間と美味しいお酒と料理・・・
一堂に会したときに
「生きてて良かった」
と心底思います。
またテーマ決めてやりましょうね~。



と、ここで終わる我々ではありません。
MIYAスタジオに場所を移して
市電が行きかう音をBGMに
屋外パーティで盛り上がったのでした。


今夜もパーティだわ♪